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Homebrew で rbenv と ruby-build をインストールし、Ruby をインストールしている。Nokogiri をインストールしようとするとlibiconv が足りないとエラーがでる。Nokogiri のインストールマニュアルを見ると以下のようなことが書いてある。

homebrew 0.8 or later

brew install libxml2 libxslt
brew link libxml2 libxslt
gem install nokogiri

言われたとおりにシンボリックリンク張って、さらに libiconv にもシンボリックリンクはった。この状態だとちゃんと Nokogiri 入る。入るが、

$ brew doctor

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Lokka になくて不便だと感じていたのがスパムコメントの一括削除機能だった。スパムを取得するメソッド、またそれらをまとめて削除するメソッドはあったので、それを呼び出すインターフェースを作ってみた。最初はテストなしで pull request しようとしてたけど Lokka に怒濤のようにテストコードを書いて push している tomykaira さんのブログ記事(lokka コミッタからのお願いをお読みください - tomykaira makes love with codes)を読んで心を入れ替え、本日の Lokkathon でテストコードを書いて pull request してみた。無事 merge して頂きました。

P_BLOG の改造とかして地道にコードを公開したりはしてたけど、やっとオープンソースにコミットできた感じがする。もっと頑張っていきたいです。

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Unicorn の設定をミスって(たと思ってけど実はそうじゃなかった)ポータルシットが12月の半ば頃から死んだままになってた。きっかけは Capistrano の導入で、仕事で Capistrano 使っていて大変便利なので、これをポータルシットでも使おうとした。

Unicorn で便利なのが、 kill -USR2 `cat tmp/pids/unicorn.pid` とかやることで、ダウンタイム無しに Rails アプリケーションを再起動できるとこだ。これを Sinatra 製の Lokka でも実現したかった。Capistrano と併せて運用することで、サーバーに SSH で接続せずとも

$ bundle exec cap deploy:restart

とかで Lokka を再起動できるようになる。

これまで Lokka の database.yml に DB への接続情報をべた書きしていたのをやめ、起動時にはシェルで以下のコマンドを実行するようにした。

$ env DATABASE_URL=path/to/db bundle exec unicorn -c config/unicorn.rb -D -E production

Capistrano の deploy.rb に書くと以下のようになる。

namespace :deploy do
  task :start do
    run "cd #{current_path}; env DATABASE_URL=#{db_path} bundle exec unicorn -c config/unicorn.rb -D -E production"
  end
end

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Railsで画面を作っていて、DBを参照せずにselect -> option なHTML(ドロップダウンリスト)を出力したいと思った。DBに入ってない値をドロップダウンリストとして表示する方法。ググったらこういうやり方がヒットした。

このやりが方がかっちょいいのかバッドノウハウなのか判別つかないけど、モデルに定数を書いてそこにいろいろ入れてしまうらしい。以下のような感じ。

class Event < ActiveRecord::Base
  DAYS = ['Monday', 'Tuesday', 'Wednesday', ...]
end

でこれをモデルから参照するときは以下のようにする。

<%= select(:event, :day, Event::DAYS) %>

これでうまいことドロップダウンリストを表示できる。

ところが一点問題があって、このドロップダウンリストで表示したい値が "(ダブルクオーテーション)を含んでいたとする。ダブルクオーテーションはRailsによって自動的にエスケープ処理されてしまうので、 " と表示させたいのに &quot; とか表示されてしまう。Form系のヘルパーメソッドで text_area_tag なら :escape => false とか出来るんだけど、select でそれをやるのは不可能だった。

Railsで文字列のエスケープをせずに出力する方法は一般的に

<%= raw("文字列") %>

とか

<%= "文字列".html_safe %>

だけど、「まさかそれをモデルの中でやっちゃってもエラー出るよね?」と思いながらやってみたらちゃんとエスケープせずにHTMLを出力できた。

モデルクラスのなかにヘルパーメソッドを書くのは気持ち悪いと思うけど、それ以外ではビューの中でイテレータを書いて一個一個エスケープしない処理を書くか、独自のヘルパーメソッドを書くしかない。なんかまどろっこしい気がするのでとりあえずこのやり方で行ってみることにします。

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本当は tech.portalshit.net に書くべきネタなのかもしんないけど jekyll 動かすのだるいのでここに書きます。

Node.jsをMacにインストールしてたんだけど(何にも使ってなくてただインストールしてただけ)、NodeがVersion 0.5くらいになってからインストールに失敗するようになった。gcc関連のエラーが出てるっぽい。なんかXcode 4.2が悪いとかネットを検索すると出てくるので、削除してosx-gcc-installer入れたりしたけど結局変わらずだった。Xcodeのバージョンを落として4.1にしてみたりもしたけど効果がなかった。

OS入れ直すしかないかなー、めんどくさいなーと思っていたところ、 `brew doctor` したときの画面を見てたら、「homebrewで入れたopensslとreadlineにシンボリックリンクがはってあってPATHが通ってるから消しとけや」みたいな警告が出た。readlineやopensslはRubyを自分でインストールするときに必要なので入れてた。まさか関係あるとは思っていなかったので `brew doctor` したときに出るこの辺の警告は無視してたんだけど、警告に従って `brew unlink readline; brew unlike openssl` してみたらすんなりNode.jsがインストールできた。

というわけでして、homebrewで入れたreadlineとかopensslを /usr/local 以下にシンボリックリンクするとインストールに失敗するソフトもあるようですので、皆様におかれましてはご注意下さい。

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Railsで建物名みたいなカラムに building ってのを当ててたら

ActionView::Template::Error (no block given (yield)):

みたいなエラーが出るんですけど、Railsで building って予約語なんですかね。

なんか Rails Wiki のReserved Words You Can’t Use は真っ白だし、古い方のWikiの予約語一覧 にも building は入ってないし。

とりあえず複数形にして対応したけど気持ち悪い。

追記

どうやらMongoidに起因するエラーのようです。

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RVM、便利に使わせてもらっていたけど、Rubyの新しいのがリリースされるたびにいろいろアレだったので rbenv を使ってみることにした。移行、しんどいかなと思ってたけど非常に簡単で大変よかった。

RVMのキモさ

RVMの悪いところはググればいろいろ出てくるけど、OSの cd やRubyの gem コマンドをシェルスクリプトで置き換えるとか、行儀が悪いところが問題らしい。個人的に気にくわなかったのがRVMがどんどんでかくなっていって、Rubyのビルドに必要なパッケージまで管理できるようになったところとか(.rvm以下に新しくシステムができるみたいな感じがキモかった)、パッケージインストール用のコマンドがhelpドキュメントでは rvm package install なのに rvm pkg install にいつの間にか変わっていて訳がわからないところとか、よくわからないシェルスクリプトがログイン時に実行されるところとか、 rvmsudo っていうコマンドのキモさとかいろいろ。

rbenv

rbenvはRubyのバージョンを切り替えるためのツールなのでインストールはやってくれないけど、ruby-buildというツールを別に入れることで、 rbenv install 1.9.2-p290 とかでRubyのインストールもこなしてくれるようになる。

あまりRVMを使いこなしてたとはいえなかった自分にとってはrbenvくらいでちょうどいいような感じがする。gemsetとか使わんし。そんくらいだったBundler使うし。

インストールは以下のページが参考になります。

なおrbenvはRubyインストール時のconfigureオプションの指定方法が特殊です。直接は指定できないようなので以下のようにします。(homebrewでインストールしたreadlineとiconvのパスを指定する例)

$CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=/usr/local --with-iconv-dir=/usr/local" rbenv install 1.9.2-p290

デフォルトのオプションなしのRubyだとearthquake.gemが動かなかったりjekyllが使えなかったりするので僕は↑のオプションを追加しました。よろしかったらお試し下さい。