Lingr 、 lingr-irc + ZNC 経由で見てるんだけど、 5 分おきくらいに接続が切れて辛い感じだった。vim 界隈で有名な mattn さんがエラーにならないように改修してるぽかったので (Pull Request 出してあるけどまだマージされてない ping pong by mattn · Pull Request #3 · psychs/lingr-irc )ブランチを拾ってきて Merge してみたらかなり良い感じに Lingr を IRC クライアントで見られるようになった。併せてこちらの Pull Request bot message should be NOTICE by mattn · Pull Request #4 · psychs/lingr-irc のパッチも当てると GitHub からの通知とかは PRVMSG 扱いではなく NOTICE になるのでより IRC っぽくなる。便利。
MacVim kaoriya で quickrun できた
先日、自宅の MacBook Pro (Mid 2009) 内の MacVim kaoriya で quickrun が実行できないと書いた(Homebrew で入れた MacVim だと quickrun できる)。どうも Python が原因らしいことがわかっていた。
Mac に入っている Python のバージョンが古いのかなと思い(でもそれだとなぜ CUI 版の Vim で quickrun できるの説明がつかない)、 Homebrew で Python を入れてみた。なんか symlink を作成できなかったとかエラーが出たので brew link --overwrite python
とかやってかなり無理気味に入れてみた。しかし相変わらず MacVim kaoriya から qiuckrun を実行すると MacVim が落ちる。
そもそも会社の MacBook Pro や自己所有の MacBook Air ではこのような現象は起こらないため、この Mac に入ってる Python が異常なのでは? と思い至った。
確認してないのでテキトーなんだけど、おそらく、この Mac に入ってる Python は 32bit OS 用のやつが入ってたような気がする。というのは /usr/local/bin
にあるいくつかの symlink が以下のように 2008 年に作成されたファイルを指していたから。
かつて NOKIA の携帯を使っていたときにゴニョゴニョするために Mac OS X 用の Python パッケージをダウンロードしてインストールしていて、それが 32bit OS 用のバイナリだったために問題が発生しているのかも知れないと思った。試しに python.org から 64bit OS 用の Python パッケージをダウンロードしてきてインストールしてみたら無事 MacVim kaoriya で quickrun できるようになった。
CPU が Core Solo、Core Duo の Mac だったら 64bit でしか動作しない Mac OS X (Lion 以降の OS)をインストールできないのでこんな問題には遭遇しないのだろうけど、自宅の MacBook Pro は Core2 Duo なので 32bit OS でも 64bit OS でもインストールできてしまうためにこのような問題に行き当たってしまったのだと思う。
あと OS のアップグレード時にアーカイブインストールではなくクリーンインストールを選んでいたらこのような問題には遭遇しなかったかも知れない。写真や音楽などだけ TimeMachine から復旧するようにして、Mac をアップグレードするときは OS そのものはまっさらな状態でインストールする方が良いということが分かった。アプリケーションもいまは Mac AppStore があるので昔より前の環境に戻すのが難しくない。
ただ Adobe 製品のライセンス認証解除とかは OS のクリーンインストール前にぬかりなく行っておかないとシリアルキーが通らなくなって死ねそう。
そういうわけで、Snow Leopard 時代から Core2 Duo CPU の Mac を Mountain Lion まで Upgrade して使っていて MacVim の quickrun が動かない人は Python をインストールし直すことを試してみてください。
MacVim で quickrun すると変なエラーが出るようになって困ってる
Mountain Lion な Mac (MacBook Pro Mid 2009)で MacVim (kaoriya版) から quickrun を実行すると以下のようなエラーが出て困ってる。
⚡ Traceback (most recent call last):
File "/System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/lib/python2.7/site.py", line 62, in <module>
import os
File "/System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/lib/python2.7/os.py", line 398, in <module>
import UserDict
File "/System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/lib/python2.7/UserDict.py", line 83, in <module>
import _abcoll
File "/System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/lib/python2.7/_abcoll.py", line 11, in <module>
from abc import ABCMeta, abstractmethod
File "/System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/lib/python2.7/abc.py", line 8, in <module>
from _weakrefset import WeakSet
File "/System/Library/Frameworks/Python.framework/Versions/2.7/lib/python2.7/_weakrefset.py", line 5, in <module>
from _weakref import ref
ImportError: No module named _weakref
CUI の Vim で quickrun してもエラーは出ないし、会社で使ってる Mac (Mountain Lion MacBook Pro Early 2011) の MacVim (同じくkaoriya 版)で quickrun やってもエラーは出ない。
どうやらこの辺が関係ありそう。リンク先には ujihisa さんバージョンの quickrun ではなく thinca さんバージョンのやつを使えばエラーは出なくなる、とあるけど、自分が使っている quickrun は thinca さんバージョンのやつで、どうすればいいかさっぱりわからない。
MacVim が想定する Python とパスが通ってる Python のバージョンが違うのが問題なような気がする(調べてみたら、Python は 2.5 と2.6 と 2.7 がインストールされていた。なんでこんなに入ってるの…。パスが通ってるのは 2.7 らしい)ので、とりあえず MacVim を kaoriya 版から Homebrew のやつに変えてみることにする(brew install macvim
)。brew でインストールするとコンパイルを行うので、パスが通ってる Python を利用するようになるはず。
と思ってやってみたら案の定、エラーはでなくなった。
Vim で RSense を使う
RSense という Ruby のプログラムを書いているときに、レシーバの型に応じた補完候補を表示してくれるソフトがあります。Emacs とか Vim と組み合わせて使うと便利らしいです。Java で IDE 使って開発すると補完候補がわさわさ出てきて殆ど鼻くそほじってるだけでプログラミングできるという話を聞いたので、Ruby でも鼻くそほじりながらプログラミングしたいなと思ってこいつを導入してみることにしました。春頃やったときはなかなかうまく Vim から使うことが出来なくて諦めてたんだけど 、つい最近できるようになったのでやり方をメモっておきます。
Mac でのお話です
前提条件ですが、Mac で使ってます。環境は Homebrew で構築してます。また RSense を使うには Java Runtime Environment が必要です。あなたと Java
RSense のインストール
JRE のインストールは済んでいるものとします。Homebre で RSense をインストールしましょう。簡単です。
brew install rsense
インストールが済んだら以下のようなメッセージが表示されると思うので、指示に従いましょう。
If this is your first install, create default config file:
ruby /usr/local/Cellar/rsense/0.3/libexec/etc/config.rb > ~/.rsense
すると ~/.rsense
というファイルが作られ、中身は以下のようになっています。
home = /usr/local/Cellar/rsense/0.3/libexec
load-path = /Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/site_ruby/1.9.1:/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/site_ruby/1.9.1/x86_64-darwin11.4.0:/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/site_ruby:/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/vendor_ruby/1.9.1:/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/vendor_ruby/1.9.1/x86_64-darwin11.4.0:/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/vendor_ruby:/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/1.9.1:/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/1.9.1/x86_64-darwin11.4.0
gem-path = /Users/morygonzalez/.rbenv/versions/1.9.3-p194/lib/ruby/gems/1.9.1:/Users/morygonzalez/.gem/ruby/1.9.1
rbenv 使ってる人は load-path にちゃんと rbenv のパスが含まれているか確認して下さい。
Vim の設定
このままではまだ RSense がインストールされただけで、Vim から利用することができません。Homebrew で入れた RSense には rsense.vim がついてくるので、こいつを Vim の plugin ディレクトリにコピーします。
cp /usr/local/Cellar/rsense/0.3/libexec/etc/rsense.vim ~/.vim/plugin/
次に .vimrc で rsenseHome を指定しなければなりません。
let g:rsenseHome = "RSense home"
と書きます。僕はこの rsenseHome が分からなくてハマりました。先ほどの config.rb を実行したときに生成された ~/.rsense に書いてある home をここに指定します。なので rsenseHome は /usr/local/Cellar/rsense/0.3/libexec
です。
ここまで済んだところで Vim から RSense が認識されているか確かめます。適当に Vim を起動して :se ft=ruby
とし、:RSenseVersion
とコマンドを打ってみます。ここで RSense 0.3
のように成功されたら設定完了です。filetype が ruby になっているファイルで 1.
と打った後、補完候補を呼び出すコマンド(^X ^U
)で候補を呼び出せます。以下のような感じ。
“ネオコン” と連携させましょう
さらに言うと、たいていの Vim ユーザーの皆さんは neocomplcache も使ってるでしょうから、neocomplcache と RSense を連携させましょう。ネオコン作者の Shougo さんのブログ記事を参考にして下さい。
以上で完了です。これで Vim で Ruby な皆さんも鼻くそほじりながらプログラミングできますね。
無理して英語配列のキーボード使う必要なし
プログラマならUS配列でしょ、と思って最近買ったHHK ProとMacBook AirはUS配列を選んだけど、使いにくくて非常にストレスを感じている。プログラマは全員英語環境でパソコン使うべきってのは妄言だと思った。JISに慣れてたらJISの方がいい。
個人的に耐えられない点を以下に列挙。
1. 英数 <-> かな切換の煩わしさ
自分の場合、英数 <-> かなの切換をキーを一個押すだけでできないのには多大なストレスを覚える。コマンド + スペースで切り換えられるとはいっても、いま英数・かなどちらの入力モードにいようとも英数文字を入力したければ英数キーを叩いてから入力すれば必ず英数文字を入力でき、逆の場合も確実にかな文字が入力できるJIS配列キーボードの方が便利だ。
2. MacBook AirのUSキーボードのtildeキーの位置
なんと狂っていることに、”~” (tildeキー)が左上エスケープキーの下部分にある。JIS配列でいうところの「1」のとこらへんだ。なんだってこんなところにtildeを用意するのだろう。tildeはシェルで自分のホームディレクトリを表す記号で大変よく使うキーだ。アメリカ人は不便に感じないのだろうか。
3. returnキーの小ささ
JISキーボードのreturnキーは大きく、大変打ちやすい。しかしUS配列ではreturnキーは小振りになり、右shihtキーの上に同じ程度の横幅で慎ましやかに座している。こんなの超打ちにくい。しかもreturnキーのすぐ上にdeleteキーがあるものだから、JISキーボードの癖でreturnしようとしてdeleteしてしまうことがしばしばあるのだ。非常にうざい。
4. コロン入力時にshiftキーがいる
僕のメインテキストエディタはVimなんだけど、Vimではコマンド入力時に “:” (コロン)を多用する。JIS配列ではコロンは単独キーで入力できるが、US配列ではセミコロンとコロンが同じキーに割り当てられており、shihtキーを押しながらセミコロンを押すことで入力できる。Vimでガリガリコードを書いているときに非常に煩わしい。Vimでコード書くときの時間が1.5倍くらいになってるような気がする。
以上、自分にとって英語配列キーボードのいけてない点をつらつらと書いてきた。KeyRemap4MacBookとかでキーマッピングをカスタマイズしてから使えやハゲ、とかいわれそうだけど、非純正のソフトに依存しないとキー入力すらままならなくのは嫌なので自分はそんなん導入したくない。
結局、JIS配列に慣れ親しんだ人間がUS配列のキーボードに切り替えるメリットは少ないように思う。キートップからひらがなが消えてシャレオツになるくらいか。アメリカに転勤することになって今後は現地のUSキーボードのパソコンしか買えなくなってしまった、とかであればUS配列への鞍替えは避けられないと思うけど、そうでない場合は無理してUS配列のキーボードを使う必要なし。
MacVimでコピペできない問題の解決方法
2011年はてなインターンであらせられるuasiさんのはてなブログに解決方法が書いてありました。
MacVimが悪いんじゃなくてtmuxに原因があったみたい。tmuxごしにVimを起動すると、MacVimでなくて普通のVimでもコピペができなくなる不具合があったようです。しかしChrisJohnsen/tmux-MacOSX-pasteboard - GitHubをインストールすることで解決します。tmuxだけでなくGNU Screen + Vimの組み合わせでも同様の問題が解決するそうです。お困りの方はお試し下さい。
MacVimでコピペできたんですけど…
MacVimでコピペできなくて(MacVim内のヤンクじゃなくて、他のアプリケーションでコピーしたもののペースト)困ってたんだけど(MacVimでコピペできないんですけど… | tech.portalshit.net)、できるようになりました。原因は mvim っていう、コマンドラインからMacVimを起動するためのシェルスクリプトだった。MacVim kaoriyaのWikiで紹介されてるやつ。
こいつ経由でMacVimを起動したときはどうも他のアプリケーションからのコピペがうまくいかないみたい。
同じくMacVim Kaoriya Wikiで紹介されている、MacVimを起動するコマンドをaliasで化したものを .zshrc
に書いたところうまくコピペが機能した。
alias gvim='env LANG=ja_JP.UTF-8 open -a /Applications/MacVim.app "$@"'
同じ問題でお困りの方はお試しあれ。
追記
なんか違うっぽい。alias経由で呼び出してもダメなときはダメだもん。いったい何なんすかね。