The Battle Boxを見たあとはブギスのアラブストリートに向かった。ここにはモスクがあり、街はイスラム風の建物で、まるで中東に旅行に来たかのようだった。シンガポールは高層ビルが建ち並び、いかにも都会といった感じのピリピリした空気が流れているのだが、アラブストリートはゆっくりした時間が流れていてとてものんびり出来た。途中、イスラム風の服を売る店でムスリム用のマレー帽を買った。
モスクの中にも入ってみた。親戚のお姉さんは上着を羽織るよう求められたが、俺も短パンなので肌の露出が多いと上着を羽織ることを求められた。モスクの中ではおじさんたちがコーランを輪読したり世間話をしたりしていた。みんな靴を脱いで絨毯の上でごろごろしているように見えるし、雰囲気は田舎の公民館のようだった。
モスクを見学したあと、小腹が空いたので屋台でケバブを買い、モスク前のベンチに座って食べていたら、隣に座ったイスラム教徒のじいさんに説教をされた。このときは丁度ラマダン(断食)の時期で、モスクの前でしかもマレー帽をかぶって食事をしていたものだから、「ムスリムのくせにお前何やってるんだ」ということになったのだ。ムスリムの連中はひもじい思いをして我慢しているのだ、これは確かに配慮が足りなかった。宗教的におおらかなシンガポールじゃなかったらまずいことになっていたかも知れない。
ブギスのアラブストリートはとてものんびりした雰囲気の良いところで、いつかイスラム圏を国を旅行してみたいと思った。










駅探アプリでは電車の乗り換え案内を行ったわけだけど、一本後ろの電車を調べたいときもスムースに調べられるのが良かった。これってフツーのケータイサイトでも出来るけど、ページ遷移なしに行けるのが楽ちんだった。ただ、僕が使ってた時点では駅探アプリは特急料金に対応してなかったので近鉄列車の乗り換えで頭が破裂しそうなくらい混乱した(帰りに伊丹に向かうバスの中でアップデートをチェックしたら最新版で特急料金に対応してた)。
Googleマップも当然活躍した。ホテルの場所を調べるのに大活躍。これまでで一番簡単にホテルを見つけられた。GPS万歳。
Safari、これも大活躍。三日目はTwitterの人とは関係ない、学生時代からの友達のところに泊まらせてもらう予定だったんだけど、この友人自体が彼女のところに転がり込んでいる状態で、友人が僕の旅行に合わせてちょうど彼女と喧嘩してしまったため僕が泊めてもらうのは不可能になってしまった。そういうわけで急遽宿を取ったんだけど、鶴橋の大倉という焼き肉屋に並びながら、iPhoneに最適化された楽天トラベルからヒジョーにスムースに宿を予約することができ、大満足であった。
地味に活躍したのがメール。オフで会うTwitterの人とは当然DMでやりとりする機会が増えるんだけど、Gmailに届くメールはすべてi.softbank.jpに転送しているので、TwitterからのNotificationを音なしではあるもののプッシュで受け取ることが出来る。これはすごく便利だった。旅行中にDMが一気に20件くらい届いたんだけど、普通のケータイじゃ処理できなかったと思うし、いちいちパソコンで確認するとなるともっと大変だったと思う。
写真ってのはiPhoneの写真ブラウズ機能。三日目の昼間、親戚の家にも遊びに行ったのだけど、そこで家族の写真を見せるのに大変重宝した。やっぱりくぱぁ最強。年寄りのおっちゃんおばちゃんでも画面をなぞりながら楽しそうに写真見てた! iPhoneのカメラはしょぼいけど、デジカメで撮った写真をiPhoneの中にストックしとけばいろいろ遊べるね。