| @映画/ドラマ/テレビ
具合が悪いときにテレ東の廃墟の休日が見たくなってどこでやってるか探したころ Hulu にあると Google の検索結果に出たので Hulu に入ったが、なんと不運なことにすでに Hulu での...

具合が悪いときにテレ東の廃墟の休日が見たくなってどこでやってるか探したころ Hulu にあると Google の検索結果に出たので Hulu に入ったが、なんと不運なことにすでに Hulu での配信は終了しており見ることができなかった。

haikyo-no-kyujitsu-haishin.png

ドラマ名で Google 検索するとアフィリエイトサイトがいっぱいヒットして「○×は Hulu で見られる?」みたいな記事ばかり検索結果に表示されて地獄みがある。 Google の↑みたいな表示は便利だけど常に最新の情報だとは限らないみたい。

そんで代わりに何か見られるものはないかと物色していると、ダミアン・ルイスが出ているドラマ HOMELAND があったので見始めたところ、かなり面白い。

ダミアン・ルイスは HBO の『バンド・オブ・ブラザース』で主人公のリチャード・ウィンターズを好演しており、好きな俳優だった。バンド・オブ・ブラザースでは少佐まで昇進したあと少尉時代に自分をいじめていた元上官(大尉)とすれ違うときに、自分のことを無視して通り過ぎようとしたのを呼び止めて敬礼させるシーンがとにかく良い。

We salute the rank, not the man.

HOMELAND は時代を現代に移しているが、ダミアン・ルイスは同じ軍人役で登場している。ただバンド・オブ・ブラザースのときと違ってとにかくかっこよい理想のヒーローとは異なり、ダークなヒーローを演じている。イラク戦争でアルカイダの捕虜になり、 8 年ぶりに救出された海兵隊員の話。帰還してマスコミにちやほやされヒーローのように取り扱われているが、アルカイダに洗脳されていてテロリストに転向したのではないか、というもの。イスラエルのドラマのプロットを借りてアメリカで作り直したものらしい。

不適切なページ名 - Wikipedia

不適切なページ名 - Wikipedia

ja.wikipedia.org

人のパソコンや携帯に入り込んで何でも監視したり盗聴したりしててさすがにそこまではできないのではという感じなんだけど(ターミナル風の黒い画面でカチャカチャターンとやると何でもできる)、スノーデン事件なんかを見る限り CIA やアメリカの諜報機関はああいうことをやっているのかもしれない。

全部でシーズン 7 まであって、 4 以降はダミアン・ルイスは出てこなくなり、話の舞台もアメリカからパキスタンやヨーロッパに移るが、アルカイダやシリア動乱などを反映しており中東をはじめとした世界情勢の復習になる。その点でアメリカ国内に閉じて話が進む Netflix の House of Cards よりも話に広がりがあって面白い。

| @映画/ドラマ/テレビ
『ソーシャル・ネットワーク』、面白かったです。マーク・ザッカーバーグよかった。真冬なのに短パン、サンダルで登校し、アイディアが思いついたら早速寮に帰ってもくもくとプログラムを書く。ルームメイトと...

『ソーシャル・ネットワーク』、面白かったです。マーク・ザッカーバーグよかった。真冬なのに短パン、サンダルで登校し、アイディアが思いついたら早速寮に帰ってもくもくとプログラムを書く。ルームメイトとアイディアを出し合い、窓にアルゴリズム式を書き、ああでもないこうでもないと徹夜で開発を行う。 “wget” やら “Emacs” やらみたいな単語が飛び交い、見る人の創作意欲を刺激する良い映画でした。サンデープログラミング頑張ろうという気にさせられました。ウェブ好きっ子は見て損はないです。

| @映画/ドラマ/テレビ
ザ・ウォーカー評価 : ★★★★☆あらすじ核戦争後の未来の話。世界は荒廃し、荒くれ者が容赦なく弱者から奪うまるで北斗の拳のよう。水が圧倒的に枯渇しているため、水のありかを知るものが権力を握る。主...

ザ・ウォーカー

評価 : ★★★★☆

あらすじ

核戦争後の未来の話。世界は荒廃し、荒くれ者が容赦なく弱者から奪うまるで北斗の拳のよう。水が圧倒的に枯渇しているため、水のありかを知るものが権力を握る。

主人公のウォーカーは廃墟と化したアメリカ大陸をひたすら西へと歩いていた。水を独占するやくざカーネギーの支配する街に立ち寄ったウォーカーは、バーでカーネギーの部下と乱闘騒ぎを起こし、あっという間にやっつけてしまう。その強さと物怖じしない性格を気に入ったカーネギーはウォーカーを部下にしようとするが、ウォーカーはそれを拒む。しかしウォーカーがカーネギーが長年探し求めていた物を持っていることを知ると、カーネギーは力尽くでそれを手に入れようとする。

感想

見たい映画の時間に間に合わなくてしょうがなく見た映画でしたが、大変楽しかったです。

まず冒頭からして楽しい。いきなりナウシカ的な死の灰の様なものが降り積もる森で、ウォーカーが猫が突然変異したような変ちくりんな外観の動物を弓で狩る。そんでその後廃屋に入っていって寝床を確保し、孤独かあるいは空腹に耐えかねて自殺した前の住民の首つり死体から靴をはぎとって履く。このシーンのデンゼル・ワシントンの表情がいい。新しい靴の履き心地をえらく気に入り、とてもいい笑顔を見せる。夜になってたき火をたき、解体した猫を焼く。核戦争の猛火をくぐり抜けたケンタッキーのお手ふきで体をふき、猫の肉を食べ、タッチホイール式の第三世代iPodでやたら渋いソウルを聴く。なんかこれだけで涙出てきそうになる。

とにかくこの映画は最初の30分くらいが面白くて、その後も路上で助けを求める女がいたが実はそれは罠で、チェーンソーを持った危ない男達が出てきてバトルになる。デンゼル・ワシントンは新しい靴を得たことで喜んでいたときとはまったく別人となり、恐ろしく切れ味の鋭いナイフで盗賊の腕を切り落としたりする。超バイオレンス。僕はあんまり暴力物とかアクション映画は見ないのですが、たまに見ると楽しめますね。

全体的には極限状況での人間の行いと聖書がこの映画のテーマです。男達は隙あらば女をレイプしようとする存在として描かれている。カーネギーの部下達は旅行者の夫婦を見つけるやいきなり夫の方を殺して妻をレイプし、所持品を奪って妻も殺す。非常にすさんだ世界なわけです。その世界を正すのが聖書だという筋書き。しかし聖書のために戦争が起こったと考えた人類は片っ端から現存する聖書を燃やしてしまった。ウォーカーはその聖書の最後の一冊を持っていて、それを西へ届けようとするわけです。またカーネギーは聖書さえあれば人々の人心を掌握することができると信じており、字も読めない部下達に血眼になって聖書を探させる。

聖書に書かれている内容は人類愛とか平和的なものなはずなのに、ウォーカーは聖書を守るためとはいえ、襲いかかる盗賊達を無慈悲に殺していく。腕をナイフでちょんぎったりとかね。またカーネギーも世界を完全に制覇するために暴力を駆使して聖書を手に入れようとする。バカで欲望丸出しな民衆を聖書の力で大人しくさせようと考えている。どっちもどっちだなという面もなくはないかなと思いました。

蛇足だけど、金物屋の親父役で出てくるトム・ウェイツが良い味出してました。ケンタッキーフライドチキンのおしぼりと交換でバッテリーを充電してあげたりするの。シネコンで上映された派手なアクション映画だけど、細部に小細工が聞いていて映画好きの人にも楽しめる佳作だと思いました。

| @映画/ドラマ/テレビ
ルドandクルシ評価 : ★☆☆☆☆あらすじルド(ディエゴ・ルナ)とクルシ(ガエル・ガルシア・ベルナル)の兄弟はメキシコの田舎町のバナナ農園で働いているが、一緒に暮らしている母親の再婚相手の男は...

ルドandクルシ

評価 : ★☆☆☆☆

あらすじ

ルド(ディエゴ・ルナ)とクルシ(ガエル・ガルシア・ベルナル)の兄弟はメキシコの田舎町のバナナ農園で働いているが、一緒に暮らしている母親の再婚相手の男はむかつくし、仕事はつまらないし、人生一発逆転してやりたいと思っていた。二人はアマチュアのサッカー選手で、たまたま街で車が立ち往生したスカウトのバトゥータの目にとまり、プロサッカー選手としてメキシコシティに出ていくことになった。果たして二人は一発逆転できるのか?

感想

アルフォンソ・キュアロンの弟カルロス・キュアロンが監督で、アルフォンソも制作に関与しており、さらにガエル・ガルシア・ベルナル、ディエゴ・ルナの組み合わせという、『天国の口、終りの楽園。』のキャストが再結成して制作された機動戦士ガンダム 逆襲のシャアのような作品。期待して見に行ったんだけど、「そんなのありなの?」ってくらいつまらなかった。メキシコのオールスターが集まって作られてる映画なのに、熊本のDenkikanでは一週間しか上映されなかったのが不思議だったけど、実際に見てみて「これはお客さん入らないわ」と思いました。

ルドとクルシはそれぞれ父親が異なり、母親はさらにその後離婚して別の男と暮らしている。複雑な家庭なのだ。しかしルドもクルシも、直接会ったことはないそれぞれの父親のことを誇りに思っている。ことあるごとに「俺の親父は…」と言う。このあたりがガキっぽい。

そもそもルドもクルシも年齢不相応に夢見がちな少年として登場する。ルドは妻子がいるのに人生一発逆転したい一心で家族に黙ってメキシコシティに出て行くし、クルシはサッカー選手はどうでもよくて、本当はミュージシャンになりたと思っていて、そのための足掛かり作りのためにサッカーをする。この辺の感覚がよくわからない。

そんな軟派なノリじゃサッカー選手として大成しないだろ、と思うんだけど、映画では二人とも大活躍して、クルシはメキシコ代表として招集されたりする。さすがにこれはやり過ぎだろ思った。

クルシは念願かなってレコードデビューを果たし、カウボーイの格好して歌をうたうのだが、このシーンはまるでインドの映画を見ているみたいで異様なテンションに正直引いてしまった。ひょっとするとメキシコ人は特殊な感性を持っている人たちなのかも知れない。

ただ、ルドの嫁さんがネットワークビジネスにはまったり、ルドがギャンブルと麻薬におぼれたり、クルシが悪い女に騙されたり、兄弟の妹がマフィアと結婚したりするところが、メキシコ社会の暗い部分を描いているのかなと感じた。なんでそうなるんだよ、みんなもうちょっとしっかりしろよ、と自分はしっかりしてないくせに思いました。

そういうわけでして、ガエル・ガルシア・ベルナルが出てるからと期待して見に行っても期待を裏切られることになりますのでご注意あれ。

| @映画/ドラマ/テレビ
カラヴァッジョ評価 : ★★★☆☆あらすじ16世紀の画家の話。陰影の強い絵をよく描いた人で、レンブラントなどに強い影響を及ぼしたらしい。破天荒な生き方をした画家の伝記のような内容。感想とにかくカ...

カラヴァッジョ

評価 : ★★★☆☆

あらすじ

16世紀の画家の話。陰影の強い絵をよく描いた人で、レンブラントなどに強い影響を及ぼしたらしい。破天荒な生き方をした画家の伝記のような内容。

感想

とにかくカラヴァッジョの人生は破天荒そのものだった。激情的な性格で、酒場でケンカを始めることがしばしば。

カトリック教会に雇われて、枢密卿がパトロンにつくようになっても破天荒ぶりは変わらず。飲み歩き、酒場でケンカし、娼婦と遊ぶ。教会から聖母マリアを描くように依頼されたのに娼婦をモデルにしたことが発覚したため問題視されたりも。

しかしその型破りな生き方が絵にイノベーションをもたらしたことは確かなようで、例えば当時はモデルを使って絵を描くことはダメなことだったみたいだけど(聖人を描くのに庶民をモデルにするなんて御法度だった)、カラヴァッジョはモデルを使い、光と影にこだわって絵を描いたらしい。

近現代でも芸術家には激情的な人が多いような気がするんだけど(愛人がたくさんいた、借金だらけだったなどなど)、そういう激情的な性格の人でないと見ることができない何かがあるのかな、と思った。

ちなみにこの映画では死刑とか罪人をすごく重要なテーマとして取り上げており、罪人の女を公開処刑にするシーンとか結構えぐい。処刑台のようなものの上に寝かせて、厳つい剣を振り下ろし首を切断するのだ。これを見ながらカラヴァッジョは震え上がると同時にインスピレーションをかきたてられるのだけど、恐怖感を煽る音楽と相まってなかなか気持ち悪かった。中世に生まれなくて本当に良かったと思いました。

最後にもう一個蛇足だけど、この映画には結構娼婦が登場して、彼女たちはみんなおっぱいを出して街頭で客引きしてる。これが新鮮だった。どこの未開社会だよと思った。ヨーロッパも400年前は野蛮だったんですね。

| @映画/ドラマ/テレビ
新しい人生のはじめかた評価 : ★★★☆☆あらすじ主人公はアメリカ人の中年のコンポーザー。妻子に逃げられ、一人で仕事だけを生き甲斐に暮らすが、長年のクライアントから逃げられ、若い作曲者に仕事を奪...

新しい人生のはじめかた

評価 : ★★★☆☆

あらすじ

主人公はアメリカ人の中年のコンポーザー。妻子に逃げられ、一人で仕事だけを生き甲斐に暮らすが、長年のクライアントから逃げられ、若い作曲者に仕事を奪われる。そんななか、娘の結婚式に出席するためロンドンへと向かうが、そこでも決して歓迎されはしなかった。

感想

おっさん版『(500)日のサマー』とでも言うべきか。主人公ハーヴェイを演じるのはダスティン・ホフマン。年をとってしまい、コンポーザーとして下り坂にさしかかった主人公は大変かわいそうだ。娘の結婚式では大歓迎されるかと期待して向かうものの、宿泊先として用意されたホテルはみんなと別のホテルだし、式でバージンロードを娘と歩く役は前妻の再婚相手に取られてしまう。

干されかかった仕事を奪い返すために、娘の披露宴には出席せずにアメリカへ戻るつもりだったが、渋滞に巻き込まれて帰ることができない。空港で途方に暮れているところで、運命の女性と出会うのだった。そこからの騒ぎっぷりが面白い。

エマ・トンプソンが演じるイギリス人女性ケイトは、美人なんだけど結婚を諦めた中年女性。常に本を読みロマンティックな恋愛にあこがれているが夢を見るのを諦めてしまっている。そこにハーヴェイが現れるのだ。

ハーヴェイは典型的なアメリカ人として描かれ、飛行機に遅れそうだと列を無視して大騒ぎするし、レストランでも自分勝手で傍若無人な振る舞いをする(旅行先で浮いてしまう典型的なアメリカ人)。最初はそんなハーヴェイを軽蔑していたケイトだが、積極的にアプローチしてくるハーヴェイに惹かれる。ハーヴェイのアプローチは現実社会でやったらストーカーで捕まること請け合いな感じなんだけど、映画の中なので当然うまく行くしケイトと仲良くなれる。

ハーヴェイのはじけっぷりが傍らで見ていて恥ずかしいくらいなんだけど、音楽家としても父親としても自信を失っていたハーヴェイがケイトと出会ったことで自信を取り戻し、再生していく様はさわやかでした。ロンドンの公園の景色も美しいです。

| @映画/ドラマ/テレビ
映画の感想がのびのびになってるので飛ばし気味に行きます。カティンの森評価 : ★★★☆☆あらすじ第二次大戦初期、ドイツとソ連がポーランドに侵攻した頃のお話。1939年、ポーランド東部にいたポーラ...

映画の感想がのびのびになってるので飛ばし気味に行きます。

カティンの森

評価 : ★★★☆☆

あらすじ

第二次大戦初期、ドイツとソ連がポーランドに侵攻した頃のお話。1939年、ポーランド東部にいたポーランド軍は、侵攻してくるソ連軍にほとんど抵抗せずに降伏した。捕らえられた兵隊は収容所に入れられたが、1940年頃、なんとソ連軍は捕虜のポーランド兵たちを虐殺してしまう。しかしこの事実は戦後、ポーランドが共産圏に組み込まれたことにより長らく公然の秘密とされてきた。事実をベースにした映画。

感想

将校の嫁さんが夫の帰りを待つというストーリーで、ずっと夫は生きてると思って待ち続ける。冒頭に、西側から迫ってくるドイツから逃げようとする人たちと、東からやってくるソ連軍から逃げようとする人たちが鉄橋の上で交錯するというシーンがあるんだけど、このときポーランドの人たちはさぞかし怖かっただろうなと思った。東西から一気に攻められるなんてね。

全体的にはデンマーク映画の『誰がため』に雰囲気が似てて、日本人があまり知らない英独仏以外の第二次大戦中のヨーロッパの国々の状況が分かる。デンマークにナチスに抵抗したレジスタンスがいたなんて知らなかったし、カティンの森事件も全然知らなかった。さっきWikipediaで調べてみたら、ポーランド侵攻でポーランド人かなり亡くなってる。映画として面白いかとか感動するかと言われると、とにかく暗くて重くて、進んで見たいと思える映画ではないと思うけど、ポーランドの悲劇を知ることはできます。事実、ロシアでは国営放送とかでTV放送されたらしいです。