| @技術/プログラミング

jQueryを使って、「もっと読む」をインタラクティブにした。これまでもjQueryを使って細工してたんですけど、slideToggle() で先読みしたものを隠しておいて、クリックで展開するという感じにしてた。まぁこれでも良いんだけど、Ajaxってのに挑戦してみたかったので、「もっと読む」リンクをクリックした後に残りの部分を読み込むような仕掛けにした。どんな風になるかは「もっと読む」をクリックして調べてみてください。 Continue reading...

| @技術/プログラミング

はてなダイアリーとかはカテゴリーごとにフィードを生成してて便利だと思ったので真似してみました。たとえば category.php?k=映画 にアクセスしたら、映画のフィードだけにアクセスできる。もう金輪際、僕のチラシの裏的雑記で精神的苦痛を被ることはありません! =-o 読みたいカテゴリーのフィードを選択して時間を有効活用してください。

| @技術/プログラミング

P_BLOGをわさわさいじって、Tagを付けられるようにしました。いや正確には前からTag付けられるようになってたんだけど、P_BLOGのTagは「CategoryをTagっぽく使う」っていうコンセプトなので、WordPressとか他のブログツールのTagの概念とちょっと違った。もともとP_BLOGにはTagはなくて、SafariStandのhetimaさんのハックを取り入れてCategoryをTag代わりに使えるようになっていたわけでした。

Tagはいっぱい付けといた方がいいとは思うんだけど、いままでTagをいっぱい付けまくったので数が260個ちかくになってしまって、こうなると逆に目当ての情報にたどり着くのが難しくなった。そういうわけでTagとは別にCategoryによって記事を大まかに分類しておくと便利だなーと思って、ちょちょっといじってみました。

データベースの `p_blog_log` テーブルのこれまでTagとして使っていた `category` フィールドを `tag` という名前にしてしまい、新たに `category` フィールドを作ってphpMyAdminでテキトーに記事にカテゴリーを割り振りました。その後P_BLOG本体のカテゴリーにまつわる部分をごにょごにょと改造して、TagとCategoryの機能を明確に分けました。要するにコピペして変数名や関数名を書き換えただけなんですけどね。

P_BLOGの後継プロジェクトのLoggix含め世の中には優れたブログツールが沢山ありますが、「自分で欲しい機能をどんどん拡張できる」のはオレオレ仕様のこのP_BLOGだけなわけでして、もう開発は終了していますがオレオレ仕様でどんどん進化して行っております :-) なんかもう主客転倒で、P_BLOGをいじる片手間でブログ書いてるような感じです :-P

| @技術/プログラミング

最近JavaScriptで遊んでます。まだ初歩的なことしかできないんだけど、IE6でアクセスがあった場合、初回と10回目にアラートを出すことにしました。IE6ユーザーのみなさん、うざいでしょう 8-) はやくあんな前近代的ブラウザは捨ててFirefoxをインストールしましょう。

で、今回やったのがjQueryを使って「もっと読む」をかっこよくするっての。P_BLOGでは記事中に <!-- more --> というタグを挿入すると、以後の部分は index.php や category.php では省略され、パーマリンクをクリックしなければ表示されません。長い記事を書くときはトップページが冗長にならないようにこのタグを挿入してたんですけど、AutoPagerizeで閲覧しているときに「もっと読む」をクリックしていちいちパーマリンクを開くのはかったるい。そういうわけであらかじめ全文読み込んで非表示にしておき、jQueryのshowToggleを使ってかっちょいい効果を付けながら展開したり折りたたんだりできるようにしてみました。

今後はしばらくJavaScriptを勉強してブログをもっとうざい感じにしていこうと思います ;-)

追記

うーん、AutoPagerizeで読み込んだ2ページ目以降ではきちんと動いていないっぽい! :-!

| @散財

SRさんが一個前の記事のコメント欄で紹介してくれたiPhone 3G のダメダメなところまとめというQ&Aが残念な感じだったので僕なりにAnswerを書いてみます。jailbreakしない、ノーマル状態の現在のiPhoneを想定して答えます。

Q.iPhone本体に、メールは保存できますか?

A.iPhone本体には保存できません。30日で自動的に削除されます。以後は見ることができません。i.softbank.jp は、IMAP(メールはサーバ上で管理)なので、iPhone本体で受信済みでも30日で自動的に削除され見れなくなります。

追記→ ユーザーから不評だったため、30日で自動的に削除されない仕様に改善されたとのこと。

iPhoneにはiPhone用のメールという発想がないです。普通GmailとかISPからもらったメールアドレスとかを使うんじゃない? Gmailやその他のメールは本体に保存されますよ。ただし50件まで。それ以上過去にさかのぼってメールを見たいときはサーバーからダウンロードして閲覧します。つまり電波が届かないところでは直近50件までしか閲覧できません。

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| @旅行/散歩

『悲しきアンコール・ワット』という本を読んだ。

アンコールワットは東南アジアを代表する遺跡だ。僕も去年10月にカンボジアを訪れて圧倒された。石で作られた遺跡の数々のクオリティはとんでもなく高い。是非とも一生に一度は訪れる価値のある場所だと思う。

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盗掘

カンボジア政府によると、カンボジアにはアンコールワットの他にも仏教やヒンズー教の遺跡が1000ヶ所以上あり、文化財がたくさん残っている。しかし植民地支配や内戦など不幸な歴史が折り重なり合い、盗掘が相次いできたらしい。

古くはタイのアユタヤ朝との戦いに敗れてアンコールワットの美術品が戦利品として持ち去られたし、フランスの植民地支配時代にはアンコールの仏像の美しさに魅せられた不心得なフランス人達が遺跡から仏像を切り取ってフランスに持ち帰るなどした。

第二次大戦後に独立を果たしたものの、貧しさのために盗掘はエスカレートし、内戦期やポル・ポト派が国を支配した時代には公然と文化財がタイへ持ち出され、世界中に密輸された。

1993年にポル・ポト派とフン・セン派で停戦合意し、その後はカンボジアに平和が訪れ、遺跡の盗掘も止むかと思われたが、事態はそう単純ではないようだ。というのも現政権の政府軍は、断続的にポル・ポト派を吸収するかたちで成立しており、軍の要職をポル・ポト派の元幹部が担っているらしい。従って地方によっては政権の力が及ばず、賄賂を握らされた軍人達が盗掘を黙認しているケースもあるそうだ。

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模造品

知らなかったのだけど、あんまりにも盗掘が多いものだから、カンボジアの遺跡仏像はこっそり模造品とすり替えられているものもあるそうだ。だから僕がアンコールワットなんかで見たもののうちの何割かは模造品だったのかも知れない。

また盗掘のみならず、模造品を本物として輸出する偽物ビジネスも横行しているのだそうだ。模造品製作の技術は遺跡の修復のためにも是非とも伝承していく必要のある技術であり、技術を得た職人達が偽物製作に手を染めたりせず、遺跡の修復だけで食べていけるようになるのが望ましい姿だと思う。

いまでも盗掘に手を染めるカンボジア人には、長期的に考えれば、先祖が残した遺跡を守ることが子や孫達の幸福に繋がることに気付いて欲しい。盗掘で荒らされた遺跡ばかりでは、外国人観光客もやってこなくなる。

そして密輸された遺跡を買ってるヨーロッパやアメリカや日本やシンガポールやタイの金持ち達に言いたい。アンコール遺跡の仏像はあの照りつける太陽の下、あるいは日が沈んだ静かなアンコールワットで見るから素晴らしいのであって、自宅に飾るもんじゃない。金にものを言わせてよその国の国宝級の美術品を自分の手元に置くなんて下品極まりない。

仮に遺跡に設置してある仏像が模造品であったとして、カンボジアの遺跡はカンボジアの太陽の下で、土埃の中で、においの中で見るのが一番だ。少なくとも自分は、夜の闇の中に照らし出されるアンコールワットの彫刻を見て、昔のクメール人達がどんなことを考えていたかが分かったような気がした。

蛇足

カンボジアの話とは直接関係ないのだが、ベトナムについての話が面白かった。カンボジア人はベトナムに対して複雑な感情を持っているらしい。歴史的に大国のベトナムに領土を圧迫されてきた経緯があるし、仏領インドシナだったときには、フランス人は自分たちの下にベトナム人を置き、ベトナム人にカンボジアを統治させたそうだ。

ベトナム戦争終了後に、ポル・ポト率いるカンボジアと統一したベトナムは戦火を交えることになるのだが、ベトナム統一後に取材でホーチミンを訪れた著者(著者の本職はカメラマン)は、ホーチミンと名前を変えられたはずの都市が旧称のサイゴンのまま呼ばれていることを知り驚いたらしい。統一したといっても南ベトナムは南ベトナムであり、住んでいた人達が入れ替わるわけではない。カンボジアに派兵されたベトナム軍は元南ベトナム出身者で構成されていたようで、歴戦のベテランではなく、5万人が亡くなった。ホーチミン市内では物乞いをする手足を失った傷病兵の姿を見かけることがあるが、旧北ベトナムのハノイではそのような姿を見かけることはないのだそうだ。北ベトナムが南ベトナムを支配していた、という構図がかいま見える。

さらに蛇足

この本は2004年の本だが、シェムリアップはかつてのネパールのカトマンズのようにバックパッカーの聖地になっており、アンコールワットの遺跡に登って朝日を眺めながらマリファナを吸うのが彼らにとって最高らしいみたいな記述があった。少なくとも半年前に自分が訪れたシェムリアップは割と安全な観光地で、朝からアンコールワットに登ってマリファナ吸ってたりしたら怒られるんじゃないかな? 欧米人のバックパッカーも多いけど、年寄りの欧米人旅行者の姿も結構目に付いた。そういうわけでちょっと情報が古いというか、現状とは認識が異なっていると思う。いまのカンボジア、少なくともシェムリアップは安全に観光が出来る良いところだと思う。

| @WWW

僕はいま友だちがやってるレストランのホームページを管理させてもらってるんですけど、「最近の更新状況みたいのをトップページに表示したい」という相談を受けました。専用にWordPressをインストールするほどじゃないけど、ちょっとした更新状況を表示させたい──こういうニーズって結構ありそうですよね。僕はプログラミングはPHPの改変ができるくらいだし難しいことは分からないので、Twitterを利用することにしました。

Twitterはポストが簡単

なぜTwitterを使うのかといったら、ポストが簡単だからというのが大きいです。WordPress 2.7やMovable Type 4とかもそうですけど、ブログのなかで読者が触れる部分っていうのはここ数年のアップデートの中でもそうそう変化なくて、書き手が触れる部分、書き手にしか見えない部分がえらく進化してます。サーバーにインストールして使うタイプのブログツールでも、外部のフィードを取ってきて管理画面に他サイトの更新状況や人気のプラグインが表示されたりしますし、まるでレンタルブログサービスを利用しているかのようです。いかに書き手を書く気にさせるか、ってのが今日のブログツールの潮流なのかなーって感じました。これ大事なことですよね。

携帯からのポストも簡単

Twitterへのポストはデフォルトでモバイル対応しているのも良いですね。携帯から気軽にポストできます。友人のレストランは阿蘇にありますから、ちょっと雪が降っただけでお客さんが路面状況を心配するかも知れない。そういうお客さんの心配を解消すべく路面の状況を実況したいと彼は思ったわけですね。しかし日中はお店の中にいるので、いちいちパソコンを立ち上げて書くなんていうしちめんどくさいことはできない。こういう用途こそ、Twitterを使えば簡単に携帯からポストできてマジでサイコーなわけです。

TwitterのBadgeは携帯フレンドリーじゃない

Twitter自身が提供しているTwitterの更新状況をブログに表示させる方法(Badgeと呼ばれています)は二つあって、一つはJavaScriptを使う方法、もう一つはFlashです。これらは非常に良くできていて設置も簡単です。コードをコピペするだけ。でも弱点があって、JavaScript方式は<ul>タグの空要素が出来るのでW3C信者的にはNGですし、JavaScriptやFlashに対応してないモバイルブラウザでは表示できない。 最初はJavaScriptのBadgeを貼り付けていたんですが、多くの携帯電話からは閲覧できないことが気になってはいました。

Atomをhtmlに変換

そんなとき、外国のブログのフィードを流し読みしてたらこういう記事に遭遇しました。

TwitterのRSSを使ってマイクロブログを作ろう、ということですね。とはいっても、Twitterが提供するBadgeを使うわけではないんです。リンク先で配布されているatom-html.phpというスクリプトを使って、TwitterのAtomフィードをhtmlに変換してサイトに流し込もうというわけです。で、このatom-html.phpを使うと、いとも簡単にTwitterのフィードをサイトに流し込めるんです。もちろんhtmlとして出力しますので、JavaScriptに対応していないモバイルブラウザでも快適に閲覧することが出来ます。これはスバラシイ!

リンク先の記事では、hash-tagとTwitter検索を利用してカスタムフィードを生成し、複数の著者によるマイクロブログを作ろう、という筋書きで設定方法を紹介してます。しかし通常のように個別ユーザーのフィードだけ取ってきて表示させることも可能です。AtomフィードのurlにTwitterのAPIの規則に沿った変数を付け加えることで、取得するフィードの件数を調節することもできます(フィードの末尾に?count=3と付けたら最新3件だけ取ってくる)。他にもいろいろ応用できそうです。

まとめると、

  • 自サイト内にブログチックなものを作りたいけど、コメント欄やトラックバックはいらない
  • 携帯からも手軽に更新したい
  • JavaScriptやFlashのない環境でも表示させたい
  • プログラミングの高度な知識はないが何とかしたい

これらに当てはまる人には大変オススメなTipです。

追記

他にもこういうのを発見しました。似たようなのですが。

外国ではTwitterのBadgeを使わずにTwitterの更新状況をブログに表示させてみるってのが流行ってるのかな?