| @旅行/散歩

 7日に無事帰ってきました。旅行は面白かったですが、飛行機の狭い席に十数時間も座っていなければならないのは地獄ですね。好きなときにトイレにいけないし。

 これからしばらくは旅行ネタで記事を書こうと思います。以下は旅行で印象に残ったことの走り書き。

やはり共産主義はよくない

 プラハで訪れたCommunism Museumはすごかった。共産主義がいかに人間を抑圧していたかがわかる。意外にも環境保護の観点からも共産主義はよくないそうだ。かつて共産主義国の生物種の数は民主主義国の五分の一であったとか。チェコは民主化後、急速に生物種の数が増えているのだそうだ。競争優先の資本主義のほうが自然を破壊しそうだが、実は逆なのである。そもそも共産主義は都市に住まう労働者のための思想である。「マルクスは地方の農民のことなんて考慮していなかったし、レーニンは農民のことを軽蔑すらしていた」とミュージアムには記してあった。

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| @旅行/散歩

 明日から三週間ばかりヨーロッパへ行ってきます。そういうわけでしばらく更新されません。

 惜しむらくはiPodがぶっ壊れたこと。せっかく飛行機に乗ったり電車に乗ったりと長時間暇を潰さなければならない機会に遭遇するのだから、こんなときこそiPodが大活躍なんですが。明日の朝早起きして5G iPodを買いに行こうか? でも買ったばかりのiPodを旅行中にパクられたりしたら嫌だしなぁ。

| @雑談

 来週から旅行に出かけるので、その前に血液検査を行った。医者は必要ないと言っていたが、安心して旅行に出かけられるよう大事をとったのだ。検査の結果は、前回上昇傾向にあった腫瘍マーカーが0.1ポイント下がっており一安心。体調の面は問題なかったのだが、帰りの窓口で嫌な気分にさせられた。

 いつもならCTスキャンも行うので、窓口での支払いは15,000円ほどになる。しかし今回は採血をして、医師の診断を受けただけだ。支払いは多くても3,000円くらいだろうと思って自動支払機に診察券を挿入すると、請求額はなんと4,410円。三割負担だから、総額の医療費は13,000円程度になる。信じられますか? ただ血をとって、医者に説明を受けただけですよ?

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| @映画/ドラマ/テレビ

 手短に批評すると、『いつか読書する日』は駄作だった。独身の中年女性が、坂の多い街を徒歩で牛乳配達するというシチュエーション(しかも主演は田中裕子!)に惹かれて期待して見に行ったのだが、見事裏切られた。宣伝はシリアスなのに映画は時折コミカルな場面を挟んだりしていて、監督の意図と反対に広告が作られてしまったのではないかと思った。見に来ていた人はいかにも冬のソナタが好きそうなおばさんばかりで、この人たちもきっと純愛物を伺わせる宣伝につられてやってきて見事に期待を裏切られたはずだ。

 そもそもこの映画には構造的な欠陥があると思う。物語に必要とは思えない登場人物が出てきているし、本当は複数の独立したストーリーだったものを、監督が欲張ってくっつけてしまったのではないだろうか。恐らくこの映画は中年の恋と児童虐待と老人の痴呆の三つのテーマをごちゃまぜにしたものである。田中裕子が中年になっても昔の恋人のことを忘れられず独身を貫くという設定にはまり役だっただけに、非常に残念だった。

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