| @旅行/散歩

 シンガポールにはむかしDoCoMoで使っていたM702iSのSIMロックを解除して持っていった。無事現地のプリペイドSIMを買って使えてたんだけど、うっかりミスから充電が出来ないことに気がついた。MOTORAZRシリーズにはminiUSBポートが付いていてここから充電する仕様になっている。したがってMacBookとつなげば充電できるでしょとDoCoMo製の充電器を持ってこなかったのだが、M702iSに関してはUSBケーブルによるPCなどからの給電は不可能な模様(M702iS miniUSBで充電いろいろ。。 (各種充電器を使ったテスト結果です))。事前のリサーチ不足であった。

 それで急遽キャリアのショップを回った。SingTelのショップでM702iSでも使える充電器が売られているのを発見した(M702iSにはDoCoMoが特殊な仕様変更を施しているため、充電器はMotorolaの純正品であってもどれでも良いというわけではないらしい)。しかし価格を尋ねたらSGD48だと言う。GSTという7%の消費税も合わせると、当日のレートが1SGD = 74JPYとして、4,000円弱もする。高い。でもよく知らない街で、品番も分からず適合するかどうかも分からない携帯の充電器を売ってる店を探して回るのは面倒だったので、言われるがままの値段を出して買ってしまった。よく考えたらレシートは手書きだし、箱にも入れず充電器をむき出しで寄越しやがったので多分このときはぼったくられたんだと思う。あとでインターネットで調べたら同じ品番の物がeBayにUS$15とかで出品されてた。

 旅行者というのは現地の物価や通貨に精通していないので格好のぼったくりターゲットだ。親戚のお姉さんとタクシーに乗ったとき、ドライバーが我々が日本人であることに気付くや無意味な遠回りを始めた。親戚のお姉さんはもう長いことシンガポールに住んでいて道路事情にも精通しているのでそのことをきつく問いただすと、ドライバーは怒って「もうお前ら降りろ」と強制的にタクシーを降ろされてしまった(結果的に1セントも払わずタクシーを利用できた)。

 シンガポールでは小さな電器屋などでは値札が付いていないことが多かった。日本だとあらゆる商品には値札が付いているのが当たり前だから、商習慣の違いに驚いた。そういう小さな店では標準価格に上乗せしてふっかけてくるのが当たり前らしい(ボッタクリ体質 - 愚か者の福音書 -- 投機の価値は-- 離島からの帰還    BYどぐされ外道 - 楽天ブログ(Blog))。

 親戚のお姉さんはこの辺の交渉に長けていて、カンボジアに小旅行に行ったときも何度かぼったくられそうになったが値切り倒してカンボジア人もたじたじであった。

 思うんだけど、値札表示の商慣行に慣れきった日本人はときどきは東南アジアとか定価なんてあってないようなところを旅してぼったくられたり値切ったりを経験した方が良いんじゃないかと感じた。売り手と買い手のシビアな駆け引きを経験することは仕事なんかでも役に立つんじゃないかな。

| @旅行/散歩

9月25日から10月7日まで、シンガポールとカンボジアに旅行に行ってきたので、これからしばらく旅の思い出を綴ってみようかと思います。興味がない方はRSSリーダーからこのブログのフィードを削除して下さい。それでは参ります。

| @散財

iPhoneからブログを更新できるアプリ、BlogWriterを購入してみました。このポストはテスト投稿です。

いくらiPhoneのSafariが優秀だと言っても、キーチェーンもコピペもないiPhoneでIDやパスワードを入力してブログの管理画面に到達するのは面倒です。

それでXML-RPC APIを使ってブログを簡単に更新できるアプリケーションがないかなーとApp Storeを探してみました。

WordPressやTypePad用には公式かつ無料のiPhoneアプリが用意されていますが、XML-RPCを使うものはこのBlogWriterとBlogpressというアプリケーションの2つ*1だけでした。

しかもこの二つのアプリ、試用できないのに1,200円という強気な価格設定で、買うのを躊躇していました。

ところが今日、何気なくApp StoreにアクセスしてみるとBlogWriterが値下げして600円に。これなら買っても後悔しないかなーと思って購入した次第です。

さて、果たしてちゃんと投稿できるのでしょうか? 現時点でカテゴリーの入力が出来ないっぽいです。(サーバーからカテゴリーリストを取得するけど、入力欄で空白しか表示されず選択できない)

追記

うーん、BlogWriter、やはりMacのectoから投稿するみたいにはいきませんね。とりあえず改行が全部 <br> に変換されてしまうので、P_BLOGの搭載する連続する改行を自動的に段落に変換する機能が働きません。おそらくMarkdownも機能しないんじゃないかな?

しかし現状、XML-RPCに対応しているiPhoneアプリケーションはBlogWriterだけで値段も手頃で試しやすいですし、どうしてもiPhoneからブログに記事を投稿したいという人は使ってみると良いんじゃないでしょうか。

開発元VirtueSoftのサイトはこちら


*1 : BlogpressはXML-RPCに対応していない模様。

# Supporting many blog providers: Blogger, MSN Live Spaces, Wordpress, MovableType , TypePad

BlogPress - The Missing Blogging app for iPhone

| @散財

DSC_2659.JPG

 「パソコン用のウェブサイトをそのまま見られるのがiPhoneの売りなのに、それをわざわざiPhone用に最適化するなんて意味不明じゃね?」なんて思う人もいるかも知れない。確かにそうなんだけど、iPhoneのすごいところは、普通にCSSとJavaScriptに対応してるので、パソコン用のサイトにほんの一手間かけるだけでiPhoneに最適化することができるところ(もちろんiPhone Safariなら最適化されていないサイトも快適に閲覧できる。)。例えば一個前の記事の作業は3分もかからずに完了してしまう。これまでのケータイブラウザに対応するためにはCSSを書き換えるだけでは不十分で、変換用のプロクシサーバーやCGIをかましたりする必要があったんでしょ?(やったことないから分からない) そういうケータイブラウザのスタンダードからすれば、iPhoneはやっぱりすごい代物だと思うな。

| @技術/プログラミング

 ダンコーガイ氏の方法も試してみたんだけど、うまくいかなかった。あと @media screen な方法にはバグがあるらしいので、UserAgentで振り分けてiPhoneにだけ専用CSSを適用させることにした。P_BLOGにはUAごとに適用するCSSを切り替える機能が付いているのでとっても簡単。

 ダンコーガイメソッドはメニューバーなどをCSSで display: none; にして見えなくするやり方なわけだけれど、それをそのまま真似したらメニューバーの部分が空白になるだけで、コンテンツ部分にフォーカスされなかった。そういうわけなので、#contentの親要素である#wrapperにもCSSで min-width を指定してやり、さらにその後#contentに min-width を指定してやった。で、↑にご覧の通り、iPhoneに最適化されて表示されるようになった。

Continue reading...

| @散財
iPhone 3G

 二つ前のポストのコメント欄で書いてるけど、iPhoneを買いました。16GB白(黒は売り切れてた)。購入時にはWホワイトプランとオプションパックを強制されたけど、まぁしょうがない。世界的ですもんね。乗るしかなかった、このビッグウェーブに!

 そういうわけでちょっと感想を。

Continue reading...

| @散財

 2chで見かけた書き込みより。

870 :名称未設定 :sage :2008/06/28(土) 08:02:31 ID:x8IVbwcD0
>>850
>データ通信っていつもだいたいどれくらい使っているのか、今自分の iPhone の口座をちょっと見てみた
>約1ヶ月間でエッジ経由では70メガバイトしか使ってなかった

850氏の月あたりの使用量でデータ通信料をちょっと計算してみる。

パケ定額制無しの場合。
70MByte = 70,000,000*8 bitだから、560,000,000/128bit = 4375000 パケット
1パケット 0.084円とすると、4375000*0.0525 = 36万7,500円

パケ定額制有りの場合。
例えば9800円で何メガ使えるかというと、9,800/0.084*128b = 14,933,333b = 1.86Mbyte
5985円では、5,985/0.084*128b = 9,120,000b = 1.14Mbyte
YouTube1本で2〜10MBくらいあるから、視聴途中で5985〜9800円の元は取れてしまうね。

ここまで計算合ってるかな?

これならパケ定額無しと1029〜9800円のダブル定額と5985円の一律定額の3つから選べと言われたら
誰でも迷わず5985円の一律定額を選ぶんじゃないかな。
1ヶ月にYouTube1本分のデータ通信も行わないなら別だけど。

 パケット定額なしに70MByteほどiPhoneで通信すると、36万円強!(正しくは4万8千円程度)かかってしまうことになる。1MByteあたりの通信費は5,000円(700円)くらい。パケット定額制を嫌がる人の意見を考慮して料金プランを自由に選べるようにしたり、スライド課金システムを提供しても、結局あっという間に上限に達してしまうっぽい(あっという間には行かないけど、結構すぐ上限に行きそう)ですね。

 ちなみにこのブログのトップページのサイズは554.0 KByteだったので、僕がiPhoneで月に3回(正しくは16回くらい)、3Gネットワークを利用して自分のブログにアクセスしたらパケット定額フルの元が取れるということになりますね。

 SoftBankがなぜiPhone購入者にパケット定額フルを強制にしたのかを考察した記事では、以下のものが興味深かったです。

 初代iPhoneにはパケットを垂れ流しするという報告があり、使ってもないのに多額のパケット料金を請求されたケースがあった模様。そもそもiPhoneは大量のパケット通信を行うことを想定して作られているから、パケット通信料の相場を知らない消費者がGoogleマップ等を使ってパケ死してしまい、訴訟などを起こされるリスクを考慮してパケット定額フルを強制にしたのではないかという考察。

 現状、SoftBankの示した料金プランが納得いかないならiPhoneはスルーせざるを得ないですね。僕は705NKのローンが残ってるし、機種変更価格表/20080701 - MOBILEDATABANKによると、買い増しの場合は特別割引額が少なくなってしまうので、最低あと半年はNOKIAのお世話になる予定です。

 24ヶ月も同じ電話を使い続けなきゃいけないってのは、販売報奨金システムで一年程度で携帯を買い換えることに慣れきっていた身にはこたえますね。

訂正

 引用部分の計算は間違ってますね。1パケットは128Byteだから、70MByte通信したとしても 70*1024*1024/128*0.084 = 48168.96 ですね。48,168円。

 ということは、一月のパケット通信が8.5MByte未満ならばパケット定額フルの契約は損をするということになりますね。

 もっとも、YouTubeを一本見る程度のパケット通信で定額の料金を超えてしまうので、パケット定額フルが仮に強制でなかったとしても定額契約をするのが賢い使い方であることには変わりありません。