| @映画/ドラマ/テレビ

パーク アンド ラブホテルという映画を見た。PFFスカラシップ作品。

外観は寂れたラブホテルなのに、子どもたちが吸い込まれるように中に入っていく。前を通りかかった14歳の家出少女はその光景に唖然とする。一旦はホテルの前を通り過ぎるのだが、好奇心を抑えきれず、ホテルの中に足を踏み入れる。子ども達と乗ったエレベーターを降りると、屋上には公園があった…。

主人公は新宿の外れ(初台とかそのあたり)にあると思しきラブホテルの経営者で、初老の女性。入れ替わり立ち代わりに人生にトラブルを抱えたゲストがラブホテルにやってくるという設定。最初が14歳の家出少女、30代の主婦、売春をする女子高生、という順番。

ラブホテルを訪れるゲスト達は、 女一人でラブホテルを営む主人公の下でなにかしらのヒーリングを受けるという筋書なんだけど、実際は主人公自身も深い悲しみを抱えていて、人生の無常観を映画は観客に語りかける。仏教ぽいものを感じた。

全体的にかなり前衛的な映画だった。というか、14歳の少女は全然14歳に見えないし、売春をする女子高生も全然17歳には見えなかった。リアリティー徹底無視の映画で、個人的にはあまり感情移入できなかった。

主人公のラブホテル経営者を演じたのはりりぃという往年のミュージシャンだったらしい。30代の主婦を演じたのはちはる。17歳の売春する女子高生はどこかで顔を見たことがあるなと思ったら、京阪電鉄の“おけいはん”だったようだ。

| @散財

 Nokiaの携帯にいろいろアプリケーションをインストールしてて気がつくんですけど、Symbian OS向けのシェアウェアはどれも高いです。平気で$29とかします。iPhoneのApp Storeに慣れてるとぼったくりな感じがする。

お小遣い管理ソフト in App Store

 たとえばお小遣い管理ソフト。App Storeでは無料のものもあるし、中心価格帯も230円から450円ほど。一方で、Nokiaの携帯向けのアプリを紹介しているHandangoを見てみると、安いもので5ドルから。中心価格帯は10ドルから20ドルな感じです。PC/Mac用のシェアウェアの値段を考えてみても、2,000円から4,000円程度が主流でしょうから、App Storeのアプリケーションの値段はかなりお買い得だといえます。

 これは多分、Nokiaやコンピューター向けのシェアウェアは、ダウンロードして2週間くらいお試しできるからでしょう。App Storeではお試しが出来ないので、いきなり2,000円とか3,000円とか強気な価格設定にしてもなかなかダウンロードしてもらえない。それでソフトウェアの価格が安くなってるんじゃないかと思います。

 アプリの値段は安い方がユーザーとしてはうれしいのでiPhoneのApp Storeの方が利用しやすいとは感じますが、果たしてApp Storeの作者の皆さんは採算取れてるんでしょうか。

 TUAWにもこの手の話が載ってて、iPhoneアプリケーションを9.99ドルで売りたいんだったら、お試し用のフリーバージョンを用意した方がいい、って書いてありました。

 経済学で言うところのレモンの市場の原理が働いて、粗悪ソフトしかApp Storeに出回らなくなったら嫌ですね。

| @旅行/散歩

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 カンボジアでガイドを付けるときは、現地人のガイドを雇うのが暗黙の了解みたいになってるらしい。現地の人の雇用を確保するために現地人ガイドを雇うことは良いことだと思う。我々はガイドは頼まなかったけど、他の旅行者のガイドを見る限り、みんな公務員っぽい感じの制服を着てて、礼儀正しく、言葉もうまい。英語ガイドの他にフランス語、ドイツ語、中国語、そして日本語ガイドの姿を見かけた。僕が見かけたドイツ語ガイドや中国語ガイドの人はもうその国の人になりきっていて、まるでネイティブスピーカーのガイドみたいに流ちょうな言葉で案内していた。しかしそれでも恐らく留学経験はないはずだ、と一緒に旅行した親戚のお姉さんが言っていた。カンボジアで留学できるほどの金持ちなら旅行ガイドなんてやってないはずだからだ。

 面白いのだけど中国語ガイドの人は、中国人観客がそうであるように、とても大きな声で話していた。日本語ガイドやドイツ語ガイドは、幾分トーンを落とした声で案内していた。とても不思議だったけど、言語ごとの声の大きさってのがあるのかもしれないと思った。

 カンボジアには日本人観光客も多いけど、韓国人観光客も沢山いる。シェムリアップの幹線道路沿いには沢山ハングル文字の看板が出てて、正直驚いた。でも韓国人観光客は韓国人宿に泊まり、韓国料理店で食事をし、韓国人経営のお土産屋で買い物をし、全然カンボジアにお金を落としていかないと、カンボジア人のドライバーが愚痴をこぼしていた。さらにはガイドまで韓国から連れて来るので、カンボジア人にはすこぶる評判が悪い。現地ではカンボジア人ガイドと韓国人ガイドの間で暴力沙汰に発展したというニュースが報じられていたほどだ。

 貧しいカンボジアにとって外資の受け入れは必要なことなんだろうけど、一国に偏ると後々問題に発展しそうな気がしないではない。

| @旅行/散歩

ココナッツジュースを用意してもらってるところ

 カンボジアの観光地では、物売りの人達がすごく寄ってくる。やれ水を買え、絵はがきはどうか、遺跡の写真集も2ドルだ、などなど。

 でも水が欲しい人は必要なときに自分で店まで買いに行くだろうし、みんなデジカメを持っているので、いまどき絵はがきや写真集を買いたがる観光客は少ないだろう。観光客が欲しいものとカンボジア人の人達が売っている物との間にギャップがあると感じた。欲しくないものはいくら熱心にセールスされても買う気にならないし、どうしても必要なものは少々高くても買ってしまうのが人間というもの。行く手を遮るようにして物を売りつけられると、かえって怪しく思えて欲しい物も欲しくなってしまう。

 片言の英語や日本語を駆使して営業する努力には涙ぐましいものがあるけど、もっと売り方を工夫したらあんなに苦労しなくても済むんじゃないかなと思った。

| @散財

外装交換に出してピカピカ

 28日はSoftBankからN82が発売されるのでとても楽しみにしていたんですが、その前日の27日、Nokiaが日本から撤退することが報じられました。残念です。

 最近はiPhoneばかりで705NKの方は全然いじってなかったんですけど、ここ数日で遅まきながらAllFiles化したり、アプリケーションをダウンロードしてインストールしたりと、結構いじりました。iPhoneも良いけど、いろいろいじれるNokiaはやっぱり楽しい! 電波の掴みは良いし、酷使しない限り電池も長持ちする。何より動作が安定してます。いきなり電波掴まなくなったりしない。iPhoneと違って電話として普通に使える! すごい!

705NK hacked

 個人的にこれから日本にもNokiaの時代が来るんじゃないかと思ってたんです。販売奨励金がなくなって端末の値段が上がり、2年とかわりと長いスパンで携帯を使うことが一般的になった。そうなるとアプリケーションのインストールやソフトウェアアップデートなどで改良しながら長く使うことのできるスマートフォンの時代が到来し、Nokiaの携帯が注目されるんじゃないかなーと思ったんです。Nokiaも国内シェアを二桁にするって、宣言してたのに。

 僕はたまたま発売日に量販店に行く機会があって、売り場に飾ってあった「N82で撮影しました」っていう写真を見たんですけど、かなりきれいでした。コンデジいらずってのはほんとっぽい。

 なお2ch情報によると、N82のAllFiles化は不可能な模様。YaPNは使える(つまり、Yahoo! ケータイも閲覧できる)ものの、Joiku Spot Premium、GunBoxなどは使えない模様です。

 僕も欲しいんですけど、別のオモチャを買ってしまったのでちょっとお金がない。来年上旬にもNokiaは国内販売を終了する予定らしいので、欲しい人はお早めに。

| @旅行/散歩

give me one dollar

 カンボジアでは、お金をくれと子どもにせびられることがたびたびあった。

 今日の日本人には物乞いはみっともないこと、みたいな感覚があると思う。もちろん戦後は日本人の子どももアメリカ兵に物乞いしてたんだろうけど、今日では物乞いする人ってのはほとんど見かけないですよね。ホームレスのおっちゃんたちも空き缶集めたりとか、何かしら仕事してる。そのせいか、人にお金をあげることに僕はとても抵抗があります。(ヨーロッパを旅行したとき、教会の前で突っ伏して小銭を請う人が少なからずいて、軽いショックを受けた)

 そもそも見ず知らずの大人が、子どもにただでお金をあげることは教育上よくないと思う。日本人は金持ってるからっていう理由で金をせびられるのも納得がいかない。お金は働いたり何か売ったりした対価として得られるべきもので、ただ金寄越せっていうのは道理にかなわないと思う。

 一緒に旅行したお姉さんは何度もカンボジアを旅行していて旅慣れてるんだけど、子どもたちにねだられると、「仕方ないなぁー」と言ってお金をあげることもあった。なるべくそうならないようにシンガポールでお菓子を調達してきて、子どもが金くれって言ったらお菓子をあげることでその場をしのぐようにしてたんだけど、一緒に遊んだ子どもたちにお金をあげることもあった。お金をあげると子どもたちはすごく喜ぶ。

 そんな風に喜ぶ姿を見ていると、堅いこと言わずに、お金をあげちゃうのもありなのかなー、とも思った。もちろん、群がってくる子どもたちみんなにお金をあげてたら、一人に1ドルずつでもトータルではかなりの額になってしまう。だからみんなにお金を配ることなんて不可能なんだけど、1ドルあげるだけであんなに喜ぶんだったら、先進国からやって来たちょっとしたサンタクロースみたいな役回りを演じることも、悪いことではないのかも知れないと思った。

 子ども以上に難しいと感じたのが、地雷で足を失った人にお金をあげることだ。カンボジアは国による福祉とか皆無だろうから、彼らは物乞いで生きていくしかないのだろう。でも一方で、足がなくても楽器を演奏して観光客からチップをもらっている人達もいた。伝統工芸品を作って売ってる人もいた。そういうのに対価を払うのがあり得べき寄付というか、慈善のあり方ではないかと思う。ただなくなった足を見せてギブミーワンダラーと言ってる人にお金をくれてあげるのは、こちらの心も痛むしやりきれない気分になる。いまこのおじさんに自分が1ドルあげても、カンボジア中の地雷被害者の持続的な生活の向上には繋がらないことが明らかだ。それよりも、こういうおじさんたちが何か技能を身につけて、継続的に暮らしぶりをよくしていけるような仕組みを作ることの方が大切だ。先進国の旅行者の同情に身を委ねる人生は惨めだと思うし、おじさんたちの自尊心も傷つけられるだろう。

 先進国に生まれた人間の甘っちょろい意見なのかも知れないけれど。

| @旅行/散歩

 カンボジアに着いて最初に訪れたのはアンコールワットでした。アンコールワットについては歴史や地理の授業でたびたび習いましたが、教科書や資料集に載っている写真は色調に欠け、石でできた味気ない遺跡という印象しか持っていませんでした。しかし初めて訪れたアンコールワットは荘厳で、圧倒されてしまいました。

 カンボジア到着が夕方だったため、最初に見たアンコールワットは夜のライトアップされたものでした。これはとてもラッキーだったと思います。遺跡はシェムリアップの市街から少し離れた場所にあるのですが、あたりは森に囲まれており、暗闇のなかに浮かび上がるアンコールワットの姿は見事としか言い様がありません。

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 遺跡には昼間も訪れましたが、観光客だらけで混み合っており、ゆっくり見て回ることが出来ませんでした。回廊に掘られている彫刻を眺めるにしても、夜間のライトアップされた光のなかで見るのと昼間の太陽光で見るのでは大きく印象が異なります。まるでイタリアのルネサンス建築のように美しいのです(イタリア行ったことないですけど)。

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 高校で習う世界史では、文明はどうしても西欧や中東、中国を中心に発達したような印象を持ってしまうのですが、東南アジアのカンボジアにも、インドから伝来した非常に高度な仏教文化が花開いていたことを知ることができました。

 アンコールワットのライトアップはいつもやっているわけではないようですが、もし期間が合えば、昼だけではなく夜も訪れる価値のある遺跡だと思いました。夜の涼しい時間にゆっくり遺跡を歩いて回ることができて、とてもよかったと思います。夜の闇に浮かび上がる彫刻を眺めながら、悠久の時の流れを感じることができました。