上映最終日に鑑賞。当初は見るつもりはなかったのだが、レビューサイトや毎日新聞の映画評で評判が良かったので、早起きをして車を飛ばしDenkikanまで赴いた。が、徒労だった。お年寄りや往年の名俳優、藤村志保と栗塚旭の演技を見たい人には良いかも知れない。
簡単なストーリー。京都に住まう老夫婦の話。装束作りを生業としている。二人きりの物静かな生活を楽しんでいたが、ある日妻の千恵が筋肉が萎縮していく病気を患っていることが分かり、穏やかな生活が崩れていく。夫の黒由は少しでも妻の症状の進行を遅らせようと、街で子どもたちに手品を披露している手品好きの大学院生、伊藤俊介に声を掛け妻に手品を教えるよう頼む。それから夫婦の愛と伊藤の恋人との恋愛模様が描かれていく。
これは雰囲気を楽しむ映画なんだと思う。こういうのが好きに人には評価が高いかも知れない。しかし個人的には楽しめなかった。伊藤の恋人役の山内明日が知的でとてもかわいく、映画のなかの彼女はまったくもって僕の好みを体現したような存在だったが(僕は大人しそうで頭の良さそうな女の子が好きなのです)、帰宅して彼女の 公式サイト を覗いてみるとちょっとオツムが足りない系のハチャメチャ明るい系の女の子で軽く鬱になった。
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