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 Twitterをやっていると、短い言葉の力について考えさせられることがよくある。

Selfortrait_Normal

禁治産者 Twitterやってる人たちだけ言語感覚が研ぎ澄まされていくような気がする。

09:23 AM December 21, 2007 from movatwitter

 これを書いた直後はある人に否定されてしまったのだが、わたしは十分にありあり得ることだと思う。わずか140字で人の共感を呼んだり同意を得たりするには、修辞的な手法が非常に重要になってくる。

 例えば、わたしの上の発言を受けて @makopin が発したものに以下のようなものがある。

_______normal

makopin Twitterやってる人達は言語感覚が研ぎ澄まされすぎて社会の中でガラパゴス化する気がする

10:50 AM December 21, 2007 from movatwitter

 これが例えば、単に「Twitterやってる人達だけ社会から取り残される気がする」だったら、3人からfavされただろうか(ふぁぼったーで確認する限り3人からfavされているが、わたしもfavっているので最低でも4人はこの発言をfavしている)。社会の中でガラパゴス化という修辞がぴりりと利いたアクセントの役割を果たしていると思う。

 ところで最近、@utabito のポストを毎回楽しみに読んでいるのだが、むかしの人はなかなかどうして日本語がうまかった。中高生の頃はちっとも良さが分からなかった和歌が、@utabito を介して読むととても心に響いてくる。Twitterをやることで短い言葉の力を知ったからだと思う。

| @映画/ドラマ/テレビ

 農畜産物がどのようにして「生産」されているかを延々撮影したドキュメンタリー映画。もっとメッセージ性のある映画なのかなーと思っていたけど、中立的かつ淡々と、人間によって行われる生殺与奪を記録し続けた映画。正直なところ面白い映画だとは言い難いが、食の安全性に世間の関心が集中しているためか、平日昼間の回なのにとても混んでいた。

個人的に印象に残ったシーン

  1. 孵化直後のひよこが工業生産品のようにモノ扱いされるシーン

     生まれたばかりだというのにもの扱いされ、ベルトコンベヤを流され、機械製品のように検品され印を付けられるひよこたち。

  2. 雄牛が精液を採られるシーン

     おとりの雌牛が用意され、雄牛は交尾するよう促されるのだが、雌牛にのしかかろうとした瞬間にペニスにコンドームのようなものを被せられ、挿入する前に射精させられてしまう。一頭の雌牛に対して多くの雄牛が並べられるのだが、一頭として雌牛と交尾するものはいない。

  3. 様々な野菜が収穫されるシーン

     ドイツ(あるいはオーストリア?)の農業が非常にシステマティックでビックリする。日本の農家というと、夫婦が二人かそれに長男を足したせいぜい三人でやるもの、というイメージがあるが、ドイツではかなり労働集約的に農業がこなされていて、まるで工業生産品を扱うかのごとくレタスをパッキングする光景は異様。

  4. 地下の鉱脈で岩塩を採掘するシーン

     食べ物の映画なのに、炭坑夫のような男二人がリフトで地中深く降りていくシーンがある。巨大な運搬トラックで運んでいる砂様のものは塩。地中深くの暗がりでキラキラと青白く輝く塩を採掘する様子は非常に幻想的で、まるで宮崎駿のアニメを見ているかのようだった。

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| @技術/プログラミング

| @映画/ドラマ/テレビ

 映画館の前を通りかかったら偶然上映していたので見た。

 『風の外側』は奥田瑛二の監督4作目。『るにん』を見て以来、奥田瑛二はかなり気になる存在だ。監督3作目の『長い散歩』(未見)はモントリオール国際映画祭でグランプリを獲得している。それだけに期待したのだが、正直なところ期待はずれだった。

名門女子高の合唱部でソロを務める真理子は、音大目指して毎日レッスンに励んでいた。ある朝、通学途中に男たちに絡まれ、鞄を海に落とされてしまう。それを、海に飛び込んで拾ってくれた青年がいた。感激した真理子は、その青年に再び会い、自分たちの下校時のボディガードになるよう頼む。口数が少なく、名前さえ名乗らない青年だったが、やがて二人は恋心を抱くように。しかし、青年には真理子に言えない任務を任されていた。

あらすじ 解説 風の外側 - goo 映画

 良くなかった点を列挙すると以下のようになる。

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| @Mac/iPhone

 AppleのSafariの宣伝ページを見てて知ったんだけど、Safari 3ではすでに開いてるタブをドラッグして動かして新しいウィンドウを開けるんですね。これ何気に便利かも。タブをグリグリ動かせるのは知ってたんだけどなぁ。

Snapz Pro Xで無駄に動画撮ってみました↓ ダブルクリックで再生。

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Twitter

 Twitterをやりはじめてブログを全然更新しなくなった。最初は自分の言いたいことなんて140文字以内に収まるからかな、などと消極的に考えていたが、最近は考え方が変わってきた。ブログでの自分というのは猫かぶったり格好つけたりしてる気がする。一方でTwitterでの自分は素に近いと思う。ブログを書くには心の準備のようなものが必要だが、Twitterにはそれが必要ない。思ったことを、家族や友人に語りかけるみたいに気軽に書くことが出来る。これが多くの人をTwitterアディクトにさせる理由の一つではないかと思う。

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 最近は外で過ごす時間が多いのですが、MacBookを持ち歩くわけにも行かず、携帯を酷使しています。RSSリーダーはNewsFireを使うのを止め、Google Readerにしました。モバイルでも自宅のMacBookでも未読既読が常にシンクされてるのはカイテキです。メールもすっかりGmail一本になりました。こちらもIMAPのおかげでMacと携帯で未読既読が同期されているので非常に効率的にメールを読むことが出来ます。これでGoogle Checkoutがいろんなネットショップで利用できるなら生活のすべてをGoogleにゆだねることになりそうです。

 RSSリーダーといえばシェアウェアのNetNewsWireがフリーになりました(Newsgator turns NetNewsWire free for everyone)。NewsGatorは商売方法を変えて、ソフトウェアはただにし、サーバー関連で収益を上げるモデルに変更したそうです(NetNewsWire for Mac, other NewsGator products go free)。まぁ考えてみれば当たり前ですよね。LDR(Fastladder)とかGoogle Readerとか、優れたオンラインリーダーが無料で利用できるわけですもんね。

 ブログを始めた頃なんかは独自ドメインとってレンタルサーバー借りて自分でブログツール設置してこそ、なんて思ってましたが、最近は逆で、便利なサービスはどんどん利用して任せられるところは業者に任せるのが一番かなー、と思うようになりました。スパム対策、メンテナンスは素人がやるよりよりプロに任せた方が安心ですもんね。Web2.0生活到来。