| @雑談

駅近くで何かアパートみたいの建ってるなー、と思ってたんですけど、今日近づいて看板見てみたらなんとバックパッカー向けの宿が出来るらしい。その名も“ASO BASE Backpackers”。

Aso Base Backpackers

阿蘇にはユースホステルがあるけど、これがかなり駅から遠くて、坂道を歩いて30分くらいかかる。墓地の上にあって薄気味悪いところだし、周りに食料品店とかないので激烈不便な場所なんですよね。駅前に安宿があるとバックパッカーに受けるだろうなーと思ってたんですけど、ついに出来るっぽいです。

ちなみにホームページがあるんですけど、トップページが英語でまじ外タレウェルカムな作りです。ドミトリーメインで、ダブルとツインもあるって書いてある。ドミトリーは一人一泊2,800円らしいです。なかなか良心的な値段ですね。

僕はしばらく海外旅行いく予定とかないので、ちょっとでも海外旅行気分を味わうために泊まりに行ってみようかな。激烈近所だけど。

| @雑談

この前、2005年にドイツを旅行したときのことを友だちに話していて(大して海外旅行行ったことないくせに人に旅行の話をするのが好き)、ふとベルリンで買ったトレーナーシャツのことを思い出した。まぁ今風のかっこいい言い方をするとスウェットシャツです。5ユーロ。

wir wollen nie mehr auseinander gehn

これは地球の歩き方に載ってる東ドイツグッズが売ってある店で買った。店は旧東ベルリンにあり、クソ寒い夕方、帰宅途中のドイツ人たちとすれ違いながら店に向かった。店に入ると元気の良さそうなドイツ人の女の人がいて、ドイツ語で何か言った。僕と同行者が「?」という表情を浮かべると “It’s so cold” と英語で言った。彼女の足下には電気ストーブっぽいものが置いてあったけど、彼女はがたがたとふるえていた。

店内には東ドイツ製の食器だとか雑貨が雑然と並べてあった。地球の歩き方にはお洒落な雑貨屋っぽいイメージで紹介してあったが、商品はあらかた日本人観光客によって買いあらされたようで、あまり欲しいと思えるものは残っていなかった。その中で目を引いたのがこのスウェットシャツだった。ナイロンでパッケージングされていたが随分ほこりが積もっており、一般の日本人観光客の目をひくものではなかったようだ。

このスウェットシャツはプリントの色がいい。黒、赤、黄(金)のドイツのナショナルカラーをうまく使ってある。そして熊。ベルリンのシンボルは熊らしい。西の熊と東の熊が手を取り合おうとしている。ドイツ語の意味は分からなかったが、 “9. November 1989” という表記、ドイツ連邦共和国とドイツ民主共和国の国旗、二頭の熊から、ベルリンの壁崩壊を記念したものだということが分かった。

旅行から帰ってきて “wir wollen nie mehr auseinander gehn” というドイツ語の意味を調べると、英語で “we never go apart” 、つまり「我々はもう離ればなれにならない」というものだった。この言葉でGoogle検索すると「Wir wollen niemals auseinander gehn」というタイトルの1960年公開の映画がヒットする。映画のタイトルを拝借しているのかも知れないが、とてもいい言葉だと思う。

ただし残念なことに、このスウェットシャツの作りはあまり良くない。2、3回着たところで首まわりがほつれたし、毛玉だらけになった。裏地の起毛が暖かかったのは最初だけで、一度洗うとがたがたになった。だからいまはもっぱら観賞用になってるけど、僕はこのトレーナーシャツが大好きだ。

| @映画/ドラマ/テレビ

スラムドッグ$ミリオネア

評価 : ★★★★☆

ダニー・ボイル監督。アカデミー賞で沢山賞を取った映画。インドのスラム街出身の青年がクイズ番組の "Who wants to be a Millionaire" に出演して大金を得るまでの過程を描いたビルドゥングスロマンである。

スラム街出身の青年がなぜクイズに次々正解できるのか。インチキではないのか? これがこの映画テーマだ。ミリオネアの映画だと思っていたのに、冒頭は警察署で主人公の青年ジャマールが尋問されるシーンから始まる。不正を疑われて警察に捉えられたのだ。しかしジャマールは不正を働いてはいなかった。彼の数奇な人生が全て彼に答えをもたらしていた。たとえどんな難問であったとしても。

ムスリムのジャマールは幼い頃にヒンドゥー教徒の暴徒に母親を殺されてその後は兄のサリームとストリートチルドレンとして過ごす。途中、ストリートチルドレンを集めて組織的に物乞いに従事させる卑劣漢ママンの下で他の子ども達と共同生活を送るのだが、彼が何をしているのか(歌が上手い子の目をわざとつぶして盲目にし、人々の同情を誘おうとする)真実を知り得たサリームは弟を連れてママンの下から逃げ出す。ジャマールとサリームは同じようにヒンドゥー教徒の暴徒に両親を殺されていた少女ラティカとずっと一緒だったのだが、逃げるときにサリームは彼女を囮にして見捨てる。子供心にラティカに恋心を抱いていたジャマールは、大人になった後も彼女を捜そうとする。

やっとラティカと再会できた後も、兄やマフィアの親分にラティカを奪われるのだが、ジャマールは決してラティカのことを諦めない。マフィアの親分の下で人生を諦めながら暮らすことを余儀なくされたラティカを助け出そうと、彼は "Who wants to be a Millionaire" への出演を決めたのだった。

サリームは大人になって行くにつれて段々とずるがしこい人間になり、最終的にはマフィアになってしまう。信じられないことにジャマールが思いを寄せるラティカを奪い、弟に銃を向ける。一生許さないとジャマールは心に誓うわけだが、最後の場面でサリームはジャマールとラティカを結ばせるために自身を犠牲にする。この辺は以前見た『ミリオンズ』の流れに近いと感じた。ダニー・ボイルは兄弟ネタが好きっぽい。『ミリオンズ』をインド版に焼き直して、設定をもっと壮絶なものにしたのが今作かなー、という感じだった。

ところでママンが子どもを集めている施設には足のない子がいた。10年くらい前、メンノンを読んでいたらインドを旅行したモデルが旅の感想を書いていて、「手がない子どもが物乞いにやってくるけど、お金が集まりやすいように親がわざと我が子の手足を切ったりするらしい」と語っていたのを思い出し、複雑な気分になった。ジャマールらはムスリムであるために母親をヒンドゥー教徒に殺されるわけだが、インド社会の複雑な一端を描くことも忘れていない。

平日昼間の回だったせいか大学生カップルが多く(男一人で見に来てるのは僕だけだった)、エンドロールが終わって立ち上がるときに前の席に座っていたカップルが抱擁し合っているのが見えた。アホか。しかしラストのインド映画風ダンスは楽しいし、重い内容とは反対にエンディングは明るいので万人にお勧めできる映画だと思う。

| @技術/プログラミング

はてなダイアリーとかはカテゴリーごとにフィードを生成してて便利だと思ったので真似してみました。たとえば category.php?k=映画 にアクセスしたら、映画のフィードだけにアクセスできる。もう金輪際、僕のチラシの裏的雑記で精神的苦痛を被ることはありません! =-o 読みたいカテゴリーのフィードを選択して時間を有効活用してください。

| @技術/プログラミング

P_BLOGをわさわさいじって、Tagを付けられるようにしました。いや正確には前からTag付けられるようになってたんだけど、P_BLOGのTagは「CategoryをTagっぽく使う」っていうコンセプトなので、WordPressとか他のブログツールのTagの概念とちょっと違った。もともとP_BLOGにはTagはなくて、SafariStandのhetimaさんのハックを取り入れてCategoryをTag代わりに使えるようになっていたわけでした。

Tagはいっぱい付けといた方がいいとは思うんだけど、いままでTagをいっぱい付けまくったので数が260個ちかくになってしまって、こうなると逆に目当ての情報にたどり着くのが難しくなった。そういうわけでTagとは別にCategoryによって記事を大まかに分類しておくと便利だなーと思って、ちょちょっといじってみました。

データベースの `p_blog_log` テーブルのこれまでTagとして使っていた `category` フィールドを `tag` という名前にしてしまい、新たに `category` フィールドを作ってphpMyAdminでテキトーに記事にカテゴリーを割り振りました。その後P_BLOG本体のカテゴリーにまつわる部分をごにょごにょと改造して、TagとCategoryの機能を明確に分けました。要するにコピペして変数名や関数名を書き換えただけなんですけどね。

P_BLOGの後継プロジェクトのLoggix含め世の中には優れたブログツールが沢山ありますが、「自分で欲しい機能をどんどん拡張できる」のはオレオレ仕様のこのP_BLOGだけなわけでして、もう開発は終了していますがオレオレ仕様でどんどん進化して行っております :-) なんかもう主客転倒で、P_BLOGをいじる片手間でブログ書いてるような感じです :-P

| @技術/プログラミング

最近JavaScriptで遊んでます。まだ初歩的なことしかできないんだけど、IE6でアクセスがあった場合、初回と10回目にアラートを出すことにしました。IE6ユーザーのみなさん、うざいでしょう 8-) はやくあんな前近代的ブラウザは捨ててFirefoxをインストールしましょう。

で、今回やったのがjQueryを使って「もっと読む」をかっこよくするっての。P_BLOGでは記事中に <!-- more --> というタグを挿入すると、以後の部分は index.php や category.php では省略され、パーマリンクをクリックしなければ表示されません。長い記事を書くときはトップページが冗長にならないようにこのタグを挿入してたんですけど、AutoPagerizeで閲覧しているときに「もっと読む」をクリックしていちいちパーマリンクを開くのはかったるい。そういうわけであらかじめ全文読み込んで非表示にしておき、jQueryのshowToggleを使ってかっちょいい効果を付けながら展開したり折りたたんだりできるようにしてみました。

今後はしばらくJavaScriptを勉強してブログをもっとうざい感じにしていこうと思います ;-)

追記

うーん、AutoPagerizeで読み込んだ2ページ目以降ではきちんと動いていないっぽい! :-!

| @WWW

Google Analyticsにログインしたら、急にアクセスが40%も増えててビックリ。何事かと思ったらYahoo!ニュースからリンクされてたようでした。

リンクされた記事はこちら。

最近、隣町にビジネスホテルが増えてるなー、という何の変哲もない記事なんですが、Yahoo!の中の人がニュース内容に関連する記事と判断してくださったようです。

で、ビックリしたのがGoogle Adsenseのクリック率の高さ。平均はだいだい0.3%くらいなんですが、6%くらいの人がクリックしてくれました。旅行関連の記事だったこともあって、旅行の情報を積極的に調べようとしていた人が訪れてくれたということも確かに関係していると思いますが、Yahoo!ユーザーはGoogle Adsenseへの警戒感が少なくてそれでじゃんじゃんクリックしてくれたんじゃないかなーと推測しました。

2年前に404 Blog Not Foundからリンクしてもらったときもすごくフィーバーしたんですけど、そのときはGoogle Adsenseを設置してなかったので比較ができません。しかしもしあのときAdsense広告を設置しててもこんなにクリックしてもらえなかったんじゃないかなーと思います。

少なくとも今回確実に言えることは、このブログにYahoo!ニュースのリンク経由でやって来た人は、だいたい6%の確率でAdsense広告をクリックしてくれた、ということです。これってかなりすごいことですよ。Yahoo! Japanは優良顧客をたくさん抱えてるってことですもんね。

ところで、アクセスが最も集中している時間帯にはたまたま普段の3コラムレイアウトから2コラムレイアウトにしていて、いつもならクリック率ナンバーワンのメニューバーに設置しているAdsense広告が、スクロールしないと表示されないほど下の方に移動してたんです。こんな感じ。

portal shit!

最近追加したばかりで、殆どクリックされることのなかった本文上の広告1がじゃんじゃんクリックされて、逆に広告3は殆どクリックされてませんでした。もしアクセスが集中した時間帯にいつも通りの3コラム表示で、広告3が本文右横くらいにあったら、もっとクリック率は高まってたんじゃないかと思いますね。これは興味深かったです。