| @Mac/iPhone

ForkLift

 MacUpdate Promoで紹介されていたForkLiftというFTPクライアントがやばい。

 FTPクライアントにはこれまでCyberduckを使っていた(フリーなので)。それなりに便利だったのだが、LeopardでQuick Lookに慣れると、FTPサーバーの画像のプレビューができないのがものすごく不便に感じられるようになっていた。

 FTPサーバーの画像もQuick Lookできたら最高だなー、と思っていた矢先に、このForkLiftと出会った。わたしはケチなのであまりシェアウェアは買わないのだけど、ソッコーでレジスターした。以下、Cyberduckとの比較を基本に、ForkLiftについてアツく語ってみる。

ForkLiftのすごいところ

Quick Look

Quick Look

 これは本当にすごい。このためだけにお金払ったようなもの。Cyberduckだと画像の内容が確認できないので、一旦ローカルにファイルをダウンロードしてプレビューで開くなどして中身を確認しなければならなかった(*)。ForkLiftの場合そんな手間いらずで、Quick Lookで直接画像の内容を確認可能だ。不要になったファイルの判別・整理が格段にやりやすくなる。

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| @散財

 705NK(N73)、Opera Mini 4.1 Betaを入れたりして大変カイテキに使っていたんだけど、ジョイスティックががたがたになって使い物にならなくなってしまった。SoftBankショップで修理に出すと、代替機として702NKII(6680)を貸してくれた。

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 このときアドレスデータをショップの端末で移してもらおうとしたのだけど、705NKのUSBコネクタの接触が悪く、なかなか店舗の端末にデータを読み込めない。705NKはBluetoothでiSyncできるから、データなどはすべてMacのAddress Bookと同期してる。きっと702NKIIもiSyncできるだろうと予想し、自分でやるからとデータ移転をしてもらわずに702NKIIを持ち帰った。

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| @写真

Tsutsuji with an ant

たんぽぽたんぽぽRust

| @WWW

 なんか知らない人の日記からリンクされてて、それを読んでみたら上から目線で人を見下したような書き方がしてあってむかついたわー、という話。俺がTwitterについて書いた記事(ことばについて)に言及してるんだけど、言葉の端々から人を小バカにした感じが伝わってきてすごく不愉快だった。

まず短くて修辞的てのが意味不なんだが

こんなことは文章を書いている人たちとか、文学とかいうものをお勉強している人なら、昔からこの問題で苦悶している人たちのことをよく知っているだろう。

ただ、この記事を書いた本人は実感として得ることができたのだから、それは良い経験をしたわけだよね。

 ネガティブコメントとかちょくちょく話題になるけど、なんつーのかな、遠くからぽーんって好き放題書くってのは良いことじゃないね。いや俺もときどき人のブログにTrackback送らずにリンクしててきとーに生意気なこと書いたりするんだけどさ。反面教師になった。

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| @写真

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| @映画/ドラマ/テレビ

 主人公アラン・ジョンソンは成功した歯科医で、ある日ニューヨークの街角で学生時代に寮のルームメイトだった友人、チャーリー・ファインマンの姿を見かける。しかし友人は911のテロで家族を失って以来、正常な精神状態を失っていた。アランはチャーリーを立ち直らせようと奔走するのだが・・・

 主役はドン・チードル。役柄は『16歳の合衆国』でやったのに近い。しかし、『16歳の合衆国』の方が圧倒的におもしろかったし、リアルだった。実はこの映画、隠れたプロパガンダ作品なのではないかとすら思った。ときどき「外国の悪魔たちのせいで」みたいな台詞がさらっと出てくる。ヒューマン映画を装いつつもアルカイダ批判、アフガン侵攻やイラク戦争の正当化を忘れない、みたいな。こういうのは気持ち悪いですね。

| @映画/ドラマ/テレビ

 ベルリンの壁崩壊前の東ドイツが舞台。東ドイツの秘密警察、シュタージ(国家保安省)に籍を置く男が主人公。

 大まかなストーリー。家族もなく、どきどき売春婦を抱きながら一人寂しく暮らす主人公ゲルド・ヴィースラー大尉だが、劇作家ドライマンが西ベルリンへの逃亡計画を企てているとして、盗聴を命じられる。しかし盗聴をするうちドライマンとその恋人クリスタに共感し、党の命令に背いて二人を守ろうとする。それまで冷徹に容疑者を取り調べるだけだった男が自分の人生を捨てて、善き人(Guten Menschen)となるのだった。

 人権を無視した尋問のやり口や盗聴などにもぎょっとするのだけど、一番印象に残ったのが、ヴィースラーが上司クルビッツとシュタージ施設内の食堂で食事をしていて、近くに座った若い党員がホーネッカーをネタにして冗談を言うシーン。

 たまたま幹部用の席を避けて一般党員用の席に座ったヴィースラーたちのことに気がつかず、ある若い党員がホーネッカーをこけにする冗談を言おうとする。しかし友人たちの視線で幹部が近くに座っていることに気付き、冗談を言うのを止めようとする。「かまわんから続けろ」とクルビッツに促され、それでは、と若者は冗談を言うのだが、クルビッツはネタをひとしきり笑ったあと若者の名前と所属を聞く。凍り付く若者。「分かっているだろうが、君の将来は──」

 『グッバイ、レーニン!』では懐古趣味的に、東ドイツ時代も悪くなかった、みたいな描かれ方をしていたわけだけど、やっぱり共産主義というか全体主義は怖いですね。平和な日本に生まれて良かった。