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時間外窓口サービス廃止へ 郵政公社、3600局で

 日本郵政公社は12日、郵便物の集配拠点となっている全国約4700の郵便局の再編に関連し今年9月以降、約3600局で順次、郵便物の引き受けなどの時間外窓口サービスを廃止する方向で検討を始めた。将来的には現金自動預払機(ATM)の取扱時間も短縮する意向だ。

 2007年10月の郵政民営化を控え人員配置を効率化、コストを削減するのが狙い。公社は何らかの代替措置で利用者へのサービス低下を防ぐとしているが、過疎地などでどこまで現状のサービスを維持できるのか不透明で、自民党や地元から反発が出そうだ。

(共同通信) - 4月12日9時50分更新

 一部の就職活動中の学生には厳しい仕打ちだ。これじゃあ、締め切り日前日の夜中に焦ってエントリーシートを仕上げて、明け方にひぃひぃ言いながら夜中も開いてる集配局に激烈ダッシュ、という戦法が使えなくなるじゃないか(笑) やはり郵政民営化反対だ。今度の選挙も共産党に投票しよう。

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 アカデミー賞監督賞受賞作である。数々の映画賞で賞に輝き、作品賞の本命候補だと言われていたが、結局は『クラッシュ』にかっさらわれてしまった。同性愛がテーマの映画は、やはりアメリカでは不遇な扱いを受けるのだろうか。

 肝心の映画の内容自体はわりと良かった。これは同性愛を描いた映画というよりも、許されざる恋を描いた純粋な恋愛映画として考えるべきだろう。たまたま愛し合った二人が同性で、住んでいる国がアメリカだったということだ。

 大まかなあらすじ。職にあぶれていたカウボーイのジャック・ツイストとイニス・デルマーは、羊飼いのアルバイトを一緒にこなすことになった。二人は羊を連れてブロークバック・マウンテンに登り、二人きりで一夏を過ごす。ブロークバック・マウンテンは夏でも凍えるような寒さで、ある夜テントの下で身を寄せ合って寝ていた二人は体を重ねてしまう。下山した二人はそれぞれ家庭を設け父として夫としての役割を果たしていくのだが、お互いのことを忘れることができず、四年後にジャックがイニスを訪れ、燃えるような恋が再開される。いったいどんな結末が二人を待ち受けるのか。

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 体調が良いので病院を抜け出した。

 それでさっきベスト電器の前でやってた中古CD市を覗いたら、"CREATION REBEL THE BEST OF cutting edge HIP HOP 1995-2000"と思わぬ邂逅を果たした。BUDDHA BRANDとかK DUB SHINEとかYOU THE ROCK★とかSHAKAZOMBIEといった、cutting edgeに所属してた連中のコンピレーション盤である。僕が日本語ラップを聴き始めたのはここ三年くらいのことで、これらの面々が最盛期だった高校生の頃は聞き逃している。だからこういうアルバムは本当にありがたい。リアルタイムの興奮が蘇ってくる。いつか買おうと思っていたのだけど、本日490円にて手に入れることができた。ラッキー。

 なかでも圧巻だったのがECDのロンリーガールである。リリックが少女たちに訴えかけてる(90年代の日本語ラップは慈善的なメッセージを放っていたのだ!)。この曲は一昨年くらいに加藤ミリヤがカヴァーしていてそっちは聞いたことがあった。加藤ミリヤ版は、ECDとK DUB SHINEという二人のオッサンがセンター街にたむろする少女たちのことを心配しているのに対して、「いつまでも子供じゃないんだ、余計な心配しないでくれ」って言ってるわけだが、そんなんより断然このECD版である。といってもECD版に共感してしまうのは、もう僕の年齢がコギャルたちのよりもオッサンたちの年齢に近いからかも知れないのだけど。

 それにしてもECDというのは、本当に凄い人だったんだなということが分かる。“さんぴんキャンプの人”ってだけじゃないのだ。彼の著書、『ECDiary』とかもいつか読んでみようと思う。リスペクトECD!

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瀬田の桜 前回の入院のことは書きませんでしたが、本日再び入院して明日から塩酸イリノテカン・ネダプラチン併用療法の2コース目を受けます。今日、採血して腫瘍マーカーをはかったら、なんと1コース目の治療前よりも数値が上がっていました。これはすなわち、いまのところ薬が効いていないということです。前回の治療前にあった違和感が取れていたから、よもや薬が効いているのかもと期待していましたが、現実は厳しいものがあります。このまま薬が効かなければ余命二年もないわけで(もっと短いかも知れない)、ここ数日の友人たちの来訪で忘れかけていた死への恐怖が舞い戻って参りました。

 しかしくよくよしてばかりもいられないので、CT撮影と入院時の検査が終わってから映画を見に行きました。アカデミー賞監督賞を受賞した『ブロークバック・マウンテン』です。しかし本稿は単なる日記ですので、映画の感想は別の記事で記すことにします。

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| @WWW

 一度は公開したもののやっぱりぴよってしまって公開を取りやめていた過去に書いた日記の記事を、P_BLOGの記事として投稿しています。いま2003年10月28日から2004年3月26日の分までアップしましたが、この作業、思いの外時間がかかる。もっと早く終わると思ってたのに。何しろ一ヶ月分アップするのに一時間くらいかかる。結構疲れました。

 ところで、なぜ急に再び公開する気になったかというと、まぁいろいろありまして。そもそも前書いた日記を公開したくなかったのは、以前の日記の内容がカスみたいなものだったからということはもちろんなんですが、日記の主要部分が僕の就職活動の進捗状況を記録しており、これがちょっと不味かったのです。というのは、僕がある企業から内定を受け誓約書にハンコを押した後も就職活動を継続していたからです。

 結局病気になったことによって、当該企業で働くという機会は失われてしまいました。先日、採用が保留になっていたものを正式に辞退し、これで晴れて一介のプーとなりました。真性NEETです。そういうわけで、僕がこれまでひた隠しにしてきた“約束違反”を公開できるようになったのでした。え、自意識過剰? 誰もお前のことなんて気にしてない? ごもっともです。

 日記の多くの部分は、いまのブログへの掲載基準を遙かに下回るもので埋め尽くされているのですが(2004年の夏以降の内容は特にひどい)、なかにはハッとする記事もあります。もしこのブログの閲覧者のなかに森井ゴンザレスの生態について興味がおありの方がおられましたら(まぁいないでしょうけど)、本当にどうしようもなく暇なときにでも目を通してみてください。

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AirMax95 福岡から友人がぴかぴかの新車に乗って見舞いに来てくれた。ダイハツのオープン2シーター、コペンである。ベースはミラらしいが、エンジンと足回りがチューンナップしてあるらしい。軽自動車なのにマフラーは2本突き出しで、重量感のある排気音である。初代ロードスターなんかよりも剛性感というか安定感があって、軽自動車に乗ってるという不安感はないし、運転してないのでわからないが加速も我がゴルフ2より速そう。しかも157.3万の車両価格で驚きの電動ハードトップ。人気が出るはずだ。

 やまなみハイウェイをドライブして久住の沢水キャンプ場近くで休憩していたら、ぐぉんぐぉんと排気音を響かせながら得意げにカプチーノを乗り回している青年にも遭遇した。やはりオープンカーはいい。オープンにして走るときの、あのうれし恥ずかし感がたまらない。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 正直あまり期待していなかったが、良い映画だった。これは読者の方にも是非見てもらいたい。

 ルワンダには大まかに分けてツチ族とフツ族という二つの民族がいた。ツチ族は侵略してきたベルギー人に取り立てられ、国を統治した。これがためにフツ族の不満が高まる。ベルギーから独立してしばらくした頃、クーデターが起き、人口で圧倒的多数を占めるフツ族が実権を握るが、その後も政情不安定な状態が続き、1994年、フツ族の大統領が暗殺されたことをきっかけにフツ族の民兵が蜂起し、ツチ族に対するジェノサイド(大量虐殺)が始まる。その当時外資系の高給ホテルに勤めていたフツ族のポール・ルセサバギナは、白人の上司や宿泊客が国外に脱出していくなかでホテルを切り盛りし、ツチ族の難民をホテルにかくまう。実話を元にした映画である。

 ホテル・ルワンダは当初日本で公開予定がなく、熱心な人々の署名活動によって漸く公開にこぎ着けた映画である(『ホテル・ルワンダ』日本公開を応援する会)。この経緯自体が、ルワンダが置かれていた状況を表している。ルワンダではわずか100日間の間に100万人以上の人々が殺されたといわれているのに、国際社会は救いの手を差し伸べはしなかった。欧米の先進国家は、ルワンダに滞在する自国民を救出するとさっさと軍隊を引き上げてしまう。国連軍も「我々はピース・キーパー(平和維持部隊)でありピース・メーカーではない」として、虐殺を止めようとはしない。結局のところ白人どもは、平生「人権人権」と叫んでおきながら、白人が住んでいるところか、油が湧き出るところにしか関心を示さないのである。ただのアフリカ人、ただのアジア人が圧政に苦しみ人権を弾圧されていても、知ったことではないのだ。ルワンダでツチ族とフツ族がいがみ合うようになったは、白人たちの統治政策のせいであるというのに。

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