| @散財

 良いですね、iPod touch手元に届いたしとは・・・。

 いつになるか分からないですが、私がiPod touchを買うときは以下のように刻印を入れてもらうつもりです。もちろんBiz Markieの曲しか入れません。

iPod touch

| @音楽

 Biz Markieは女の子にチューしようとして「友達でいようよ」Biz Markie - Friends - EP - Friendsと言われたり、彼氏いないって言ってた女の子に電話かけて男が出たので「さっきの誰?」って聞いたら「ただの友達」Biz Markie - The Biz Never Sleeps - Just a Friendと言われたりと、大変な毎日を送っておられます。

| @音楽

 3年前にSHUREのE2Cを買って気に入って使ってたんですが、断線してしまってからはaudio-technicaのヘッドフォンを購入して使っていました。しかし安価なヘッドフォンでは満足するような音質は得られませんでした。当然大きいのでかさばりますし、ラグビーやってたせいで左耳が変形しているので、長時間ヘッドフォンをつけ続けると耳が痛くなるという欠点もありました。

 そういうわけなのでちょっと奮発してSHUREのE3Gを買いました。SHUREからはSE210、SE310といった新作イヤフォンが発売されており、サウンドハウスでE3シリーズはディスカウント価格で売られています。

 もしiPodなどをお使いでカナル型のインナーイヤフォンを試したことがない方がいらしたら、是非大型電気店に自分のiPodを持って行ってSHUREのカナル型イヤフォンで試聴してみてください。高い遮音性と、今まで聞こえなかった音が聞こえることにビックリするはずです。気に入ったら価格が手ごろなE2Cを購入してみると良いと思います。

| @映画/ドラマ/テレビ

 1984年、イスラエルとアメリカはエチオピアのユダヤ人を国内に帰還させる政策をとった。作戦の名前はモーセ作戦。彼らは唯一の黒い肌を持つユダヤ人であった。しかしエチオピアは当時移民を禁止していたため、イスラエルへの移住を希望する人々はスーダンの難民キャンプまで決死の覚悟で移動しなければならなかった。途中、飢えや渇き、あるいは盗賊に襲われるなどで4,000人が命を落としたという。スーダンの難民キャンプも環境は劣悪で、モーセ作戦の現場に居合わせたキリスト教徒である主人公シュロモの母親は、我が子をユダヤ教徒であると偽らせファラシャ(エチオピア系ユダヤ人)の列に加わらせる。イスラエルへの帰還直前にたまたま我が子を亡くした女性の息子になりすまし、少年は出自を偽りイスラエルの地を踏むのである。

 物語の基本はビルドゥングスロマンです。シュロモは頭の良さをいかして女の子をうっとりさせるラブレターを書いたりユダヤ教の演説会で観衆を感嘆させたりと順調に成長していくわけですが、アフリカに残してきた実母と出自を偽っていることがいつも心の隅にあって苦悩します。本当はユダヤ人じゃないんだけど、努力して模範的なユダヤ人になろうとする。でもなかなかイスラエル社会は自分を受け入れてくれない。彼はいったいどんな人生を送ることになるのか。

 この映画には三人のお母さんが出てきます。一人目は我が子を生きながらえさせるために心を鬼にして主人公シュロモを突き放したの実の母親。二人目は帰還直前に亡くなった我が子の代わりにシュロモを連れてイスラエルに入国したユダヤ教徒の母親。最後に、イスラエルで二人目の母をも失ってしまったシュロモを引き取り献身的に愛情を注ぐフランス系ユダヤ人の母親ヤエル。みんないいお母さんなんですね。シュロモが学校でみんなからいじめられ、そのストレスのせいで肌にブツブツが出来るのですが、同級生の親たちはそれをアフリカの伝染病じゃないかといって恐れる。教師に「みんなが怖がるからシュロモを転校させたい」と言われると、ヤエルは親たちの前で演説をぶち、我が子は世界で一番美しいと言ってシュロモの顔を舐めるんですね。これには圧巻。母の愛情は海より深くて大きいわけです。

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| @散財

 国内ではDoCoMo 2.0で巻き返しの最中ですが、海外でi-modeが敗北中の模様。対応端末とサイトが少なかったのも確かに原因でしょうけど、それだけじゃないんじゃないかな。パケット代定額、PC用サイトを携帯内蔵ブラウザで閲覧ってのが時流な訳で、i-modeで代替(ケータイ用のサイトをケータイ専用ブラウザで閲覧)ってのは過去のお話かなと思います。

 iPhoneを入れたい、ってDoCoMoは乗り気ですけど、Safariでパケ代完全定額、WiFi内蔵、Apple様に通信量収入の一部を上納、なんて条件を飲めるんでしょうか。

ドコモにとって重要なのは、先進性や独創性であり、これを失ってはいけない。果敢にチャレンジしていくことが大切であり、これからのドコモの携帯電話に期待してほしい

 とはWIRELESS JAPAN 2007でのDoCoMo社長の弁。i-modeは過去の栄光であると見切りをつけ、iPhoneをラインナップに加えることが出来たらDoCoMo 2.0は本物だと思います。

| @音楽

ATAXIA / AWII

 国内レコードショップでは売られていない、John Frusciante公式サイト(http://www.johnfrusciante.com)からのみ購入可能なATAXIAの『AWII』がアメリカから届きました。感想。うーん、正直微妙だなぁ。Josh Klinghofferがヴォーカルとってる "The Empty's Response" って曲はわりと好きだけど、全体的に暗いなぁ。なんかRadioheadみたい。聞き込んでいったら好きになるのかもしれないですけど。

 そんなわけで最近は毎日ジョン・フルシアンテばっかり聞いてます。大阪でレッチリ見たのが大きかった。フルシアンテ教祖の歌うABBAの "S.O.S." が耳から離れません。プロモーションビデオの "The Past Recedes" 歌ってるやつとかかっこよすぎます。以下にYouTubeにアップしてあるものを貼付。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 京都は映画館が熊本よりたくさんあるし、機会があれば映画をたくさん見てやろうと思っていたのですが、足がしびれていたり体調が優れなかったり面倒くさかったりで(ていうか殆どこれが原因)、半年いたのに劇場に足を運んだのは3回だけでした。

それでもボクはやってない ★★★★☆

 最初に見たのが周防監督の『それでもボクはやってない』。痴漢冤罪がテーマの映画です。エンターテインメント作品としても優れているし、裁判制度の問題点を社会に問いかける問題提起型の映画としてもよく出来ていると思いました。

 むかしドラマ『ひとつ屋根の下』で下半身不随の青年を演じていた山本耕史が主人公をサポートする親友役で登場します。『ひとつ屋根の下』や最近の『華麗なる一族』ではニヒルな役などを演じていましたが、このドラマでは打って変わってパチンコばっかやってるプータローだけど友達思いのナイスガイを演じてました。知的な役柄よりもこういったチンピラ風の役の方がこの人はまり役なんじゃないかと思った次第です。意外な発見でした。

ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習 ★★★★★

 その後退院間近になって見に行ったのが『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』。これは面白かった。ダーティーなギャグ連発です。女性を性欲のはけ口としか見なかったり、障害者をバカにしたり、公衆の面前でUNKしたり、マネキンを見て手淫を始めたりと、カザフスタンの人気テレビレポーター・ボラットが、アメリカに文化学習に行ってやりたい放題やります。でもそれが強烈に皮肉が利いていて、とても面白い。例えばボラットは過剰にユダヤ人を怖がるのですが、それは絶対イスラム教徒を恐れるアメリカ人に対するあてつけだし、テーブルマナーを無視して無茶苦茶やったりだとかも、建前だらけの近代社会アメリカを皮肉ったものに他なりません。性欲のあるMr.Beanってのが一番分かりやすい例えかも知れません。

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