| @ブログ

昨年末から今年の正月にかけてXREAで借りてたサーバーが障害に見舞われてデータがぶっ飛んだけど、なんと今週、DreamHostでも障害が発生してサーバー(budapest)が落ち、データがぶっ飛んだ。

Jekyllでやってるパソコンブログの方はGitとJekyllの組み合わせのデプロイ環境が最強すぎて一瞬で再開できたんだけど、 www.portalshit.net は正直結構大変だろうなぁと思ってた。ところがサーバーが復旧した翌日くらいにはちゃんとDreamHost側でとってたバックアップがコピーされ、自分では何もすることなくサイトが復旧してた。しかも、サーバー復旧後、一旦ユーザーディレクトリは空になってたので自分でドットファイルと tech.portalshit.net だけ再アップロードしといたんだけど、そちらはこちらでアップロードしたものが残され、 www.portalshit.net と cinema.portalshit.net の内容だけがバックアップからコピーされてた。DreamHost、やるやないけ。障害報告ページでいきなり「こちらにデータの復旧義務はない」とか高らかに宣言してるXREAとは大違い。

まじでDreamHostはSSHできるしPassenger使えるし、今回みたいな障害のときも頑張って復旧してくれるし、Railsっ子にも安心してご利用いただけます。商売には向かないと思うけどね。オヌヌメ。

| @技術/プログラミング

いやまぁテキストエディターにはいろいろあるわけでして、皆さんEmacsとかVimで日夜しこしこコードを書いておられると思うんですけど、僕はGUIしか使えない情報弱者なので主にTextMateを使ってます。

TextMateで便利なのが "Run" っていう機能です。Rubyのコードを書いていて、 + R でさくっと実行結果を確認できます。いちいちTerminal開いて

$ ruby hogehoge.rb

とか面倒くさいことをやらずにすみます。

で、これからが本題なんですけど、先月Ruby 1.9.2がリリースされて、さらに gem update でRails 3が入るようになってしまったので、お試しでRuby 1.9.2とRails 3を使ってみることにしました。しかし1.8系を完全に捨てることは恐ろしいので、RVMを使って複数のバージョンのRubyを切り替えながらしばらく過ごしてみることにしたわけです。

上に書いたとおり僕ちゃんは情報弱者なのでTextMateに依存したコーディングライフを送っており、 + R で動くRubyもRVMのRubyにしたいと思ったのですが、これが分からなかった。RVMのサイトを見たらいろいろごちゃごちゃやり方が書いてあるんだけど(RVM: Ruby Version Manager - Textmate Integration with RVM)、結局この通りにやってもうまくいかず。

しかし先ほどなにげなく

$ rvm 1.9.2 --default

としてあげたところ、TextMateでもRVMのRubyが走るようになりました。

| @WWW

ちょっと前の本だけど、『Webを支える技術』をいま読んでます。

HTTPの話とか、毎日使ってる技術のことを知らなくて、いちいち感動しながら読んでるんですけど、中でも興味深かったのがURIの話。56ページの、「URIはリソースの名前だから名詞であるべき」というくだり。バージョン 2.0以前のRailsでは、

http://example.jp/sample/people/show/123

みたいなURIがデフォだったそう。しかしRails 2.0以降は

http://example.jp/sample/people/123

となって、動詞 show が省かれるようになった。HTTP通信で動詞を表すのはHTTPメソッドだから、URI自体が動詞を含むのはおかしいということらしい。ちなみにこのとき、名詞であるURIにアクセスするためのHTTPメソッドは GET ですね。

確かに自分が作っているサイトでもRailsで動かしてるものは、動詞を含まない名詞だけで表現されたURIを表示する。しかしながらCakePHPは

http://example.jp/sample/people/view/123

みたいなのがデフォだ。クールじゃない。というわけでURIから view を省くようにルーティングの処理を書き換え、各クラスのコントローラーも書き換えといた。

この『Webを支える技術』、プログラミングの話とかは載ってないから読んでいきなり何かの役に立つというタイプの本ではないけど、Web制作者なら職種にかかわらず読んどいた方が良さそうな本だなーと思いました。

| @技術/プログラミング

80個近くある静的HTMLファイルをシステム化する必要が生じたので、HTMLをHpricotでスクレイピングしたあと、抽出したデータをSQLiteにぶっ込んだ。しかしSQLiteにぶっ込んだあとでデータの一部をいじりたくなった。そこでRailsのActiveRecordを単体で使ってみた。

なんでわざわざActiveRecordを使うのか

いやそりゃもちろんSQL書くのが怖いからですよ。というのは半分冗談なんですけど、CakePHPはSQLite 2にしか対応しておらず、SQLite 2は何かと制限が多い。replace関数が使えんとか。temp tableとか作るのかったるいし、フレームワークばっかり使っててSQLはあんまりよく分からないのでActiveRecordを使った次第です。

作業詳細

このシステム化するプロジェクト自体はCakePHPで動いており、DBはSQLite2。デフォの状態だとRailsは sqlite3-ruby しかインストールしないので、ActiveRecordからSQLite2なDBを操作することができず若干まいっちんぐだったんだけどなんとかでけた。ちなみにやったのはCRUDのReadとUpdateね。

やったこと

とりあえず以下のようなファイルを用意。各レコードの name フィールドの "hogehoge" という部分なのが邪魔なので削りたかった。

#!/usr/bin/env ruby

require "rubygems"
require "sqlite"
require "active_record"

ActiveRecord::Base.establish_connection(
  :adapter => "sqlite",
  :database => "path/to/db"
)

class Hoge < ActiveRecord::Base
end

hoges = Hoge.find(:all)
hoges.each do |hog|
  hog.name.gsub!(/hogehoge/, "")
  hoge.save
end

まず最初に、 no such file to load -- sqlite みたいなエラーが出た。要するに「お前SQLite 2のアダプター入れてねえだろ」というエラー。とりあえず sudo gem install sqlite-ruby したんだけど、それでも no such file to load — sqlite が出るのでMacを再起動したら「Rails 3ではSQLite 2はdeprecatedだからさっさとSQLite 3に移行しろや」みたいなメッセージは出るもののちゃんとDBの内容を読み込めた。CRUDのReadはでけた。

しかしUpdateの部分で失敗。Railsの感覚で hoge.save とかやったんだけどこれは意図したとおりに機能しなかった。しょうがないのでRailsのAPIリファレンスを見ながら、 update_attribute() というメソッドをぶちかましてやった。こんな感じ。

hoges.each do |hog|
  if hog.name =~ /hogehoge(.*)/
    hog.update_attribute("name", $1)
  end
end

これで狙ったことができました。

Rubyいいわー。ほんといいわー。

| @雑談

最近車の調子が悪く、お金は全然持ってないけど「新しいPOLOいいよなー」とか思ってYouTubeでPOLOの動画見てたらこんなの発見した。

</param></param></param></embed>

1950年代のアメリカにPOLOがタイムスリップしたら、というストーリー。勝手に翻訳してみます。


不良連中行きつけの喫茶店の前に赤色のニューPOLOが駐まってる。

男A: 「ダセェ」

男B: 「レッド!」

店内に入るとカウンターに現代からタイムスリップしてきたとおぼしきなよっとした男が座ってる。

男A: 「おいお前、外に駐まってる赤いブツは何だ?」

ナヨ男: 「あたらしいPOLOだよ。」

男A: 「POLOォ?」

ナヨ男: 「かっこいいだろ?」

男A: 「かっこいいィ?」

不良一同爆笑

男A: 「思い知らせてやる必要がありそうだな」(ここの訳適当)


で、結末はご覧の通りです。

ちなみにPOLOはアメリカでは売ってないので、このCMはヨーロッパとかオセアニア向けということになりますね。1950年代のアメリカ人がアホっぽく描かれてて興味深いです。

| @技術/プログラミング

Rubyいいっすわ。あんまり詳しいことは tech.portalshit.net に書きますけど、Rubyいいっすわ。Rubyの何が良いってオブジェクト指向なのがいいっすわ。あと無駄な括弧やセミコロンが必要ないのもいいっすわ。配列の操作、ブロックとかがいいっすわ。Procとかまだよく分かってないけど、とても便利っぽいものなにおいがぷんぷん漂ってくるのがいいっすわ。全般的に「こういうのPHPでやりたかった」っていうのがたくさんあってとても助かる感じです。

残念なのは、ターミナルの操作にある程度慣れてないと、最初の環境構築でつまずくところかな。RubyGemsインストールして、必要なGemをインストールして、ってやらないとなかなか使えるようにならない。あとレンタルサーバーで気軽に使えないのが痛いかな。PHPは大抵のサーバーに入ってるし、ターミナルの知識なくても、HTMLの拡張子をPHPに変えて、テキトーに <?php ?> で囲んで何か書いてサーバーにアップロードすればとりあえずスクリプトを動かすことができるので、簡単に始められるのが良いですよね。RubyはApacheで動かそうとするとhttpd.confいじる必要があるので、なかなか簡単には使い始められない。

というかですね、PHPは動的HTMLを生成するためのテンプレートエンジンなんだと思う。どっちかつったらプログラミング言語っつーよりもウェブアプリケーションフレームワークでいうならビューに特化したマークアップ言語なイメージ。だから小規模な動的WebサイトだったらPHPはとても良いと思う。DBとか使わなくて、MVCとか分ける必要のないサイトとか。

ただライブラリとか使って複雑なことやるんだったら他の言語の方が良いと思う。PEARとかPECLとか便利なのか不便なのかよく分かんないし。

以上、Ruby on Railsの手術を受けて洗脳されている最中のおっさんの戯れ言でした。

そういや、今月下旬に友達の結婚式で東京行くのでRubyKaigi行きます。もし会場で僕を見かけたら生卵とか投げつけないで一緒にご飯食べたりしてあげて下しあ。

| @写真

先日、たまたま江津湖を散歩したらとても良かったのでお知らせします。

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