| @ブログ

tech.portalshit.net の記事を取り込んだとき、記事ファイルの作成日を記事作成日として取り込んでいた。

Jekyll 移行後の記事の場合はそれで良いのだが、 Mephisto 時代の記事はデータベースから一度 Jekyll に移行した都合上、ファイルの作成日が Mephisto から Jekyll への移行作業を行った日になっており、 2011 年の 3 月 8 日に大量に記事を書いたことになっていた。作成日が 2011 年 3 月 8 日になってる全ての記事を見てまわって日付を元の記事作成日に変更する作業をやった。 Jekyll はファイルパスに日付が残る仕組みなのでその日付を使った。残念ながら作成時刻は調べようがないので諦めた。静的サイトジェネレーターを好きになれない理由の一つに記事の作成日時や更新日時がメタデータとして残らないことがあったのを思い出した。

今回の修正により 2010 年の記事数が増えて 2011 年の記事数が減った。 2011 年はブラック企業に転職するために福岡に引っ越してきたのでろくに記事が書けてなかったはずだが、それでも 57 記事書いていた。一つ前の記事が 2020 年の記事としては 57 個目だったので今年は 9 年ぶりに記録を更新した。 #100DaysToOffload に挑戦中なので 10 年ぶりの年間 100 記事達成目指して頑張りたい。

| @ブログ

75 件ほどあった tech.portalshit.net の記事を取り込んだ。実家に住んでいた 10 年前に始めた技術ブログで、最初は Rails 製の Mephisto 、その次に Jekyll で構築した。まだ GitHub Pages の仕組みが存在する前で、自前で用意したさくら VPS に git push すると自動でビルドして記事が公開されるような仕組みを作ったりしてた。

職業プログラマーになろうとしてもがいてた頃にやってたブログで、いま読み返すと「頑張ってたんだな」感があっていなたい記事が多い。

だいぶ放置していて、いまは S3 で静的サイトとして公開していたのでそのまま放置でもよかったが、 10 年前と違って何でも一カ所にまとめて書いておきたいという気持ちが強くなって取り込むことにした。ブログはトピックを混ぜずに一つのトピックにフォーカスした方がよいと 10 年前は考えていたのだけど、最近の世の中のブログ記事の読まれ方は変わってきていて、一人の人のブログをフィードリーダーに登録して読むというより、 SNS をだら見していて流れてきた記事を適当に消費するというスタイルに変わってきているので、一つのブログに一つのテーマという書き分けは不要になったと感じる。

tech.portalshit.net を取り込んだおかげで Archive ページのグラフに占める技術記事の割合が増えた。

Tech category Bar extension

ちなみに取り込みは以下のようなコードを書いて SQL の INSERT 文に変換した。

require 'yaml'
require 'pathname'

files = Dir.glob(File.join(__dir__, '_posts', '*.markdown'))
files.each do |file|
  content = File.read(file)
  _, header, body = content.split('---')
  header_yml = YAML.load(header)
  title = header_yml['title']
  tags = header_yml['category']
  tags = tags.is_a?(Array) ? tags.map(&:downcase) : [tags&.downcase]
  slug = Pathname.new(file).basename.to_s.sub(/\d{4}\-\d{2}\-\d{2}\-(.+?)\.markdown/, '\1').gsub('_', '-')
  body = body.strip.gsub(/\n/, "\\n").gsub('\'', '\'\'')
  created_at = File.birthtime(file).to_s.sub(' +0900', '')
  updated_at = File.mtime(file).to_s.sub(' +0900', '')
  puts <<~EOS
    INSERT INTO entries(title, user_id, category_id, slug, markup, type, draft, body, frozen_tag_list, created_at, updated_at) VALUES('#{title}', 1, 6, '#{slug}', 'redcarpet', 'Post', 0, '#{body}', '#{tags.join(',')}', '#{created_at}', '#{updated_at}');
  EOS
end

| @技術/プログラミング

memolist.vim のデフォルトのテンプレートが挿入する YAML Frontmatter なんか変わってて、 Jekyll のと違った。 Markdown のプレビューは Marked 2 で見るようにしてるんだけど、 Marked 2 は memolist の特殊 YAML Frontmatter を正しく処理してくれない。 YAML Frontmatter はメタ情報なのでプレビュー時には表示して欲しくない( Marked 2 には YAML Frontmatter を表示しないオプションがある)んだけど必ず表示されてしまう。具体的にはこうなる。

調べてみたら memolist には標準のテンプレート以外に自分の好きなテンプレートを設定できる機能あったので、 ~/.vim/template/memolist/markdown.txt というファイル置いて以下のようにしておいた。なお memolist はテンプレート用ディレクトリに置いてある 拡張子.txt というファイルをテンプレートして利用するようだった。なので Markdown 用のテンプレートは markdown.txt となる。

---
title: {{_title_}}
date: {{_date_}}
tags: [{{_tags_}}]
categories: [{{_categories_}}]
---

テンプレートを変更した上で Marked 2 で YAML Frontmatter を Ignore するよう設定する。

すると以下のような表示になる。すっきりする。

すでに過去に書いた記事の YAML Frontmatter も Jekyll のやつに直す雑なスクリプト書いて直しておいた。

files = Dir.glob("#{ENV['HOME']}/Dropbox/memolist/*.markdown")
files.each_with_index do |file, index|
  filename = File.basename(file)
  filepath = File.expand_path(file)
  flag = true

  lines = File.readlines(file)
  lines[0..5].each_with_index do |line, i|
    case
    when line =~ /^title:(.+)/
      lines[i] = "---\n#{line}"
    when line == "==========\n"
      lines[i] = nil
    when line =~/^(?:date|tags|categories|tags):/
      # do nothing
    when line == "- - -\n"
      lines[i] = line.gsub(' ', '')
    else
      flag = false
      next
    end
  end

  if flag
    p filename
    File.write(filepath, lines.compact.join(""))
  end
end

| @技術/プログラミング

だいぶ前の記事では Jekyll は Git の hook を使って公開してると書いてた。

しかし記事の本数が増えてくると、 jekyll コマンドで生成した静的なファイルも Git でトラックするのがだるいと感じるようになった。ので Rakefile に以下のような task を追加して、公開先のサーバーに rsync でファイルを転送するように変更した。

desc "Publish"
task :publish do
  path = File.expand_path("_site")
  if system("rsync -avz --delete #{path}/ portalshit:sites/tech.portalshit.net/_site/")
    puts "Your blog was successfully published!"
  else
    puts "Something went wrong..."
  end
end

だいぶデプロイが手軽になった。

| @技術/プログラミング

社畜なのでVドメインからMドメインにドメインの管理業者を変更した。そしたらDNSの設定やらなんやらを忘れていて、tech.portalshit.net が死んでた。最近は技術っぽい内容も www.portalshit.net に書いてるしここの存在意義が微妙になってきた。Jekyll、便利ではあるんだけど、rbenv で Ruby のバージョン上げるごとに gem install jekyll gsl とかやるのが若干めんどくさく感じられるようになってきてしまった。ただ記事を書くためだけにそこまでやりたくないかも。

| @技術/プログラミング
本当は tech.portalshit.net に書くべきネタなのかもしんないけど jekyll 動かすのだるいのでここに書きます。

Node.jsをMacにインストールしてたんだけど(何にも使ってなくてただインストールしてただけ)、NodeがVersion 0.5くらいになってからインストールに失敗するようになった。gcc関連のエラーが出てるっぽい。なんかXcode 4.2が悪いとかネットを検索すると出てくるので、削除してosx-gcc-installer入れたりしたけど結局変わらずだった。Xcodeのバージョンを落として4.1にしてみたりもしたけど効果がなかった。

OS入れ直すしかないかなー、めんどくさいなーと思っていたところ、 `brew doctor` したときの画面を見てたら、「homebrewで入れたopensslとreadlineにシンボリックリンクがはってあってPATHが通ってるから消しとけや」みたいな警告が出た。readlineやopensslはRubyを自分でインストールするときに必要なので入れてた。まさか関係あるとは思っていなかったので `brew doctor` したときに出るこの辺の警告は無視してたんだけど、警告に従って `brew unlink readline; brew unlike openssl` してみたらすんなりNode.jsがインストールできた。

というわけでして、homebrewで入れたreadlineとかopensslを /usr/local 以下にシンボリックリンクするとインストールに失敗するソフトもあるようですので、皆様におかれましてはご注意下さい。

| @技術/プログラミング

RVM、便利に使わせてもらっていたけど、Rubyの新しいのがリリースされるたびにいろいろアレだったので rbenv を使ってみることにした。移行、しんどいかなと思ってたけど非常に簡単で大変よかった。

RVMのキモさ

RVMの悪いところはググればいろいろ出てくるけど、OSの cd やRubyの gem コマンドをシェルスクリプトで置き換えるとか、行儀が悪いところが問題らしい。個人的に気にくわなかったのがRVMがどんどんでかくなっていって、Rubyのビルドに必要なパッケージまで管理できるようになったところとか(.rvm以下に新しくシステムができるみたいな感じがキモかった)、パッケージインストール用のコマンドがhelpドキュメントでは rvm package install なのに rvm pkg install にいつの間にか変わっていて訳がわからないところとか、よくわからないシェルスクリプトがログイン時に実行されるところとか、 rvmsudo っていうコマンドのキモさとかいろいろ。

rbenv

rbenvはRubyのバージョンを切り替えるためのツールなのでインストールはやってくれないけど、ruby-buildというツールを別に入れることで、 rbenv install 1.9.2-p290 とかでRubyのインストールもこなしてくれるようになる。

あまりRVMを使いこなしてたとはいえなかった自分にとってはrbenvくらいでちょうどいいような感じがする。gemsetとか使わんし。そんくらいだったBundler使うし。

インストールは以下のページが参考になります。

なおrbenvはRubyインストール時のconfigureオプションの指定方法が特殊です。直接は指定できないようなので以下のようにします。(homebrewでインストールしたreadlineとiconvのパスを指定する例)

$CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=/usr/local --with-iconv-dir=/usr/local" rbenv install 1.9.2-p290

デフォルトのオプションなしのRubyだとearthquake.gemが動かなかったりjekyllが使えなかったりするので僕は↑のオプションを追加しました。よろしかったらお試し下さい。