| @技術/プログラミング

Ruby 1.9.2-p290 がリリースされたので入れてみた。RVMで。

$ rvm install 1.9.2 --with-readline-dir=/usr/local #homebrewで入れたreadlineのパスを指定
$ rvm migrate ruby-1.9.2-p180 ruby-1.9.2-p290

migrate を実行したところ、警告が出ながらも次のような感じでマイグレーションは完了した。

$ rvm migrate ruby-1.9.2-p180 ruby-1.9.2-p290
Are you sure you wish to MOVE gems from ruby-1.9.2-p180 to ruby-1.9.2-p290?
This will overwrite existing gems in ruby-1.9.2-p290 and remove them from ruby-1.9.2-p180 (Y/n): Y
Moving gemsets...
Moving ruby-1.9.2-p180 to ruby-1.9.2-p290
Making gemset ruby-1.9.2-p290 pristine.
ERROR: Error running 'rvm gemset pristine' under ,
please read /usr/local/rvm/log//gemset.pristine.log
Moving ruby-1.9.2-p180@global to ruby-1.9.2-p290@global
Making gemset ruby-1.9.2-p290@global pristine.
ERROR: Error running 'rvm gemset pristine' under ,
please read /usr/local/rvm/log//gemset.pristine.log
Do you wish to move over aliases? (Y/n): Y
Do you wish to move over wrappers? (Y/n): Y
Do you also wish to completely remove ruby-1.9.2-p180 (inc. archive)? (Y/n): Y
Successfully migrated ruby-1.9.2-p180 to ruby-1.9.2-p290

一見、問題なく移行できたように思えるのだけど、この後rakeなどexecutableなgemをコマンドラインから実行すると以下のようなエラーが出る。

zsh: /usr/local/rvm/gems/ruby-1.9.2-p290/bin/rake: bad interpreter: /usr/local/rvm/rubies/ruby-1.9.2-p180/bin/ruby: no such file or directory
rake aborted!
No Rakefile found (looking for: rakefile, Rakefile, rakefile.rb, Rakefile.rb)
/usr/local/rvm/gems/ruby-1.9.2-p290/gems/rake-0.8.7/lib/rake.rb:2377:in `raw_load_rakefile'
(See full trace by running task with --trace)

shebangに書いてあるrubyのパスがmigrate時に削除した ruby-1.9.2-p180 なのが問題なわけだ。

正しい対処方法かどうかは自信がないが、Rubyでサクサクッとshebangを書き換えるやつを書いた。以下みたいなやつ。

こいつを実行してやるとshebangが正しく書き換わったexecutableなgemができる。万が一のためにbackupファイルを作るのでこれをzshで rm *_backup とかしてやるといいと思います。

と思ったけど、結局↑のRubyの入れ方はまずいみたいで、jekyllとかCライブラリに依存する系のgemが動かなくなってしまったので rvm implode してRVMをまるっと入れ替えた(20回くらいRubyをインストールしなおした)。次の記事にでも書きます…。

| @雑談

2011年7月の阿蘇

IT企業は都会に多いけど、田舎にもあればいいのに、と思う。というのは帰省していて阿蘇が大変過ごしやすかったから。福岡では僕のようなおっさんが夜寝て朝起きただけで顔や頭がアブラべっちょりになるけど、阿蘇ではそのような悲劇は起こらない。涼しいから。日中も過ごしやすく、エアコンなしで快適に積ん読や2chまとめサイト巡回がはかどる。節電とかバカみたいだった。

| @雑談

E-19PL was mine

6年前に買ったゴルフ2を手放した。

所有していたゴルフ2はE-19PLという型番で、GTIというラインだった。時の流れと重力と金のなさには抗えず、福岡に引っ越したことや経済面で維持が難しくなって、四度目の車検を前に手放した。査定はゼロ円だったので無料で買い取り業者に引き取ってもらった。

大学を出て実家に帰り、病気が治って一度目の退院をした後にばあちゃんに買ってもらったのがこのゴルフ2だった。その後病気が再発したため、G-CSF注射による骨痛や倦怠感に耐えながらゴルフを運転して通院したり、病気が治ってからは天気が良いとばあちゃんを連れて久住をドライブしたり、就職してからは毎日の通勤のほか九州各地の映画館に映画を見に行ったりと、20代の大半の時間はゴルフと一緒だった。

希少な3ドアのゴルフ2 GTIをあっけなく手放したことは後ろめたくもある。買い取り業者はスクラップにはしないと言っていたけど、こんな感じで手放すくらいなら誰か欲しい人を探して直接譲れば良かったと思う。

最後一年は洗車すら満足にしてあげられなかったが、本当に楽しかった。ありがとう。

| @労働

こういう会社で働けたら幸せだろうなと思います。

理想の会社

  1. Gitでソースコード管理している。
  2. 会社のGithubアカウントがある。
  3. 外部に公開されている技術ブログがある。
  4. IDEよりVimやEmacsを使うことが奨励されている。
  5. 社員が勉強会に参加することを奨励している。
  6. オープンソースコミュニティに貢献している。
  7. 音楽を聞きながら仕事できる。
  8. Rubyで開発できる。
  9. 会議が短い。
  10. アジャイル開発を実践している。
  11. テストコードがある。
  12. エンジニアは全員ノートパソコンで開発して、好きかってに席を替わってペアプログラミングとかやってる。
  13. MacとLinuxしかない。
  14. 優秀なデザイナーがいる。
  15. でかい本屋が近くにある。
  16. プログラムを書くことが好きな人たちが集まっている。
  17. SEという肩書きの人がいない。
  18. 大所帯でない。
  19. 金曜の夜はみんなはやく帰る。
  20. イスに金をかけている。
  21. 社員がfoursquareで会社のMayorの座を競い合っている。

| @Mac/iPhone

Google Chromeの拡張機能に、Chrome Keyconfig ってのがあります。これはMinibuffer + LDRizeとまではいかないまでも似たような機能を提供してくれるエクステンションで便利に使っていたんですけど、最近、一旦Google Chromeを終了すると前回使用時に変更した拡張機能設定項目の内容が読み込まれないという不具合が発生するようになり、非常に不便でした。

Chrome KeyconfigとTberarelooの組み合わせで、Firefox + Greasemonkey + Minibuffer + LDRize + Reblog Command とほぼ同様の快適さでTumblrが閲覧できるようになるわけでして(Google ChromeでFirefoxのようなReblogしまくれる環境を構築する - Syoichi's Tumblr)、毎回Tumblr閲覧時にChrome Keyconfigの設定画面を開いて設定を変更するのは面倒くさいこと極まりありませんでした。

ちょっと調べてみたところ、以下のような原因でChrome Keyconfigの設定項目の変更内容が反映されないようです。すなわち、Chrome Keyconfigの設定項目の内容を保存しているDBの "ItemTable" というテーブルに "Config" という key を持つレコードと "Keyconfig" という key を持つレコードがあって、設定項目の変更内容は "Keyconfig" に保存されるけどChrome KeyconfigはGoogle Chromeを一旦終了して再起動すると "Config" の方を読みに行っちゃう、ということらしいです。

したがってChrome Keyconfigの設定内容を保存しているSQLite3のDBを直接開いて編集してやればよいわけですね。"Config" という key を持つレコードの value を "Keyconfig" の値で上書きしてやればよい。上記リンク先ではWindows環境で、SQLiteを編集するソフトを使って値を変更する方法が紹介されていますが、Macでは以下のコマンドで行けます。

cd ~/Library/Application Support/Google/Chrome/Default/Local Storage  
sqlite3 chrome-extension_okneonigbfnolfkmfgjmaeniipdjkgkl_0.localstorage "update ItemTable set value = (select value from ItemTable where key = 'Config') where key = 'Keyconfig';"
{: .console }

よろしければお試し下さい。

| @技術/プログラミング

暇だったので自動で特定のユーザーを延々favし続けるスクリプトを書いた。

ヒトデ君が書いた hitode909/user-stream-receiver - GitHubRuby+User Stream APIで無言リプライに高速返信するbotを作りました - ps aux | grep aquarla を参考にさせてもらった。というかほとんどまるパクリ。またOAuthのところはtily氏の tily/ruby-oauth-cli-twitter - GitHub に全面的に依存している。

User Stremを受診してるのでcronとかの設定なしでネットストーキングしたい相手のことを延々追跡できる。しかも発言があった瞬間に即favする。大変気持ち悪いですね。

しかしUser Streamはときどき調子が悪く、発言を拾い落とすこともある。そんなときは以下のコードを使う。

これでUser Stream経由で取りこぼした発言もfavできる。それぞれ使い方はこんな感じ。

$ ruby favoritter.rb ストーキングしたい相手のユーザー名
$ ruby favstream.rb ストーキングしたい相手のユーザー名

| @技術/プログラミング

あけましておめでとうございます。なんか2010年後半は転職とか引っ越しとかあってあまりここに記事を書けなかったのが残念です。Rubyとか全然さわってねーし、JavaScriptも忘却曲線の彼方。というわけで2011年一発目はJavaScriptについて。

AutoPagerize対応なページで、読み込まれた2ページ目以降でもJavaScriptを動かす方法について調べてみた。oAutoPagerizeのos0xさんのページでまとめられてる。

いちばん手っ取り早そうだったので、以下のような書き方をした。

if (window.AutoPagerize) {
  window.AutoPagerize.addFilter(fucintion(){
    // 実行したい処理
  });
}

ただ無名関数は呼び出せないので、二回書かなければならなくなる。これはアホっぽい。関数リテラルにして呼び出し用に function init() みたいのを書き、その中から呼び出せばよい。そしてその init() を上記 // 実行したい処理 内にも書いてあげればオッケーだ(もちろん window.onload で呼び出す必要もある)。

jQueryについては live() というメソッドがある。これは動的に生成された要素にも処理を適用してくれる非常にありがたいメソッドだ。しかし個人的な事情で、 live() というメソッドと一緒に、処理を一度しか実行しないというメソッド one() も適用している要素があり、これを二つ両立するのがjQuery的に無理っぽい。単純に処理実行のフラグを作って処理を分ければいいんだけど、これにもjQuery的なかっこいい書き方があることを知った。ネタもとはこちら。

$('処理を適用したい要素').live('click', function(e) {
  if($(e.target).data('oneclicked')!='yes')
  {
    //Your code
  }
  $(e.target).data('oneclicked','yes');
});

jQuery().data() 、なかなか便利そうだ。