| @Mac/iPhone

iPod Hi-Fi 128kbpsのビットレートで満足している僕なので、オーディオの音質にはうるさい方ではないのだが、Macに入っている音楽をPowerBookのスピーカーで再生すると低音が音割れしてげんなりである。東京でアパートを借りていた頃は、PCからAirMac Expressを使ってコンポのスピーカーから音を出しており(AirTunes)、当時の環境からすると現在の環境は何とも貧弱で不満である。

 そんななか、本日iPod Hi-Fiを試聴した。売り場に到着したときは小さな音量で鳴らされており、ファーストインプレッションは「ショボ」だった。42800円もするのに、9980円のラジカセみたいな音しか出していないのである。しかしせっかく目の前で試聴できるのだからと、Apple Remoteを使って音量を上げてみると、「お、イイかも」。ミーハーな僕は結局、見た目がしゃれててアップル純正だとすぐ欲しくなってしまうのである。

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| @雑談

New POLO GTI ひさびさにゴル男さんネタ。

 実はここ数日あまり体調が良くなかったのだけど、ゴル男さんに乗るととても気分が良くなった。やっぱりゴルフIIは素晴らしい。ゴル男さん以外の他のゴルフとの関わりといえば、免許を取る前に友人のIIIの助手席に載せてもらったことがあるくらいだから、比較ができるほどゴルフに精通しているわけではないのだけど、ゴルフII GTIが運転していて楽しい車であることは間違いないと思う。コンパクトな車なので小回りが利くのはもちろんのこと(右折車の横を華麗にすり抜けられる)、小ささの割にそこそこパワーがあるから、上り坂でストレスを感じるというような、コンパクトカーにありがちなパワー不足とは無縁である。そういうわけで、夕方の車通りが少ない時間帯、ついつい阿蘇山の登山道に流しに出かけてしまうのだ。ガソリン価格が再び上がり始めているというのに。

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| @音楽

 せっかく退院して自由にできるのだから出歩くなりすればいいのに、引きこもってPowerBookと戯れる毎日である。これじゃ病院にいるときとちっとも変わらない。

 ネットで徘徊してまわる先も限られているので、時間ができると病院では、すなわちAIR EDGEのナローバンド回線ではできないiTMSでの音楽試聴をついつい始めてしまう。30秒間製品クオリティーで試聴できるのはありがたい。気に入ったものを見つけるとアマゾンでそれが安く売られていないか調べる。日本のiTMSは品揃えが悪いことはさておくとしても値段が高い、高すぎる。数百円高く支払うだけで済むなら、データだけではなくてCDという媒体で音楽は購入しておきたい。HDDがぶっ飛んだらお終いというのはやはり怖い。

 アマゾンで取り扱いがない or 値段が高い場合、ヤフオクでチェックすることになる。たいていここまでで作業は完了し、再びiTMSに戻るのだが(笑)、ときどきここまでしても欲しいCDが見つからないことがある。そういうときは激高い値段で殿様商売をしているHMVのウェブサイトを訪れることになる。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 ポッドキャスティングがiTunesに正式搭載されてから随分と時間が経ちますが、僕が登録しているポッドキャスティングを紹介しましょう。実は僕は密かな大竹まこと信者なんですが、そんな僕が毎週楽しみに聞いているのが大竹まこと 少年ラジオ 明日にかけるハナシ。文化放送で放送してる大竹まことの番組一コーナー、「明日にかけるハナシ」を編集してポッドキャスティングしてるんですな。このコーナー、毎回ゲストを呼んで大竹まことが話を聞くんだけど、なかなか面白い。

 皆さんあまりご存じないだろうけど、大竹まことという人は大変な心配性&準備家で、かつて生放送のクイズ番組の司会中に間違って答えを先に言ってしまい、その場でぶっ倒れてしまったことがあるくらいの心配屋さんなんである。テレビ番組に出るときは一見だらだらやっているように見えるが、実は台本に隙間なく書き込みを行うというほどの用意周到ぶり。TVタックルでも、新聞を細かに読んで仕入れた知識で、政治家たちに厳しい質問を浴びせかけている。このあたり本当に好きである。

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| @雑談

 「下流社会」=「育ち格差」の時代に追加的な記事を書いてみます。

 三浦展の『下流社会』は、階層分化を平易な文章で説明し、広く世間に問うた本だったと思います。この手のジャンルの本で僕が先に手にしたのは佐藤俊樹の『不平等社会日本』でした。こちらは内容がアカデミックであり、到底一般の人向けのものではありません。その他の類書も堅苦しいものが多く、その意味で、これまで下流化を心配していたのは下流とは呼べない高学歴の人たちであったといえるのではないでしょうか。下流化の恐ろしいところはここにあると思います。下流化しつつある人々が、危機意識を持ちにくい点です。

 下流化が進展すると何が問題か。第一に階層が固定化することで社会が閉塞的になり、活力が無くなるでしょう。第二に、治安の悪化が挙げられます。第三に、国の経済水準が低くなり、国富が失われてしまうでしょう。

 これらすべては、下流の人だけの問題ではないと思います。高学歴高収入の上流の人にとってもマイナスです。上流の人の効用関数に、これら下流化によってもたらされるデメリットを組み込むことができれば、累進的課税システムやセーフティーネットの仕組みなどが、倫理的にも経済学的にも正当化されます。

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| @雑談

 AERAが面白そうな特集をやっていたので買ってみた。その名も「カップル宿命の『育ち格差』」である。

 60年代までは「家柄の不一致」、国全体が豊かになり家柄にさほど差がなくなった70年代から90年代にかけては「性格の不一致が」主な破局の原因であったが、2000年代に入ってからはこれに「階層の不一致」が加わったというのだ。

 「階層の不一致」といきなり言われても読者の方は何のことだかお分かりにならないだろう。AERAに出ていた例の一つが如実にこれを表している。内容をかいつまんでみる。

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| @雑談

 熊本市ではいまゴミ袋の有料化がちょっとしたトピックになっている。熊本日日新聞:熊本市ごみ有料化 求められる体系的な減量策

 一枚60円で高いという声がかかり、結局45円で販売されることになったわけだが、45円でも十分高い。ゴミ袋が高くなったことで家庭から出されるゴミの量が減るのではないかと期待されているが、そううまく物事が運ぶだろうか。ゴミ袋有料化で何が起こるか? 不法投棄である。

 幼い頃から遠足などで阿蘇の山の中を歩くと、多くの不法投棄物を目にした。いまでも冷蔵庫やテレビといった粗大ゴミから、一般の家庭ゴミまで大量に投棄してある。国立公園内とは思えない。本当にひどい。昔はこの地域は粗大ゴミの回収でお金を取られていなかったはずだが、その当時からこのように不法投棄はなされていた。これでゴミ袋が有料化されたらと考えると、ぞっとする。週末に熊本市内から馬鹿熊本人共がやってきて、阿蘇の野山にゴミを不法投棄する姿が目に浮かぶ。

 熊本市の議会のオッサンたちは馬鹿たれである。阿蘇への不法投棄が横行する一方で、熊本市内でのゴミ排出量が減ったと大喜びするんだろうなぁ。