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ラースと、その彼女

評価 : ★★★★★

あらすじ

ラースは27歳の独身男性で、兄夫婦が暮らす実家のガレージで暮らしている。いつも一人でいるラースのことを心配して、兄の嫁カリンがしきりにラースを食事に誘うのだが、ラースは拒み続ける。職場で同僚の女の子に「相乗りで通勤しない?」と提案されても徹底スルー。そんなある日、ラースの元に大型宅急便が届く。中身は一体…。

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総評

見ていて『16歳の合衆国』に似ていると感じた。それもそのはず、ラースを演じたライアン・ゴズリングって『16歳の合衆国』のリーランドじゃん。雰囲気似てるはずだよ。これエヴァンゲリオンとか好きな人が見ても結構面白いと感じるんじゃないかな。

ただ、『16歳の合衆国』に比べたらラストが明るい。何かしらの明るい展開を予測させる終わり方だ。もっと陰鬱で悲劇的な結末が好きな人にはスッキリしないかも知れない。僕自身も、もうちょっと悲しい終わり方でも良かったかなと思う。本編で語られるラースの孤独、悲しみが薄まってしまう。でも良い映画だと思う。