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ローストビーフ

最近ほとんど毎週ローストビーフ作って食べてる。近所に激安スーパーのルミエールという店があって、オーストラリア産の牛もも肉が150円/100gくらいで売ってる。めっちゃ安い。

オーストラリア産の牛肉は脂身が少なくてさしとか皆無なので普通に焼いて食べるには固すぎるけど、ローストビーフのような真ん中はレアの状態で、かつうすーくスライスして食べるのにはちょうどよい。

前もローストビーフについての記事書いてるけど(ローストビーフうまい)、最近知見がたまって味が安定してきたので改めて書いておく。

材料

  • 牛もも肉ブロック
  • こしょう
  • にんにく
  • 国産牛の牛脂(あれば)
  • 赤ワイン(あれば)

道具

大体以下がそろってるとよい。

  • パン切り包丁
  • 鉄のフライパン
  • 250℃で焼けるオーブン

手順

  1. 肉を買ってきて塩とこしょうをすり込み、スライスしたにんにくをはっつけてラップでくるんで冷蔵庫で1時間くらい寝かせる
    • 塩はちょっと引くくらい振った方がよい
  2. 冷蔵庫から取り出して鉄のフライパンを熱し、白い煙が出てくるくらいまで温まったら油をひいて一気に焼く
    • テフロンでこれやると多分すぐフライパンがダメになる
  3. 表面すべてに焼き色がついたら赤ワインかける
    • 赤ワインなければ省略してもよい
  4. ワインの水気がなくなったら火から離す
  5. オーブンに入れて 250 ℃で 16 分くらい焼く
  6. オーブンから取り出してすぐには切らずに 10 分から 20 分くらいアルミホイルにくるんで休ませる
    • すぐに切ると肉汁が出できてダメ

これで大体完成。ソースとかは作ってもよいけど、わさび醤油とかで十分うまい。テキトーな焼肉のタレでもよい。

CHANGES

前書いたやり方では下準備のときにニンニクをすりおろして肉に揉み込んでたけど、ニンニクは焦げつくのでフライパンで焼くときによくないことが判明してすり込むのやめた。スライスしてはっつけるくらいでよい。

ハーブ類もなくても良いことに気がついてやめた。畢竟するに我々は日本人なのだから、肉はわさび醤油で食べるのが一番うまい。わさび醤油で食べるときにハーブの香りは邪魔なのである。なくてよい。

また以前はオーブンを使ってなかったけど、オーブンを使わずに表面を焼くだけの作り方では中の方までなかなか火が通らず牛たたきみたいになってしまうのでオーブンを使うようになった。文明の利器は使うべきである。

番外編

バーベキューのときにローストビーフするのも良い。炭火で焼くと中の方までじんわり火が通って最高。↑の手順1のあと、バーベキューの網の上に載せて焼く。網焼きの場合は表面がちょっと焦げ気味になるくらいまで焼くとちょうど良い。いい焼き色になったらアルミホイルで包んで10分から20分くらい休ませる。赤ワインとかぶっかけなくても十分うまい。

薄切りしなければ顎が崩壊

切り分けるときにはパン切り包丁が最高。普通の包丁ではうすーく切ることが出来ない。ローストビーフのうまさは肉の薄さで構成される部分が 5 割くらいあると思う。特にオーストラリア産牛のもも肉のような赤身の中の赤身といえるような脂がほとんどない硬い肉は、薄くないと顎が疲れるだけで食べられたものではない。ローストビーフ用専用包丁もあるっぽいけど高いのでうちはイオンで買った1500円くらいのパン切り包丁使ってる。パンも切れて便利。

焼肉に行くと安いところでも一人3000円くらいは絶対かかるし、お酒飲んだら5000円とか軽く飛んでいくと思う。しかも出てくる肉は合成肉みたいなやつ。それだったら安い肉買ってきて自分で焼くのが良いと思う。とても満足感がある。

追記

記事を書いたあとに調べてみたら、肉に塩を振ってから時間をおくのはダメっぽい。肉は焼く直前に塩を振らないと水分が抜けて固くなってしまうそう。加えて焼く少し前に冷蔵庫から取り出して室温に戻さないとダメっぽい。なのでにんにくのスライスをはっつけつつ室温に戻して、塩とこしょうは焼く直前に振るのが正解だった。

| @雑談

福岡でダンボール捨てるの本当につらい。制度が車を持ってることが前提になってる。古紙やダンボールは通常のゴミ収集では回収してもらえず、公民館や小学校の校舎に併設されているゴミステーションまで捨てにいかなければならない。

かつて中洲で一人暮らししてた頃、ダンボール捨てるために1キロ以上歩いて捨てに行かないといけなかった(車は持ってなかった)。小さいやつならまだしも、大きな家具のダンボールゴミを捨てに行くのはめちゃくちゃつらかった。ダンボールの角で指を切ったりして、泣きながらゴミを捨てに行ってた。

福岡市、大都市圏からの移住を歓迎してるけど、ことダンボールゴミの捨て方に関しては首都圏や近畿圏のような車がなくても成り立つような生活様式ではないので注意が必要。

| @雑談

嫁さんの携帯に知らないクロアチア人から SMS が届いた(文章は英語)。内容を読むと去年俺がクロアチアに忘れてきた iPhone 5 を悪い奴から買ったと書いてある。

嫁さんの携帯に SMS が来たのは、 iPhone なくしたあと紛失モードにしてて、ロック画面に「拾った人はこの番号に連絡してくれ」と表示するようになってたから。

事情知らなくて買ったので盗品だったら返すけど、もし自分が持っててもいいんだったらアクティベーションできなくて困ってるので助けて欲しい、とクロアチア人氏は言う。

もう新しい電話持ってるしクロアチアから日本までの送料高いからいらないので使ってくれ、アクティベーションできるように紛失モード解除するよ、と返す。

何回か Facebook メッセンジャーでやりとりして、最終的に iCloud の Find my iPhone からなくした iPhone を削除してクロアチア人氏が iPhone のアクティベーションに成功した。

最初 SMS が来たとき、嫁さんは気持ち悪がって無視しようとしたけど、俺は自分の iPhone を誰かが引き継いで使ってくれようとしてるのがなんか嬉しかった。

それにしてもなくしたのは一年以上前なのに何で今頃連絡きたのか謎。あくまで想像だけど、クロアチアで iPhone なくしたときバスの中に忘れてきたので、一年間はバス会社か現地警察が落し物として保管してくれてて、保管期限が過ぎて売りにだされて市場に出回り、転売を経て件のクロアチア人氏の手元に渡ったのだと思う(落としたのはクロアチア南端のドゥブロヴニクだったけど、 SMS を送ってきたクロアチア人氏は首都ザグレブ在住だった)。もし想像通りだとしたら、クロアチアはやっぱり良いところだなぁという感じがする(秩序があるという意味で)。ギリシャだったら一瞬でブラックマーケットに流れてると思う。

au の SIM ロックがかかってるのでそのままでは使うことは出来ないと思うけど、遠く離れたクロアチアで自分の iPhone が余生を過ごすと思うと何だか幸せな気持ちになってきた。幸せな余生を送って欲しい。