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嫁さんの携帯に知らないクロアチア人から SMS が届いた(文章は英語)。内容を読むと去年俺がクロアチアに忘れてきた iPhone 5 を悪い奴から買ったと書いてある。

嫁さんの携帯に SMS が来たのは、 iPhone なくしたあと紛失モードにしてて、ロック画面に「拾った人はこの番号に連絡してくれ」と表示するようになってたから。

事情知らなくて買ったので盗品だったら返すけど、もし自分が持っててもいいんだったらアクティベーションできなくて困ってるので助けて欲しい、とクロアチア人氏は言う。

もう新しい電話持ってるしクロアチアから日本までの送料高いからいらないので使ってくれ、アクティベーションできるように紛失モード解除するよ、と返す。

何回か Facebook メッセンジャーでやりとりして、最終的に iCloud の Find my iPhone からなくした iPhone を削除してクロアチア人氏が iPhone のアクティベーションに成功した。

最初 SMS が来たとき、嫁さんは気持ち悪がって無視しようとしたけど、俺は自分の iPhone を誰かが引き継いで使ってくれようとしてるのがなんか嬉しかった。

それにしてもなくしたのは一年以上前なのに何で今頃連絡きたのか謎。あくまで想像だけど、クロアチアで iPhone なくしたときバスの中に忘れてきたので、一年間はバス会社か現地警察が落し物として保管してくれてて、保管期限が過ぎて売りにだされて市場に出回り、転売を経て件のクロアチア人氏の手元に渡ったのだと思う(落としたのはクロアチア南端のドゥブロヴニクだったけど、 SMS を送ってきたクロアチア人氏は首都ザグレブ在住だった)。もし想像通りだとしたら、クロアチアはやっぱり良いところだなぁという感じがする(秩序があるという意味で)。ギリシャだったら一瞬でブラックマーケットに流れてると思う。

au の SIM ロックがかかってるのでそのままでは使うことは出来ないと思うけど、遠く離れたクロアチアで自分の iPhone が余生を過ごすと思うと何だか幸せな気持ちになってきた。幸せな余生を送って欲しい。