iPhone 14 Pro に変えてからランニング中に写真撮るのが楽しくなった。背面の三つのレンズは醜いが、様々なズームレベルで写真が撮れるのは楽しい。
一つ前の記事では「やっぱりカメラにはかなわない」と書いているが、まぁセンサーサイズとかレンズの性能が違うので当たり前で、手軽に撮れるのにこの画質はやっぱりすごいと思う。晴れた日の昼間はかなり画質よい。夕方も露出を落とせばなかなかよい写真が撮れる(一枚目)。 iPhone 14 Pro 、買って良かった。
iPhone 14 Pro に変えてからランニング中に写真撮るのが楽しくなった。背面の三つのレンズは醜いが、様々なズームレベルで写真が撮れるのは楽しい。
一つ前の記事では「やっぱりカメラにはかなわない」と書いているが、まぁセンサーサイズとかレンズの性能が違うので当たり前で、手軽に撮れるのにこの画質はやっぱりすごいと思う。晴れた日の昼間はかなり画質よい。夕方も露出を落とせばなかなかよい写真が撮れる(一枚目)。 iPhone 14 Pro 、買って良かった。
昨年末に今年撮った写真アドベントカレンダーに参加したときに書いた写真で振り返る 2019 年 という記事があるが、今年の 3 月に事故って S3 バケットの画像を吹っ飛ばしてしまったので記憶を辿りながらちまちま画像を上げ直していた。改めて Z6 で撮った写真は良いなと思ってたところで NIKON から新しいフルサイズのミラーレスカメラが発表された。
重さはほぼ同じらしい。 USB-C による給電(バッテリーすっからかんの状態で USB-C ケーブルで給電して撮影する)ことが可能になったみたい。 Z6 は電源を入れた状態では充電できないのだが、バッテリーがない状態でも外部から電源を取りながら撮影することができるのでスタジオカメラマンとかウェブカメラとして使う場合には便利なのかもしれない。また、 Z6 では XQD カードか CFExpress カードでないと使えず、しかもシングルスロットなのだが、 Z5 だと SD カードでデュアルスロットになっているようだ。
kakaku.com で調べると Z6 の 24-70 f/4 レンズキットは Z5 が Z6 の上位機種ではなかったためか Z5 発表後に値上がりしてて 27 万円くらいになっている。一方で FTZ という F マウントレンズが Z マウントでも使えるようにするマウントアダプター付きの 24-70 f/4 レンズキットの方が安くなってて 24 万円弱で買えるっぽい。 Z5 の 24-50 f/4-6.3 レンズキットはヨドバシで 22 万円ちょいなのでこれだったら自分は Z6 の 24-70 f/4 FTZ 付きキットの方を激しくおすすめする。連写性能やボタン、サブディスプレイが省かれている Z5 よりも Z6 の方がよい。メディアに SD カードが使えないのはデメリットに見えるかもしれないが( XQD は高いし別途カードリーダーが必要)、高画質で高速に書き込むためのコストだと思えばよい。
Z6 で撮った写真を以下に貼っておきます。
Flickr の Pro プランの有効期限が今月末で切れるので念のため全データを DL しておいた。自分は 2007 年に車上荒らしにあって PowerBook 17" を盗まれてしまい、そこに保存しておいたそれまでの人生のデジタル写真もすべて失ってしまった。一部は Flickr にアップロードしておいたので、それらを Mac 上に取り込むのが目的。 Flickr はちゃんとしていて、データの DL リクエストをすると一日くらいで画像だけでなく文章はコメント含めて全部 DL できるようになってる。 GDPR 便利。
何枚かの写真はアップロード時に縮小されてしまっていて、 5K のディスプレイで見るとかなりちっちゃい。試みに image upscale
などでググってみると以下の Web サービスが見つかった。
最大 4 倍までアップスケールできる。利用にはアカウント登録が必要だった。無料っぽいので試してみた。アップロードしたのは以下の写真。この写真は 800×600 の解像度でしか落とせなかった。
それがこうなった。ぱっと見綺麗。
ただし拡大してみると欠点がないわけではなかった。こんな感じ。
暗い部分、光が反射している部分は綺麗にアップスケールできないみたいだった。機械学習モデルが進化するとこの辺も綺麗にアップスケールできるようになるのかな。
変換の方法はファイルを都度アップロードする方法のほかに、 Google Drive にファイルを置いてディレクトリ指定で一括変換したり、REST API も用意されていて、 curl や自分でプログラムを書いて変換させることも可能っぽい。なかなか便利そう。
なおこのサービスは無料で使えるのは 5 枚までで、それ以上はサブスクリプションか都度払いでお金がかかるシステムのようだ。
Flickr から落とした低解像度の写真が何枚かあるので都度課金かサブスクリプションの単月契約で利用してみようかなと思ってる。
2018 年末に NIKON Z6 を買った。その前は NIKON D90 を 10 年近く使ってた。 NIKON D90 で撮れる写真にあまり不満はなかったが、フルサイズへの憧れと動画性能のしょぼさ(静止画は D90 の方がよいものが撮れるが、動画は明らかに iPhone の方がよいものが撮れた)に困っていて買い換えを決意した。人生で初めて新発売のカメラを発売前から予約して購入した。 48 回分割払い。
NIKON Z6 の良さは色々ある。通し F4 で撮れる 24-70m レンズ(レンズキットを買った)、 ISO 感度の高さ、チルト液晶、奥行きにも対応したデジタル水準器、 SnapBridge 対応(スマートフォンの GPS を利用した位置情報埋め込み、撮った写真をすぐに Bluetooth でスマートフォンに送れる)などなど。スマートフォン時代に対応するための正統進化という趣がある。 NIKON は真っ当ないい製品を作ったなと思う。
というわけでまずは NIKON Z6 で撮った写真からご覧下さい。そのあとに iPhone 7 で撮った写真で今年を振り返ります。
Continue reading...古い MacBook Pro の SSD がいっぱいになり写真が取り込めなくなっていたので外付け HDD を購入して写真は外付けに退避させた。母艦 Mac の SSD の空きが少なくなってきてるせいで写真を撮ることを控えるようになってしまっていたが、 3TB の外付けにライブラリを移したので本体側の空き容量を気にせず写真をばしばし撮れるようになった。これをきっかけに、いくつかのブログで目にしていた Google Photos を試してみたけど確かにこれは便利だった。Apple の写真( Photos.app )と比較しながら思ったことを書いてみます。
Google Photos を使うためにはまず Google Photos に画像をアップロードしないといけない。ブラウザーからちまちまアップロードする方法もあるが、 アップロード用のソフト が用意されているのでそれを利用した。名目上はバックアップということになるらしい。 20000 枚近い画像をアップロードするのに二日くらいかかった。アップロードに失敗することもあるけど、失敗したアップロードがあったときには通知してくれてリトライもできるのでおそらくすべての画像をアップロード出来たのではないかと思っている。楽ちん。
こんな感じで「肉」と入力すると肉っぽい写真が表示される。画像認識処理をしてあって、個々の画像に対してタグ付け的なことがしてあるのだろう。
試しに Photos.app の方でも「肉」で検索したら肉の写真が表示されるようになってた。なんと Photos.app の方でも画像認識処理を行っているようだった。全然話題になってない気がする…。ドーナツの写真がヒットしているのはご愛敬。
Google Photos では「ギリシャ」で検索するとギリシャの位置情報が付与されている写真に加え、どう考えてもギリシャにしかない建築物(アテネのパルテノン神殿など)が写ってる写真を検索結果に含めてくれる。賢い。
さすがにこのような機能は Apple の Photos.app の方にはないみたい。「ギリシャ」で検索しても、ギリシャに行ったときに iPhone で撮影した位置情報付きの写真しかヒットしない。キーワードと写真の関連性の判定アルゴリズムは検索エンジンをやってる Google の方にアドバンテージがあるみたいだ。
Google Photos には「アシスタント」というタブがあって、勝手に過去の写真を漁ってグループにしてくれたり音楽付きのスライドショーにしてくれて、「金曜日の夕方」や「土曜日の午後」みたいなエモーショナルなタイトルをつけて煽ってくる。
機械がやってくれてる割には良くできてるとは思うけど、人間が選んだアルバムに比べたら素っ頓狂なセレクションが多いし、頻繁に Push 通知が来てちょっとうざい。「阿蘇旅行」みたいなアルバム作って通知してくるけど「旅行じゃないし、阿蘇に住んでたし」という気持ちになる。写ってるものの内容からアルバム名を考えて付けてくるのは賢いけど、わかりやすいものが写ってないとだめで、たとえばこのアルバムは大分の温泉とかいろんなところに行ったけど、最後にちょっと立ち寄った熊本城の写真がわかりやすいので「週末、熊本市にて」というアルバム名になってしまっている。このように Google Photos にはやり過ぎ感がある。
※更新: この機能は「おすすめ」という名前に変わったようだ。 https://photos.google.com/foryou で表示される。プッシュ通知も送られてこなくなった。
Apple の Photos.app の方にも「メモリー」というメニューがあって似たような機能はあった。ただこちらは勝手に音付きのスライドショーを作ったり Push 通知したりはしてこない。控えめな印象。一年前の今日なにやってたかとか、直近の一ヶ月でどんな写真撮ったかだけが表示される。
Apple の Photos.app の方にあって Google Photos にない優れた機能としては、 GPS 情報が付与されていない写真(一眼レフで撮った写真)も大体どの辺で撮ったのか判定してグルーピングしてくれる機能がある。おそらく位置情報付きの写真の GPS 情報を参照して近い時間に撮影されたものはきっとこのあたりにいたに違いない、という感じでまとめてくれてるんだと思う。こんな感じ。
↑の写真で 9 枚は一眼レフで撮影していて GPS 情報がないけど、同じ時間帯に iPhone で撮った写真は位置情報が付与されているのできっと長崎で撮ったのだろう、ということでまとめてくれている。この機能は旅行のときの写真を見るときに地味に便利。 Google Photos にもこの機能はついて欲しい。
写真をグルーピングすることに関しては、 Google Photos はアグレッシブ、 Apple Photos.app は控えめ、という印象を持った。というか Google Photos は攻めすぎな印象。アルバムのタイトルがエモ過ぎるので嫌いな人は見なくなりそう。
何より Google Photos が Apple Photos.app より優れているのは全ての写真をネットに繋がる限り無料で閲覧できることだと思った。 iCloud で同じことやると年間数万円お金払わないといけない。最近は仕事以外でパソコンを使う頻度どんどん下がって行ってて(自分だけじゃなく世の中のみんながそういう傾向にあると思う)、携帯電話を使う時間がどんどん長くなってきてる。過去の写真を見るのにいちいちパソコンを開かないといけないのはしんどい。手元にある携帯でいつでも過去の写真が見られる Google Photos の方が圧倒的に優れていると感じた。 Apple TV にミラーリングすれば家族全員で写真を見ることもできる。 Photos.app の iCloud フォトストリームではお金を払わない限り 1000 枚までしか共有されないので Apple TV 単体で写真を見ると最近の写真しか閲覧できない。 Google Photos を知る前はそれでも楽しかったんだけど、平日の夜の何気ないタイミングで携帯を眺めていて 2 年前の旅行の写真が目に入り、テレビに映して旅行の思い出に浸る会を緊急開催みたいなことが Google Photos では可能になる。これは本当にすごいし、写真を撮りたいと思うようになった。閲覧・整理環境に課題があると「どうせ撮っても見ないし…」という気持ちになる。
Apple はなぜ先にこのような体験をユーザーに提供できなかったんだろう。ユーザーの画像を預かる、という点では iCloud で Google よりも先行していたはずなのに。
総じて Google Photos が勝っていると思う。一度 Google Photos を使ってしまうと、 Apple の Photos.app で写真を見るという気持ちにはならないだろう。
Apple Photos.app はローカルで動くソフトウェアの強みを活かして、写真の編集方面で強くなって欲しい。 Google Photos の写真編集機能は貧弱だし、一度アップロードした写真を手元にダウンロードして編集して再度アップロードするのもだるい。何も Photos.app 本体の編集機能を強力にしろと言ってるわけではない。画像を外部の編集ソフトと受け渡しできるだけで良い( iPhoto から Photos.app になったタイミングで外部のソフトを編集・現像ソフトに指定できなくなったり、ドラッグアンドドロップで画像を書き出せなくなったが、そっち方面の機能を充実させて欲しかった)。
画像認識だとか機械学習みたいなのは、ユーザー自身の Mac の中でちびちびやってもサーバーサイドでいっぱいコンピューターを並べて並列処理でだーっと実行してるだろう Google には勝てない。そういうので Google とやりあうのは良策ではない。
そして欲を言えば Aperture の開発を継続して欲しかった。 Lightroom のために Adobe に毎年 12000 円払える人は限られている。お金以外にも Apple が作ってる現像ソフトという安心感が Aperture にはあったんだよなぁ。 Adobe のソフトのジャバジャバした感じは好きになれない。
iPhone 7 にしたら結構カメラの画質良くなって割と満足してる。フィルターかけることの喜び知ってしまって VSCO で遊んでる。フィルターかけるとオリジナルとフィルター済みの2パターンの画像ファイルできてしまう。 SNS にアップロードするときはフィルターかけたやつを上げたいけど記録用に自分のフォトライブラリに残すやつはフィルターかかってないやつがよい。そういう運用してるとフィルターかかってるやつとかかってないやつの両方がごちゃごちゃにフォトライブラリに残ったりして管理をどうするかで悩んでる。
一眼レフは相変わらず D90 使ってる。結構ボロボロになってきてて買い換えたいのだけど先立つものがなく買い換えられていない。グリップのラバーゴムを交換したり、キットレンズの VR 18-200 の修理をしたりしながら何とか使ってる。やっぱり iPhone のカメラとは別格の写真が撮れる。特に Nikon 純正の単焦点を付けて撮ったときは良いのが撮れる。フルサイズ機への買い換えを考えたこともあるけど、最近はぶっ壊れるまでとことん D90 を使おうかなと思ってる。ただ D90 は動画がよくない。音声はモノラルで解像度低いしフレームレートも低くオートフォーカスもなし。動画の画質は iPhone 5 くらいの頃から iPhone に負けている。 Apple TV でテレビに映して再生すると一昔前の YouTube みたいな画質になる。
一眼レフには Mac 側のストレージを圧迫するという問題点がある。いま使ってる MacBook Pro は 2009 年モデルでかなり古い。初期搭載の HDD から 512GB の SSD に変えているけど RAW がストレージを使いまくってて残り 20 GB 程度しか空きがなく Xcode のアップデートも行えないような状態。そもそも RAW 撮りやめてしまっても良いのではと思い始めた。 RAW 現像する暇ないし Aperture の開発は停止されて RAW 現像できるソフトがそもそも手元にない。実はカメラの撮って出し JPEG でも十分満足できている。結構良い画質で撮れてそれを Keenai (旧 Eye-Fi )でさっとスマートフォンに取り込んで SNS に上げたり iCloud 共有したりすることの方が自分のカメラの使い方としてプライオリティ高い。
プロでもハイアマチュアでもない普通の個人はどういうフォーマットで写真を撮って保存するのがベストなのだろうか。 RAW で撮っとけば後々後悔することはあるまいと思っていたけど、ストレージの値段が劇的に安くなってきてるわけでもない(ローカルストレージは安くなったが、クラウドストレージに同期しながら使おうとすると結局コスト高い)し、デバイス間の転送速度の問題もある。 2017 年のベストな写真管理方法知りたい。