| @技術/プログラミング

Posted with ecto

 ステップサーバーではなぜか XML-RPC を利用するツールが使えなくて、Flickrから写真を投稿するとかそういうWeb2.0的なことができませんでした。今こうして利用しているectoも使えず。もうP_BLOGの入力インターフェースに慣れたし、自分で投稿画面をわしわしカスタマイズしているのでectoを使う必要性ってのはあまり感じないのですが、XREAに移転してせっかく利用できることになったので記念投稿。

| @ブログ

 ふぉっふぉっふぉっ。ついに移転してやったわストップサーバー。フッターのページ生成時間を見てください。昨日まで調子よくて3秒台後半、悪いときは100秒以上だったものが、0.1秒台切りそうな勢いです。ざまぁみろ、やったぜ :-D

 移転先はXREAです。新たにPHP4系のサーバーを借り直しました(参照:いてーん、いてん、いてん、いてん)。しかしそれでも最初は文字化け&エラーの嵐。どうやら文字化けはPHP5やデーターベースの文字コードのせいじゃなくて、XREA無料サーバーに自動的に挿入される広告が原因らしいことが分かりました。だからこれは金払えば解消です。

 で、エラー表示なんですが、警告文を見てるとP_BLOG本体ではなく、アクセス解析プラグイン等に問題があることが分かりました。つっても深刻なエラーじゃなくて、今後のPHPのバージョンとの整合性の問題、みたいな警告。XREAってレンタルサーバーだけど、phpMyAdminで5MBまでアップロードできたりだとか結構自由度が高く、大抵のレンタルサーバーは php.ini でエラーは表示しないようにしてるみたいなんだけど、XREAはエラー表示してくれるんですよ。レンサバでPHPをガンガンいじりたい人には向いてるかもですね。

 さて対処法ですが、本当はエラーが出ないようにコードを修正すべきなんでしょうけど、そんな知識ないし、ググって表示されなくする方法を調べてみました(無精 :-P )。どうやら .htaccess

php_value error_reporting 1

と書くか、スクリプトの先頭に

error_reporting(1);

と書けばOKみたいです。ちなみに数字の部分でどのレベルのエラーから表示するかを指定します。詳しくはこちらのサイトなんかどうぞ。

 そうそう、古い記事の画像ですが、パーミッションの問題で前のサーバーからFTP経由で落とせないので、しばらく放置します。なんか文句あっか 8-)

| @音楽

Wonderwall 以前、レンタルして見て気に入ったDVD『LIVE FOREVER』をシンガポール在住の読者がクリスマスプレゼントに送ってくれたので、ついにセル版を入手することが出来ました。恐らくレンタル版には入ってなかったと思うんだけど(入ってたかも知れないけど、少なくとも僕は本編だけ見て返却してしまった)、このDVDは特典映像が面白い。

 本編の『LIVE FOREVER』は冒頭、Oasisのトリビュートバンド "Wonderwall" へのインタビューから始まるんだけど、特典はこのWonderwallのツアーに監督がひとり帯同して密着取材する映像が納められているんですよね。日本で有名歌手のそっくりさんが全国のお祭りショーなんかに呼ばれるのと同様、イギリスでは有名バンドのトリビュートバンドへの需要が結構あるみたいで、Wonderwallの連中も大忙しです。ぼろいメルセデスのツアーバスを自分たちで運転してイギリス中を移動します。

 印象的なのが、Wonderwallでリアム役のディーノが、インタビューでバトリンズというライブ会場について語るとき。

週末ともなると労働階級の人たちがステージを見に来る。子連れのうるさい連中はカンベンだが、労働者や大人がたっぷり週末を楽しめる場所だ。

 実は僕、去年の4月に購入した『経済学という教養』をいまだに読み終えてなくて、現在ちまちまと読んでいるんですが、この本はやたらと資本主義の矛盾点を付く内容の本なんですよね。ていうかマルクス主義的立場から経済を見てる本。そんな本を読んでる最中だから、「労働者よ団結せよ」って煽動するよりもバンド活動で労働者のストレス解消に一役買おうっていうWonderwallの心意気はとても新鮮でした。音楽が社会と結びついてるみたいな。Oasisそのものも労働階級のヒーローですもんね。

 でも本物のOasisを見るのには金がかかるし、何ヶ月も前からチケットを手配しないといけない。トリビュートバンドなら安い料金で気軽に楽しむことが出来る。トリビュートバンドってのはイギリスで大事な役割を果たしてるんだろうなー、と思いました。こういうのもブリットポップ・ムーヴメントに含まれるんでしょうかね。

| @散財

 PowerBookのキートップが外れ、購入した販売店の延長保証を利用して修理しようとしたら拒否られたよコンチクショー!ということは先日書きました。語るも涙、聞くも涙で、全国各地の読者の方々から励ましのメールが寄せられませした。落ち込んでちゃダメじゃん、俺。

P1020187.jpg 元気を取り戻した僕はGoogleを使っていろいろ検索したわけですが、有名なPowerBookのユーザーグループ、POWERBOOK ARMYの掲示板過去ログがヒットしました。そこでは僕と同じようにPowerBookのキートップが外れ、Appleに修理を頼んだら4万円かかるとかいう恐ろしい見積もりを出されてしまった、どうにかしてください! というような悲痛な叫びを上げている方がおられたのでした。そしてその問いかけへのレスの中で、PBParts.comが紹介されていたのですよ。ここならキートップ一個$5で売ってるよ、ってなかんじで。

 さっそくPBParts.comを訪れたわけですが、もうまさにPowerBookユーザーにとって桃源郷のようなところ。キートップはもちろんのこと、トップケースやボトムケースなどの外装品から、HDDやメモリ、ロジックボードに至るまで、PowerBookを構成しているパーツのほとんどが手頃な価格で売られているわけですよね。もちろんキーボード丸ごとも売ってまして、それでもお値段は$120ほど。4万円もしたりしません。

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| @音楽

ラジオで耳にして気に入った曲

Peter Bjorn And John / Writer's Block

 iTunes Store(Japan)

 日本全国のFMでヘビーローテンション中の口笛ソング、"Young Folks" を収録したスウェーデンのバンドPeter Bjorn And Johnの『Writer's Block』。何といっても力の抜けるような口笛が溜まりませんな。ラジオでたまたま聞いたんですが、一度聞いたら耳から離れません。購入したHMVの店員による紹介文には「Tahiti 80好きにオススメ」って書いてあったけど、あんまTahiti 80には近くないと思うのでTahiti 80的雰囲気を求めて買うと後悔すると思います。ちなみに僕はビンボーなのでUS盤を買いましたが、ジャケットは国内盤の方がいけてると思います。国内盤は2,520円ですが、"Young Folks" のリミックス4曲がボーナストラックとして収録されてます。

Donavon Frankenreiter / "The Way It Is" (Move By Yourself)

 Donavon Frankenreiterって人はJack Johnsonのサーフィン友達で、彼の庇護の下音楽活動を行ってるみたいです。アルバム『Move By Yourself』を試聴してみましたが、ラジオで聞いて気に入った "The Way It Is" という曲以外は、Jack Johnson的なフォーキーソングというか、白人カントリー・ミュージック的な曲が多くて。僕はあまりフォーク・ソングは好きじゃないので、ブルー・アイド・ソウルっぽい "The Way It Is" だけをiTunes Storeで一曲買いしました。イントロのギターリフがMinnie Ripertonの "Lovin' You" に似ててキュートなフリーソウルという感じです。

iTunesで試聴 Donavon Frankenreiter - Move By Yourself - The Way It Is

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| @Mac/iPhone

キートップはずれ PowerBookのキートップがはずれた。これで二回目だ。一回目は買ってから一月ばかりの頃、5のキーがいきなりはずれた。最寄りのアップル正規サービスプロバイダに連絡し、持ち込んで修理してもらった。なんと最近のアップルのノートブックは、キートップが一個はずれただけでもキーボードまるまる交換になるらしく、保証がきかなければ4, 5万は掛かるという修理だった。もちろんこのときは保証期間なので無償修理だった。

 で、今回、またキートップがはずれた。今度はfnキー。アップルケア・プロテクション・プランには加入していなかったけど、PowerBookを購入したECカレントという販売店の販売店保証に加入していた。これで修理できるだろうと思って電話したら、キートップはずれは内部的な故障ではないから修理できないと言われた。んなあほなと思ったが、キートップがはずれてもキーが押せるから故障していないという理屈なんだそうな。

 ECカレントの延長保証の説明ページでは、一年のメーカー保証をそのまま引き延ばし三年に延長するように喧伝しているけど(EC-Current -延長保証サービス-)、詐欺じゃないか。アップルは保証してくれたのに、同じ保証を提供しないなら、延長保証とは呼べない。ECカレントとエーオン ワランティーサビシズ インコーポレーテッドの保証は使えないので、ご加入をご検討の方はご注意下さい。

 とりあえずアップルにいくら掛かるか聞いてみようかなぁ。やっぱ4万円とかいう見積もりが返ってくるんだろうなぁ。

| @雑談

 久々に更新。まだ死んでません。

 ブルータスが“クール・ジャパン”についての特集をやっていたので買ってみました。村上春樹がなぜ外国で読まれるのかについても書いてあったでね。

 まぁまぁ面白かったんですが、所詮“クール・ジャパン”は局地的で刹那的なものに過ぎないような気がしますね。ハローキティーが永続的に受けるとは思えない。中身がないですもんね。欧米では表層的に日本文化が受け入れられているような気がする。

 しかし一方で、アジアでは“クール・ジャパン”は定着するかも知れないと思います。村上春樹の本の売り上げも、欧米での反響ばかりがメディアでは取り上げられがちだけど、ブルータスによると、売れても数千〜数万部が限度の欧米各国に対し、アジアでは数十万単位で村上春樹作品が読まれているのだとか。やはり文化的地理的距離が近いところの方が共感を呼びやすいのでしょうね。

 また読まれている春樹作品もアジア諸国では『ノルウェイの森』がダントツであるのに対して、欧米では『ねじまき鳥クロニクル』以降の寓話路線。ブルータスの中では『ノルウェイの森』を恋愛系、『ねじまき鳥』を人生系という風に分けていたけど、その分類は正しくないのではないかな。前期作品はリアル系で、後期作品はファンタジー系と分けるのが正しい分類だと思う。日本ではセカチューが売れる前までは『ノルウェイの森』が書籍売り上げランキングのトップだったし、まぁ異論はあると思うけど、現在でも村上春樹といえば『ノルウェイの森』なわけで。この辺の感覚もアジア諸国は極めて日本と近く、それが同地域における一過性でない“クール・ジャパン“の定着を予想させるのです。

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