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TOTO 先日、ユナイテッド・アローズに帽子を買いに行った。帽子を選んでいたら、PowerBookを入れてしょってるa x i oというメーカーのリュックが珍しいと店員が話しかけてきた(熊本の洋服屋の店員は、客が来たら「何か買うまで帰さない」くらいの勢いで客にマークする)。このリュックはアップルストアで買ったのもで、確かに珍しい。「パソコンを入れるのにちょうど良いんですよ」と答えたものだから、彼は僕が仕事の途中で買い物にやってきたのだと思ったらしい。帽子を選び終えて会計をするときに、「今日はお仕事の途中ですか?」と聞かれてしまった。適当に「ええ、まぁ」とでも答えておけばよいものを、阿呆な僕は「いや、僕仕事してないんですよね」と頓珍漢なことを言ってしまった。この店員に、どんな職業なのかとか深く尋ねる意志はないはずだから、害のない嘘をついておけばよいのだ。でも僕は馬鹿正直に事実を述べてしまった。気まずそうな顔を浮かべる店員。しばらくユナイテッド・アローズに行きたくなくなってしまった。

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| @雑談

瀬田の桜 前回の入院のことは書きませんでしたが、本日再び入院して明日から塩酸イリノテカン・ネダプラチン併用療法の2コース目を受けます。今日、採血して腫瘍マーカーをはかったら、なんと1コース目の治療前よりも数値が上がっていました。これはすなわち、いまのところ薬が効いていないということです。前回の治療前にあった違和感が取れていたから、よもや薬が効いているのかもと期待していましたが、現実は厳しいものがあります。このまま薬が効かなければ余命二年もないわけで(もっと短いかも知れない)、ここ数日の友人たちの来訪で忘れかけていた死への恐怖が舞い戻って参りました。

 しかしくよくよしてばかりもいられないので、CT撮影と入院時の検査が終わってから映画を見に行きました。アカデミー賞監督賞を受賞した『ブロークバック・マウンテン』です。しかし本稿は単なる日記ですので、映画の感想は別の記事で記すことにします。

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 僕のモバイル環境はWILLCOMのAIR-EDGEである。つなぎ放題[4x]を契約している。これはそのままだと月額9,765円もして激高なのだが、年間契約割引とA&B割(自宅で対象ISPとブロードバンド契約をしている人は料金が安くなる)を併用して7,938円に抑えている。これでも十分高いのだが、もうこれ以上安くならないだろうと思って諦めていた。(WILLCOM|料金プラン|つなぎ放題[4x]

 しかし最近、WILLCOMのAIR-EDGE PHONEに興味を持って調べていたら、なんと通話料定額(ただしWILLCOMの電話同士に限る)+パケット定額(もちろん端末内蔵のフルブラウザでの通信も含まれる)+つなぎ放題[4x]が、6,700円で実現できてしまう驚愕の事実を知ってしまった。PCカードモデムで接続するのよりも断然お得じゃないか。WILLCOM|データ定額)京ぽんをはじめとしたAIR-EDGE PHONEがすごいことは知っていたけれど、古い端末ではつなぎ放題が[1x]の速度しか選べず、それじゃ使い物にならないと思っていたのだ。しかし最近の端末は[4x]通信も可能ときた。

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| @雑談

AirMax95 福岡から友人がぴかぴかの新車に乗って見舞いに来てくれた。ダイハツのオープン2シーター、コペンである。ベースはミラらしいが、エンジンと足回りがチューンナップしてあるらしい。軽自動車なのにマフラーは2本突き出しで、重量感のある排気音である。初代ロードスターなんかよりも剛性感というか安定感があって、軽自動車に乗ってるという不安感はないし、運転してないのでわからないが加速も我がゴルフ2より速そう。しかも157.3万の車両価格で驚きの電動ハードトップ。人気が出るはずだ。

 やまなみハイウェイをドライブして久住の沢水キャンプ場近くで休憩していたら、ぐぉんぐぉんと排気音を響かせながら得意げにカプチーノを乗り回している青年にも遭遇した。やはりオープンカーはいい。オープンにして走るときの、あのうれし恥ずかし感がたまらない。

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| @雑談

ゴルフと阿蘇山

 朝九時半から洗車をしに行った。洗車した後、窓を全開にしiPodをつけてOasisのDon't Look Back in Angerを再生しながら阿蘇山に登った。他県から観光に来た車に前後を挟まれてのろのろと山を登ったけれど、世の中にこんな気持ちいいことは他にないんじゃないか、と思った。窓を全開にするには少し気温が低かったが、洗車で体を動かした後なので冷たい風が心地よい。野焼きをしたばかりの阿蘇の山々は黒々としていてお世辞にも美しいとは言えないけれど、気分爽快だった。繰り返すけれど、世の中にこんな気持ちいいことは他にないんじゃないだろうか。病院で点滴につながれず、外の世界で自由に生活できるのは素晴らしいことである。

| @読書

 遅ればせながら、ヤフオクで購入した村上春樹の『東京奇譚集』を読んでいる。最近の村上春樹はダメだ、なんて言っていたけど(おっさんの話が読みたい:keizoさんからトラックバックをもらってしまった!)、東京奇譚集はなかなか面白い。少なくとも、「ハナレイ・ベイ」という短編は面白かった。『中国行きのスローボート』や『回転木馬のデッドヒート』的なものを感じる。

 ハナレイ・ベイは中年の女性が主人公なのだが、かつての「眠り」という短編で女性を一人称で物語ったのとは逆に、村上春樹は語り手として主人公を三人称で物語った。これが良かった。男が無理に「私」になりすましても、リアリティーに欠ける。上手に一人称で女を語れる男性作家もいるだろうが、少なくとも村上春樹はそんな器用な手合いではない。

 加えて主人公が筆者の実年齢に近いことも良い。無理して最近の若者を主人公にするよりも、自分の年齢に近い人物を描く方が断然良い話が出来上がる。好むと好まざるにかかわらず、彼が団塊の世代であることは動かしようのない事実である。ハナレイ・ベイは団塊の世代が持つ気分がよく現れていると思う。

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| @ブログ

 久々にトラックバックが来てたportal shit! : Winny情報流出事件の報道に対する違和感。発信元を覗いてみると、前にも検索エンジン経由で訪れたことのある、大阪府にお住まいのご老体が綴る時事ニュース系のブログだった。ご老体のブログのコメント欄は、「トラックバックありがとうございました」というコメントであふれている。どうやら関連ある記事を発見するやいなや、トラックバックを四方八方に乱射しまくっているようである。そのくせコメントに対する返事はない。つまり飛ばしっぱなしである。

 ページの一番上に書いてあるように、リンク・言及の有無にかかわらずトラックバックは基本的にあらゆるものを受け取るつもりだったんだけど、いざこういう風に無差別乱射的なトラックバックを受け取ってみると良い気持ちはしない。きっとこのご老体は俺のブログなんてこれっぽっちも読んでなくて、"Winny情報流出"という言葉だけしか目にしていないに違いない。これはもうほぼスパムである。

 こういう限りになくスパムに近いグレーゾーンのトラックバックにはどういう風に対応すべきなのか。やはり削除かな。リンク・言及なしトラックバックでも、無差別乱射じゃなくて、的をねらい澄ました&読者のためになるトラックバックなら大歓迎なんだけど。

 いちおうトラックバック返しをしてみるけど、情報リテラシーのない人みたいだから(ホームページの作り方が分からないと嘆いておられる)、読まれやしないんだろうなぁ。