| @映画/ドラマ/テレビ

 スリリングでかなり面白い映画でした。アルフォンソ・キュアロンも一枚噛んでるらしい。

 南米エクアドルで相次ぐ連続児童虐殺事件。“モンスター”というあだ名を持つ犯人を追って町へやってきたマイアミのテレビ局の人気レポーター、マノロは、殺害された少年の葬儀の取材中に交通事故に遭遇。殺害された少年の双子の弟に取材を試みている最中、突如少年が走り出して通りに飛び出し、聖書のセールスマン、ビニシオの車に轢かれて死んでしまう。少年を轢いてしまった後、車の位置をずらそうとしたビニシオが逃げようとしていると思い込んだ群衆がビニシオにリンチをはじめ、灯油をかけて火だるまにしてしまう。その様子をカメラに収め、傍観する警察に変わって群衆からビニシオを助けたマノロは、後日留置所に収監されているビニシオの取材時に取引を持ちかけられる。自分をここから出すことに協力してくれたら、モンスターの情報を提供する、と・・・。

 ネタバレ気味に書きますが、犯人しか知っているはずのないことを喋るんだから、どう考えたってビニシオ=モンスターなわけで、それなのに取引に応じてしまうマノロって何なの、という疑問を終始持たずにおれませんでした。この辺の感覚は欧米社会ゆえのものでしょうか。ちょっと理解できませんでした。

 ただスピーディーでスリリングな展開には引きつけられました。南米社会の熱のある雰囲気も伝わってきます。群衆はひたすら激情的で、警察官でもないのに自分たちで悪人と判断したらあっという間にリンチを始めます。まるで未開の社会の出来事のようですが、我々が南米に対して持つステレオタイプなイメージをより強固にしてくれます。なかなかパワーのある映画です。

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| @音楽

レッチリ日本公演

 3月19日、れっどほっとちりぺっぱーずが来日して大阪でライブやるというので、せっかく京都にいることだし、治療の谷間で日程的にもちょうど良いし、偏執狂的に好きなJohn Fruscianteを見に行ってミッかぁと大阪までやってきております。公演終了後の遅くに病院に帰るわけにはいかないので、大阪市内に宿を取りました。LAN回線が用意されているホテル。

 ホテルにチェックインしたのは16時過ぎでした。開場17時で開演19時だし、しばし久々のブロードバンドを堪能するかぁと2chにアクセス。洋楽板のRed Hot Chili Peppers ライブ・チケット専用 part2というスレを開いたら、延期の文字が・・・。そんなアホな。

 土曜の午後の時点でスレをチェックしていたら延期が分かっていたのに、土曜の午前に宿とって今日大阪までやってきた僕は本当に阿呆です。しかも大阪城ホールと京セラドーム混同してて大阪城ホールに行こうとしてたし。とりあえず今日はホテルでゆっくりします。

追記

 レッチリの来日公演、6月に延期になったみたいです。

 当初は秋以降、なんてアナウンスされてたから「払い戻ししよ」なんて思ってたのですが、6月なら微妙に行きたいかも。ていうかBARKSによると、今回の来日公演、当日券も売ろうとしてたんですねorz(レッチリ来日公演の当日券発売決定!

 "Dani California"が映画『デスノート』のテーマソングになったみたいですが、やっぱ日本じゃコアな洋楽ファンにしか人気ないのかなぁ。オーストラリアとか日本よりもはるかに人口少ないのに9公演あるし(RedHotChiliPeppers.com tickets.tickets)、日本でももっと公演数が増えて手軽にJohn Fruscianteの神懸かり的な裏声を聞けるようになると良いのにと思います :-(

| @雑談
AERA '07.3.12

 AERA '07.3.12に、「地方出身が得なのだ」なんて記事があります。東大生でも地方出身であるがために高校時代からの人脈が乏しく、学生生活や就職活動でハンディを被る、なんて記事を週刊朝日でも目にしたことがあります。AERAの記事はそういった世間一般で言われている地方出身者論とは逆で、地方出身であることをポジティブにとらえよという内容です。格差に負けるな、みたいな。

なぜ地方出身は得なのか?

 AERAによると主に以下の理由によるようです。

  • 地方出身者は朗らかで人柄が良く、謙虚。労働市場で人気がある。
  • 田舎から出てきているので忍耐力がある。
  • 話のネタになる田舎があり、そこに帰省することもできる。
  • 都会的センスが微塵もないどんくさい容貌故、人事で厚遇されても同僚から嫉妬されない。
  • 地方出身者同士で結婚すれば、親や親類の干渉もなく自由に生活できる。

「地方出身者」がごちゃ混ぜじゃないか

 これらの項目はどの時点で東京に出てきたかを考慮していない点で恣意的です。大学入学以前に東京にやってきたのか、大学卒業後か、それで全然違ってきます。大学時代も地方にいた人なら朗らかで人柄もよいだろうけど、高校卒業後東京に出てきた人は大学四年間で東京色に染まってしまい、地方人故の素朴さなんて残ってないでしょう。

 逆に忍耐力という意味では、大学まで地方にいて就職で東京に出てきた人と、高校を出てからすぐに東京に出てきた人では、後者の方が忍耐力があるでしょう。18歳で実家を出て、住むアパートを探したり、ゴミを出したり洗濯したりと家事をこなし、電気・水道・ガスの手続きをとったり役所に住民票の手続きをしにいったりと、一人暮らしを始めると実に些末な用事を日常的にこなしていかなければなりません。22歳まで親元で生活していた地方出身者よりも忍耐力ありそうです。

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| @Mac/iPhone

xGestures

xGestures.png

 MacBookでもマウスジェスチャー環境を実現しようと、Cocoaアプリ用の定番マウスジェスチャー機能拡張プラグインCocoa Gesturesをインストールしようとしたのですが、残念ながらUniversal Binary化されてなくて使えないことが判明。代わりにxGesturesをダウンロード&レジスターしました。Cocoa GesturesのUB版(Cocoa Suite)もあるけど、こちらはシェアウェア化してて結構高い(US$30)。xGesturesもシェアウェアだけどわずか$5なので文句無しです。これはあらゆるアプリに対してルールを適用できるので結構便利っぽいです。Finderとかでもマウスジェスチャーを設定しておくと、ファイルブラウジングがすごく快適になりそう。Cocoa Gesturesを利用中のPowerPCユーザーはIntel Mac化したときにいきなり路頭に迷うことになるから、いまのうちからxGesturesに目星をつけとくとよいかも。

Pukka

Pukka.png

 Keizoさんの感じ通信経由で知ったアプリ(pukka で del.cio.us (感じ通信))。del.icio.usへのブックマーク投稿が劇的に快適に。ViennaやNewsFireからSafariを介さずに直でブックマークできるのはかなり便利。「ニッポンジンならはてなブックマークだろ!」とか国粋主義的な人から言われそうですが、僕はPukkaがあまりにも快適なのでdel.icio.usを使い続けます。

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| @Mac/iPhone

 よく聞き取れなかったところとか間違っていると思うけど、面白いGet a Macコマーシャルのパロディを見つけたので勝手に訳してみます。全部で四つあるけど(Paul Thurrott's Internet Nexus - A technology blog)、僕が面白いと思った三つを。

Mac PC 1-Money

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| @技術/プログラミング

 一利用者たる僕がこんなことを書くのは失礼かもしれないですけど、最近、P_BLOGの今後にちょっとした不安のようなものを感じています。

有力プラグイン配布サイトの閉鎖

 というのは、仲良くしていただいていたmacotoさんのtriflesや大変参考にさせていただいていたbeerboyさんのFuture is Nowなど、ドメイン失効などで無くなってしまうサイトがあったから。両サイトでは大変便利なプラグインやTipsが多数公開してあったんですが、それらをいま欲しいと思っても手に入らないですから。

 この二サイトが消失した後、配布されていたプラグインのZIPファイルをPowerBookのなかに大事に保存していたんですが、先日の車上荒らしですべて失いました。サーバーに運用中のファイルが残っていることは残っていますが、こちらは僕による改変が加えてあるのでちょっと信頼性に欠けます。

 あくまでプログラムのライセンス関係に詳しくない素人の妄想なのですが、例えばあるプロジェクトに関するプラグインを開発した人は、フリーで配布するときは自サイトと同時にプロジェクト本体のサイトでファイルを公開する仕組みを作っておけば、作成者氏本人のサイトが何らかの事情で閉鎖になったときにプラグインファイルもろとも消滅してしまうことを防ぐことが出来ますよね。

 P_BLOGはGPLなので、各種プラグインのライセンスもGPLのはず(GNU General Public License - Wikipedia)。ならば配布されたプラグインをプロジェクトの大本営なり他の個人なりが再配布することも可能なのではないかと思うのですが、どうなんでしょうか。もっとも、kazさんが一人でプラグインの配布まで管理するとなると負担が大きいでしょうね。基本的にP_BLOG Projectはkazさんが一人で運営しておられるようですし。

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| @雑談

 大学に行って良かったこと、いろいろあるでしょう。その手の本なんかを開くと、大学で勉強したこと自体よりも、世の中について考える時間を与えられたこと、一生の友人を得たことなどが大学に進むメリットだ、などとが書かれてますよね。まぁそれらも大学で経験できることの醍醐味なんでしょうが、僕はもっと実利的かつ功利的に、大学に行っておいて良かったと思うことがあります。といっても僕の場合、病気になって就職もお流れになってしまいましたし、大学に行ったおかげで一流企業に就職できたとか、安定した職業に就くことが出来たとか、そういうことからは全くほど遠いわけで、実利的、功利的といっても経済的な利益を指しているわけではありません。

 特に病気になってから思うことなんですが、英語を読めることにはとても感謝しています。もちろん僕の英語力なんて大したことないけど、まったく読めないわけじゃない。これはひとえに大学受験のときの詰め込み学習のおかげです。で、何を英語で読むのかというと、海外の医学情報です。医療というのはやはり基本的に欧米の方が進んでいます。海外の情報をネットで収集するには英語が出来たほうが便利です。

 加えて、電子ジャーナルで学術論文の概要を読んで、医師に自分の治療との関連を質問することも出来ます。この世の科学といえる学問分野にはジャーナルといわれる学術雑誌があって、学者はそこに論文を載せることが仕事の一つです。論文にはさまざまな新しい情報が掲載されており、電子化された電子ジャーナルではネット上で大まかな検索が可能。またこれらの論文にはたいていAbstract(概要)が冒頭に書かれているので、専門的な知識がなくてもここを読めばおおよそのことは分かる。これらの情報は大学でゼミに所属して論文を輪読させられることがなければ知りうることはなかったでしょう。

 自分の治療についてどんな選択肢があるのか知った上で治療に望むか否かでは、随分心のもちようも違うと思います。

 ペンは剣よりも強し。イギリス由来の成句で、本来は思想や言論が人に与える影響は、武力よりも強い力を持っている。という風にジャーナリズムについて述べた言葉のようですが、勉強しておいて良かった、何も知らないよりも納得して治療が受けられる、といういまの僕の心境を表すのにもぴったりの表現だと思います。学んだことは決して無駄ではなかったと思いました。

訂正 2007年2月18日 10:27

タイトルを変更しました。