| @技術/プログラミング

P_BLOGをわさわさいじって、Tagを付けられるようにしました。いや正確には前からTag付けられるようになってたんだけど、P_BLOGのTagは「CategoryをTagっぽく使う」っていうコンセプトなので、WordPressとか他のブログツールのTagの概念とちょっと違った。もともとP_BLOGにはTagはなくて、SafariStandのhetimaさんのハックを取り入れてCategoryをTag代わりに使えるようになっていたわけでした。

Tagはいっぱい付けといた方がいいとは思うんだけど、いままでTagをいっぱい付けまくったので数が260個ちかくになってしまって、こうなると逆に目当ての情報にたどり着くのが難しくなった。そういうわけでTagとは別にCategoryによって記事を大まかに分類しておくと便利だなーと思って、ちょちょっといじってみました。

データベースの `p_blog_log` テーブルのこれまでTagとして使っていた `category` フィールドを `tag` という名前にしてしまい、新たに `category` フィールドを作ってphpMyAdminでテキトーに記事にカテゴリーを割り振りました。その後P_BLOG本体のカテゴリーにまつわる部分をごにょごにょと改造して、TagとCategoryの機能を明確に分けました。要するにコピペして変数名や関数名を書き換えただけなんですけどね。

P_BLOGの後継プロジェクトのLoggix含め世の中には優れたブログツールが沢山ありますが、「自分で欲しい機能をどんどん拡張できる」のはオレオレ仕様のこのP_BLOGだけなわけでして、もう開発は終了していますがオレオレ仕様でどんどん進化して行っております :-) なんかもう主客転倒で、P_BLOGをいじる片手間でブログ書いてるような感じです :-P

| @写真

Adobe Lightroom 2

二つ前の記事で書いた通り、Nikon D90の画像がどうしてもアンバー寄り(うんこ色)なので、しょうがなくRawで撮影してMacに取り込んだあと現像してます。Rawはファイルサイズが写真一枚あたり10MBくらいになるし、読み込みに時間かかるしあんまり好きじゃなかったんですが、Raw現像をやってみるとなかなかどうして面白い。うんこ写真も色鮮やかに蘇ります。

僕はRaw現像できるソフトはPhotoshopしか持ってないので、しょうがなしに

iPhotoで「外部エディタで編集」
    ↓
Photoshopで現像
    ↓
iPhoto Library内に保存
という非常にしちめんどくさいステップを踏んでいたんですけど、一昨日、Adobe Lightroom 2の試用版をダウンロードして使ってみたところ、ぶっとびました。スゲー現像しやすい! 直感的にいじってさくさく編集できるし、ファイルの保存場所も複数プリセットに保存できて、iPhotoとのファイルのやりとりもまぁまぁやりやすい! 少なくともPhotoshopよりもカイテキ! さらに何と言ってもUIがMac OS Xに馴染んでて違和感ない。

Photoshop Camera Raw

Lightroom

上がPhotoshopのCamera Rawのキャプチャ、下がLightroomです。基本的にできることは同じなんだけど、Raw現像に特化してる分、はるかにLightroomの方が使いやすいです。UIももちろんLightroomの圧勝。背景を暗くしたりも出来るし、現像作業に集中できます。画像をダブルクリックしたときの拡大倍率を細かく変更できるところなんかもステキ。

さらにPhotoshopでRaw現像する場合、ファイルブラウズ用にiPhotoもしくはAdobe Bridgeを起動し、現像用にPhotoshopを起動しておかなくてはなりませんが、Lightroomは単体で写真の閲覧、現像が出来るので現像ソフトと閲覧ソフトの間を行ったり来たりする必要がないわけですね。特に複数の写真を見比べながら色味を調整するときに便利です。Photoshopでは一枚ずつしか現像できないので、複数枚を並べて見比べながら現像することが出来ません。

これまでLightroomとかApertureとかRaw現像系のソフトは全然存在意義が分からなかったんだけど、認識を改めました。Lightroom欲しいぞコンチクショウ!

| @写真

こんにちは、春真っ盛りですね。みなさん桜の写真は撮ってますか? 今日はカメラの話です。まず以下のリンクを見てください。

Nikon D3で撮影した東京の春の様子です。素晴らしいですね。ぶっ飛びますね。やっぱいいわ、Nikon。キムタクならずともそうつぶやいてしまいますね。

僕は去年の11月末にD90を買ってもう4ヶ月ほど使っています。前にも一度記事を書いてますけど(D90使ってます(泣))、上のリンク先みたいな写真が撮れなくてほとほと困っています。

「たりめーだろ、フラッグシップのD3と初心者向けのD90で同じ写真が撮れるわけねーだろ、5倍も値段が違うだろダボハゼが!」というおしかりの言葉が聞こえてきそうです。いやそりゃわかってますよ。D90でD3みたいなぶっ飛んだ写真が撮れるとは思っていません。

しかし、D90で撮れる写真は明らかに色がおかしいんです。僕はD90の前はD40Xを使ってたんですが、まだこちらの方が上のD3の写真に近い写真が撮れる。センサーサイズとか解像度とかそういうのの前に、色がとにかくおかしいのです。

以下の二枚を見てください。同じ風景を同じレンズを使ってD90とD40Xで撮り比べたものです。

DSC_2627

D90で撮影

DSC_6854

D40Xで撮影


どちらもホワイトバランスはオート。ピクチャーコントロールなどは全部ノーマルで、ほぼ素の状態で撮影しています(D90の方はISO感度が400になってますが、D40XはISO感度100です。そろえるの忘れてた!)

こちらはズームしたもの。

DSC_2633

D90で撮影

DSC_6857

D40Xで撮影


D90の方は絞りがF10でD40Xの方がF5.6ですね。すみません、絞りを合わせて撮ってませんでした。でも開放してるD40Xの方がシャープに見えませんか? 確かに周辺はぼけてるけど、中心部はD40Xで撮ったやつの方がシャキっとしてる。

どちらが目で見た色に近いでしょうか? 二枚ともD40Xの方が色が濃いですが、D90の方は明らかに色が淡すぎるし、しかも黄色っぽいというか茶色っぽいというか、敢えて言うならうんこ色っぽい。これはおかしい! 同じメーカーのカメラだと思えますか?

ゴミ取り、動画(オマケ程度の機能だけど遊べることは確か)、シャッター音、レリーズタイムラグ、ダイヤルの数、液晶モニターのサイズ等々、D90の方がD40Xよりも優れているところはいっぱいあります。しかし、肝心の画質がうんこなんです!

D40/D40X/D60が派手な色味なのは初心者をおびき寄せるため、なんて言われたりもしますが、D90の画像は明らかに淡すぎるし、色がおかしいのは確か。こんなに変な色になっちゃうんじゃRawで撮って現像しないとダメダメです。そんなにNikon様はD90ユーザーにCapture NXを買わせたいのでしょうか?

Nikon様には是非ファームウェアアップデーターを配布して、このD90の変態的な色味を修正して欲しいものです。うんこ写真しか撮れないなんて悲しいです。

加えて、前も書いてますが、いまD90買おうかなーと思ってる人は注意が必要です。僕は積極的にはオススメしません。D90で写真撮るんだったら、Raw現像しないと満足のいく写真は撮れないと思います。うーん、Lightroom欲しい。

| @音楽

TETRAD THE GANG OF FOUR - NIPPS presents TETRAD THE GANG OF FOUR

評価 : ★★★☆☆

去年の年末に出てたんだけど、なかなか懐に余裕がなくて買えなかったNIPPSの新譜(正確にはNIPPSが中心になってやってるTETRAD THE GANG OF FOURというグループのアルバム)をやっと買った。

人間発電所のセルフカバーの#2 GOD SPEEDが目当てで、この一曲のために買ったという感じ。各々が人間発電所の特徴的なパンチラインをなぞりながらラップしてるんだけど、やっぱりNIPPSの部分が一番。「バカヤロ〜バカヤロ〜」という不思議なうめき声もカッコいい。絶対他人には真似できない。

しかしアルバム全体的には足立区的というか、ギャングスタ的な雰囲気が充満してて、BUDDHA BRANDとは趣を異にする。やっぱりDEV LARGEのトラック、CQの下ネタおちゃらけラップ、それにNIPPSのぶっ飛びパンチラインと三拍子揃ったブッダが聞きたいですね。今年こそILLMATIC BUDDHA MC'Sでアルバム出して欲しい。

DJ SHIBA - Enter Da 96 Buddha

評価 : ★★★☆☆

DJ SHIBA - Enter Da Buddha 96

久々に2chのBUDDHA BRANDスレッドを読んでいて、ブッダの曲を使ったMix CDが出てるのを知った。早速買って聞いてみたんだけど、まぁまぁだった。

初めてブッダを聞く人はこれでぶっ飛べると思うけど、長く聞いてる人には聞いたことある音源ばかりで、Mixも特筆に値するものでもないし、正直残念な感じだった。特にStinky Ass Buddha Porno Funk Radio Showシリーズからの切り貼りが目立った。個人的には「それってアリなの?」っていう感じがする。Mix CDからMix CDを作るのには違和感があった。あとやたらテレビの砂嵐音を挿入して曲をつないであるんだけど、これが結構うざい。

個人的にはえん突サンプラー Vol.2を買ってなかったので、BAIT 2005が入ってたのが良かった。人間発電所のアナログバージョン、Stinky Ass〜とかいまじゃ買えないやつもあるので、最近BUDDHA BRANDを聞き始めた人は安いし(1365円!)買っても損はないと思う。

| @ブログ

CSS書き直した。

gygrb

space

透過pngをいっぱい使ったのでIE6では酷いことになってると思う。というか、CrossOver MacのIE6ではとんでもないことになってた。でもそういうのもひっくるめてインターネットだと思う。そういうわけでまだIE6を使っている人はFirefoxGoogle Chromeをダウンロードしましょう。

創意工夫点

:before と :after を使って、画像を使わずに記事タイトル横にサークルを表示するようにしてみた。あと、blockquoteでも同様に “ と ” を表示するようにした。頑張れば画像を使わなくても粘れることが分かった。

サイドバーを消してwidthを1024pxにしたことも新しい試み。最近はiPhoneの影響か、サイドバーを表示しないサイトが増えてる。代わりにフッターにナビゲーションっぽいのを配置するのが流行りっぽいのでそれっぽくしてみた。

space footer

↑の通り、ランダムで一枚Flickrの写真を表示するんだけど、結構懐かしい写真が表示されたりして、自分でブログを読むのが楽しくなる。撮った写真はアップロードしておくもんですな。

| @WWW

MinibufferとLDRizeのおかげで超絶インターネットが快適になったので、最近はTumblrにハマってます。アカウント作ってから2年くらいになるんだけど、これまではあまり積極的には使ってなかった。気になる情報を見かけたときにテキトーにクリップするとか。人がReblogしたものをReblogするってことなんてなかった。FollowしてるのもTwitterで知った有名人を数人くらい、みたいな感じだったし。面白さが分かったのは大量にReblogしまくる人をFollowしてから。そしたらどんどんDashboardに情報が流れてくるようになって、退屈しなくなった!

Tumblrで j k t を連打しながら思ったんだけど、Tumblrはすごく雑誌に似ていると思った。

ネットが雑誌から読者のカネと時間を奪ってる、みたいな話はよく聞く。でもふつーにブログ読んだり書いたりネットで買い物したりってのは、雑誌読むのとはちょっと違う。雑誌を読むより能動的っていうか。こちらから知りたい情報を検索して絞り込んでいかないといけない。だからネットサーフィンって楽しいんだけど疲れるんだよね。

Tumblrが一般のネットサーフィンと違うところは、だらーっとできるところ。自分がらどっかよそのサイトに出かけていってReblogしてくるっていう一次リブロガーなら別だけど、僕とかは専ら誰かがReblogしたものをDashboardからReblogする二次リブロガーだから、ひたすら頭を空っぽにして写真を眺めたり文章の断片を読んだりできる。で、この感覚が雑誌読んでるのにとても近い。

むかしrelaxって雑誌が好きで結構読んでたんだけど、この雑誌には写真とかも結構載ってて、変わった建物の写真とか見てた。自分がおっさんになったこともあって雑誌は全然買わなくなったから、雑誌で建物の写真とか見る機会が減った。建物の写真を見ることは好きは好きなんだけど、自分から建築雑誌を買ってきて読んだりするレベルじゃない。いつも読んでる雑誌とかに載ってたらパラパラ眺めるくらいで十分なわけだ。relaxを読んでるときはそんな感じでテキトーに建物の写真を見てたのに、relaxがなくなってからはそういうことがなくなった。でも潜在的にはたまには建築物の写真見たい、って思ってたわけ。

Tumblrではときどき外国の変わった建物の写真がReblogされて流れてくる。この感じがとても雑誌読んでた頃に近いと感じた。自分から探しにいくほどじゃないんだけど、誰かがかっこいいと思ってReblogしたものを眺めるっていうのがとてもいい感じなんだ。

むかしは夜寝る前とか休みの日の午前中とか、ベッドの中でもぞもぞしながら雑誌を読んでたんだけど、いまは枕元に雑誌を置いとくってことを全然しなくなった。いま布団の中でもぞもぞするときは、iPhoneでTwitter見たりByline(iPhone app)でフィードをチェックしたり、TumblrのDashboardを眺めたり。雑誌を開くなんてことはまずない。

なんかもう、雑誌は死んだなぁって思う。自分が年を取って情報感度が低下してるってこともあると思うけど、本屋に行っても読みたいと思える雑誌がほとんどない。雑誌は新幹線や飛行機みたいな携帯が使えない長距離移動時のお供とか、ファッションカタログや業界の専門誌としてしか生きていく道はないんじゃないかな。ライフスタイル誌みたいのはどんどんダメになっていく気がする。

途中からTumblrの話から雑誌の話になっちゃったけど、Tumblrにハマって感じたことでした。それではDashboardに戻ります。

| @写真

昨日、地元の阿蘇神社で火振り神事ってのがあったんで、写真を撮りに行きました。火振り神事ってのはいろんな人が火の玉を振り回す行事で、五穀豊穣を願う炎の舞だそうです。これはなかなか見物です。

阿蘇神社 火振り神事

僕は物心ついてからは初めて見に行ったんですけど、ツアーバスでやって来た三脚ジジイの多さにびっくりした!

三脚ジジイ

こんな感じでずらーっと三脚ジジイたちに占拠されてる!

僕が良い場所で写真撮れなかったのは早くから行って場所取ってなかった自分が悪いわけですが、それにしてもこのじいさんたちうざい。僕の母親は仕事で火振り神事に来てたんですけど、「そこに立つと邪魔! こっちは昼から場所取ってるんだ」と罵声を浴びせられたそうです。ひどいもんだ。

五穀豊穣を神様にお願いする神事なのに、一体誰のためのイベントなのか分からないですね。

僕はカメラ好きだし写真撮るのも好きだけど、絶対こういう三脚ジジイみたいにはなりたくないと思った次第です。地元の人間に酷い言葉を浴びせてまで撮らなきゃいけないもんなのかね。