| @散財

7月末で切れる SoftBank のポイントがあったので使おうと思って会社の近くの SoftBank ショップに行った。ポイントは 3600 ポイントくらいあって、SoftBank のウェブサイトにはポイント割引が利用できるオプション品の項目に Universal Dock があったので(オプション品などの購入に使う:ソフトバンクポイントプログラム | ソフトバンクモバイル)、 3000 ポイントを割引に利用して iPhone の Uiversal Dock を買おうと思った。

しかし店舗に赴いてこれこれこういう理由でポイントを使いたいと言ったら「在庫がないので時間がかかる、コールセンターに電話してくれ」と言われた。とは言え家にあまりいないので時間がかかってもいいからやっぱり店舗で受け取りたいと思って再度ショップを訪れたが、同じように「時間がかかるので電話してくれ、そういうのは全部電話でやってもらうことになっている」と言われた。

そういうわけなので SoftBank のコールセンターに電話した。ナビダイヤルではオプション品の購入はなさそうだったので、ポイント交換のところへ進んだ。電話に出た人に事情を説明するが、コールセンターではオプション品とポイントの交換しかできず、購入時の割引は店舗だけとのことだった。

しかし二度ショップに行って「そういうのは全部電話でやってもらってる」と言われた以上、再度ショップを訪れても同じことを言われるに決まっている。なので「コールセンターでショップで購入するように言われたのですが、と言えばポイントを使わせてもらえますか?」と少しきつい感じで聞いたところ、コールセンターの人が俺が訪れた店舗に直接電話してポイント割引購入できるか確認してみる、と言った。

確認してもらったところ、「取り寄せはできるが 1, 2 ヶ月時間がかかる」とのことだった。言外から、どうも 1, 2 ヶ月時間がかかるということにして実質的にはショップではポイント割引購入ができないようになっているのを感じ取った。きっと代理店がやってるショップだときわめてポイントが利用しにくい状況なのだろう。

コールセンターの人が折衷案として、一旦全額を俺が現金で払って、後日 SoftBank 携帯の料金から利用したかった 3000 ポイント分を割り引くという形でどうか、と提案された。ポイントを使って何かを購入するにはそれしか方法がないし、この場合すぐに発送されて 3 営業日以内に届くと言われたのでこの方法でお願いした。

SoftBank ショップで iPhone を買うときには謎のオプションプランに加入させられたりするのが日常的な光景となり、マジで消費者スキル高くないとつらいと思う。多少時間はかかってもショップで嫌な思いをしないよう、何か買ったりするときは SoftBank 直営のオンラインショップを利用する方がよさそう。もしくはポイント割引は使えないけど Apple Store がいいと思う。

ちなみに届いた商品は良かったので別の記事で感想を書きます。

| @技術/プログラミング

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Lokka はデフォルトだと Akismet が有効になっていてコメントが承認制になっていると思うのですが、なかなかコメントに気がつかないことが多いので、コメントが投稿されたときに im.kayac.com 経由で iPhone に通知が届くようにしました。 im.kayac.com 、初めて使ったけど便利ですね。

足りない機能とかあったらご連絡・ pull request いただけると幸いです。

| @散財

iPad 買った

会社のタブレット端末購入支援制度を利用して iPad 買いました。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

iPad には否定的だった

iPad、ずっと年寄りとか情報弱者向けのデバイスだと思って無視してた。小金持ちの情弱サラリーマンとか100万以上カメラにつぎ込んでるカメラじじいが飛びついてる印象しかなかった。とにかく入力がしにくそうで、能動的に情報を取りに行くのではなく、受動的にコンテンツを消費することしかできないような印象があった(文字の入力がしにくいと、情報を検索する頻度が落ちそうだから)。そういうのは新聞や雑誌を読む行為とあまり変わらない。余談だけど新聞社などのオールドメディアが iPad 好きなのと関係ありそう。自分たちが思ったとおりにコンテンツを消費させたいという意志を感じる。

なぜ iPad を買ったのか

技術書を電子書籍で読みたかった

最近、技術書を PDF とか ePub とかで読む行為に興味が出てきて(クソ重い技術書持ち運ぶのに疲れた…)、何冊か PDF 版を買ってみて iPhone で読んでみたら耐えられないくらい読みづらくて何らかのタブレット端末が欲しくなり、 iPad を買ってみたくなった。

デジカメで撮ったばかりの写真を見るのによさそう

あと正月とかにカメラで撮った写真をその場で MacBook に入れて見せると親戚一同が喜ぶので、こういう用途にも向いてるかと思った。Retina ディスプレイだし。

買ってどうだったか

読む端末としては優れている

文章を読む端末としては優れている。Reeder for iPad 入れたら読むのがだるくてたまってたフィードを結構消化できた。(Reeder、Mac 版も iPhone 版も iPad 版も買ってしまった。おすすめです。)

Reeder for iPad

また iPhone では無理だった Twitter に貼られている gist (ソースコードの断片)を見ることが出来て便利だった。iPhone では「後で読む」ものを iPad ではその場で読めるのがいい。

写真きれい

Flickr 見るのが楽しい。写真ブログのフィード、かなり未読がたまってたけど、寝っ転がりながら写真を眺めるのが楽しい。寝床に居ながらにして Flickr にアクセスして友達が撮った写真を眺めて回るのもこれまでにない体験だった。

書きにくい

タッチパネルのフルキーボードだるい。フリック入力したい* フリック入力できるそうです。風呂蓋も買ったので斜めに角度つけられるけど、それでも上からのぞき込むようにして文字を入力するのがだるい。

でも革製の風呂蓋はかっこいいのでおすすめです。

iPad Smart Cover(スマートカバー) (Red Cover(革製))

家庭内での共用が難しい

App Store やフォトストリームなど iCloud 系の機能のせいで Apple ID に紐づけられるし、Twitter や Google のサービスを使う際にもログインが必要なのでやっぱり一人一台の方が使いやすい。家族で共用するのは難しいと思う。

総括

Retina ディスプレイやばい

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タッチパネルで高精細なのが良い。タッチパネルのタブレットはキーボード操作のパソコンよりも目とディスプレイの距離が近くなるので、Retina ディスプレイとの相性が良いのだと思う(図参照)。「読みたい!」「見たい!」という気持ちにさせられる。正直 iPad 使った後に MacBook 開くと文字がぎざぎざに見えて正視に耐えない。Retina ディスプレイやばい。

持って台所に行けるし寝床に持ち込める

コーヒーいれながら iPhone でなんか読むのが好きなんだけど、これノートパソコンでは絶対できない。両手ふさがるから。iPad だったらぎりぎり片手で持てるので、コーヒーいれながらなんか読むということができる。

あと枕元に気軽に持ち込めるのがよい。ノートパソコンは排気口から埃が入り込みやしないかと心配になってあまり寝るとき使う気にはなれないけど、iPad は気兼ねなく寝床に持ち込める。何か読んでて眠りついたときに枕の横にあっても邪魔にならない。

気軽に持ち運べる点がノートパソコンとの決定的な違いだと思います。

これから望むこと

iPad、おおむね気に入ったけどもっとたくさん日本語の本を読めるようになったらうれしい。文庫本とかを自炊なしで iPad で読めるようになったら最高だと思う。岩波文庫の80年くらい前に出版されたやつをリストカット感覚で買って読んだりしたい(カラマーゾフの兄弟も iPad でなら読めるような気がする)。

あと Retina ディスプレイの破壊力やばいので次の MacBook Pro は Retina で出して欲しいです。

追記

調べたところ、iOS 5 からフリック入力できるらしいです。「iPad は情報弱者向けのデバイス」とのたまってる僕こそ情報弱者でした。お詫びして訂正します。

| @技術/プログラミング

Jekyllを使いだしてから気がつくと一年経ってました。いろいろ便利に使えており気に入っております。

PygmentでコードをシンタックスハイライトしたりLSIで関連記事表示したりと結構手を入れてはいたんだけど、いわゆる世間の一般のブログにあるようなカテゴリ一覧表示機能と、カテゴリごとの記事アーカイブ機能がなくて、それを若干不便に思っておりました。

ググってみたところ、プログラマー向けなブログツールなだけあっていろんな方法が出てきました。以下そのまとめ。

カテゴリ一覧

JekyllのLiquid (テンプレート言語) には {{ "{{ sites.categories " }}}} みたいタグがあるんだけど、こいつが意図したとおりに動かない。普通のRuby使いの感覚からすると site.categories ってカテゴリを沢山持った配列になってそうな気がするんだけどこれが違う。

<ul>
{{ "{{ for category in sites.categories " }}}}
  <li>{{ "{{ category.name " }}}}</li>
{{ "{{ endfor " }}}}
</ul>

↑みたいな感じのコード書くと何も表示されない。 site.categoires はHashで、{ "カテゴリ名" => カテゴリ内の記事一覧 } みたいな構造になってる。LiquidでHashのキーを取りだす方法が分からず、どうにもこうにもいかなかったので他の人が作っているプラグインを利用することにした。

↑のファイルを JEKYLL_ROOT/_plugins にコピーする。(_plugins というディレクトリがなければ作る)。そんでテンプレートを変更する。↑のやつを↓みたいにする。

<ul>
{{ "{{ for category in sites.iterable.categories " }}}}
  <li>{{ "{{ category.name " }}}}</li>
{{ "{{ endfor " }}}}
</ul>

2行目のところが変更点です。これでカテゴリ一覧表示ができるようになる。

カテゴリごとの記事一覧

カテゴリごとの記事一覧を表示する方法だけど、こういうのを発見した。

ここの generate_categories.rb を使えばカテゴリ内の記事一覧を作成できる。こんな感じ。

これもさっきのと同じように、JEKYLL_ROOT/_plugins にファイルをコピーする。そんでLiquidテンプレートを書き換えるんだけど詳細はプラグイン内の記事をご確認くだしあ。

| @技術/プログラミング

二月末に行ったスマートフォン開発環境セミナー(仮)でmasuidriveさんのTitanium Mobileについての発表を見てすっかり感化された。これからはJavaScriptで空を飛べる時代が来ると思った。

ドイツの会社がやってるToDo管理のサービスにWunderlistってのがあって、これは結構かっちょいUIのiPhone/Mac/PC/Webアプリを出してたりする。なんでそんなにマルチプラットフォーム対応できんの? と思ってたらどうもTitanium MobileとTitanium Desktopを使ってるみたい。だから簡単にマルチプラットフォーム対応できてるわけ。他にもThe Hit Listが一向にiPhoneアプリを出さないのでそれに業を煮やしたSenchaの社員が作ったHub ListっていうアプリもJavaScriptでデスクトップアプリを書いててマルチプラットフォーム対応してる。

しかし、なんかTitanium Desktop使って僕みたいなスキルしょぼい人がアプリ作るときじゃくせい(なぜか変換できない)を突かれて困ったことになる懸念もあるみたい。

とはいえ、最近プログラム書き始めたばっかでObjective-CとかJavaとか分かんない自分には、JavaScriptでiPhone/Androidはもちろんのこと、MacやWindows、はてはLinux向けのデスクトップアプリケーションが作れてしまうのTitanium MobileとTitanium Desktopにはとてつもない魅力を感じる。

連休期間中にしょぼいのでいいからなんか一個作りたい。

| @技術/プログラミング

ポータルシットをLokkaに置き換えたくていろいろやってる。ポータルシットの過去記事をYAMLでエクスポートし、それをLokkaのDBに取り込む作業をやってる。TDD BootCampに参加したので、テストファーストしながらの作業。RSpecでテストコードを書き、ログが正しくインポートできることを確認する。テスト終了時 after(:all) フックで、取り込んだログを削除してる。コードはこんな感じ。ちなみにLokkaはDataMapperをORMに採用してるので以下はDataMapperでの話。

after(:all) do
  Category.all.destroy
  Entry.all.destroy
end

しかしこれでは AUTO INCREMENT の値がリセットされず、テストを繰り返す度に AUTO INCREMENT の値が増えていってうざかった。

DataMapperの機能で AUTO INCREMENT 値をリセットするのってないのかなと5秒くらい探してみたけど見つからなかったので、SQLを直接実行する方法を採用した。

ちなみにRDBMSに採用してるのはSQLite3。SQLiteでは UPDTE sqlite_sequence SET seq=0 WHERE name='テーブル名'; みたいなコードで AUTO INCREMENT 値を任意の値に設定できるみたい。

最終的な after(:all) フックはこんな感じ。

  after(:all) do
    Category.all.destroy
    Entry.all.destroy
    Entry.repository.adapter.execute('update sqlite_sequence set seq=0 where name="entries";')
  end

テスト実行後にはすべてのデータがデータベースから削除されて、AUTO INCREMENT の値もリセットされる。人畜無害なテストコード万歳。

| @WWW

Flash満載な映画のサイトのクソっぷりはどうにかならんのでしょうか。

ノープランで家を出る -> iPhoneで見たい映画を探す -> 公式サイトで映画の内容確認

みたいなフローで映画を見たいのに、そういうこと全然出来ない。トップページが全画面Flashなため、iPhoneからはhtmlで書かれた上映館情報にたどり着くことすら不可能みたいな。

そもそも映画の公式サイトはパソコンで見てても重くてフバい。最初に何が何でもFlash見せようとするし。そのFlashにいくら金かけたのか知らないけど、ユーザーはさくっと映画のあらすじと公開劇場を調べたかったりするわけで、それ逆効果なんじゃないのと僕なんかは思うわけです。

しかもそうやって派手に金かけて作った公式サイトも、映画の公開が終わるとドメイン切れねーちゃんがリュックしょってたりして切なさ満点なわけで、つはものどもが夢の跡。