| @旅行/散歩

Lesley's Camera 暗い雰囲気がブログを覆っているので、ここで一発面白い(?)記事でも書きましょう。

 旅行をするにあたって、日本からあらかじめ宿を予約して行ったのは一泊目のフランクフルトだけだった。だからフランクフルトの後に訪れたハイデルベルクという街で、宿探しに大変難儀することになる。旅行前は何とかなるだろうと思っていたんだけど(そして、旅行を終えた今にして思えば何とかなることなんだけど)、そのときは宿が見つからないことで絶望的な気分になった。寒いのとか野宿とか勘弁だし。結局、観光案内所でゲットしたホテルリストをもとに電話して宿にありついたのだが、宿が見つかるまでの間、旅行なんて来なけりゃよかったと随分落ち込んだのだった。

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| @雑談

 年賀状一通も出しませんでした。もう何年も書いてません。おかげで一通も届きませんでした。そういうわけであけましておめでとうございます。ぶっちゃけ年賀状とか面倒くさいですよね。というか最近、自分は人付き合い事態が面倒くさいんじゃないかと思うようになりました。なんだかんだいって一人で行動する方が楽。友達とは時々会えば良いかな、って。友人たちはみんなそれぞれの生活があって、しかも彼らはみんな社会人として立派に生きてるわけですな。何だか壁を感じます。

 のっけから支離滅裂ですが、実はガンが再発していることがわかり、四日から入院することになりました。旅行から帰ってきて病院に検査に行ったところ、腫瘍マーカーが大幅に正常値を超えておりました。それでPET-CTという精密検査を受けたところ、左側の骨盤の上あたりに新しい腫瘍があることがわかりました。五日からまたつらい抗ガン剤の治療が始まります。

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| @旅行/散歩

12月のベルリンは雪が降ってなかった! ヨーロッパはいまとても寒いらしい。旅行した11月中旬から12月上旬にかけても結構寒かったのに、それ以上の寒さということか?

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| @雑談

 しつこいけど三回目を書きます。このシリーズはこれで最後にするのでご容赦を。

 ドイツではかつてないほどに失業率が高まり、戦後の混乱期を除きここ50年で最高レベルの人口流出が起きているのだそうだ。年間15万人がアメリカやオランダ、イギリスに移民しているのだとか(Yahoo!ニュース - ロイター - ドイツで海外移住が記録的ペース、失業問題が影)。世界でも有数の先進国で起きている出来事だとは思えない。大連立でSPDが政権内に残ったとはいえ、CDUはなるべくして与党になったんだと思う。このままドイツが右傾化して第二のヒトラーが現れたりしなければ良いのだが。

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| @散財

5G iPod 実は旅行前に5G iPod買いました。黒光りダンディーの30GBなにくい奴。

 手に取ってみての感想はやはり薄い、軽い。4G 40GBからすると隔世の感がありますね。さらにカラーで大きいディスプレイ。フォントがOsakaからヒラギノに変更になったこともあり、ディスプレイを眺めているだけでも楽しいですね。アルバムのジャケットや写真が表示されるのも地味にうれしい。以前、iPod Photoが出たときは羨ましくないやいって強がってましたが、やっぱカラーディスプレイまんせーですよ。

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| @読書

 旅行中、本を読もうと思ってたくさん持って行っていたのだけど、結局二冊しか読めなかった。二冊とも新書である。

 一冊目は『下流社会』。たまたま光文社のホームページをのぞいていたときに知り、夏ぐらいから探していたのだがなかなか見つからなかった(名古屋のジュンク堂にすらおいてなかった)。旅行のための買い物に訪れた熊本のショッピングセンター内の書店で漸く発見、なんだか馬鹿売れしているみたいだが、売れすぎててなかなかお目にかかれなかったのかな?

 二冊目は小谷野敦の『帰ってきたもてない男』である。この本を読んで、「小谷野敦はもういいかな」という気分になった。詳細は後述。

 まず『下流社会』だが、この本の重要なテーマは階層意識である。自分がどの階層に所属すると思うかをアンケートで答えさせ、階層別にどのような人生を送っているのかを分別しようとしている。

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| @旅行/散歩

 ドイツでユースホステルに泊まると必ず朝食が付いてきた。食生活が偏りがちなビンボーバックパッカーにとってこれは大変ありがたかった。しかし旅行当初は朝食なんて重視していなかった。そもそも旅行中でない平時でも朝食をとることは希なニートの俺様である。朝昼兼用でサンドウィッチでも買って食べればいいさ、と思っていたのである。

 実際、初めて利用したニュルンベルクのユースホステルで朝食を食べられたときに大した感動を覚えはしなかった。ドイツではオープンサンドという伝統があって、朝食と夕食は火を使わずに、パンにチーズやハム、ジャムなどをつけて質素にすませるのだそうだ。だから朝目が覚めて食堂を訪れ、ハムやチーズやシリアルは用意してあるものの、火の通ったものが何もないのには正直驚いた。というか、ドイツ人というのはなんと物臭な人たちなんだろうとあきれたくらいだ。

 しかも当初はドイツパンに対してあまり好意的な感情を持っていなかった。ポロポロと皮が崩れ、注意深く皿の上で食べないと服やテーブルがとても汚れる。パンが堅いので、しばしば口内に出血することもあった。

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