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12月のベルリンは雪が降ってなかった! ヨーロッパはいまとても寒いらしい。旅行した11月中旬から12月上旬にかけても結構寒かったのに、それ以上の寒さということか?

 ところでこの産経新聞の記事に、プラハからの報道によると、欧州中部のチェコでも28日から続いた激しい降雪のため、空や陸の交通が乱れたなんて書いてあるけど、これじゃまるで「緯度の低いチェコですら寒かった」という印象を受ける。でも旅行してたときはドイツなど北の方が暖かくて、オーストリアやハンガリーなど、ドイツよりも南の地域の方が寒かった。↑の写真は12月のベルリンで撮ったものだが、雪が積もってないのがお分かりいただけるでしょう。一方でその数日前にチェコで撮った写真→チェスキー・クルムロフ

 南と北で気候が逆転するこの現象は、中学校や高校の地理で習う北大西洋海流のためだと思う。学生の頃に地理の授業で「英独仏などの地域は、高緯度の割に暖流の北大西洋海流のおかげで比較的温暖である」と習って、「そんなもんかいなー」といぶかしく思っていたのだけど、実際に旅行してみて暖流の影響を体感した次第である。

 そういうわけで、冬に旧ハプスブルク帝国エリアへ旅行することがあったら、どうか気をつけてください。ドイツよりも南にあるからそれより暖かいだろう、なんて考えないでください。