| @散財
  1. ワンセグ・おサイフ非対応
  2. 外部メモリー非対応
  3. ストラップ付けられない
  4. Flash未対応
  5. コピペできない
  6. MMSが使えない
  7. 恐ろしく電波のつかみが悪い
  8. 日本語入力・変換がしにくい
  9. Safariがすぐ落ちる
  10. バッテリーライフが短い
  11. 故障時の修理費用が高額
  12. 維持費が2年で20万円オーバー
  13. 専用SIMうざい
  14. MobileMeに加入しないと心地よくメールをプッシュしてもらえない
  15. いまどきの携帯電話としてはでかい
  16. ディスプレーが皮脂で汚れまくる
  17. 色が白と黒の二色しかない
  18. 16GBなんてすぐ使い切ってしまう
  19. ウェブ上のアップロードフォームが使えない

 そして何より、

  1. 期待したほどモテない

| @散財

というか、2007年の1月からずーっとiPhone欲しかったんだけど、発売前の二ヶ月とか英語のサイトとか読んでずーっと情報チェックしてたけど、いざ発売されるとそういう事前の情報収集とか一切してない人もiPhoneに飛びついてて(SoftBankショップでヤクザがiPhone契約してた)、何だか買う気が失せちゃいました。

Jaiku | iPhone買う踏ん切りが付かない。店の前まで行って止めた。

まさにいまこんな感じ。こういうこと書くとここに書いてあるコピペみたいに笑いものにされちゃうかもしれないけど、これまでAppleとかMacとかに全く興味なかった人も(むしろそういう人こそ?)iPhoneに飛びついてて、若干引いてる。

あと、AppleとかMacのこととかiPhone開発・発表の経緯を何も知らないようなSoftBankショップの店員に強気な態度取られて、なんで買い手が不利な条件受け入れてまで買わなきゃいけないんだよ、という感情もある。

なぜMacやApple製品を使うのかっていったら、単純に使いやすいから、好きだからというのもあるけど、多くの人が使ってないから良いという部分も確かにある。自動車で外車を選ぶような感覚というか。NOKIAの携帯にしたって同様。Bluetoothでカレンダーやアドレス帳をMacと同期できるのはNOKIAだけだし、実際いじりがいもあってすごく楽しい端末なんだけど、もしみんながNOKIA使ってたらあまり欲しくないかもなぁ、って思ってしまう。

やっぱ自分てもの1つ買うのでさえアーティスティックだなーって思ったよ

これ。この感覚がないと、買う気になれないんだよなー。アホみたいだけど。

で、俺思うんだけど、めざましテレビや朝ズバを見て何となくiPhone買った人達(↑のヤクザみたいな連中)は、iPhone使ってても不満たまりまくりになっちゃうんじゃないかなーと思う。MacやPCのスケジュール・コンタクトと同期する必要性みたいなもの、要するにiPhoneにスマートフォン的な使い方を求めてなければ、iPhoneはやっぱり使いにくい端末だと思うんだよね。日本語入力もっさり、Safari落ちまくり、電池消費早いとか。ヤクザがMacやPCでスケジュール管理・連絡先管理してるとは思えないし、Wi-Fiのわの字も知らないだろうし、MobileMeとかMicrosoft Exchangeに至ってはなにをか況や(いや、もちろんコンピューターリテラシーの高いヤクザもいるとは思うけど)。

iPhoneをきっかけに、「こちら側」の世界に興味を持つ人が増えたらApple的には万々歳だと思う。果たしてiPhoneは潜在的なApple信者を獲得できるのだろうか?

| @散財

 こんにちは、iPhоnе買わないけどiPhoneは買いたいゴンゴンです。

 一時はしばらく我慢しようと思っていたんだけど、ネットでiPhoneを買った人達の報告を読んでいるとどうしても欲しくなってしまって、いまではもう完全に買うモードです。世界的ですもんね。乗るしかない このビッグウェーブに!

ゴンゴンのどきどきiPhone購入計画

 そこでどうすれば無職でも負担を最小にして16GBのiPhoneを購入できるかについていろいろ考えてみた。

 現在の僕のスペックはこんな感じ。

職業 無職
既存回線・端末 SoftBank 705NK
契約状況 新スーパーボーナス24回割賦(2,580円ずつ24回払い。特別割引は2,200円/月) ローン残高は38,700円で、あと15回の支払いで完済。
毎月の料金 ホワイトプラン(980円) + パケットし放題(4,200円) + Y!ベーシックパック(315円) + 端末代金(2,580円) - スパボ特別割引(2,200円)で、だいたい7,000円前後。通話はほとんど行わず。

iPhoneを新規購入する場合

 まず考えたのがiPhoneを新規購入し、回線を一個増やす方法。買い増し(機種変更)だと端末価格が7,000円ほど高くなるし、既存回線の契約期間がまだ1年なので、新スーパーボーナスの特別割引が1,220円/月しか受けられない。

新規でiPhone購入、回線一個増やす。
↓
返す刀で705NKの回線ソッコー解約。
↓
705NKのSIMロックをゴニョゴニョし、iPhone専用SIMでも使えるようにする。
↓
新規契約なので特別割引満額受けられてウマー

 この方法だと

  1. 電話番号が変わってしまう。
  2. 既存回線の解約時に38,700円かかる。

わけだけど、1.については僕ほとんど電話してない(6月の通話料60円だった!)から影響なし。2.はまぁしゃあない。というか、どんな方法でも705NKの支払い38,700円は必ず発生する!

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| @散財

 カナダではRogersという会社がiPhoneを獲得し販売するんだけど、この会社が提示した料金プランがどうもクソらしい。どういうプランなのかというと、$60スタートでデータ通信は無制限ではなく、下限プランだと400MBまで無料、それ以上は従量課金。無料通話時間は150分、SMSも75通までしか無料で送れないという鬼仕様。しかも3年縛り!

Rogersの料金プラン</a>
Rogers announces iPhone rates in Canada - The Unofficial Apple Weblog (TUAW)

 怒ったカナダ人が、こういうサイトを作った。iPhone不買運動のサイト。

 これを受けてAppleがカナダのアップルストア(リテールストア)ではiPhoneを売らないことにしたらしい。かつ、当初カナダに出荷される予定だった初期出荷台数を減らし、ヨーロッパに回したとか何とか。(AppleInsider | Spat with Rogers leaves Canadian Apple stores without iPhones

 いくつかの噂サイトでは、ジョブズが怒ったとかAppleによるRogersへの嫌がらせとか言われているけど、実際のところはRogersの料金プランが高すぎてカナダでの需要が落ち込むことが見込まれるから、その分出荷台数を減らして他のまともな料金プランの国に出荷を振り分けたのだろう。(Rumor - Apple diverting iPhone shipments away from Canada | iPhone Buzz

 でもRogersへのプレッシャーになったことは確実なようで、さっきiPhone関連のフィードを読んでたら、こういう記事が上がってた。

 どの音声プランとも組み合わせ可能な、$30で6GBまで使えるデータプランを発表したらしい。結局6GBまでっていう上限があるところ、3年契約が必要なところがトホホな感じだけど。

 それにしても、iPhoneのデータ通信量ってどんなもんなんだろう? 使い方次第で人それぞれ変わってくるもんだとは思うけど、400MBとかすぐ使い切っちゃうような気がするな。でも先日紹介したように(パケット定額を利用しない場合のiPhoneの通信料金)、初代iPhoneユーザーによる2chへの書き込みによると、EDGEによるパケット通信料は70MBくらいらしい。まぁこの辺は実際に買って使ってみないと分からんですね。

| @散財

 NTTドコモは今秋発売する携帯電話端末「907i」シリーズで、利用者の好みや居場所に合わせ、店舗やイベント、地域情報などを自動的に配信する「生活支援型」情報サービスを開始する。周辺の小売店の特売など、その時と場所で役立つ情報をタイミング良く知らせる仕組みで、広告情報を提供する企業からは配信手数料を得て新たな収益源にする。

FujiSankei Business i. 総合/ドコモ 利用者の居場所・嗜好反映 今秋「生活支援型」で情報配信

これなんか窮屈なサービスだなー、という印象を持った。生活なんてあんたに支援してもらわなくていいっちゅうねん、みたいな。具体的にどういう仕組みなのか分からないけど、例えばある商店街がセールをやってたとすると、近くにいる人の携帯をGPSで探知し、自動的に広告メールが送られる仕組みとかだったらうざいよね。

AppleのiPhoneも、App Storeを通じてしかアプリを流通させないとか、充分顧客囲い込み的なインフラだと思うんだけど、Appleはやり方がうまいのか、窮屈さを感じさせないんだよなー。むしろ、携帯キャリアによって閉じられていた世界を開いてくれる、救世軍のような印象を受けるんだよなー。小さなディスプレイでちまちましかできなかった携帯からのウェブブラウジングが、マルチタッチディスプレイで大きく改善されるんだよなー。意味不明な携帯コンテンツの月額課金とかから解放される。「なんでスポーツニュース見るのに毎月金はらわないかんの?」って感じだよねー。

| @散財

 2chで見かけた書き込みより。

870 :名称未設定 :sage :2008/06/28(土) 08:02:31 ID:x8IVbwcD0
>>850
>データ通信っていつもだいたいどれくらい使っているのか、今自分の iPhone の口座をちょっと見てみた
>約1ヶ月間でエッジ経由では70メガバイトしか使ってなかった

850氏の月あたりの使用量でデータ通信料をちょっと計算してみる。

パケ定額制無しの場合。
70MByte = 70,000,000*8 bitだから、560,000,000/128bit = 4375000 パケット
1パケット 0.084円とすると、4375000*0.0525 = 36万7,500円

パケ定額制有りの場合。
例えば9800円で何メガ使えるかというと、9,800/0.084*128b = 14,933,333b = 1.86Mbyte
5985円では、5,985/0.084*128b = 9,120,000b = 1.14Mbyte
YouTube1本で2〜10MBくらいあるから、視聴途中で5985〜9800円の元は取れてしまうね。

ここまで計算合ってるかな?

これならパケ定額無しと1029〜9800円のダブル定額と5985円の一律定額の3つから選べと言われたら
誰でも迷わず5985円の一律定額を選ぶんじゃないかな。
1ヶ月にYouTube1本分のデータ通信も行わないなら別だけど。

 パケット定額なしに70MByteほどiPhoneで通信すると、36万円強!(正しくは4万8千円程度)かかってしまうことになる。1MByteあたりの通信費は5,000円(700円)くらい。パケット定額制を嫌がる人の意見を考慮して料金プランを自由に選べるようにしたり、スライド課金システムを提供しても、結局あっという間に上限に達してしまうっぽい(あっという間には行かないけど、結構すぐ上限に行きそう)ですね。

 ちなみにこのブログのトップページのサイズは554.0 KByteだったので、僕がiPhoneで月に3回(正しくは16回くらい)、3Gネットワークを利用して自分のブログにアクセスしたらパケット定額フルの元が取れるということになりますね。

 SoftBankがなぜiPhone購入者にパケット定額フルを強制にしたのかを考察した記事では、以下のものが興味深かったです。

 初代iPhoneにはパケットを垂れ流しするという報告があり、使ってもないのに多額のパケット料金を請求されたケースがあった模様。そもそもiPhoneは大量のパケット通信を行うことを想定して作られているから、パケット通信料の相場を知らない消費者がGoogleマップ等を使ってパケ死してしまい、訴訟などを起こされるリスクを考慮してパケット定額フルを強制にしたのではないかという考察。

 現状、SoftBankの示した料金プランが納得いかないならiPhoneはスルーせざるを得ないですね。僕は705NKのローンが残ってるし、機種変更価格表/20080701 - MOBILEDATABANKによると、買い増しの場合は特別割引額が少なくなってしまうので、最低あと半年はNOKIAのお世話になる予定です。

 24ヶ月も同じ電話を使い続けなきゃいけないってのは、販売報奨金システムで一年程度で携帯を買い換えることに慣れきっていた身にはこたえますね。

訂正

 引用部分の計算は間違ってますね。1パケットは128Byteだから、70MByte通信したとしても 70*1024*1024/128*0.084 = 48168.96 ですね。48,168円。

 ということは、一月のパケット通信が8.5MByte未満ならばパケット定額フルの契約は損をするということになりますね。

 もっとも、YouTubeを一本見る程度のパケット通信で定額の料金を超えてしまうので、パケット定額フルが仮に強制でなかったとしても定額契約をするのが賢い使い方であることには変わりありません。

| @散財

 iPhoneの料金プランについては高いと言う人と安いと言う人に別れている。3,000円だったらみんな安いと言っただろうし、1万円超えてたらみんな高いと言っただろう。8,000円という価格設定は、iPhoneでやりたいことによって受け取り方が変わってくるという、微妙な値付けだと思う。

 iPhoneを“Appleが作った音楽の聴けるタッチパネル型のお洒落なデザインケータイで、Wi-Fiのある場所では無料で通信することも可能な端末”だと認識している人にとっては、パケット定額は邪魔に思えるだろう。

 iPhoneを“いつでもどこでもオンラインになれて、わしわしフィード消化して、メールチェックしまくり、スケジュール管理しまくり、マルチメディア閲覧しまくりな、デジタルライフのコアになりうるスーパー情報端末”だと認識している人にとっては、Wi-Fiのあるなしにかかわらずどこでも通信できることは重要な機能だから、月額8,000円の料金は高く映らない。

 後者が「他社のパケット定額プランと比較しても高くない」と言っても、前者はそもそもパケット通信に興味を示さないわけで、「パケット定額フル」が強制されること自体に納得がいかないから意味がない。「俺はただAppleが作った音楽の聞けるお洒落なデザインケータイが使いたいだけなんだ、余計な抱き合わせは止めろ!」ということになる。

 iPhoneがもっとイモいデザインで、前者を惹きつけない端末だったなら、料金プランをめぐる議論は生じなかったかもしれない。

 言い換えれば、イーモバイルやウィルコムがiPhoneのコピープロダクトを作ってもあまり意味がないかもしれない。iPhoneばりに革新的なUIとデザインを備えた端末を発売しても、後者しか反応しないからだ。前者の需要を掘り起こすことを狙っても、イーモバイルやウィルコム型の、パケット定額で使うのが当たり前な端末は、前者の需要を刺激しないことが予想される。