| @雑談

 なんてこったい。ゴルフのリップスポイラーが真ん中を境にぐにゃりと変形していました。ゴルフ2GTI後期型のビッグバンパーは結構地面から低い位置にあって、段差を通るときにフロントのリップスポイラーを擦ることはしばしばでした。しかし今回は熱を持ったもので変形させられたような感じ。いったい何が起こったのでしょう? 走行中に何か温かい物に触れたのだろうか? 謎は深まるばかり。ていうか新品のリップスポイラーとか手に入るんでしょうか?

 と落ち込んでいたところでこんなの見つけた。

 明日早速VISAの口座に入金して購入しようと思います。

| @WWW

 当該人物・組織自身がWikipediaの記事編集してもいいんじゃないですかね。それも織り込み済みなシステムだと思うんだけど。当事者に都合の良いように書き換えられても、編集合戦が起こってまた書き直されるだけでしょ。

 職場の端末でWikipediaにアクセスするのが問題だってのはその会社・官庁内部の問題であって、組織外の人間が騒ぎ立てる問題じゃないと思う。

| @Mac/iPhone

MacBookの内部温度昨夜の気温

 MacBookは湯たんぽ代わりになる。これはガチ。

| @読書

 万城目学の『鴨川ホルモー』が面白かったので、Amazonでオススメされていた森見登美彦『太陽の塔』を読んだ。同じく京大生が主人公。

 主人公は別れた年下の彼女(才色兼備かつ天然系)のことが忘れられず、四六時中彼女を監視しているストーカーです。途中まで「これなんて俺?」って感じで、大学生の日常がリアルに著述されてて大変楽しめました。レンタルビデオ屋でエロビデオを借りるときの表現とかかなり面白い。大仰な文章が滑稽さを際だたせるのです。

 ただクライマックスが近づくにつれ幻想的な描写が増え、最後の方は純文学的で軽く意味分かりませんでした。馬鹿には難しかったです。

 巻末に本上まなみによる解説が付いています。著者が彼女の大ファンだそうです。作中に出てくる主人公の自転車の名前はまなみ号。僕も本上まなみさん美人だと思います。でも解説自体は全然いけてなかった。

 最近女の子に振られた人が読むと共感できる部分が多いかも知れません。妄想パワー全開の一冊です。根暗な渋谷直角?

ちなみに

 万城目学氏と森見登美彦氏は割と仲がよいようで、別冊文藝春秋9月号で対談しています。まるで学生トークみたいです。年が近いのでこの二人には親近感沸きます。万城目氏から森見氏に対する「18歳に戻ったとします。サークルの新歓に本上まなみそっくりのかわいい新鮮な女の子がやってきていて、何もアプローチしなければ二週間以内に彼氏ができそうです。さぁどうしますか?」という質問がとても面白かった。

| @雑談

災害によって人が生きるか死ぬかということになったとき、見捨てるようなことはしないという建前を、まだこの国はもっているのである。

それが「建前」に過ぎないとしても、建前さえ存在しなくなってる国は、他にいくらでもあるだろう。

しかしこの建前が、そろそろ崩れ始める気配はある。

あれらの映像を流すニュースの報道を見ていて、ぼくはそう感じた。

あそこで報じられているのは「流されるホームレス」の姿であって、名前や住居をもった社会的に認知された「生きている人間」の姿ではないように感じられたからである。

 同意。派遣労働とか偽装請負とかワーキングプアの実態を見聞するにつれ、競争に負けた人間は本当にゴミ扱いされるばかりだなと感じる。こんな世知辛い世の中でも、ホームレスのおっちゃんの命は救助されるんだと、少し意外な安堵を感じた。でもそのうち人間の川流れを見ても誰も通報もしないし、救助も行わない世の中がやってくるんじゃないか。救助の様子を流すワイドショーは川流れをおもしろがってるみたいに感じられた。「絶好の飯の種きたこれ」みたいな。ワイドショーが川流れに飽きた頃、通報や救助は行われなくなるんじゃないかと思う。

| @雑談

 これは非常に危ないと思いました。かつて北朝鮮への帰還を促した「地上の楽園」報道みたいに。

 阿蘇でこのような安心感を持てるのは、単に田舎だからではなく、お互いに助け合い、応援しあおうという人と人のつながり(ソーシャル・キャピタル)が、セーフティネットとして機能し始めているからです。そのつながりがあるからこそ、若者たちは阿蘇を挑戦の場として選び、定着していっているのです。

 実力をつけ、自分らしい仕事を自分のものにするには時間がかかります。しかし、都会では、時間をかけて、しっかり育っていくのを許してくれません。若い起業家も若い会社員も成果を早く出し、出し続けていないと取り残されるような気持ちが起き、表面的な成果をとりつくろい、実力よりもアピールや広報に頼るようになってしまう人が多くいます。

 セーフティネットは必要だと思うし、こういう意見には賛成しますけど、だからといって阿蘇が楽園なわけではない。

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| @雑談

 噛みつきどころを外しているのは分かっているけど。

由布院の成功は東京を真似なかったことにあることは、どの「由布院本」にも書いてある。由布院が切磋琢磨している間、他の地方は一体何をしていたのか。

 由布院の湯の壺街道というところは、由布院と関係ない県外資本の店なんか出てて、混沌としている。まるで原宿の竹下通りだ。大型バスが乗り入れて、ご当地ものとは思えない雑貨屋(東南アジア風雑貨など)ばかり並んでいて、こここそ東京の歓楽街のコピーじゃないかと思ってしまう。

 dankogai氏の言及しておられる亀の井別荘とか玉の湯とかに泊まればまた違った由布院の姿が見えてくるのかもしれないけど、宿泊代が高いので地方在住賤民のおいどんには無理です。

 けだし、由布院が観光地として成功したのは、東京から帰ってきた中谷健太郎という優秀な宣伝マンがいたから。東京からの出戻り組みたいのがいないと、地方の観光地はなかなか成功しないと思う。都会に住んだことがある人じゃないと、都会の人がどんなものを田舎に求めているのかなかなか分からないから。

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追記 2007/09/08 14:41

 こちらのブログにわたしが言いたかったことが論旨明快に書いてありますのでご覧ください。