| @雑談

 見るも無惨な姿だったホイールのセンターキャップが復活しました。

Before After

 先日言及した熊本市内の某ショップにて一個3,000円で購入。右フロントも反り始めていたので二個購入。ちょっと高かったです。ていうかセンターキャップってタイヤ穿いたままポン付けできると思ってたんですけど、リフトアップしてタイヤ外さないとダメだったんですね。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 『ナイロビの蜂』はあらゆる映画館で散々予告編を見せられた映画である。期待に違わず面白い映画であった。★は四つだが、これは五つ星に近い四つ星である。

 公式サイトには「世界が涙した壮大なラブストーリー」とあるが、これは恋愛に加えてアフリカ問題、資本主義と大英帝国の悪しき部分をさらすことに重きを置いた社会派の映画である。

 外交官の主人公ジャスティン・クエイルは、上司の代理で勤めた講演でテッサという魅力的な女性と知り合う。二人が知り合ってほどなく、クエイルにケニアへの駐在命令が下るのだが、テッサは「私もアフリカに連れてって」と告白し、二人は結婚する。知り合ったばかりなのにクエイルに結婚を申し込んだテッサの目的は何なのか? アメリカに追従するだけの英国政府の姿勢を自己弁護するかのようなジャスティンの講演に苛立ちテッサは声を荒げ糾弾した。彼女はチェ・ゲバラを尊敬する“革命派”なのである。映画の冒頭、アフリカで彼女は謎の死を遂げる。なぜ彼女は死ななければならなかったのか。クエイルの悲しい踏査が始まる。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 超話題作である。普通に面白かった。しかし、納得いかない点もある。Sankei Webカンヌ国際映画祭の報道関係者向けの試写会では最大のヤマ場で失笑が漏れたとされるとあるが、恐らく僕も同じ場面でおかしいんじゃないかと思った。ちょっと高校で世界史を勉強したことがある人なら必ずおかしいと思うはずだ。

 このことに対して僕が文句を言うと、一緒に見に行ったファンの人は「本ではちゃんとなってるから良いの!」と強く反論するのだけど、そういうもんだろうか。公開されて間もない話題作なので具体的な箇所を指摘するのはあえて避けるが、原作本が緻密に練られたストーリーであろうとも、映画化した以上、映画は映画として矛盾のないものでなければならないと思うのである。ハリー・ポッターしかりである。ハリー・ポッター好きはよく、「映画はつまらないけど本は面白い」と言うけど、それは逃げ口上に過ぎない。本よりつまらない映画なんて、作らない方がいい。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 感想を書くのがだいぶ遅くなってしまった。

 オランダの画家、ヨハネス・フェルメールが描いた絵、『真珠の耳飾りの少女』にまつわる話。ヨハネス・フェルメールは嫁の家に婿入りするようなかたちで絵を描いているのだが、嫁はヒステリックで美しくなく彼女をモデルに絵を描く気には到底なれない。代わりに下女のグリート(スカーレット・ヨハンソン)をモデルに絵を描きたいと思うようになる。グリートは色彩感覚に優れており、絵の具の調合も手伝わせ、フェルメールとグリートは絵を描く上でのパートナーになるが、アトリエで二人きりになるグリートとフェルメールに嫁は嫉妬を募らせる。家計を切り盛りする姑は、フェルメールに絵を描いてもらわないと家が破産するため、フェルメールとグリートの作業を支援する。

 正直言って凡作だった。フェルメールとグリートの、師弟愛とも男女の恋愛感情ともつかないような中途半端な関係の描き方は良かったが、過去をテーマにした映画の常として、建築物の制約などから場景が限られており、それが閉塞感を感じさせる。屋内の場面が多すぎるのだ。

 スカーレット・ヨハンソンは『ロスト・イン・トランスレーション』でも良いとは思わなかったけど、今回も良いとは思わなかった。欧米人はあの手の顔が美しく見えるのだろうか。フェルメールを演じたコリン・ファースは、養子でありながら家計を支える主という微妙な役柄をうまくこなしているように感じた。形見は狭いが威厳もある、みたいな。グリートはその威厳に畏れながらも、同時に惹かれてもゆく。もうちょっとフェルメールとグリートの絆に焦点を当てると見やすくなると思うのだが。

映画公式サイト:真珠の耳飾りの少女

<追記>

 一部修正しました。映画だけ見るとフェルメールは養子なのではないかと思えてしまうのだが、実際はそうではないらしい。ただ妻の母親と一緒に住んでいるというだけのことみたい。映画の中では完全な養子状態なんだけどな。フェルメール年譜

| @写真

 とりあえず根子岳。

根子岳

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| @技術/プログラミング

 portal shit! : 世間は連休なのに引きこもってブログで遊んでても(・∀・)イイ!で書いた通りcategory.phpをいじって悦に入ってたんだけど、あのやり方では結局ダメみたい。新たな問題に遭遇した :-(

 すなわち、前方一致検索だけ行うようにしていたので、複数のカテゴリーを含む記事のカテゴリーが無視されるのだ。例えばブログ, 日記というタグ付けをされた記事は、“ブログ”というカテゴリー検索ではヒットするが、“日記”のカテゴリー検索ではヒットしないのである。

 結局デフォルトの状態に戻してしまった。queryの仕組みがよく分かるならば対処可能なんだろうけど、もどかしい。そのうち本屋でPHPの入門書を買ってみよう。

| @Mac/iPhone

Journler

 大学に入りたての頃は、テキストファイルで日記をつけたりしていたけど、日付ごとに一つずつファイルを作るとなると量が膨大になり、管理が煩わしかった。ローカルで画像を取り込んだり、クリッピングしたり出来るソフトは無いものかと探したのだけど、そんな便利なものはなかなか見つからなかった。要望としては、MicrosoftのOutlookのような体裁で、スケジューラーと日記帳の機能を併せ持ち、それにクリッピング機能が備わったようなソフトだ。

 見つからないので代わりにウェブ上でcgiを利用して日記をつけることにした。これはこれでなかなか快適だった。その後時代の潮流に乗ってP_BLOGに移行したわけだが、ブログのスタイルをとるようになったことで、新たな問題にも遭遇した。日記cgiはウェブ上に公開していたものの、トラックバックの機能などもないし、他者と積極的に交わろうとはしていなかったから、思ったこと、その日の出来事をありのままに書いていた。リアルスペースの知り合いに対する私信的なものであったからだ。もちろん、個人的な感情について記すことは出来なかったけど。

 ブログスタイルを取るようになってからは、トラックバックやコメント機能で、他のブログと繋がるようになり、完全に独りよがりな個人的駄文だけを綴ることが憚られるようになった。あまり私生活をさらすのもアレですしね。

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