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Tribe Called Questの人のことじゃないよ(古)

ToolTip系のPlug-inはブログを作ったばかりの結構最初の頃から長いことArekorePopupを使ってました。透過やtext-shadowが美しいのでいまでも好きなんですけど、SafariがVersion 3.xになってからポップアップの位置がずれるようになった。誰か解決方法をブログに書いてないかなーってずーっと探してたんだけど、なかなか見つからない。

さらに先日、Googleの(Googleとは直接関係ないらしい)Chromiumを試してみたところこちらでもArekorePopupの表示位置がずれる。どうやらこれはSafariに固有の問題じゃなくてWebKit系全般の問題のようだ。

ArekorePopupは長らくバージョンアップとかされてないし、jQueryのプラグインに似たようなやつがあったので思い切って外してみることにした。それがこのqTipってやつです。

qTip jQuery plug-in qTip - The jQuery tooltip plugin - Home -

qTipの特徴はと言いますと、

  • スタイルを簡単にカスタマイズできる
  • 透過pngとか画像を使ってなくて完全にCSSとHTMLだけでスタイリングされてる
  • クロスブラウザなのでIEのこととかなんも考えずに使える
  • ファイルサイズが小さい
  • APIとかが充実しててカスタマイズ魂を刺激する
  • 画像とかHTMLもポップアップで表示できるらしい

text-shadowとか背景の透過表示はできないところがArekorePopupに負けてますが、ToolTip自体の表示位置だとか矢印の表示位置を激しくカスタマイズできるのが結構良い感じです。

ちなみにこのブログでは以下のように記述して使ってます。

$("a[title], img[alt]").qtip( {
	style: {
		padding: 5,
		background: '#191919',
		color: '#FFFFFF',
		title: {
			'font-size': 10
		},
		border: {
			width: 7,
			radius: 5,
			color: '#191919'
		},
		tip: 'topLeft',
		name: 'dark' // Inherit the rest of the attributes from the preset dark style
	},
	position: {
		target: 'mouse'
	}
});

| @技術/プログラミング

jQueryを使って、「もっと読む」をインタラクティブにした。これまでもjQueryを使って細工してたんですけど、slideToggle() で先読みしたものを隠しておいて、クリックで展開するという感じにしてた。まぁこれでも良いんだけど、Ajaxってのに挑戦してみたかったので、「もっと読む」リンクをクリックした後に残りの部分を読み込むような仕掛けにした。どんな風になるかは「もっと読む」をクリックして調べてみてください。 Continue reading...

| @技術/プログラミング

ISBN変換プラグインのProduct Advertising API対応版を公開します(参照 : Amazon AWSからお便り APIが変わるらしい)。ひょっとしたらうまく動かないかも知れないけど、そのときはご連絡下さい。注意点はダウンロードページに書いてあります。

| @ブログ

実は密かに別のサブドメインにMovable Typeを設置して、映画の感想をぼちぼち書いてました。このブログのアクセスログを見ると映画の感想はほとんどアクセスがないので、今後は別の場所に分けることにしました。映画専用ブログの方では劇場公開だけでなくDVDで見た映画の感想もわしわし書いていこうと思います。人に見せるためのものっていうより自分で後から「あー、あの映画何だったっけ?」ってときの記憶の引き出しのとっかかりにするために。

そんなブログに興味のある酔狂な方はこちら。

| @Mac/iPhone

MacBookのヒートシンクのグリス塗り直し

僕のMacBook (Late2006)、二年目に突入して真冬でもファンが鳴りやまず、非常にうるさいことになっておりました。手がかじかむくらい寒いのにファンが高速回転するってどういうことやねんと。どうもヒートシンクというところに塗ってあるシリコングリスが硬化して役目を果たさなくなっているようです。そういうわけで分解してファンなどの清掃とグリスの塗り直しをやってみました。

参考にしたサイトは以下の三つ。

ネジが一本なくなってしまったものの、なんとかグリスを塗って再度組み立てることができました 8-) 二年も使っているせいでグリスは硬化し、カピカピになっておりました。

で、MacBookのファンは静かになったか?

残念ながらほとんど効果はありません :-! ファンはうるさく回り続ける。しかし時々70℃を超えてたCPUの温度は高くても65℃程度で止まってくれている模様です。これで夏を乗り切ることが出来ればいいのですが。MacBook Proほしいよう。

| @WWW

JAM LOGのkazさんがじゃんじゃん新しいSmileyアイコンをリリースしておられます。

早速入れ換えさせてもらいました。前のはシャギーでカクカクしてたし、フリンジに白色のピクセルがあって、背景が白以外のときには浮いてたので。tiffからAutomatorでリサイズしてpngに書き出しという手順で新しいSmileyアイコンを作りました。いまのデザインに変えたときにIEのこととかは無視して行こうと決めたので ;-) 、IEでは透過してないかも知れないけどモダンブラウザではとてもきれいに見えます。

ちなみに恥ずかしい表情のアイコンを前から改変して自作してたので、今回も独自に付け加えてみました。こんなの。

Smiley Bashful

オリジナルのsmile.tiffに眉毛とほっぺの赤みを加えただけです。一応aiファイルを置いておきます。

| @映画/ドラマ/テレビ

"きみに読む物語 スタンダード・エディション [DVD]" (ニック・カサヴェテス) 『16歳の合衆国』、『ラースと、その彼女』でライアン・ゴズリングが良かったので、ゴズリング主演で評判の良い『きみに読む物語』ってのをDVDで見た。なんつーのかな、古き良きアメリカ映画って感じだった。高校の頃の音楽の先生が変わった人で、授業の最後の15分間くらいで毎回映画を見させてくれてて、『俺たちは天使じゃない』とか『白い嵐』とか『ラスト・オブ・モヒカン』とかを見させてもらった。3年間で結構たくさん見たと思う。どれもアメリカ映画で、白人の美男美女が主人公みたいのが多かったような気がする。で、『きみに読む物語』ってのはまさにそんなアメリカ映画の典型的なプロットに当てはまるストーリーだった。美男美女のカップルが、身分や家柄の差を乗り越えて、最終的には結ばれるというお話。 とにかくキスしまくる映画で、後半からはベッドシーンもあるんだけど、ヒロインを演じたレイチェル・マクアダムスがかたくなにおっぱいを見せない。いや別におっぱいが見たいわけじゃないんだけど、ベッドシーンだけカメラの構図が不自然でそれがすごく気になった。 アメリカの雄大な自然、豪華な作りの建物、自動車などなど、「これぞアメリカっ!」って感じのアイテムがいっぱい出てくる。物語は1940年から始まるんだけど、貧しいノア(ゴズリング)の家でさえ車を持ってて、街はにぎやか。こんな国と戦争したら勝てるわけがない。日本の高度経済成長期以後の生活水準をアメリカは既に戦前に実現してたって感じ。 パクス・アメリカーナって言葉がある。パクス・ロマーナ(ローマの平和)をアメリカに当てはめたものだけど、20世紀のアメリカは本当にパクス・アメリカーナな感じだったんだなって思う。ブロンドの俳優たちがチューしてる姿は、古代ギリシャやローマの彫刻を思い起こさせる。ラストは愛はどんな障害をも乗り越えるみたいな展開だし、終始ウルトラポジティブ。 『きみに読む物語』ではところどこに黒人が出てくるんだけど、ヒロインの実家(金持ち)の家のメードだったり、老後の主人公が入ってる老人ホームのスタッフだったりする。結局白人中心の世界から抜け出してなくて、黒人に単純労働とか面倒くさいことは任せてパクス・アメリカーナは成り立ってたんだなって感じた。 ゴズリングの出てる『16歳の合衆国』、『ラースと、その彼女』は、そういったパクス・アメリカーナの反対側を描いた映画だなって思った。『16歳の合衆国』とか特に。パクス・アメリカーナは虚構なんだよね。アメリカはイギリスから独立したけど、ほんのつい最近までイギリス風の植民地主義を引きずってた感じがする。 『きみに読む物語』、思春期の女子高生とかには超受けるだろうけど、俺は911以後の世界を描いたアメリカ映画の方が好きだなと思った。