| @Mac/iPhone

転職したお祝いに、ワイフにMacBook Airを買ってもらった。シャレオツ気取りでUS配列キーボードをビックカメラで注文した。なんでビックカメラで注文したかというとYahoo! BB光開通キャンペーンでもらった二万円分のビックカメラ商品券があったからだ。CTOは基本的にApple Storeのみで可能だが、ビックカメラ店舗内のApple ShopだとCTOを受け付けているという情報をネットで入手していた。

購入時には「CTO注文の場合キャンセルはできません、二週間程度お時間をいただきます、JISモデルならすぐお持ち帰りいただけますが本当によろしいですか?」と三回くらい聞かれたけど「いいです」と言ってUS配列モデルを注文した。そしたらもうそろそろ一ヶ月になるのにまだ届かない。

やはり俺のようなダサ坊がUS配列のMacになんて手を出すべきではなかったのだ。おとなしくJIS配列キーボードモデルを購入していれば、今頃Airを携えてドトール天神新天町店などで無限インターネットしたりできていたのに。ちょっとシャレオツを気取ってUS配列を注文したばかりにこんなことになった。

そもそもUS配列を使っていいのは原則的に値引きなしのApple StoreでMacを買える金持ちだけなのだ。これまで一度たりとも定価でMacを買ったことがない俺のような賤民がUS配列に手を出すべきではなかったのだ。商品券を使って意地でも値引きされた金額でMacBook Airを買おうとしたがためにこのような事態に至ったのだ。

さらに悲しいことに、5000円値引きするからと同時加入したイーモバイルのGP02についても、GMOくまポン経由で買うとsshも使えるアドバンスドプランを月額2990円で契約できたらしい。俺は月々3880円で契約してしまった。どうせ3880円払うならソフトバンクのULTRA WiFiとかにしておけばよかったと激しく後悔している。ULTRA WiFiはイーモバとソフトバンクのハイブリッドモデルなので、両方の回線を自動的に切り替えて通信できる。イーモバは田舎では全然電波の感度がよくない。ソフトバンクも悪いけど、イーモバイルよりかはましだ。

きっとApple StoreでUS配列のMacBook Airを買うようなリッチメンは情報収集も万全で、月額利用料3880円でGP02を契約した俺を尻目に、GMOくまポンを使って入手した月額利用料2990円のGP02とUS配列のMacBook Airを駆使して美女とのデートで利用する遊園地やレストランやバーやラブホテルを検索したりしているのだ。あるいはネット証券でデイトレーディングを行い、さらに富を増幅させているかもしれない。俺との差は開いていくばかりだ。

| @技術/プログラミング

RVM、便利に使わせてもらっていたけど、Rubyの新しいのがリリースされるたびにいろいろアレだったので rbenv を使ってみることにした。移行、しんどいかなと思ってたけど非常に簡単で大変よかった。

RVMのキモさ

RVMの悪いところはググればいろいろ出てくるけど、OSの cd やRubyの gem コマンドをシェルスクリプトで置き換えるとか、行儀が悪いところが問題らしい。個人的に気にくわなかったのがRVMがどんどんでかくなっていって、Rubyのビルドに必要なパッケージまで管理できるようになったところとか(.rvm以下に新しくシステムができるみたいな感じがキモかった)、パッケージインストール用のコマンドがhelpドキュメントでは rvm package install なのに rvm pkg install にいつの間にか変わっていて訳がわからないところとか、よくわからないシェルスクリプトがログイン時に実行されるところとか、 rvmsudo っていうコマンドのキモさとかいろいろ。

rbenv

rbenvはRubyのバージョンを切り替えるためのツールなのでインストールはやってくれないけど、ruby-buildというツールを別に入れることで、 rbenv install 1.9.2-p290 とかでRubyのインストールもこなしてくれるようになる。

あまりRVMを使いこなしてたとはいえなかった自分にとってはrbenvくらいでちょうどいいような感じがする。gemsetとか使わんし。そんくらいだったBundler使うし。

インストールは以下のページが参考になります。

なおrbenvはRubyインストール時のconfigureオプションの指定方法が特殊です。直接は指定できないようなので以下のようにします。(homebrewでインストールしたreadlineとiconvのパスを指定する例)

$CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=/usr/local --with-iconv-dir=/usr/local" rbenv install 1.9.2-p290

デフォルトのオプションなしのRubyだとearthquake.gemが動かなかったりjekyllが使えなかったりするので僕は↑のオプションを追加しました。よろしかったらお試し下さい。

| @技術/プログラミング

仕事でunicornを使っているので、ポータルシットをunicornで動かすことにしてみた。

PassengerのおかげでPHP + Apacheでサイトつくるみたいにお気楽にRackなサイトをつくることができたので、ほかのものにはあまり興味なかったんだけど、ものは試しとunicorn導入してみたらLokkaがめっちゃ速く動くようになった。あくまで体感ですが、かなり速いです。まいった。

| @労働

申し遅れましたが先月末からペパボで働いてます。Ruby on Railsで開発してます。社内IRCがあってVimやEmacs使ってる人がごろごろいて居心地いいです。前の会社よりも早く帰れるようになったのでNEETの頃みたいに毎日ブログ更新したいですね。以上、よろしくお願いいたします。

| @散財

Happy Hacking Keyboard Professional 2

Happy Hacking Keyboard Professional 2 を買った。HHKはLite2を持っていて、職場に持ち込んだりして楽しく使っていた。しかし打鍵感が安っぽいのと音がうるさいのを若干不満に思っていた。Proを所持している人からは「早く買った方がいい。自分は買ってからなんでもっと早く買わなかったんだろうと後悔した」とまで言われるので、ついに購入してしまった。買ったのはUS配列の墨バージョンで、印字はあり。

使ってみての感想

打鍵感はなんか以前ヨドバシカメラで触った展示品とは違う感じがする。もっと東プレっぽい感じを期待してたんだけど、スッカスッカで少しがっかりした。

しかし音は静粛で、押し込んだときに「コトコト」といい音を鳴らす。また墨風の手触りも良い。

US配列デビュー

US配列のキーボードは初めて購入したが、正直微妙な感じがする。プログラミングで多用する大括弧の開閉が左右に並んでいることなど、プログラミング時の利便性を考えての購入だったが、大括弧の開閉以外にはあまりメリットがないよう気がしなくも…。JIS配列では大きかったRETURNキーが小さくなっているのでその上に配置してあるDELETEキーを間違って打ってしまいがちだし、矢印カーソルキーがないのもやはり不便である。人はJKHLのみでカーソル移動をするにあらず。

VimとUS配列

またUS配列ではコロンの入力時にSHIFTキーの入力が必要となっているが、これはコマンド入力のプレフィックスにコロンを多用するVim利用時に問題となる。

noremap ; :
noremap : ;

と .vimrc に記述することでJIS配列通りの使い心地にできなくもないのだが、とりあえずはデフォルトの状態で様子を見ることにした。

全体的には、30歳になるまでJIS配列を使っていた人間が無理をしてUS配列に乗り換えても意味はないのかなぁ、という気がする。どうせMacは価格コムで安売りしてるJIS配列のやつしか買わないんだし。HHK Pro自体は、これに二万も出す価値があったのか、時間をかけて検証していこうと思う。

| @技術/プログラミング

LokkaをCMSに採用している ポータルシット はHerokuで動かしてたんだけど、Lokkaをカスタマイズして使っているためか、デプロイしてもApplication Errorばかり出るようになってしまった。ローカルのMacではうまくいくのに。一週間くらい直そうと努力してみたけど直りそうにないのでHerokuでの運用を諦めてさくらVPS上のUbuntuで運用することにした。すこぶる快適。

Herokuは確かに便利なんだけど、Herokuの中でどういう風にアプリケーションが動いているのかを把握しづらい。ファイルシステムに直接アクセスできないので、ログを見るにも heroku logs とかやんないといけない。

その点、自分で環境をいじれるサーバーだったらウェブアプリケーションのログはおろかシステムログまで見られるし、無理にHerokuで運用してHerokuで運用するために時間を割くのは馬鹿らしいような気がする。

| @Mac/iPhone

仕事するときはWindowsでもLinuxでもVimを使っているので、最近ではVimが手足のようになっています。エレベーターに乗るときも j k を押そうとしてしまうほどです。しかしMacでコードを書くときはTextMateも使ってしまいます。TextMate Bundleが提供するスニペットや + R でスクリプトを走らせる機能とかやはり便利ですね。

しかしVimが手足のようになってる皆さんならお分かりいただけるかと思いますが、Vimmerは口より先に j k を連打してカーソルを動かそうとしますし、Ctrl + uCtrl + d による高速スクロール、Visualモードによる選択・一括編集、 #* を利用した検索なしのテキストエディティングなんて苦痛でしかないわけなんですね。

TextMateでVimのキーバインディングが使えないかなー、あるいはVimの中でTextMate Bundleが使えないかなー的なことを夢想していたら、それを実現しているテキストエディタがあったわけですよ。Vicoってやつでした。春頃チェックしてたんだけど、先日、「TextMate vim keybinding」みたいキーワードで検索していて改めてその存在を知ったので試用版をダウンロードして使ってみた次第です。まんまTextMate + Vimという感じ。

TextMateとの相違点としては、

  • Vimキーバインディング(Vimが使えない人には多分使いにくい)
  • デフォルトで日本語に対応!!!
  • デフォルトでサイドドロワーがついてる
  • ウィンドウ分割あり!!!

良くできてる点

  • TextMate Bundleが利用できる
  • GUIエディタとCLIエディタの長所をうまい具合に統合している。
  • TextMate同様、カスタムシェル変数を設定できる。
  • 従って + R でスクリプトを走らせるときに TM_RUBY という具合にシェル変数を設定しておくことで、RVMのRubyを実行時のインタープリタとして利用できる。

気になる点

  • テキストをインサートモード時にバックスペースで削除すると、削除するつもりのない文字を一文字余計に削除する
  • .vimrc を見て機能を拡張された状態のVimを使えるわけではなさそう
  • upコマンド(テキストが変更されていれば保存する機能)が使えない
  • なんとなく動作が不安定

このように気になる点がないわけでもないので、Vicoで書いていたこのテキストを途中でVimに切り替えて書いてしまっちゃった。Vimは .vimrc にごちゃごちゃ書いたりプラグインをインストールして始めて快適に使えるようになるので、キーバインディングだけviライクでもVimそのものの機能を提供してくれるわけではないVicoは、生粋のVimmerからするとちょっと使いにくいところがありますね。

それでも「j k 連打したい!」というVimmerの切実な欲求は満たしてくれますので、TextMate Bubdleは手放したくないというVimmerの皆様にはおかれましては導入をご検討いただければと思います。Mac App Storeで3540円ですが、以下から試用版がダウンロードできます。