| @Mac/iPhone

MacBook

 車上荒らしにあってから若干の心境の変化がありました。もう盗みの被害に遭わないように、他人を見たら泥棒と思うようになったとか、やたら注意深くなったとかそういうことではなくて、ケチらないようにしようという気持ちになりました。なんというか、物が失われたり損なわれたりするのは一瞬なんですね。MacBookを手にして、2年という年月とIntel CPUが、僕のPowerBookをものすごく時代遅れの代物にしていたことに気がついた。

 だからメモリの増設をケチったり、外付けHDDを購入してバックアップをとるのを延び延びにしたりするのは、愚かというか、旬を逃したMacの使い方のような気がしてきて。これまでシェアウェアに金払うのも結構渋ってたんですけど、テクノロジーは日進月歩であり、手元にあるコンピューターは日々陳腐化していく。そんななかでシェアウェアフィーをケチって不便にMacを使っても意味がないんじゃないか。どうせ陳腐化するんなら、Macがまだ旬を謳歌しているときに便利なシェアウェアなんかをがんがん入れてやって極限まで遊んでやったほうが良いんじゃないか、そう思うようになりました。

 これからは積極的にシェアウェア入れてMacを快適に使っていこうと思います。それでも日本円で5,000円ちかくするYojimboは高いと思うけど。替わりにNotae 2ってのを見つけたからこっちを使うかも。とりあえず、毛唐さんのお作りになったソフトにお金払うためにクレジットカードつくれない人の最後の拠り所、スルガ銀行VISAデビットカードの資料請求しました。廃人街道まっしぐら・・・ :-!

| @雑談

PCカードスロット無いならDD、DDならW-SIM

DD & RX420AL

 僕はPowerBook時代からWILLCOMのAIR-EDGEでネット接続していたので、MacBookでも同じようにAIR-EDGEを利用しようと考えました。PowerBookにはPCカードスロットがあったのでカード端末を買ってきてぶっさしてやるだけで良かったんです。世の中実にシンプルだった。

 しかしMacBookにはPCカードスロットがついてない。カード型端末ではネット接続不可ということですね。そういうわけなんで、USB端子にブッさして通信することのできる"DD"を購入することにしました。

 DDという端末は、それだけでは動きません。W-SIMカードという、WILLCOMの規格で製造されたSIMカードをDDの中にさして使うのです。これは通信機能を備えたFOMAカードのようなものですから、例えばSIMカード式のWILLCOMの音声端末を持っている人がいたら、ちょっとデータ通信したいな、ってときはおもむろにこいつを電話機から取り外し、PCに接続したDDにブッさしてやれば一回線の契約で音声通話もデータ通信もできるということなんですね。もっともたいていのWILLCOMユーザーなら京ポンやその他の音声端末そのものをモデムとして使う人が殆どでしょうけど。でも一部のモバイラーからしたらまぁ結構便利なことなんですよ。

赤いのはやっぱ速い :-D  通常の1.5倍の速さのRX420AL

 DDは通常、W-SIMカードとセットで販売されています。普通はRX410INというカードとセットです。しかし昨年末、RX420AL、通称“赤耳”と呼ばれる新型カードが発売され、これがW-OAMという新しい通信方式に対応している訳なんですね。W-OAMというのはWILLCOMがいま都市部からサービスを始めている高速化通信方式で、これまで1x通信で32kbpsだった回線速度が、最大52kbpsまでアップするという、イカした代物な訳です。シャア専用機よろしく、世の中相場は赤いのが速いって決まってるんですな(笑) どうせ端末を新調するのなら最新式の速いのにしておきたい。しかしRX420ALとDDのセットというのは今のところ販売していない。

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| @Mac/iPhone

Apple Remote & Front Row

 発表時、ブログなんか読んでてもあまり騒がれなかったような気がするApple RemoteとFront Rowですが、これ、激便利じゃないですか? 購入前はMacBookにこの機能がついてるってことすら忘れてたんですが、箱を開けていて旧型シャッフルみたいなのが付属してるなー、と思ったらこれがApple Remoteでした。いや、これ素晴らしいですよ。

 だいたいの説明はアップルのサイトに載ってると思うんですが、離れた場所からiTunesの操作をできるのは地味にとてもすばらしい。感動します。Macのそばにいるときでも、何か作業をしながら音楽を聴いてるときってiTunesのウィンドウは最小化していると思うんですが、次の曲に移りたいときなんかもApple Remoteで操作可能。いちいちiTunesのウィンドウを呼び出す必要がありません。僕はこれまでYou Control: Tunesというフリーウェアを入れてiTunesの操作をメニューバーからやってましたが、これも必要なくなりますね。加えて、MacBookをスピーカーについないでしまえば、もうコンポなんて全くいりません。Apple Remoteでコントロールできるから。無敵のジュークボックスですよ。

 iPhotoによる写真の閲覧もずいぶん楽しくなりますよね。Apple Remoteに対応していないPowerBookでみんなで集まって写真を見るときなんかは、操作はキーボードやマウスを使わなければならなかったから、操作する人が邪魔になってみんなで一緒に写真を閲覧しにくかったんですよね。でもApple Remoteがあれば、少しMacを離した位置に置いてApple Remoteで操作すればいいから、みんなで同じように写真を覗き込める。これはとてもいいですよ。iPhotoにエロ画像をストックしてムフフなことをしていらっしゃる方にもオススメです。エロいぜアップル {: )

 音楽同様、DVDの鑑賞も劇的に快適になりますね。チャプターの送り戻しがMacから離れた位置から出来るんですから。もうDVDプレーヤーなんかに負けないですよ ;-)

 正直、病院に入院して生活するのに、MacBookはとても適していると思います。足下のテーブルにMacを置いて、コードが長めのヘッドホンをつなげば、ベッドの壁側に寝そべって映画を見たり音楽を聴いたりできます。もちろん操作はApple Remoteからです。全国の闘病中の方、病院に持ち込むならMacBookで決まりですよ! サードパーティから出てる外付けチューナーを買ってくれば、テレビカード買わずにテレビも見放題です!

| @Mac/iPhone

携帯でここまでできる

M702iS

 今回MacBookを購入するに際して、2chでの情報収集、kakaku.comでの価格比較・クチコミ掲示板閲覧、Amazonからの購入、WILLCOM STOREでのW-SIMカードへの機種変更、Apple Storeでの"DD"の購入まで、すべてDoCoMoのM702iSとi-mode端末用のiアプリ・フルブラウザ、ibisBrowserで行いました。正直、すべて携帯でやれるとは思ってなかったのでちょっとした感動を覚えています。

 前使っていた携帯はN901iSでしたが、これはPowerBookと一緒に盗まれてしまいました。それで翌日急遽携帯を購入した訳ですが、以前ERICSSONのER209iを使っていたことがあって、洋モノ端末は日本語変換とか基本的な使い勝手が悪いことは分かっていたのですが、地雷を踏むの覚悟でM702iSを選択してしまいました。あのカッチョイイデザインには抗えなかった。京都ではどこも在庫がなかったことも購入を後押ししました。(車上荒らしには名古屋であったので、名古屋のDoCoMoショップで携帯は購入。京都では品切れ続出なのになぜか名古屋はM702iSの在庫は潤沢だった。名古屋人にはMotorolaのデザインは受けないのか?)。

 Macのない生活がどうにも我慢できなくなってMacBookを買おうと決心したものの、正直、携帯からのリサーチでは納得のできるかたちでの購入はできないかもしれないと思っていました。結局電話でApple Storeから定価で買うことになるのかな、と。MacBook本体が買えたところでAIR-EDGE端末の購入は外出できるようになってからWILLCOM・カウンターまで赴く必要があるのかな、と。でも予想に反してM702iSとibisBrowserは強力で、わしわしAmazonでカートとかアカウントサービスとかのページにアクセスできるし、Apple Storeでも自宅以外の配送先の変更もなんのその。正直その強力さにホレボレしました。

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| @雑談

謎の黒い物体 ふぉっ、ふぉっ、ふぉっ

| @映画/ドラマ/テレビ

偉大なフツーの人の話

 某経済紙なんかがよくやるんですけど、一面の特集記事で偉大なフツーの人のことを取り上げたりします。僕が強烈に覚えているのが、タクシー運転手をやりながら司法試験に受かったおじさんの話。不況でも頑張れば報われる、個人が頑張れば日本経済は立ち直るみたいな、サラリーマンをマインドコントロールしようという意図が感じられます。提灯記事というか、まさに財界の御用新聞。マスコミのこういう煽動にのせられるのはアホらしいと思いますが、昨日見たNHK BSの番組は、「自分に甘くしてはいけない」という気にさせられ、とても刺激になりました。

頑固一徹靴職人

 昨晩、偶然見ていたNHK BSで、『ファーストジャパニーズ』という番組をやっていました。外国でその領域に初めて挑んだ日本人の話らしいです。僕がテレビをつけたときはイタリアで靴職人をやっている深谷秀隆さんという人のことをやっていました。

 深谷氏はイタリアで靴づくりの修行をして、Tie Your Tieという高品質な物しか扱わないフィレンツェの有名セレクトショップに認められ、そのショップが販売する靴のデザインを担当し、しかもIL MICIOという自分の店までオープンしています。ハンドメイドで一足40万円以上する紳士靴しか作らず、制作は年間40足が限度だとか。紳士靴しか扱わないのは、流行り廃りの激しい婦人靴だと、手作りのスピードではその流行に追いつけないからだそうで、流行を追う婦人靴よりも、クラシックと言えるような、上質な紳士靴を作りたいという、イタリア人の靴職人も顔負けな職人気質です。

 この深谷さん、ものすごくお洒落な人で、フィレンツェの街で自転車こいだり歩いたりしててもその辺のイタリア人よりも全然目立っていました。靴職人というより、雑誌編集者かセレクトショップ店員という感じの容貌。でもチャラチャラというわけでもなくて、黒髪の長髪からは哲学者か作家に近い迫力を感じます。いまでは成功している深谷氏ですが、イタリアにやって来た当初は随分苦労したようです。

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| @WWW

 ちょっとブログを書き慣れた頃から、悩むことがあるんですよねー。日本語の文中で半角英数字を入力するとき、前後に半角スペースを空けるかどうかです。僕はあるときはスペース入れたり、あるときは入れなかったり。書体に一貫性がありません。でも他の人のブログを読んでいても対応は様々。スペースを入れる人もいれば入れない人もいるみたい。半角スペース入れるべき、入れないべき?

 欧文では単語と単語の間にスペースを空けるのが当たり前です。一方で日本語ではそういう習慣はない。むしろそんなことをやると文章が非常に見づらくなる。大学入学直後の初めてレポート書くとき、悪い例として教えられましたよね。全角スペース入れまくりで縦書きなのか横書きなのか判別不能な頭の悪い文章。こういう文章だと、音声読み上げブラウザなんかも正しく読み上げられないでしょうね。じゃあ日本語と欧文が混在したときどうすれば良いのか。

 欧文といってもですね、一語だけなら別に前後に半角スペースを空けなくても気にならないんですよ。例えばblogという半角英字一語がスペース無しに現れても僕は違和感を覚えない。問題は "Mac OS X" なんていう、スペースの空く複数の単語からなる言葉を入力するとき。見比べてもらいたいんですけどMac OS Xと Mac OS X だと随分見やすさが違いませんか? 僕は後者の方が見やすいと思う。

 横組みの雑誌なんかを手にとってみれば分かるんですけど、出版物では半角英数字の前に半角スペースが空けられているように見えます。ならばスペースを空けるのが正当なのか。しかしこれは半角スペースが空いているように見えるだけであって、テキスト自体をスペーシングしてるのかどうかは分からない。組版について知識がないから分からないのですが、ひょっとすると組版するときにスタイルシートみたいなもので半角英数字と全角文字の間にスペースを設けているのかも知れない。

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