今日は読書の方法について書いてみます。自分の読書方法をオススメするわけではなくて、他の人の読書方法を知りたいという意図のもと、まずは自分の読書方法を開陳してみる次第です。だめ出しとか突っ込みとかさらにいけてる読書方法があったら教えて欲しいです。
付箋を貼ってる
ここ一年くらいの習慣ですが、読書をするときには重要だと思える箇所や気になった箇所に付箋をつけるようにしています。読書といっても小説は含みません。ここでいう読書とは新書など少し堅めの本を読むことを指します。
本に線は引きたくない
本に直接線を引く人もいます。しかし僕はそれは気が進まない。理由は貧乏性だからで、いつかその本を売るかもしれない。線が引いてあると買い取り拒否されるかもしれない。付箋なら売るときはがせばいいので問題なしなわけです。(といはいえ読まなくなった本を売ったことはないんだけど)
売る売らないは別にしても、誰かに貸したりあげたりしたときのことを考えると、何となく本には線を引きづらいです。特にハードカバーの本には線が引きづらい。ソフトカバーのいわゆる学校の教科書的な本や問題集などにはためらわずに線を引きます。売ることもないしこの手の本はどんどん情報が古くなっていく消費財だから。しかしハードカバーの本は自分の所有物でも簡単に何かを書き加えてはいけないような緊張感があります。
話がずれました。そういうわけで僕は線を引くかわりに付箋を使ってます。
三色ボールペンメソッド
本に線を引く方法で知っているものに斎藤孝さんの三色ボールペンメソッドがあります。「重要」、「とても重要」、「個人的に面白かった」の三種類で色を使い分けるやり方です。
理想的なのは本の内容に沿って色を使い分ける方法でしょう。テーマAについては赤、Bについては青、Cについては黄、といった具合で色を使い分けておくと、後から読み直すときに非常に内容を把握しやすい。
しかしこれはあくまで理想論で、本を頭から読んでいる段階でその本の中に何種類のテーマがあるのかを把握し色を用意していくのは困難。結局三色くらいで、重要度や自分が受けた印象に合わせて色を使い分けるのが現実的なマーキングのあり方でしょう。
付箋の貼り方
僕が使っている付箋は住友スリーエムの『ポスト・イット®ジョーブ 透明見出し』です。プラスチック製のケースに入っていていて、ティッシュみたいな仕組みでぺりぺりと交互に調子よくめくれるところが気に入ってます。下半分は透明になっているので本文の上に貼っても内容が見えなくなることはありません。カラフルな色バリエーションもいい。
しかしながら色が多すぎるのは否めない。6色もあります。3色くらいがベストですね。6色のなかの特定3色だけ用途を決めて使えば良いんだけど、貧乏性なのでついつい6色満遍なく使ってしまう。その結果、折角色つきの付箋を使っているのに色を見ただけで意味を理解できないという非常に残念なことになっております。貧乏性の馬鹿野郎。
読んでいて重要だと思った箇所や個人的に面白かった箇所に付箋を貼りながら読んでいき、読み終わったらブログに感想を書く前にもう一度付箋が貼ってある箇所を拾い読みします。この作業でだいたい本の内容が頭に入ります。
今後の課題としては、もっと付箋の色を抑えて、それぞれの色に特定の意味を持たせてそれを定着させる必要があります。
中途半端な感じですが以上が僕の読書スタイルです。よかったらみなさんの読書スタイルを教えて欲しいです。