Archives ページに記事数を表示するようにした。一昨日、年を未指定の場合は全件読み込むようにしたので Archives ページを訪れると総記事数が確認できるようになった。年やカテゴリーで絞り込むと絞り込み後の件数を確認できる。カテゴリーごとの記事の偏り具合が確認できて便利。
さらにカテゴリーのセレクターは記事件数順でソートするようにした。これまでは categories.id
でソートしていたため、件数の多いカテゴリーがセレクトボックスの下の方に埋もれたりしていてあまり良い絞り込み体験ではなかった。
こうしてカテゴリーごとに記事を絞り込んでみてみると、意外と違和感のある分類になっていることに気がつく。記事のカテゴリーに関してはあまり意味ないというか分類が難しいものもあると思う。ブログというカテゴリーに分類してみたものの、実際の記事内容はプログラミング寄りだったりして、読者が読みたい記事を探す際の指針とはなり得ないなと思う。 TF-IDF のような機械的な関連判定が記事のグルーピングには有効だと思う。勝手にカテゴリー付けしてくれたら便利だと思う。
技術的な話をすると、選択したカテゴリーで記事を絞り込む都合上、件数のカウントはフロントエンドで行う必要があった。実は 2 年くらい前の Archives ページにも絞り込み時の件数表示機能はあったのだが、当時は React の機能を活用できておらず、記事の絞り込みは Virtual DOM の操作ではなく CSS の display: none;
でやっていて jQuery と大差なかった。記事の絞り込みを React の機能を使ってやるようになってから件数の表示ができていなかったのをできるようにしたのが今回というわけだ。
お爺さんコンポーネントで定義した関数をひ孫コンポーネントまで伝搬させて、結果が変わるとお爺さんコンポーネントの state が書き変わる。ちょっと setState()
を使いすぎていて微妙に画面がチラつく( state を更新するたびにレンダリングが行われるため)。もっとうまいやり方があるのかもしれない。
これをやるにあたってこれまで関数として実装していたコンポーネントをクラス化した。 return()
の前処理でやっていたゴニョゴニョを componentDidMount()
に移す必要が出たが、実は componentDidUpdate()
でもやらなければならなかったり、 componentDidMount()
時にはまだ props
が渡されてきてないので componentDidUpdate()
で実行する必要があったりと、結構ハマりどころがあった。コンポーネントはなるべくクラス化するのが格好いいような気がしていたけど、凝ったことをやる必要がないコンポーネントは関数のままの方がよいと思った。この辺も改めて React はよくできていると感心する。