🤩人気記事を表示するようにした - portal shit! で人気の記事を表示するようにしたけど、人気のエントリー(直近一ヶ月間でアクセス数が多い記事)に加えて、ホットエントリー(はてなブックマークでブックマーク数が多い記事)も表示するようにしてみた1ところ興味深い結果になった。

スクリーンショット 2018-02-08 10.09.53.png

短期的に膨大なアクセスを集める記事と長期的に安定したアクセスを集める記事は全く異なる。はてブのようなサービスで見つけられるのは前者で、後者のような記事を見つける場所が意外にネットにはないのではないかと思う。前者を動的な人気記事だとすれば、後者は静かな人気記事だと言えるだろう。こういう静かな人気記事だけを紹介するウェブサービスがあっても面白いのかもしれない。ちなみに人気のエントリーのリンク元は Google を除くとだいたいヤフー知恵袋か 2ch の過去ログが多い。


  1. このサイトの はてブの RSS を利用しています 

ツイッター歴10年を超え、どういうウプダテスをしたらファボをもらえるかはだいたい予想がつくようになってきたけど、それよりも前からやってるブログに関してはどうやったらバズるかがわからない。 mizch さんがブログを書く前にどのくらいブックマークが付くか想像できると言ってた気がする1けどそういうのすごいと思う。「もうちょい反応あるんじゃないかな」と思った記事が全然伸びなかったり、逆に完全に自己満足のために書いた記事がバズったこともある。ツイッターもブログも商売と同じで読み手に価値を提供することができたら良い反応があるものだと思う。ツイッターに関しては面白ツイートで読み手に価値を提供できている(自分が面白いと思うものが読み手にとっても面白いと評価されている)のだろうけど、ブログでは価値を提供できていない(少なくとも狙ってはやれていない)のだろう。

短文で面白おじさんを演じるのは簡単だけど、長文だととても難しくなる。自分で自分が書いた過去の記事を読んでも「滑ってるなぁ」という感じしかしない一方で、たとえば寿司について書いた記事はいま自分で読んでも「攻めてるなぁ」と感じる。また仕事で社内ブログに記事を投稿してもそこそこ反響得られてるので文章を書く能力が著しく低いわけではないのだと思う。

つまるところ自分はブログで記事を書くときに、自分の興味関心とオーディエンスの興味関心を一致させられていないのだろう。ツイッターや社内ブログでは読み手が誰であるかを把握するのが簡単なので事前にコンテキストを共有した上で記事を書ける。コンテキストが共有されているのでどんな内容が受けるかを想像しやすいのだ。しかしブログの場合は誰が読むかは見当がつかない。パソコン関係の記事が受けるのか、日記的な雑文が受けるのか、蓄財についての記事が受けるのか、あるいはそれ以外か、全く見当がつかない。

15年前にブログが流行ったとき、ブログはテーマを絞った方がいいというアドバイスをよく目にした。思えばそれは読者の種類を絞り、読み手とコンテキストを共有することで記事を書きやすくするためだったんだろうなぁと思う。

自分はなんでもブログに書くスタンスでやってきたので今更書く内容を絞ったりはしたくないんだけど、今年は読み手とのコンテキストの共有を意識してインターネットしていきたい。


  1. ブログを書き続けること - mizchi's blog読まれるテキストは読者へのおもてなしの構造を持っている - mizchi's blog あたりで書いてたような気がするけどそんなことなかった。ツイッターでの発言かもしれない。 これだった ブログで何を書くべきか - mizchi's blog 

connpass で募集されていた勉強会に参加したところ、イベント終了後にイベント管理者から一方的にメールマガジン的なものが送られてくるようになった。勉強会直前の確認メッセージや次回の勉強会の告知ならよく他のイベントからも届くが、そうではなく主催者の私信的な内容だったのでこのようなメールは不要だった。大抵の一斉送信メールにはフッターなどに購読解除ページへのリンクなどがあるが、 connpass から届くメールにはそのような文言はなかった。

スクリーンショット 2018-01-11 21.50.31.png

最初なぜこのような私信メールが届き続けるのかわからなかったが、自分が管理者になっているイベントで確認してみたところ、管理画面からイベント参加者に任意のメッセージを一斉送信することができるようだった。 connpass はイベントに参加登録すると自動的にイベントのグループに追加されるので、グループの管理者はグループメンバーにメッセージを一斉送信する仕組みがあるようだ。勉強会に参加しただけで一方的にグループのメンバーにされてしまうのは違和感がある。

とりあえず今回はメールマガジンは受信したくないと思ったので該当のイベントページから主催者に「勉強会に参加したときにこのようなメールを送り続けるという説明はなかった、メールマガジンを受信したくない」旨の問い合わせを行い、あわせて connpass にも「勉強会参加後に定期的にメールが届くようになった、同意なしにこのようなメールを送り続けるのを規約上容認しているのか」を問い合わせた。イベント主催者の方からは即座に返信があり、今後メールが届かないようにしてもらえた。 connpass の方(運営元のビープラウド社)からは一週間後に返信があり、自分でイベント主催者とやりとりしろという旨の文章と利用規約ページへのリンクが貼ってあるのみで、自分が尋ねた規約上容認しているかどうかへの回答は書かれてなかった。

そもそも自分が情弱だったのだが、勉強会参加後に自動的に登録されるグループから退会すれば主催者からの一斉送信メールは届かなくなるようだ。自分の場合には当該グループから退会すればよかったのにイベント主催者に苦情めいた問い合わせを行ってしまい申し訳なかった。ただ退会ボタンはぱっと見 disabled されており、到底クリックできるようには見えないし、そもそも退会することでメールが届かなくなるかどうかはわからない(ヘルプページをよく読まない限り退会することで何が起こるのかわからない)。

スクリーンショット 2018-01-11 8.36.11.png

そもそもメールのみの受信設定を行えるような画面があってもよいと思うのだが、調べてみたところ新しいイベントが公開されたときや資料がアップロードされたときの通知設定は行えるが、イベント主催者からのメッセージを受け取らないようにする設定項目は存在しなかった。

スクリーンショット 2018-01-11 8.36.31.png

connpass 内全体の各グループで適用される受信設定も同様で、イベント主催者からの恣意的なメッセージを受け取るかどうかの設定項目はなかった。

スクリーンショット 2018-01-11 8.36.40.png

いらないものを拒否する手順への説明が記されておらず、自分の意図に反して送られてき続けるメールは全て迷惑メールだと思うが、運営元に問い合わせる限りはこれらは規約違反でもなくイベント管理者は自由に行えるようなので、 IT 勉強会を主催している各社の採用担当の皆さんは一度でも勉強会に参加したことがあるカモの皆さんに求人メールを定期的に送り続けてやれば良いのではないでしょうか。

ウェブはバカと暇人のものから 10 年も経っていないけどインターネットの世界は大きく変わった。NHK を含む大手マスコミが Twitter を賑わせた事象の解説をニュースで行うほど。低所得の暇人しかいないというのも違ってきてる。 Facebook や Instagram には裕福な生活を満喫していて金持ちアピールに余念がない人たちが掃いて捨てるほどいる。アフィリエイターはカスばっかりというのも嘘で、おそらく士業についてる高収入な人たち1がマイル乞食をしてハワイに行ったりビジネスクラスに乗って箸でスッチーのスカートをつまみ上げてパンティーを覗いたりしてる様子を公開してる。ネットは決してバカと暇人だけのものではなくなってしまった。ネットに社会的地位や経済力がある人たちが流れ込んできている。スマートフォンが登場し、誰でもいつでもネットに接続できるようになった。金持ちもネットの魔力に抗えなくなってきたのだろう。明石家さんまは相変わらずブログをやってなさそうだが2、 SMAP は解散しジャニーズ事務所を辞めた連中はブログを書いてるし Twitter も始めたし AbemaTV に出てる。中川淳一郎さんのウェブに対する当時の考察は当たっている部分もあったとは思うが、自分が当時の書評記事の最後で書いているように Twitter 、 Facebook 、 Instagram など3が日本で本格的に浸透して結果的には全く違う状況になってしまった。本当に面白い。


  1. 仕事をしていないせいで暇なのではなく確固たる社会的地位を築いた上で時間を自由に使える人々のこと。クレジットカードのポイントでマイルを貯めるためには年会費の高いカードを所持し、かなりの額の決済をカードで行わなければならない。 マイルを貯めたいと思ったら小学生に戻って人生やり直さないと無理なことに気がついた 

  2. 一応公式ブログはあるようだが宣伝記事が一つあるだけだった。 明石家さんまのブログ 

  3. 予想に反して Tumblr は大して流行らなかった。 David Karp は会社を辞めてしまった。 David Karp Is Leaving Tumblr. Read His Retirement Letter Here | Fortune 

DSC_4054

以下の文章は正月に「2017 年の Lokka へのコントリビュート目標」というタイトルで書いたまま下書きになってたものです。もう 2017 年も終わりそうだけど公開しておきます。


RubyKaigi 2016 で komagata さんと Lokka についてしゃべったのだけど、 Lokka の開発も停滞してしまっていて(ブログとしては大体の機能そろっていて完成しているとも言える)、 "lokka" でググると JavaScript 製の GraphQL クライアントがヒットして、 GitHub のスター数ではこっちの方が多かったりする。

kadirahq/lokka: Simple JavaScript Client for GraphQL

このままで紛らわしいからその名前こっちに寄越せ、とか言われかねない。もっと Lokka を盛り上げていきたい。

なので一度仕切り直しで今後の方針とかをどうするかを決めた方がよいのではないかと思っている。まずは Issue の棚卸が必要ではないかと思う。

加えて自分でも結構いろいろ lokka-plugin を作っているのだけど、個人のリポジトリに適当に上げてあるだけだとユーザーとしては利用しづらいと思う。そこで GitHub の Lokka org に lokka-plugins というリポジトリを作って、とりあえずそこにコードを集約するようにしたらどうかと思う。前に Rebuild で Jenkins の川口さんが話していたやり方。

OSS 、コードが素晴らしいことも大事だけど、利用しやすくないとユーザーに使ってもらえなくて盛り上がって行かないと思う。プラグインを使いやすい、作りやすいようにして裾野を広げていきたい。

ほかにも手軽に使ってもらうためにはいくつかやらないといけないことあると思う。 gem 化は是非とも必要だと思う。 Lokka 動かすために本体のソースコードごと管理しなければいけないのはやっぱり結構敷居が高いと思う。ディレクトリ作って Gemfile に gem 'lokka' と書いて bundle install し、 theme と db config さえ置けば動くようになるのがよさそう。ファイルをアップロードする仕組みについてもどうにかしたい。 Heroku 運用が前提のためファイルシステムを使うことができず本体にそういう仕組みがなかったのだと思う。 Amazon S3 や Google Cloud Storage 、 Dropbox 使えるようにするとかやり方を考えたい。

これらを推し進めるために、以下のことをやりたい。

  1. Lokka 開発者ミートアップを開催
  2. Slack にチームを作ってコミュニケーションできるようにする

1 は RubyKaigi のときに komagata さんに提案したけどそのあと動けてなかった。とりあえずは自分が komagta さんのところに会いに行くだけになるかもだけど、 Issue の棚卸と今後の方向性を固める会をやった方がよさげだと思う。仕事でも OSS でも意思や目的を共有しないと Project は先に進まないと思う。

2 に関しては Lokka は Lingr でコミュニケーションしていたが、いまは皆さん Slack を仕事で使っていると思うし Slack の方がコミュニケーションしやすいはず。というわけで Slack チームを立ち上げたい。1

という感じで 2017 年も Lokka の開発に関与していきたい。


転職して東京に行く機会がなくなり、結局 Lokka 開発者会議をやることはできなかった。プラグインの gem 化はおろかリポジトリへの集約も DataMapper => ActiveRecord への移行も手を付けられなかったが、それ以外で Lokka の改善は結構頑張ったと思う。

今年やった Lokka の改善

  • パーマリンク生成高速化 https://github.com/lokka/lokka/pull/220
    • Lokka はどのフォーマットで permalink を生成するかを DB に保存している
      • リンクを一つ生成する度に permalink のフォーマットを調べるためのクエリが流れる
    • ビュー内で各記事へのリンクは多数
      • めっちゃクエリが流れる 😱
    • request_store.gem を使ってリクエストごとに一回だけクエリが流れるようにする
      • テーマにもよるが記事一覧でパーマリンク生成のために 10 回くらい DB アクセスが発生していたところは 1/10 になる
      • 管理画面の記事一覧では 100 記事表示しているので 1/100 になる(爆速になった!!!、!)
  • 管理画面をスマートフォン最適化 https://github.com/lokka/lokka/pull/225
    • スマートフォンから管理画面が見やすくなるよう CSS を修正
    • 寝床からでもブログ書けるようになった!!!、!
  • ファイルアップロード機能を追加 https://github.com/lokka/lokka/pull/226
    • S3 にバケットを作ってもらいさえすれば GitHub のようにドラッグ&ドロップで画像をアップロード出来るように
    • めっちゃお手軽お気軽に画像アップロードできるようになって最高便利!!!、!
  • MySQL 絵文字対応 https://github.com/lokka/lokka/pull/230 😃
    • 今の時代、絵文字が使えないのはつらい 😅
  • Ruby 2.4 対応 https://github.com/lokka/lokka/pull/231
    • Lokka で Sinatra 、 DataMapper の次に依存度が高い PadrinoHelper のバージョンを上げることに成功(めっちゃ大変だった!!!、!)
      • 自分としては Rails 3 を Rails 4 に上げるくらいの働きをしたと思ってる😎

locale が i18n.gem がサポートしてるやつじゃないと 500 エラーになるという問題があって、こちらも自分のブログでは直してあるので修正する Pull Request を出したい。

P_BLOG のときもそうだったけど、どうも自分はユーザーの少なくなってきた CMS を細々と改造して使っていくのが好きみたいだ。このブログの開発・運用から学ぶことも多くて仕事にも役立っているので、まだしばらくは使い続けていきたいと思う。 Lokka は永遠に不滅です。


  1. 調べてみたらすでに lokka.slack.com は存在するみたいなんだけどこれって Lokka for CMS のやつですかね? 

以前、 The Old Reader について書いたとき、クローリングが遅くて不満だ、というようなことを書いていた。

The Old Reader はフィードの更新間隔がクソで、プレミアムアカウントのユーザーが登録しているフィードは 30 分おきにフィードをフェッチするとあるんだけど、全然そんなことなくて、平気で 4 時間遅れたりする。偏りがあって、頻繁に更新されるブログのフィードは頻繁にチェックされるけど、頻繁に更新されないブログのフィードはあまりチェックされないみたい。クローラーのつくりとしては正しいのかもだけど、利用者としては不満が残るなぁ。

The Old Reader - portal shit!

そしたら以下のようなコメントを Pinboard でたまわってた。

フィード・リーダーのクローラーが遅い問題の話。Feedlyもそうだけど、クローラー側のポーリングは4時間ごとくらいで良くて、ユーザー(サービス)側がPubSubHubbbub使って欲しいな。

https://pinboard.in/u:hail2u/b:e25b4cfe2a4a

確かにその通りなのでこのブログでも PubSubHubbub 使うようにしてみた。 Sidekiq とか入れたら Worker にやらせることできていい感じにできるんだろうけど、とりあえずこんな感じで乱暴に通知してる。

class Entry
  after :save do
    if Lokka.production? && !draft
      system("curl -s https://pubsubhubbub.appspot.com/ -d 'hub.mode=publish&hub.url=https://portalshit.net/index.atom' -X POST")
    end
  end
end

爆速で The Old Reader や Inoreader に更新が反映されることを確認したので Feedly とかでも更新後に即反映されるようになってると思う。

LDR が再び終了するとのこと。

【重要】Live Dwango Reader/LDR Pocketサービス終了のお知らせ : LDR / LDRポケット 開発日誌

RSS 、確かに昔に比べたら使わなくなった。ソーシャルメディアが情報の流入口になってる。

そもそも自分自身も周りの人もブログの更新頻度が落ちてる。いまも精力的にブログ書いてる人はとても珍しいと思う。長々とブログに書かなくても 140 字のツイッターに 2, 3 投稿すれば満足できるのかもしれない。むかしはメインのコンテンツがブログだったのに対していまはソーシャルメディアになってるので、コンテンツの発信と受信がそのソーシャルメディア内で完結してしまう。ツイッターやフェースブックを RSS リーダー経由で読む人はまずいない。というかフィードが提供されていない。

加えて、情報収集も分野ごとにハブとなる人がいて、その人経由で仕入れるのが効率的になった。前は話題になったブログがあったらみんなでそのブログのフィードを購読してたような感覚あるけど( LDR ではフィードの購読者数が表示されてた)、いまは目利き的な人がいてその人のソーシャルネットワーク(はてブ、ツイッター、ヘェースブック)経由で情報を仕入れる感じ。 Twitter Card とかオープングラフプロトコルとか出て来たのも大きい1。 RSS リーダーではなくソーシャルメディアが情報が集まる場になってる。

とはいえ一部の目利きの人たちは RSS リーダーとフィードの仕組みなくして効率的に情報収集することはできないので今後も利用者がゼロになることはないと思う。そういう情報収集マニアな目利きの人たちに対して課金しないと RSS リーダーは収益化できないだろう。だとしたら目利きから情報収集している我々は目利きの人たちに対して投げ銭的なことができれば良いんだけど。


  1. ヘッダー画像とサマリーが展開されることでわざわざリンク先を見に行かずにある程度のコンテンツを推測できる。ますますソーシャルメディアから出て行かなくなる