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ヒトデさんのブログを読んでGoogleの広告設定を共有してメンバー間でつながるプロジェクトに参加した。 Googleの広告設定を共有する活動 -...

Temple wall at Hakata

ヒトデさんのブログを読んでGoogleの広告設定を共有してメンバー間でつながるプロジェクトに参加した

Googleの広告設定を共有する活動 - hitode909の日記

Googleの広告設定を共有する活動 - hitode909の日記

Googleの広告設定をScrapboxのタグとして取り込む遊びをやっていた。 最初はスクショを共有して遊んでたのだけど、普通にテキストコピーできることに気づいた人が居て、じゃあタグとして取り込めそう、とやってみたら教示を通じて人々がつながることができておもしろかった。 普通、タグは他のページにもついているものが役に立つけど、このプロジェクトにおいては他のページに付いていないタグが重要で、そのメンバーの個性とかユニークな興味を表していることになる。いまは人が少ないので0か1かだけでいいけど、人が増えてきたら、被リンク数がいくつあるのかによって色を変えられると便利になりそう。どこに注目したらいい…

blog.sushi.money

Google の広告設定のページにアクセスすると Google からどういう属性として認識されているかがわかり、それを共有して遊ぼうというもの。 Scrapbox はタグ付けが簡単なので人と人の関連性が表現しやすい。

Googleの広告設定を共有してメンバー間でつながるプロジェクト

Googleの広告設定を共有してメンバー間でつながるプロジェクト

about / おすすめタグページ / ネットワークを可視化したい / データ活用 / morygonzalez / krrrr38 / 乳幼児 / mizdra / odmishien / hakobe / 実際の年収を入力して正例不例を集めたい / 世帯収入: 高 / 学歴: 学士号 / odiak / 環境に優しい生活、環境問題 / riko / 業種: テクノロジー業界 / ヤマサキ 西風

scrapbox.io

おもしろかったので、普段使ってる三つの Google アカウントでそれぞれでどういう結果になるかやってみた。

個人アカウント

iPhone の Safari でも自宅の Mac でもログインしててよく使うアカウント。ただ最近は Google 検索をあまり使わないようになって、検索には DuckDuck Go を使うようにしている。 #企業向けテクノロジー #業種:_ヘルスケア業界 #業種:_テクノロジー業界 あたりが入っているのがおもしろい。前職が B2B の SaaS / クラウドソーシング企業だったこと、現職がアウトドア関連の企業であることを反映してそう。

#35~44_歳 #男性 #Anova_Culinary #TechAcademy_[テックアカデミー] #Mynavi #Amazon #American_Express #Aha! #Wantedly #Fujitsu #Bic_Camera #Yodobashi_Camera #Kakaku.com #SoftBank_Telecom #Apple_iOS #Mac_OS #SF_映画、ファンタジー映画 #SF_番組、ファンタジー番組 #TV_ゲーム、PC_ゲーム #アウトドア #アクション映画、アドベンチャー映画 #アニメ、漫画 #アメリカン_フットボール #イベント情報 #インディーズ音楽、オルタナティブ_ミュージック #ウェブデザイン、開発 #エクストリーム_スポーツ #オーディオ機器 #オフィス、ビジネスソフトウェア #お祝い、ギフト、祝祭日用グッズ #カメラ #カメラ_レンズ #カメラ、写真機材 #クーポン、割引サービス #クラウドストレージ #クラシック音楽 #グルメ食品、特別食 #クレジット_カード #ゲーム機 #コーヒー_メーカー、エスプレッソ_マシン #コーヒー、紅茶 #コミック、アニメーション #コメディ映画 #コンピュータ_コンポーネント #コンピュータ_ドライブ、ストレージ #コンピュータ_ハードウェア #コンピュータ_モニター、ディスプレイ #コンピュータ、電化製品 #コンピュータ周辺機器 #コンピュータ用メモリ #サイクリング #サッカー #ジャズ #ショッピング #スポーツ #スポーツ衣料 #スマートフォン #ソーシャル_ネットワーク #タブレット_PC #ダンス、電子音楽 #ツアー旅行 #デジタル一眼レフ_カメラ #テレビ、ビデオ、動画 #テレビドラマ #ドキュメンタリー番組、ノンフィクション番組 #トラック、バン、SUV #ニュース #バー、クラブ、ナイトライフ #ハイキング、キャンプ #ハッチバック #ビーチ、島 #ビジネス_サービス #ビジネス_ニュース #ビジュアル_アート、デザイン #ファースト_フード #ファッション、スタイル #フィットネス用品 #フォーク、伝統音楽 #ブランド品、高級品 #ブルース #プログラミング #ペット #ボート #ホームの自動化 #ポップ_ミュージック #マセラティ #ラグビー #ラップトップ、ノートパソコン #ランニング、ウォーキング #リフォーム #レストランのレビュー、予約 #レンタカー、タクシー #ロック_ミュージック #ワールド_ミュージック #飲食店 #映画 #音楽、オーディオ #価格比較 #家庭 #家電 #会計、財務ソフトウェア #確定申告、税務 #学歴:_学士号 #環境に優しい生活、環境問題 #企業向けテクノロジー #業種:_ヘルスケア業界 #業種:_テクノロジー業界 #銀行 #携帯電話 #芸術写真、デジタル_アート #芸能ニュース #個人ブログ、サイト #佐賀 #財務プランニング、マネジメント #山岳、スキー_リゾート #仕事 #子育て、育児 #子供の有無:_子供なし #子供服 #自動車 #自動車販売 #室内装飾、内装 #写真、画像の共有 #写真の印刷サービス #写真編集ソフト #社員数:_中規模雇用者(従業員数:_250~999_人) #授乳用品、離乳食用品 #住宅所有状況:_住宅所有 #書籍、文学 #商品レビュー、価格比較 #食器洗い機 #世界のニュース #世帯収入:_高 #政治 #送金・決済システム、サービス #大学 #都市交通 #投資 #東京 #動画編集ソフトウェア #日本 #配偶者の有無:_既婚 #美容、フィットネス #表計算ソフトウェア #舞台芸術 #福岡 #分散コンピューティング、クラウド_コンピューティング #宝石、アクセサリー #旅行 #料理、レシピ #量販店、デパート #腕時計

趣味アカウント

昔はよく使っていたが最近はあんまり使ってない。主に Mac で使ってた。いまは YouTube でのみこのアカウントを使ってる。

#35~44_歳 #男性 #SF_映画、ファンタジー映画 #SF_番組、ファンタジー番組 #アメリカン_フットボール #イベント情報 #ギター #クイズ番組 #クラシック音楽 #グルメ食品、特別食 #コーヒー、紅茶 #コミック、アニメーション #コンピュータ_ハードウェア #コンピュータ、電化製品 #ショッピング #スポーツ #ソーシャル_ネットワーク #テレビ、ビデオ、動画 #テレビドラマ #トーク番組 #ニュース #バスケットボール #ビジネス_サービス #ビジュアル_アート、デザイン #フィットネス #ヘヴィメタル #ペット #ホームの自動化 #ポップ_ミュージック #ラグビー #リアリティ番組 #リフォーム #ロック_ミュージック #ワールド_ミュージック #映画 #音楽、オーディオ #家族向けテレビ番組 #学校、教室関連用品 #環境に優しい生活、環境問題 #業種:_テクノロジー業界 #芸能ニュース #子供の有無:_3_要素 #自動車 #自動車販売 #室内装飾、内装 #社員数:_小規模雇用者(従業員数:_1~249_人) #住宅所有状況:_住宅所有 #書籍、文学 #商品レビュー、価格比較 #食料品小売業 #世帯収入:_平均以上 #政治 #都市交通 #東アジアの音楽 #配偶者の有無:_既婚 #美容、フィットネス #舞台芸術 #服飾 #分散コンピューティング、クラウド_コンピューティング #野球 #料理、レシピ #量販店、デパート

仕事用アカウント

会社の Gsuite のアカウント。 Chrome の Canary Channel で利用していて、個人アカウントとは明確に使い分けてる。仕事関係の検索やサイト閲覧はほぼほぼこのブラウザーで行っている。仕事用アカウントなので買い物とか趣味の検索はほとんどしない。どうも消費に結びつく検索をしないと世帯収入が低く出る模様。逆に個人アカウントでは頻繁に消費に関係する検索を行っているので世帯収入が高いと判定されてるっぽい。また個人的な用途に使わないので年代を特定できず、 25〜54_歳 という扱いになってるのも面白い。

#25~54_歳 #男性 #Apple_iOS #TV_ゲーム、PC_ゲーム #アウトドア #アクション映画、アドベンチャー映画 #アメリカン_フットボール #エクストリーム_スポーツ #オーディオ機器 #オフィス、ビジネスソフトウェア #カメラ、写真機材 #クーポン、割引サービス #クラウドストレージ #グルメ食品、特別食 #クレジット_カード #コミック、アニメーション #コンピュータ_ハードウェア #コンピュータ、電化製品 #ショッピング #スポーツ #スマートフォン #ソーシャル_ネットワーク #テレビ、ビデオ、動画 #テレビドラマ #ニュース #ハイキング、キャンプ #ビジネス_サービス #ビジュアル_アート、デザイン #ファッション、スタイル #フィットネス #ブランド品、高級品 #ペット #ホームの自動化 #ラグビー #ランニング、ウォーキング #飲食店 #映画 #音楽、オーディオ #価格比較 #家庭 #家電 #学校、教室関連用品 #学歴:_学士号 #企業向けテクノロジー #起業準備 #業種:_テクノロジー業界 #携帯電話 #芸術写真、デジタル_アート #芸能ニュース #犬 #山岳、スキー_リゾート #子供の有無:_子供なし #自動車 #自動車販売 #室内装飾、内装 #社員数:_中規模雇用者(従業員数:_250~999_人) #住宅所有状況:_住宅所有 #書籍、文学 #商品レビュー、価格比較 #世帯収入:_平均以下 #送金・決済システム、サービス #都市交通 #配偶者の有無:_既婚 #美容、フィットネス #舞台芸術 #服飾 #分散コンピューティング、クラウド_コンピューティング #旅行 #料理、レシピ

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写真や画像があると文章だけよりも記憶に定着しやすいらしい。なのでヘッダー画像のバリエーションを増やしてみることにした。これまで自分が撮ってきた写真の中で気に入ってるもの、ヘッダー画像にちょうど良...

background-image random pick up

写真や画像があると文章だけよりも記憶に定着しやすいらしい。なのでヘッダー画像のバリエーションを増やしてみることにした。これまで自分が撮ってきた写真の中で気に入ってるもの、ヘッダー画像にちょうど良さそうなやつを 14 枚選んで、これまで表示していた門司の「平民食堂」のやつと合わせて 15 枚をランダムピックアップして表示させている。本当ならランダムではなく記事ごとにイメージに合う画像を選定すべきなのだろうけどそこまではやってない。「このブログ主はこういう写真の場所に行ったりこういう写真をいいと思ってるんだな」ということが伝われば良いと思ってる。

ランダム表示に関して、最初は JavaScript で CSS の background-image を書き換える方式でやっていたが、 DOM の読み込み完了時に動く都合上、かくつきが出てしまう。それで画像の選定は Ruby で行って data-attribute として指定し、予め CSS にそれぞれの data-attribute に応じた background-image を書いておくことにした。これでかくつきはほぼほぼなくなった。

<div id="header" data-background-image="heimin">
</div>
#header[data-background-image="heimin"] {
  background-image: url(header-bg-heimin.jpg);
}

このほかにも CSS 周りを結構いじってて、パンくずリストが載る部分は文字が読みにくくなるのでグラデーションでシャドーを掛けてる。これまで float でやってた配置の制御を flexbox に置き換えたりもやった。今のデザインのベースは 10 年前に作ったので、当時はグラデーションなんかは CSS で実現できず横幅 1px の画像をリピートする方法を使ったが、これで画像を捨てて全て CSS で実現できそう。良い世の中になってきてる。

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このブログのマークアップを改善して BlogPosting - schema.org に対応させた。2年くらい前に BreadcrumbList - schema.org には対応させていて、 ...

今宿の踏切

このブログのマークアップを改善して BlogPosting - schema.org に対応させた。

2年くらい前に BreadcrumbList - schema.org には対応させていて、 Google の検索結果にパンくずリストの情報が表示されるようになってたんだけど、 Search Console から「お前のパンくずリストのマークアップは不正だ」ってメールが来たので、ついでに BlogPosting にも対応させた。

Google が提供している 構造化データ テストツール が便利だった。

Google のコアアルゴリズムアップデート - portal shit! にも書いたけど、 6 月の Google のアルゴリズムアップデートの影響でサイトへのアクセスが激減してしまった。ヘルスケアやお金関係の記事だけでなく、その他のジャンルの記事も検索結果に表示されにくくなってるように感じる。インプレッションはご覧の通りほぼ半減している。

Google Search Console Impressions Graph

マークアップを改善してインプレッションが増えるかどうかはわからないけどしばらく様子を見てみたい。

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おもしろかった。 Twitter 、 CEO がコロコロ交代してて誰が中心人物なのかよく分からなかったがだいたいわかった。成立の過程が結構複雑で、 Podcast 配信会社だった Odeo を ...

DSC_6351

おもしろかった。 Twitter 、 CEO がコロコロ交代してて誰が中心人物なのかよく分からなかったがだいたいわかった。成立の過程が結構複雑で、 Podcast 配信会社だった Odeo を Noah Glass が創業し、 Blogger で一発あてたあとの Evan Williams が出資して会社を乗っ取り、 Evan Williams に憧れて入ってきたアルバイトの Jack Dorcey が Noah Glass とブレインストーミングして Twitter の原型を生み出し、 Odeo を飛び出して Twitter という会社を創業し Jack Dorcey が最初の CEO になる、という感じ。 2007 年から 2008 年頃にかけて自分が面白おかしく使っていた Twitter の中では群像劇が繰り広げられていたことがわかり興味深かった。

特に興味深かった箇所は以下で、自分も 2008 年頃、実家に住んでて周りにインターネットのことを話せる友だちはほとんどいなかったけど、 Twitter 越しにインターネットユーザーと交流することができて孤独を癒やされていた気がする。

 このステータスは、その場にいない人々を結びつけるのに役立つ。どんな音楽を聴いているか、いまどこにいるかということを、共有するだけではない。人々を結びつけ、孤独感を癒すことが重要なのだ。パソコンの画面を見つめているときに、どんな世代でも味わう感情を、消し去ることができる。ノア、ジャック、ビズ、エブは、そういう感情を味わいながら成長し、パソコンのモニターに安らぎを求めた。結婚生活と会社がだめになりつつあるとき、ノアはその感情を毎夜味わっている。孤独感を。

 エブがブロガーに熱中した原動力も、そういう感情だった。アパートメントに独りでじっと座り、孤独で、友だちもなく、キーボードを通じて世界とつながっていた。何年も前にビズが母親の家の地下室でブログをはじめた理由もおなじだ。ジャックもおなじ理由から、セントルイスにいるころにライブジャーナルのアカウントを取り、掲示板をうろついて結びつきを求めている人々とやりとりするために、コーヒーショップで何時間も粘った。ステータスという構想は、そういったことすべての解毒剤になり、孤独感を癒せるかもしれない、とノアは考えた。

ニック・ビルトン. ツイッター創業物語 金と権力、友情、そして裏切り (Japanese Edition) (Kindle Locations 1017-1026). Kindle Edition.

ただその後、 Evan Williams が CEO になって Twitter はステータス共有(投稿欄のプレースホルダーは "What are you doing?" )から情報発信メディア(投稿欄のプレースホルダーは "What's happening?" )への変革を図った。個人のステータスではなく、その人の周囲の状況を伝えて欲しいということだ。確かに 2010 年くらいから Twitter の様子が変わったように思う。東日本大震災のあとは日本の Twitter もニュース寄りになっていって、 2008 年頃のジャンプ放送局のような雰囲気はなくなってしまった。

Twitter はビジネスとしては成功したが、創業者たちはお互いの人間関係を悪化させ、大事な友人を失いながら莫大な富を手にした。最終章に出てくる、ビズ・ストーンが貧乏だった時代のエピソードがとても心温まる。この部分だけでも読んで良かったと思った。


Noah Glass 、 Twitter の最初期を支えた人物だと思うけど会社を追い出されて Twitter 社の歴史からもいなかったことにされ、ひたすら可哀想。おまけに Noah の Twitter アカウントは「不審なアカウントです」と表示されたりする。

noah glass(@noah)さん | Twitter

noah glass(@noah)さん | Twitter

noah glass (@noah)さんの最新ツイート i started this San Francisco

twitter.com

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去年の秋( 2018 年 11 月)に、 Flickr が課金ポリシーを変更することがアナウンスされていた。これまですべてのユーザーに無料で与えられていた 1TB のストレージは撤廃され、無料ユ...

Santorini sunset

去年の秋( 2018 年 11 月)に、 Flickr が課金ポリシーを変更することがアナウンスされていた。これまですべてのユーザーに無料で与えられていた 1TB のストレージは撤廃され、無料ユーザーは 1000 枚までしか画像をアップロードできないことになった(上限を超えている分は削除される)。料金プランも見直され、既存の Pro ユーザーは $24.95 / 年で Pro プランを利用できていたのが $49.99 / 年(アメリカ国外在住者は $59.99 / 年)と大幅な値上げとなった。 Flickr は 2018 年の 4 月に SmugMug に買収されている。

SmugMug CEO Don MacAskill's statement

Flickr を買収した SmugMug の CEO の Don MacAskill が Flickr のブログで記事を書いている。

A sharper focus for Flickr

A sharper focus for Flickr

I’ve been a fan of Flickr for 14 years. There’s nothing else like it.

blog.flickr.net

要約するとこんな感じ。

  • SmugMug は写真を撮る人にフォーカスしたビジネスを 16 年以上続けてきた
  • 資金調達はしておらず、自己資金で運営されている
  • ユーザーのデータを広告業者に売って広告収入を得ることもしていない
  • 写真家の人々と向き合い、彼らが何を必要としているのかを注意深く聞いてきたのが成功の秘訣
  • そのやり方を Flickr にも適用したい
  • 我々はユーザーのためのサービスであり、投資家や広告会社のためのサービスではない
  • 無料プランは残すが 1000 枚までしかアップロードできず、広告が表示される(プロには表示されない)

要は SmugMug で成功したやり方を Flickr でも踏襲したいということらしい。広告主の為にユーザーを売りたくないと言っておきながら相変わらずフリープランはあって広告を表示するというのは矛盾している気がする。

阿蘇山上から見る普賢岳 / Mount Fugendake from Mount Aso

Flickr VP of Product Andrew Stadlen's statement

Flickr のプロダクト責任者の Andrew Stadlen も無料ユーザーへの扱いの変更について書いている。

Why we’re changing Flickr  free accounts

Why we’re changing Flickr free accounts

Today, we’re announcing updates to our Free and Pro accounts that mark a new step forward for Flickr. To be candid, we’re driving toward the future of Flickr with one eye on the rearview mirror; we…

blog.flickr.net

  • Yahoo! 子会社時代に無料ユーザーに 1TB のストレージを与えた結果、非常に大きな負の影響があった
  • 無料に釣られて入ってきたユーザーによるコミュニティの破壊
    • 無料のストレージに釣られてくるユーザーは写真に情熱を傾けるユーザーとは属性が異なり、従来 Flickr を特別なものとしていたコミュニティでの交流や関心を共有する場としての雰囲気を後退させた
    • 活気のあるコミュニティを愛する多くの Flickr ユーザーはこのような変化を望まないはずであり、もう一度、写真コミュニティでの交流にフォーカスすることにした
  • 脱広告主優先
    • これまで無料のストレージを提供するために、ユーザーではなく広告主ファーストの状態になっていた
    • Flickr を買収した SmugMug の "You are not our product. You are our priority." というポリシーに共鳴し、広告主ではなく、ユーザーが喜ぶ機能開発を行う
  • Flickr = 無料というイメージの打破
    • 1TB の無料ストレージを与えたことで、ストレージや Flickr 自体が無料のものという認識が広まってしまった
    • 活発に利用しているユーザーにサイトの安定運営と成長、イノベーションを継続するための支援をしてほしい

Nagatare beach

Pro プラン値上げに対する Flickr ユーザーの反応

ヘルプフォーラム内に上の Andrew Stadlen が既存ユーザー向けの料金プランを改定する旨を書いていて炎上している( 1300 個以上レスがついている)。

Flickr: The Help Forum: Flickr grandfathered Pro subscriptions

Flickr: The Help Forum: Flickr grandfathered Pro subscriptions

Flickr is almost certainly the best online photo management and sharing application in the world. Show off your favorite photos and videos to the world, securely and privately show content to your friends and family, or blog the photos and videos you take with a cameraphone.

www.flickr.com

Pro であることで得られるメリットは広告なしブラウズとアクセス解析と制限なしのアップロードだが、いまでも値段に見合わないと思いながら払っている、という書き込みがほとんどで、このままメリットが増えない状態で値上げされるんだったら更新しない、という書き込みが目立つ。

この説明では結局なぜ値上げをするのかが書かれておらず、「2年は値上げしないという約束を守ったんで上げますね」ということしか書かれていない。 SmugMug の最安料金プランが $48 / 年なのでそれに合わせるように SmugMug から指示されたのだと思う。

DSC_6062


考察

Flickr が直面している事業領域は、写真共有(家族・友人)、クラウドストレージ、 SNS という三つだと思う。今日ではそれぞれの市場に強豪がひしめいていてかなり厳しそうだが、昔はそうではなかったはずで、 Flickr が Yahoo! に買収された 2005 年頃は以下のような感じだったはずだ。

Photo Sharing Product Market 2005

Photo Sharing Product Market 2005

この頃は iPhone も Android もなかったし、 iCloud も Picasa Web Album も Google Photos も、 Facebook も Twitter も Instagram もなかった。家族と写真を共有するには CD や DVD に写真を「焼いて」手渡すか、メールに縮小した画像をちまちま添付して送るしかなかった。そこに Flickr が登場して、インターネット越しに簡単に家族や友人に対して写真を共有できるようになった。煩わしいリサイズのことは考えなくてもよい。

家族や友人と共有するだけではなく、写真をインターネット全体に公開して見ず知らずの人と交流することもできた。この頃、写真を公開して人々の反応を得ることができる SNS は Flickr だけだった。他のサービスは家族・友人間の共有やクラウドストレージの機能を売りにしていたが、見ず知らずの人と写真を通してつながれるのは Flickr だけで、そこが写真愛好家の心を捉えた。共有範囲をコントロールできる仕組みと SNS 機能(コミュニティ)によって初期の Flickr は成長した。

その勢力図がいまでは以下のようになってしまった。

Photo Sharing Product Market 2019

Photo Sharing Product Market 2019

スマートフォンが普及して人々がスマートフォンで写真を撮るようになると、WhatsApp や LINE のようなメッセンジャーで写真が共有されるようになった。 日常的に利用しているチャットアプリでの写真共有は Flickr よりもはるかに便利で、身近な人に写真を共有できる Flickr の強みはコモディティ化し、強みではなくなってしまった。

クラウドストレージ市場には Apple や Google がそれぞれ iCloud Photo Stream と Google Photos を投入し、 iPhone ユーザーと Android ユーザーはデフォルトでこれらのサービスを利用することになった。 OS に統合されたこれらのクラウドストレージの利用にはアプリのインストールすら不要でユーザーが深く意識することなくクラウドストレージに写真が保存されるようになった。おまけに Dropbox や Evernote 、 Amazon Drive などの競合もこの市場に参入し、瞬く間にレッドオーシャンと化してしまった。 Google Photos がローンチした 2015 年から Flickr への画像アップロード数が現象し始めている(How many photos are uploaded monthly to Flickr? Flickr may… | Flickr)。

SNS としての Flickr の強みも揺らいでくる。普段使っている SNS で写真を公開できるようになると、わざわざ Flickr を使う必要がない。 Facebook や Twitter で写真を共有できるならわざわざほかの SNS を使う理由はなくなるだろう。写真をキーにオンラインで人とコミュニケーションするときに、 Flickr を使う必要がなくなった。

極めつけは Instagram の登場で、まだスマートフォンで撮られた写真の画質が悪い頃からフィルターをかけるという機能を呼び水に人を集め、スマートフォンによる写真共有 SNS の代表格として君臨した。ハイアマチュアの人々が撮影した綺麗すぎる写真を敬遠して普通のスマートフォンユーザーは Instagram を使ったのだ、と書いている人もいた。

In recent times the nature of photography has shifted quite far from what it used to be. Ten years ago, both amateur and professional photographers were focusing on taking breath-taking pictures of landscapes, people, nature and different environments and cultures. These days people are taking pictures of their cats, their shoes and their meals.

Why is Flickr not Growing as Quickly as Instagram? - Flickr Embed

この辺はバカと暇人の話に通じるのかもしれない。インターネットがバカになって Flickr が廃れ、 Instagram が流行った。超絶美麗な風景写真よりも自撮り画像とかメシ写真の方が人目を引くのだろう。

こうして Flickr は写真共有、クラウド画像ストレージ、 SNS のすべての市場において強みを失ってしまった。

深江海岸の夕焼け

収益モデル

収益モデルを検証する。 Flickr の収益モデルは 3 つあって、 Ad (無料ユーザー向け)と Subscription ( Pro ユーザー向け)と Merchandise (写真のプリント)だ。

Revenue Model

Flickr 同様に広告モデルを採用している Instagram や Facebook は、写真好きではない普通の人の生活に深く入り込んでおり、 Flickr の何倍もの PV を集めているはずだ。広告による収益モデルはとにかく PV を集めてインプレッションを増やすことが重要なのでこの分野で Flickr は苦戦することが予想される。しかも無料ユーザーに対する制限を強化するとなれば、益々広告収入の額は少なくなっていくだろう。

サブスクリプション領域で最大の競合である iCloud や Google Photos をやっている Apple と Google はハードウェアが売れたり iOS / Android のプラットフォームが拡大することが目的なので、サブスクリプションモデルではあるがぶっちゃけ単体で儲からなくても大丈夫なはずだ。 Flickr や SmugMug は単体で利益を上げることを重視して運営しなければならないので、いわゆる捨て身の状態で運営できる iCloud や Google Photos とまともに勝負するとかなり苦戦を強いられるだろう。

写真のプリント販売に関しては、この先は厳しくなっていくばかりだろう。むかし iPhoto にあったプリント販売を利用したことがあるがいまいちだったし、もはや Photos にはそんな機能は付いてない( App Store でプリントできるアプリを探しましょうと表示される)。印刷したければ印刷サービスを使えばいいだけで、わざわざ中間マージンを取られる Flickr を使うメリットがない。そもそもプリントした写真を好むユーザーは Flickr を使うとは思えない。高齢者はプリントを好むかもしれないが、 Flickr の主なユーザー層はミレニアム世代以下の若い世代だろう。

どの領域においても Flickr が儲けられる要素が見つからない。

今宿夕焼け

課金ポリシー

個人的には $44.95 / 2 年 で Flickr Pro を利用していたので今回の値上げはかなり高いなという印象だった。アメリカ国外居住者に対しては $49.99 ではなく $10 上乗せした $59.99 を提示するなど料金プランには不公平感がある。

さらに運営にかかるコストを、コミュニティに貢献し最もアクティブに使っているユーザーから徴収するというのもいい印象を持てない。リポジトリに課金していた頃の GitHub が OSS には無料で利用させていたように、コミュニティに活気をもたらすユーザーはむしろ優遇しなければならないのではないかと思う。熱心に良い写真を投稿し、 Flickr の PV や MAU 増に貢献する Flickr にとってありがたいユーザー(プラットフォーム革命でいうところの生産者)に課金して、ただ見に来るだけのユーザー(消費者)は無料で使えるのには違和感がある。

あるいは Flickr は写真を投稿せず見に来るだけのユーザーこそコミュニティに活気をもたらすと考えているのだろうか。 SmugMug CEO の Don MacAskill のブログ記事には「無料ユーザーがコミュニティに活気をもたらす」と書いてあったので、そういうスタンスなのかもしれない。写真を投稿するユーザーはいいねが欲しく、いいねをもらうために Flickr にお金を払って Pro ユーザーになり写真をアップロードする。すると無料で利用している閲覧ユーザーたちがやってきていいねを押していく。いいねをもらった Pro ユーザーは承認欲求をみたされる。この考え方ではいいねを送る方が生産者であり、受け取る(写真をアップロードする)方が消費者だといえるのだろう。そうなると写真をアップロードする側に課金するポリシーは分からなくもない。

ただ一方で VP of Product の Andrew Stadlenは「無料の 1TB ストレージにつられてやってきたユーザーはコミュニティを破壊した」とも述べている。いいねをもらったり送ったりを Pro ユーザー同士で行わせたいのだろうか。誰もが消費者であり誰もが生産者である eBay や Etsy のような市場構造にしたいのかもしれない。ただそれでは市場(コミュニティ)はしぼんでしまうだろう。

DSC_1021

SmugMug way は Flickr に適合するか

Flickr は家族や友だちと写真を共有する他に、 SNS 上で写真をベースに交流するという側面があった。プロではない、普通の写真好きな人たちが撮った写真を披露しあい、お互いの写真を褒め合う場所。上の方で引用した記事にもそのようなことが書かれている。

一方で SmugMug は交流というよりも、写真を生業としている人たちのためのオンラインストレージで、無料プランはなく、利用するには必ず費用を払う必要があった。収益モデルこそ似ていて Subscription モデルだが、そもそものビジネスモデルが異なる。 Flickr はプラットフォームだが、 SmugMug はプラットフォームではない。プラットフォーム革命の定義にならうなら、 SmugMug はネットワーク効果の働かない単なる SaaS で、 20 世紀型の直線的ビジネスモデルに過ぎない。

エンジニアも理解しておいた方が良いプラットフォームというビジネスモデル

エンジニアも理解しておいた方が良いプラットフォームというビジネスモデル

『プラットフォーム革命』という本を読んで非常に考えさせられることが多かった。かつては一世を風靡したものの今では名前も聞かなくなった Nokia と BlackBerry がスマートフォン市場で僅...

portalshit.net

SmugMug による Flickr 買収はきっとうまく行かないだろう。 The Verge の記事には以下のように書いてある。

But technology-wise, this acquisition might be a tall order for SmugMug, which isn’t nearly as big as the photo service it now owns

Flickr acquired by professional photo hosting service SmugMug - The Verge

サービス規模的には Flickr の方がでかいので、技術的には SmugMug には手に負えない仕事を請け負ってしまったことになりそうだ。


Flickr は単独で収益モデルを確立する前に Yahoo! に買収されて飼い殺し状態が長かったことが悔やまれる。正しくスマートフォン時代に適応できていたら、今頃は女子高生が利用するのは Instagram ではなく Flickr だったのかもしれない。

10 年前に書いた記事にこんなことを書いていた。

2007年の春、僕は病気で入院してた。抗がん剤やってたから自由に外を出歩くことは出来なかった(抗がん剤の副作用で免疫力が極端に低下し、すぐ風邪をひくから。免疫力が低下している状態で風邪をひくとすぐに肺炎になり、死に至る)。せっかく辺りに桜が咲いているのに、それを見に行くことも出来ない。でもFlickrがあった。僕はWILLCOMの遅い回線でFlickrにアクセスし、「桜」で検索した。健康な人達がアップロードした桜の写真を見ることが出来た。2007年春のささやかな花見でした。

Photo publication for the rest of us

さようなら、これまでありがとう。

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最新の Rebuild.fm のエピソードを聞いてたら Automattic による Tumblr 買収の話から Medium 、 WordPress から古の Blogger 、 TypePa...

最新の Rebuild.fm のエピソードを聞いてたら Automattic による Tumblr 買収の話から Medium 、 WordPress から古の Blogger 、 TypePad 、 MovableType まで話が及んで楽しかった。

Rebuild: 246: You Are Welcome (fumiakiy)

Rebuild: 246: You Are Welcome (fumiakiy)

rebuild.fm

エピソード内で miyagawa さんがインディーなインターネットユーザーとして独自ドメインは重要だけど、誰も使わないから当てられるサービスがなくなってきた、その意味で WordPress は独自ドメイン使えるので悪くない選択だと思う、的なことを言っていたのが印象的だった。エピソード中でも触れられていたけど、 Medium は新規登録ユーザーに対して独自ドメイン利用を利用不可能にしている模様。

Custom Domains service deprecation

Custom Domains service deprecation

As of November 2017, Medium is no longer offering new custom domains as a feature. Instead, you can create a publication on Medium that will live on a medium.com/publication-name URL. Existing publ...

help.medium.com

ブログプラットフォームとしての知名度を高めるためには一目で「あ、このブログは Medium 使ってるんだ」とわかった方が良いはずで、となると独自ドメイン名を使われるのは良くないと判断したんだろうなぁ。

加えて Medium は確かに最近よくログインを求めてくる。旧型の iPhone 7 で見ると画面の 1/3 くらいの領域をユーザー登録導線にしてる感じ。読みづらい。なんらかのプラットフォームに乗っかると、やはりプラットフォームに「こう使って欲しい」と制約をかけられることになりがちだ。ステークホルダーが書き手、読み手、プラットフォームの三者になるので当然といえば当然か。一方でセルフホストのブログなら基本的には書き手と読み手の二者しかステークホルダーがいない。

ブログは自分で作るのが一番満足度高いと感じる。意に反して広告が出るようになることはないし、読者にログインを強要したりもしない。足りない機能があれば自分で作ればよいというのもよい1。自分はセルフホストのブログを同じドメインで 14 年やってて、最初は P_BLOG 、 そしていまは Lokka を自分で細々と改修しながら使ってる。時々更新が途絶えることはあるが、ほぼほぼ毎月一本は何かしらを書き続けることができている。サーバーの運用は発生するが、まぁプログラマーなら自宅サーバーか VPS くらい飼ってるだろうし、運用は趣味の一環かなという感じがする。

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2019 年 6 月の頭に Google が検索結果のコアアルゴリズムをアップデートしたらしい。 【Google】2019年6月3日、コアアルゴ...

2019 年 6 月の Google コアアルゴリズムアップデート

2019 年 6 月の頭に Google が検索結果のコアアルゴリズムをアップデートしたらしい。

【Google】2019年6月3日、コアアルゴリズムアップデートを実施 | デジタルマーケティングブログ

【Google】2019年6月3日、コアアルゴリズムアップデートを実施 | デジタルマーケティングブログ

【更新】2019年6月3日 コアアルゴリズムアップデートのロールアウト開始Googleは、2019年6月3日よりコアアルゴリズムアップデートのロールアウトを開始しました。今後、数日間で変更が反映されていくとのことです。

digitalidentity.co.jp

自分のブログはこの影響をもろに受けて、アクセス数が激減してしまった。自分ではよく分かっていなかったが、コアアルゴリズムアップデート前は痔ろう関係の記事が結構 Google で上位に表示されてたみたいだ。 6 月のコアアルゴリズムアップデートではお金や健康系の記事に対する評価基準が変わったらしい。より専門的で正しい情報を掲載しているサイトの方が上位に表示されるようになったみたい。自分のブログは個人の日記レベルのことしか書いてないので評価が下がり、表示順位が下がるどころではなくそもそもほとんど表示されないようになってしまった。

肛門周囲膿瘍の検索歩フォーマンス

狙って病気やお金のことを書いていたわけではなく、1000 件程度ある記事のうちのたまたま数件がお金や病気について書いてあって、それが結構アクセスを集めていたわけだが、それらが検索結果に反映されなくなってしまったので検索流入が激減してしまった。

お金や健康に関しての情報について、専門家が書いているわけではない記事が検索結果で上位表示されるのは確かに問題なので今回の Google のアルゴリズムアップデートは一ユーザーとしてはありがたいことだけど、 Google のお気持ち次第でこうもアクセス数が減るものかとビックリしてしまった。