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ポータルシットをリニューアルしようかと思ってます。ブログプラットフォームは2003年の時点で完成されてて、P_BLOGの提供する機能に不満なところはないんだけど、コメント欄を含むP_BLOGのM...

ポータルシットをリニューアルしようかと思ってます。ブログプラットフォームは2003年の時点で完成されてて、P_BLOGの提供する機能に不満なところはないんだけど、コメント欄を含むP_BLOGのMySQLのデータをうまい具合に移行して作り直したらいろいろ勉強になるだろうなと思って。目指してるのはRESTfulであることと、シンプルであること、Ruby製であること。RubyベースのCMSかRailsで置き換えようと思います。納期は未定。

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昨年末から今年の正月にかけてXREAで借りてたサーバーが障害に見舞われてデータがぶっ飛んだけど、なんと今週、DreamHostでも障害が発生してサーバー(budapest)が落ち、データがぶっ飛...

昨年末から今年の正月にかけてXREAで借りてたサーバーが障害に見舞われてデータがぶっ飛んだけど、なんと今週、DreamHostでも障害が発生してサーバー(budapest)が落ち、データがぶっ飛んだ。

Error

Error

www.dreamhoststatus.com

Jekyllでやってるパソコンブログの方はGitとJekyllの組み合わせのデプロイ環境が最強すぎて一瞬で再開できたんだけど、 www.portalshit.net は正直結構大変だろうなぁと思ってた。ところがサーバーが復旧した翌日くらいにはちゃんとDreamHost側でとってたバックアップがコピーされ、自分では何もすることなくサイトが復旧してた。しかも、サーバー復旧後、一旦ユーザーディレクトリは空になってたので自分でドットファイルと tech.portalshit.net だけ再アップロードしといたんだけど、そちらはこちらでアップロードしたものが残され、 www.portalshit.net と cinema.portalshit.net の内容だけがバックアップからコピーされてた。DreamHost、やるやないけ。障害報告ページでいきなり「こちらにデータの復旧義務はない」とか高らかに宣言してるXREAとは大違い。

まじでDreamHostはSSHできるしPassenger使えるし、今回みたいな障害のときも頑張って復旧してくれるし、Railsっ子にも安心してご利用いただけます。商売には向かないと思うけどね。オヌヌメ。

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ちょっと前の本だけど、『Webを支える技術』をいま読んでます。HTTPの話とか、毎日使ってる技術のことを知らなくて、いちいち感動しながら読んでるんですけど、中でも興味深かったのがURIの話。56...

ちょっと前の本だけど、『Webを支える技術』をいま読んでます。

HTTPの話とか、毎日使ってる技術のことを知らなくて、いちいち感動しながら読んでるんですけど、中でも興味深かったのがURIの話。56ページの、「URIはリソースの名前だから名詞であるべき」というくだり。バージョン 2.0以前のRailsでは、

http://example.jp/sample/people/show/123

みたいなURIがデフォだったそう。しかしRails 2.0以降は

http://example.jp/sample/people/123

となって、動詞 show が省かれるようになった。HTTP通信で動詞を表すのはHTTPメソッドだから、URI自体が動詞を含むのはおかしいということらしい。ちなみにこのとき、名詞であるURIにアクセスするためのHTTPメソッドは GET ですね。

確かに自分が作っているサイトでもRailsで動かしてるものは、動詞を含まない名詞だけで表現されたURIを表示する。しかしながらCakePHPは

http://example.jp/sample/people/view/123

みたいなのがデフォだ。クールじゃない。というわけでURIから view を省くようにルーティングの処理を書き換え、各クラスのコントローラーも書き換えといた。

この『Webを支える技術』、プログラミングの話とかは載ってないから読んでいきなり何かの役に立つというタイプの本ではないけど、Web制作者なら職種にかかわらず読んどいた方が良さそうな本だなーと思いました。

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Flash満載な映画のサイトのクソっぷりはどうにかならんのでしょうか。ノープランで家を出る -> iPhoneで見たい映画を探す -> 公式サイトで映画の内容確認みたいなフローで映画...

Flash満載な映画のサイトのクソっぷりはどうにかならんのでしょうか。

ノープランで家を出る -> iPhoneで見たい映画を探す -> 公式サイトで映画の内容確認

みたいなフローで映画を見たいのに、そういうこと全然出来ない。トップページが全画面Flashなため、iPhoneからはhtmlで書かれた上映館情報にたどり着くことすら不可能みたいな。

そもそも映画の公式サイトはパソコンで見てても重くてフバい。最初に何が何でもFlash見せようとするし。そのFlashにいくら金かけたのか知らないけど、ユーザーはさくっと映画のあらすじと公開劇場を調べたかったりするわけで、それ逆効果なんじゃないのと僕なんかは思うわけです。

しかもそうやって派手に金かけて作った公式サイトも、映画の公開が終わるとドメイン切れねーちゃんがリュックしょってたりして切なさ満点なわけで、つはものどもが夢の跡。

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まさか自分がこの手の被害に遭うとは思ってなかったんだけど、日曜日にSkypeアカウントが乗っ取られてログインできなくなり、少額だけどSkypeクレジットが知らない外人に使われてた。ことの経緯日曜...

まさか自分がこの手の被害に遭うとは思ってなかったんだけど、日曜日にSkypeアカウントが乗っ取られてログインできなくなり、少額だけどSkypeクレジットが知らない外人に使われてた。

ことの経緯

日曜未明、Skypeからメール送信されてた。メールは以下のような内容だった。

  • Auto-Rechargeを有効にしてくれてありがとう。Skypeクレジットが300円以下になったら自動的に3500円チャージするよ。
  • Skypeクレジットの通貨が円からUS$に変更されたのでお知らせしときます。

Auto-RechargeはSkypeクレジットが残り少なくなったらオートチャージする機能。使いすぎて危ないので普段はオフにしてる。Skypeは数日使ってなかったのでおかしいと思い、日曜の昼間にSkypeにログインしてAuto-Rechargeを無効にしようとした。

が、「パスワードが違う」と出てログインできない。しょうがないのでパスワードの再設定を行おうとしても「内部エラーが起きました」と出る。この時点ではアカウントが乗っ取られたと思いもよらなかったんだけど、どっかの外人が乗っ取ってすでにパスワードを変更してたみたい。

パスワードの再設定トークンの発行回数が上限に達したため、「一時的なエラーでも起きてるのかな」と諦めて翌日もう一度パスワードの再設定を試みることにした。

結局月曜日になっても内部エラーが出続けるので、Skypeのサポートに問い合わせてみた。するとすぐ返事が来て、

It seems that a third party might have gained access to your account. To ensure that you are the only one who can access your account, we advise you to change your password as soon as possible.

この時点で初めて誰かに乗っ取られたんだということに思い至った。サポートの人がアカウントをロック(Skypeクレジットを使えない状態)して、僕がパスワードを再設定をできる状態にしてくれたので、新しいパスワードに変更してログインしてみると、通話履歴にインドネシアへの発信記録が。

1135_skype_account_hacked.png

正直なところ、いつどのタイミングでパスワードを盗まれたのか分からない。Skypeを騙ったメールとか届いてないし、WebからSkypeアカウントにアクセスするのはSkypeクレジットをチャージするときくらいなので、怪しいサイトにIDとパスワードを入力した覚えもない。

しかし「自分は情報弱者じゃないからフィッシングには引っかからないよ」とか「Mac使ってるから安全なはず」みたいな油断というか慢心があったのかも。

金銭的な被害は200円くらいだけど、すごく気持ち悪い出来事だった。と同時に、セキュリティの重要性が身にしみて分かった。Skypeのサポートはオートリプライメールとかじゃなくて迅速に対応してくれたけど、なんかしばらくSkypeは使いたくなくなってしまった。

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『六〇〇万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』という本をようやく読み終えたので感想を。まず正直な感想を言うと、書いてる人がクックパッドを持ち上げすぎてて気持ち悪い。むかし湯布院に...

『六〇〇万人の女性に支持される「クックパッド」というビジネス』という本をようやく読み終えたので感想を。

まず正直な感想を言うと、書いてる人がクックパッドを持ち上げすぎてて気持ち悪い。むかし湯布院についての新書を読んだときもこんな感じで、提灯記事ならぬ提灯新書なるジャンルがあるのかと錯覚するほど。

Amazonのレビューを読んでいると、ちょうどこの本が出版されたときにクックパッドはマザーズに上場したそうで、まぁいろいろ大人の事情があったんでしょう。

もちろん面白いところもあります

とはいえ全体がつまんないわけではなくて、興味深い部分もありました。社長さんが学生時代にやってた野菜の販売サイトがうまく行かなかった話とか。僕も一応ネットで物売る系の仕事をやっているので、「学生時代だと、すべてがイベントになってしまう」という部分は共感しながら読むことが出来ました。学生ノリの商売は野菜を出荷してもらってる農家に対しても悪いし、買ってくれる消費者に対しても悪い。中途半端なビジネスが一番最悪。

中でも興味深かったのが、クックパッドはもはや単なるレシピサイトではなくて、流通・小売業者にとっても重要な情報源となっているという話。この季節はどういうキーワードがもっとも検索されているかとか、そういう情報を売っているんだそう。スーパーとかとしたら、商品の発注かけるときにあらかじめ消費者の興味関心が分かれば無駄なく発注できるもんね。

ただ、この先どうなるのかな、っていう疑問も持った。

レシピの増加

クックパッドは毎日どんどんレシピが増えていってる。例えば親子丼とかで検索したら大量にレシピがヒットする。僕はいちど海南チキンライスの作り方をクックパッドで調べたことがあります。海南鶏飯みたいなマイナーな料理だったら大量ヒットみたいなことにはならないけど(さっき調べてみたら全部で28件だった)、親子丼みたいなありきたりな料理だと膨大な数のレシピがヒットする(同1234件)。

プレミアム会員になると検索結果を人気順に並び替えることも出来るけど、非プレミアム会員には使いにくいのは否定できない。初めて来た人は「なんかレシピが探しにくいサイトだなぁ」という印象を持つんじゃないかな。

ぶっちゃけ僕はクックパッドはあまり利用しないです。Googleから直で料理名検索して適当にヒットしたサイトを参考に料理作ることが多い。クックパッドで良いレシピにたどり着くにはそれなりにコストがかかる。Googleで上に出てくるレシピのページははてブなりなんなりでそれなりの評価を集めているサイトだから、クックパッドの中でぐるぐる探し回るより楽。ググった結果、クックパッド内のページが上の方に出てくるんだったらそれを参考にすればよいですしね。

こういうのは日頃パソコンを使い慣れている人間の考えで、クックパッドには主婦に最適化された何かがあるのでしょう。材料で検索できて便利とか。毎日使ってたらはまっていくのかな。

料理作る人が減ったら

で、もう一個思うのが、日本人があんまり料理しなくなったらどうなるんだろうなー、っての。僕はだいたい朝8時過ぎから夜9時前後まで働いてますが、こんな働き方してて一人暮らしだったらまず自炊とか無理です。都会にはこういう生活してる人多いと思います。単身世帯とかあんま自炊しないだろうし、日本でどんどん単身生活者が増えていったら…。核家族化して専業主婦とかもどんどん減ってみんな外食やスーパーの総菜を食べるようになったら…。実際うちは両親共働きでばあちゃんも高齢だから、夕飯はスーパーの半額総菜みたいのが多い。うちがずぼらなだけかな。

ある日いきなり日本人が自炊しなくなるとは考えられないけど、自炊する人が減る可能性があることも考慮しなきゃいけないかもなー、と感じました。

蛇足

実はこの本、発売直後に買ってたんだけど、途中まで読んだところで放置してた。上の方にも書いてますけど内容がヨイショばっかりでアレな感じだったから。最近、37シグナルズの本を読んで感化されたので、「そういえばクックパッドもRailsな会社だったな」と本棚から引っ張り出して読み終えた次第です。

この本、dankogaiがレビューした直後はAmazonで売り切れてたし、37シグナルズの本も発売されてすぐはAmazonで売り切れてたけど、熊本の紀伊國屋では即ゲット余裕でした。地方住まいだとネットでの売れ行きと実店舗での売れ行きにタイムラグがあるので話題の本が楽々買えてた助かります。

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Ruby on Railsの生みの親、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンの勤務先37シグナルズの本。CEOのジェイソン・フリードとデイヴィッドの共著です。とても共感しながら読むことが出来まし...

Ruby on Railsの生みの親、デイヴィッド・ハイネマイヤー・ハンソンの勤務先37シグナルズの本。CEOのジェイソン・フリードとデイヴィッドの共著です。とても共感しながら読むことが出来ました。個人的に響いた部分を箇条書き。

計画をやめる

  • 計画を予想に言い換える。誰にも未来のことを計画するなんて不可能。
  • 計画はあらかじめ立てるのではなく、やりながら立てる。やっていないと情報が集まってこない。

最適な規模

  • 無意味に拡張しない。規模の拡大はコストも増やす。
  • 働きすぎるのは馬鹿。ヒーローになるな。

自分たちが必要なものをつくる

  • 37シグナルズの Highrise は自分たちが必要性に駆られて作った。

まずつくる

  • アイディアは実行しなかったらアイディアのまま。
  • 金がないとか時間がないとか言い訳にならない。ベストな状態で始められることなんてない。本当に実現したいことだったら金や時間は自分で工面をつけるもの。

金を借りない

  • ウェブサービスとかは特に金が必要ない。
  • 他人の金が入ると感覚がおかしくなるし、長期的な視野を持てない。

なんでもまず自分たちでやる

  • 会社の規模はコンパクトに維持し続けるべき。
  • まずなんでも自分たちでやってみる。できなかったら人を雇う。

スタートアップという意識を捨てる

  • スタートアップには甘えがある。
  • 他人の金で好きなことをやるなんて幻想。
  • 最初から利益の出せる企業を目指すべき。
  • exitのことを考えるとユーザー本意のサービスが作れなくなる。

制約を利用する

  • 優れた作家は制約のもとで創作していた。シェイクスピア、ヘミングウェイ、カーヴァー。
  • 一度にサービスに携わる人間は一人か二人に限定し、機能は絞る。
  • 芯から作り、本質的でない細かい部分は後回しにする。

副産物

  • 企業は自分たちが気づかないうちに副産物を生産している。木工所はおがくずを売った。37signalsはGetting Realという本を副産物として売った。

すぐリリース

  • 不完全な状態でも最低限な条件をクリアしたらすぐにリリース。

会議をやるやつは馬鹿

  • 会議は時間の無駄。やっても7分。
  • 会議には準備が必要だが、十分に準備することは不可能。
  • 1時間の会議に10人が参加したら、10時間の生産性が犠牲になる。会議にそんな価値はない。
  • 会議は新たな会議を生み出すだけなので不毛。

一人で作業する時間をつくる

  • 電話とかメールとかシャットアウトする時間を作らないと生産性は上がらない。
  • せめて一日の前半か後半のどちらかは一人作業モードに設定すべき。
  • 連絡手段は電話やチャットなど即時対応式のもではなくなるべくメールにする。

そこそこの解決策

  • 完璧な解決を求めようとしない。そこそこの手段で済む問題にはそこそこの解決策を。問題があれば後から良くすればいい。

タスクは分割する

  • 長大なタスクリストは気が滅入るだけ。
  • 100のタスクを10ずつに分解すれば心理的に楽になる。

はまったら人に見てもらう

  • 意固地になって無駄に時間を費やすとコストに見合わなくなる。
  • はまったら他の人に冷静な視点でレビューしてもらう。

寝る

  • 睡眠不足は創造性を損なうし、士気が低下する。間違いも犯しやすくなり、他人に不寛容になる。いいことは一つもない。

真似ない

  • コピペコードは理解が伴わないから、いつまで経ってもオリジナル作者にかなわない。

社員が一緒の国に住んでる必要はない(デイヴィッドは入社当初はまだデンマークにいたらしいです)とか他にも面白いところもあるんだけど、英語がしゃべれないとこの辺は僕らには当てはまらないですよね。あと会議を極力しないってのは理想だと思うけど、受託開発というかホームページ制作みたいなお客さんがいる仕事してたら打ち合わせはしないといけないわけで、なかなか難しいでしょう。

でも電話や会議などは確かに生産性を損ねていると思う。電話なんていきなり日常業務に割り込んでくるわけだから。電話は予約制にして欲しい。何日の何時に電話したいのでお願いしますみたいな感じでメールしろや。

雑談の排除とかも大事ですよね。僕はなるべく仕事中は雑談しないようにしてる。だからといって生産性が高いかと問われれば疑問なんだけど。でも雑談とか会議とか打ち合わせとかやって仕事した気になってる人は多いと思う。例えばこの本では人の雇い方のパートで、仕切り屋を雇うなみたいなことが書いてある。仕切り屋は会議好きで、自分の仕事を作り出すために会議を開きたがる。まったく何の価値も生み出さないのに、会議に参加することで会社に貢献しているふりをするわけですね。こういうのは本当に最悪。

37シグナルズの発想は、ピュアに作り手だけで会社を動かそうという風に読めました。広告とか営業とか意味ないというか、頼りにしないという考え方。本当に良いものを作って自分たちのファンになってもらえたらサービスを使ってもらえるようになる。特にウェブサービスとかはそうですよね。広告とかPRとかは金ばかりかかって効果がないということに気づかないと。有名な雑誌や新聞に取材してもらうことも否定していますが、折角ユーザーと直接結びつけるのがウェビサービスを提供する企業のメリットなんだから、そこにいちいち旧メディアや広告屋を介在させる必要はないですよね。またセールスマンを省きサポートも極力エンジニアが行うことで顧客の要望が直に作り手のところに伝わる(とはいえ本書では逆に顧客の要望には応えすぎるなとも書かれてはいます。その辺は買って読んでみてください)。

シンプルに、極力自分たちで会社を動かそうとすることで、大企業が抱えるいろんな問題が回避できるというのがこの本のエッセンスでしょう。Railsはお触り程度のことしかやってないですが、CakePHP(RailsのPHP移植版)越しにそのすさまじさというかすごさは実感しています。こういうすごいフレームワークがあるいまは、本書で掲げられていることは単なる理想や夢物語ではなく十分実行可能なものであると感じます。自分たちだけでなにかをやることが十分に可能。

とにかくなにかつくってみよう、と思わせられる本でした。Ruby on Railsの勉強を本格的に始めてみたいと思います。