| @映画/ドラマ/テレビ

 ちょっと前のAERAで監督のインタビューが掲載されていたので興味を持った映画。監督のクリスチャン・カリオンが書店で偶然手に取った本に、第一次大戦中、仏独スコットランドの兵士らの間でクリスマス休戦が行われ、双方の兵士がお互いの家族の写真を見せ合ったり、チョコレートや煙草を交換したというエピソードが書かれていた。これに感動したフランス人監督は、資料を集めて映画化にこぎつけた。当初本を目にしてから短からざる年月が経っていた。

 第一次大戦中、アルザス地方の帰属問題でドイツとフランスは戦火を交えていた。戦場には連合国側でスコットランド軍も参戦しており、仏軍を援助していた。第一次大戦はそれまでのナポレオン戦争的な一斉掃射の後に騎兵と歩兵による銃剣突撃を無効にした近代戦の始まりとも言える戦争であり、戦場は悲惨を極めた。相手の機関銃による掃射を避けるため塹壕戦が主流となり、毒ガス、戦車の登場で兵士たちは未だかつて人類が体験したことのない凄惨な現場を目撃することになる。

 そんな悲惨な戦闘のさなか、クリスマス・イブの夜にドイツ側の塹壕で、招集前にオペラ歌手をしていた兵士シュプリンクが「きよしこの夜」を歌ったところ、スコットランド兵がバグパイプで応じ、シュプリンクは独側塹壕に支給されていたクリスマスツリーを手に持ってドイツとスコットランドの塹壕の中間地点にまで歩いていく。スコットランド兵は塹壕から立ち上がり歌手に向かって拍手をし、ドイツとスコットランドの将校も中間地点まで出てきて会談を持つ。うまく状況を飲み込めずにいたフランスの将校も遅れてはせ参じ、三者の間でクリスマス休戦の協定が結ばれる。「シャンパンとグラスを持ってこい」。

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| @技術/プログラミング

 親が経営する飲食店のウェブサイトをつくりました。P_BLOGで構築。Movable Typeの方がプラグインがいっぱいあって便利そうなんですが、商用利用はライセンス料金が高いのでフリーのP_BLOGにしました。使い慣れてるということもありますしね。

 で、今回チャレンジしてみたのがGoogle Maps APIを利用した地図表示。これ、結構苦しみました。VARSの店舗案内のコーナーに仕込んだんだけど、<body>内にJavaScriptを組み込むと、SafariやFirefoxではきちんと表示されるのに、WInIEだと“処理を中止しました”とかいう不吉なメッセージが表示されてダメなんですよね。<head>内に組み込まないとダメみたい。さすが独自仕様満載のInternet Exploderサマ、一筋縄ではいきません。

 VARSの部分だけヘッダーにJavaScriptを組み込む方法ってあるのだろうかと、P_BLOGオフィシャルフォーラムで調べてみたら、VARSだけ独自のXHTMLを表示させる方法についてのスレッドがあったので(P_BLOG Project : フォーラム)、vars_xhtml.inc.phpというものを用意して、そのヘッダー部分にJavaScriptを組み込んでみました。そしたらWInIEでも問題なく表示。長かった。

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| @技術/プログラミング

タグボタン

 P_BLOG には投稿画面にマークアップ用のタグボタンが用意されてるんですが、Safari で利用する限り、あまり使い勝手が良くありませんでした。例えば、タグボタンを押して <p></p> を入力した後、開始タグと終了タグのあいだにカーソルを持ってきて <a href=""&gt</a> タグを入力しても、</p> の後ろにタグが挿入されるのでした。これはちょっと使いにくいです。恐らく JavaScript のブラウザごとの仕様の問題だと思うのです。というのは先日、Firefox で投稿画面にアクセスしてみたところ、きちんとカーソルがある位置にタグが挿入されることが判明しました。ちょっといじれば Safari でもカーソル位置にタグが挿入されるようになるのではないかと思い、ちょっと Hack してみました。

 Safari でも <br /> ボタンだけはきちんとカーソル位置に挿入されるので、何が違うのだろうと include/user_include/tag_buttons.inc.php を開いてみました。するとデフォルトでは以下のように記述されていました。

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| @雑談

 ボルトンでは試合に出場できず、移籍しようにも他に引き取り手がなく、居場所がなくなったために引退するのでしょうか。だったらJリーグに戻ってくればいいのに。プライドの高い姐さんにそれは許容できないことなのかも知れません。本当のところは分からないけど。

 僕はいまだに「カズを代表に呼べ」と言ってるカズ信者のことを気持ち悪く思っているのですけど、ヨーロッパだろうがJ1だろうがJ2だろうがオーストラリアだろうが、現役でプレーできる環境を求め続けるカズの方が好感が持てますね。

追記

 姐さんは大学に通いたいみたいですね。

 頭は良さそうなので、ビジネスかファッションかあるいは心理学の道でもバリバリやりそうです。

| @音楽

Last.fm

 Last.fm に日本語版ができるようです(ITmedia News:“俺ラジオ”作れる「Last.fm」が日本進出)。mixiも先日mixiミュージックという、iTunesやWMPで再生した曲のリストを公開できるサービスを始めたようですが(ITmedia News:「mixiミュージック」を全ユーザーに開放)、Last.fmの方が断然オススメですね。

 Last.fmはLast.fm Playerというものを使えば、気になるユーザーが好んで聞いている音楽(ただしレーベルの許可がある楽曲のみ)を無料でストリーミング再生することが可能です。つまり、コンピューターとブロードバンド回線さえあれば、自分の好みにあったイカス音楽をバリバリ聞けるということですよ。これはイイ! 自分の知らない新たなアーティストを発掘するのにはもってこいです。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 阿蘇を舞台にした映画、『風のダドゥ』を鑑賞。これがまれに見る駄作。☆は中身がないですからね。五つ星じゃないですよ、ゼロですよ。すなわち『ライフ・オン・ザ・ロングボード』と同じで見るに値しないということですね。

 高校生の主人公歩美は生活のなかに自分の居場所を見つけられず、亡き父との思いでの地阿蘇を訪ね自殺を図る。草原に倒れていたところを牧場の人間に助けられ、阿蘇で馬と触れ合ううちに生きること、命についてを見つめ直す。

 見ていて、どうしてこんなにつまらないストーリーに資金がついて映画化されるのか分からなかった。金持ちの息子が道楽で撮ったんじゃないかというような映画だった。ストーリーはブツギレ、少女がなぜリストカットするのかの説明も不十分。リストカット、馬、阿蘇、父親、それらのうちの少なくとも二つくらいにテーマを絞るべきで、綺麗な景色、動物との触れ合い、トラブルを抱える少女、子どもとどう接して良いか分からない大人たち、とりあえずすべてを登場させておくかという、安易な発想に基づく作品だと思われる。

 頼みの綱の阿蘇の景色も、カメラマンが下手くそなせいか死んでいる。鑑賞中、これまでに感じたことのない違和感を覚えたのだけど、上映開始後20分辺りでその原因が分かった。カメラワークが良くないのである。意味不明な主人公の女の子のアップがつづいたり、かならず主人公の女の子を画面の中心に据えたりと、一昔前のアニメのようなのだ。僕はカメラのことなんて全然分からない素人だけど、その素人にもおかしいと思えるようなシーンが多かった。ストーリーのみならず映像も酷いのである。

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| @技術/プログラミング

 SafariやP_BLOG用のバナーを使わせてもらっている trifles さんを覗いていたら、記事タイトルに記事のPermalinkをリンクする方法が紹介されていた(trifles : 記事タイトルから個別ページにリンク)。他のブログツールでも記事タイトルにPermalinkをつける方法が一般的になりつつあるみたいだし、この方法を真似してHack。

 triflesさんでは各記事のフッター部分に表示されるPermalinkをそのまま記事タイトルに移す方法が紹介されていた。しかしこれだとフッター部分のPermalinkに記事のタイトルが表示されるようになるので、フッター部分のPermalinkは表示しないようにしなければならない。これはちょっと嫌なので、僕は以下のような方法をとった。

 すなわち、簡単なんだけど、Permalinkに関する部分をコピーして$permalinkとは別に$permalink_ftという変数を定義し、これをフッター部分に表示するようにするのである。ちなみにHackするのはinclude/fnc_logs.inc.php

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