| @散財

iPhone 7

iPhone 7 を買った。 iPhone 6 を買ったのは 2015 年 7 月で買い換えサイクルからするとだいぶ早いのだけど、いい加減両親にガラケーを卒業してもらおうと思って、弟も少し前に iPhone を買い換えたので自分のと弟のを両親に渡して docomo から MVNO に引っ越してもらおうという算段。弟の iPhone 6 は docomo のやつで自分の iPhone 6 は SIM フリーなので問題ない。いい世の中になった。

一括払いで 9 万円も払えるような富裕層ではないのでオリコのローン( 20 回分割まで金利が 0% のやつ)で買った。 iPhone 6 を買ったときは転職したばかりで社会的信用ゼロだった& iPhone 5 をクロアチアでなくしてしまって一刻も早く電話が必要だったためクレジットカードの分割払いで買っていたので、今回が人生初のオリコローン。審査結果出るまでに結構時間がかかり、ベンチャー企業に勤めてるせいで審査通らないのかなとやきもきした。急いで欲しい人はローンは使わない方がいいと思う。ひょっとすると一部上場企業勤務の人だと一瞬で審査降りるのかもしれない。

Suica on iPhone 7

iPhone 7 では Suica を Wallet に登録できるはずなので ANA VISA Suica を登録して電子マネーはこれに一本化しようかと思っていたけど、 ANA VISA カードの Suica を吸い出して Wallet に追加することはできないみたいだった。調べてみたところ JR 東日本の Suica アプリでモバイル Suica を新規発行し、そのチャージ用のカードに ANA VISA Suica をクレジットカードとして指定すればよいっぽい( Suica が一枚増える感じ)。 ANA VISA Suica は View カードでもあるのでモバイル Suica の年会費はかからない。これでいつでも iPhone からチャージできて便利。オートチャージの都合で JR 九州の SUGOCA を使っていたけど( Suica は関東でないとオートチャージできない)、 iPhone からいつでもチャージできるとなれば Suica でも困らなそう。ほかの電子マネーの Apple Pay 対応が遅れたら Suica が交通系電子マネーの乱世を統一するかもしれない。

ハードとしての iPhone 7 の感想は、とにかくめっちゃ速いのがいい。 Touch ID とか一瞬で認証される。 Force Touch もよい。 iPhone で長い文章を入力中にカーソル位置を動かすの、結構ストレスだったんだけど Force Touch だと押し込んだだけで Vim のビジュアルモードのようにするするとカーソルを動かせて便利。ストレージが増えてるのもいい。いわゆる "竹" スペックの 128GB のやつを買ったのだけど、これだけあれば Eye-Fi で写真転送しまくっても iPhone がお腹いっぱいになったりしないだろうから安心。音楽もいっぱい入れられるので飛行機に乗ったときに iTunes Match 使えなくてほとんど聞ける音楽がない、という事態も避けられる。

一方で残念な点。ホームボタンが物理ボタンじゃなくなったのは慣れない。押し込んだ時のバイブレーションが MacBook Pro のトラックパッドの完成度とは大違いで残念。あとこのホームボタン、風呂で使える系のケースに入れてると押せないことが判明して愕然とした。無印良品の風呂スマートフォンケースに入れてみたところ押しても反応せずホームボタンはお飾りとなった。防水とはいえ風呂で使って水漏れ判定されたという話を聞くので風呂 iPhone するときは防水ケースに入れたいもの。ホームボタン効かないと全く使えないわけではないけど著しく操作性が低下する(Today widget を呼び出して適当なアプリを開きロック解除、 Force Touch でアプリ切り替えを呼び出しホームスクリーンに切り替え)。

Silicone case for iPhone 7

ケースは Apple のシリコーンケースを買ってみたけどめっちゃすべって良くない。 iPhone 5 や iPhone 6 には革のケースを使っていて、滑るということはなかった。革ケースは高いし(安い Android が買えそうな値段) 2 年近く使ってると破れてくるので次はシリコーンケースにしてみようと変えてみたけど失敗だった。やっぱり iPhone は裸が薄くて持ちやすくて最高。ケースを付けずに iPhone を使えるような精神力が欲しい。ガラスの保護には Anker のやつを買った。 iPhone 6 使ってるとき 2 回くらいコンクリートの上に落としたことあるけど iPhone のガラスは何ともなかったのでこれは頼りになると思う。

不満なところ、不便なところもあるが、 iPhone 6 に比べると格段に良くなっている。地方に住んでて Suica 使えないので iPhone 7 はパス、と思ってる人も実は使えて便利になる可能性があるのでご一考をお勧めします。

| @WWW

Transmit iOS

iPhone からブログ書くときに画像もアップロードしたいと思って iPhone から S3 にアップロードできるやつを調べた。 Lokka にはデフォルトでは画像をアップロードする仕組みないので自分の場合は手動で S3 に画像をアップロードするか Flickr に上げて参照するようにしてる。 iPhone からだと Flickr に上げても embed 用のコードを取得できない( Flickr の iPhone アプリでもモバイルサイトでも embed コードは表示されない)ので、 iPhone から S3 にアップロードするのが最適解となる。本当は投稿画面から S3 にダイレクトアップロードできるような仕組みがあればいいんだろうけどまだやれてない。そのうちやりたい。

で、 iPhone 用の S3 クライアント探してたんだけど、無料のやつはたいていウェブサービスになってて、複数のクラウドストレージを一元管理できるとかそういうやつだった。 AWS の Access Key Id と Secret Token を第三者に渡して万が一それが流出したら一瞬で巨大 EC2 インスタンスいっぱいたてられて Bitcoin 掘りに利用されてクラウド破産しそうだと思った。こういうの使うにしても AWS のルートアカウントではなく S3 だけにアクセスできる IAM アカウントを使うべきだと思う。面倒くさいと思ったのであきらめて 1200 円払って Panic の Transmit の iOS 版を買った。インターネットでも金がない者や情弱が危険に身を晒さなければならない。

Transmit 自体は良くできてて便利。 Mac ではケチって Transmit よりも安い ForkLift ってのを使ってるけど、S3 にアップロードしてあるファイルの URL 取得するときにバケットに独自ドメイン当ててあったら独自ドメインの URL で取得してくれたりと Transmit の方がおもてなしされてる感がある。細かいところが親切。ブログ用の画像のアップロード以外にもいろいろ使い道ありそう。

Panic, Inc.「Transmit」 https://appsto.re/jp/IPUR2.i

2019-09-22 追記

残念なことに Transmit は開発を終了していた。儲からないのだそう。 35,000 ドルの売上では人件費の半分も回収できないとのこと。

| @ブログ

Lokka の管理画面をスマートフォン対応させた。携帯から記事を投稿したりスパムコメントを削除したいなと思うことがあっても Lokka の管理画面はモバイルフレンドリーではなくて非常に厳しかった。とても便利になったと思う。ドッグフーディング最高。

専業フロントエンダーではないのでマークアップと CSS コーディングは適当だけどこの様に寝床でごろんとしながらでも駄文を投稿できるようになって便利。 Lokka ご利用中の方はご活用ください。

ダッシュボード 記事一覧 投稿画面

| @散財

morygonzalezさん(@morygonza1ez)が投稿した写真 -

無職の頃に買って背表紙が外れかけてテープで補強したりしてた満身創痍状態のモレスキンノートに革のカバーをかけて使うことにした。

モレスキンのノート、無職時代に買ってどうでも良いポエム(ポエム警察に怒られそうなので予めあやまっておきます)を綴ったりしてたんだけど、鞄の中に突っ込んだりしてるうちに背表紙が破れてはがれそうになってきた。普通の人はこんな風になる前に書き終わってしまうんだろうけど、持ってるだけで満足して書くということをあんまりしないのでなかなか使い終わらず、ページはまだ半分くらい残っている。このままにしておくのはもったいないのでレザーのカバーをかけて使うことにした。

ネット通販の革製品屋さんで4000円くらいで買った。2週間くらいで届いた。革カバーが付いてこれ以上ダメージが進む恐れがないのでまた持ち歩いていろいろ書いてみようと思う。iPhone でメモは取れるけど、肝心なときに電池が切れてしまっていることだってあるし、電話しながらメモをとるときはどうしても紙のメモ帳がいる。絵を描くのに使うのも良いかもしれない。

| @技術/プログラミング

以前は電車の本数多いところに住んでたので帰りの電車の時間とか気にしたことなかったけど、いまは郊外に住んでるので電車の本数少なくて、一本乗り遅れると駅で 20 分待たされたりする。特に遅くまで仕事してたりすると電車の本数がみるみる少なくなる。なので乗るべき電車に乗り遅れないように Yahoo! 乗換案内の通勤タイマーをよく使ってる。家まで帰る電車の発車時刻まであと何分かがカウントダウン表示されて便利。

ただ iPhone のウィジェットで見るとちょっともっさりしててだるい。 Pebble とかでサクッと確認できないかと思っているけど Pebble 入手して 10 ヶ月以上経つにもかかわらず Pebble 用のソフトを自分で作るという機運が高まらず今日に至る。

ある晩ふと、これって BitBar でできるんじゃねと思った。 BitBar は Mac のメニューバーに CLI で出力される情報を表示されることができるソフトで、 Netatmo Weather Station の計測値を表示するのに使っている。 Mac のメニューバーから二酸化炭素濃度や湿度確認できて便利。こんな感じ。これの通勤タイマー版が欲しい。

取り急ぎ時刻表の情報必要だけどちょっと探した感じでは簡単に時刻表取れるような API なかった。ので Yahoo! 乗換案内の時刻表をダウンロードして pup というコマンドラインの HTML パーサーで JSON 化し、それを jq に食わせて整形して良い感じの JSON にするという風にした。

# curl して HTML 取得
curl -s http://transit.yahoo.co.jp/station/time/28236/?gid=6400 | \
# HTML から必要な情報取り出して JSON 化
pup 'table.tblDiaDetail [id*="hh_"] json{}' | \
# JSON を良い感じに整形
jq '[.[] | { hour: .children[0].text, minutes: [.children[1].children[].children[].children[].children[].children | map(.text) | join(" ") ] }]'

得られる JSON はこんなのになる。(福岡市地下鉄空港線天神駅の姪浜方面の時刻一覧)

[
  {
    "hour": "5",
    "minutes": [
      "36",
      "42",
      "56 筑"
    ]
  },
  {
    "hour": "6",
    "minutes": [
      "8",
      "12 筑",
      "17",
      "26 筑",
      "34",
      "39",
      "43 筑",
      "56 筑"
    ]
  },
  ...,
  {
    "hour": "24",
    "minutes": [
      "6",
      "12 筑"
    ]
  }
]

これをコマンドラインで良い感じに表示するスクリプトを Ruby なり Shell Script なりで書いて BitBar に登録すればメニューバーから次の電車を確認できるようになり便利。

| @雑談

嫁さんの携帯に知らないクロアチア人から SMS が届いた(文章は英語)。内容を読むと去年俺がクロアチアに忘れてきた iPhone 5 を悪い奴から買ったと書いてある。

嫁さんの携帯に SMS が来たのは、 iPhone なくしたあと紛失モードにしてて、ロック画面に「拾った人はこの番号に連絡してくれ」と表示するようになってたから。

事情知らなくて買ったので盗品だったら返すけど、もし自分が持っててもいいんだったらアクティベーションできなくて困ってるので助けて欲しい、とクロアチア人氏は言う。

もう新しい電話持ってるしクロアチアから日本までの送料高いからいらないので使ってくれ、アクティベーションできるように紛失モード解除するよ、と返す。

何回か Facebook メッセンジャーでやりとりして、最終的に iCloud の Find my iPhone からなくした iPhone を削除してクロアチア人氏が iPhone のアクティベーションに成功した。

最初 SMS が来たとき、嫁さんは気持ち悪がって無視しようとしたけど、俺は自分の iPhone を誰かが引き継いで使ってくれようとしてるのがなんか嬉しかった。

それにしてもなくしたのは一年以上前なのに何で今頃連絡きたのか謎。あくまで想像だけど、クロアチアで iPhone なくしたときバスの中に忘れてきたので、一年間はバス会社か現地警察が落し物として保管してくれてて、保管期限が過ぎて売りにだされて市場に出回り、転売を経て件のクロアチア人氏の手元に渡ったのだと思う(落としたのはクロアチア南端のドゥブロヴニクだったけど、 SMS を送ってきたクロアチア人氏は首都ザグレブ在住だった)。もし想像通りだとしたら、クロアチアはやっぱり良いところだなぁという感じがする(秩序があるという意味で)。ギリシャだったら一瞬でブラックマーケットに流れてると思う。

au の SIM ロックがかかってるのでそのままでは使うことは出来ないと思うけど、遠く離れたクロアチアで自分の iPhone が余生を過ごすと思うと何だか幸せな気持ちになってきた。幸せな余生を送って欲しい。

| @技術/プログラミング

@glidenote 先生作の memolist.vim 便利で、仕事のドキュメントからメモ書き、ポエムに至るまで memolist.vim で書いてるけど、 ~/Dropbox/memolist/ にドキュメントが溜まりまくって厳しい感じになってきてた。文章を書く、ということに関しては vim + memolist.vim はとても良いのだけど、書いたものを後から読み直す、という面では弱い部分があると感じる。 iPhone で読みづらいし。その点、 Day One は過去記事を読みやすいし、 iPhone アプリもあるので夜寝る前に過去に書いた文章を読んでニヤニヤしながら眠ることも出来る[1]。

というわけで ~/Dropbox/memolist/ にある Markdown のファイルを Day One.app ( Day One 2)に取り込むやつを書いた。

タイトルにマッチする文字列が入ったファイルを除外したり、その日以降のやつだけ、という感じで絞り込み指定したりできる。めっちゃ便利。

使い方

rb-dayonejson gem が必要なのでインストールしてください。 --execute オプションを付けないとデフォルトは dry-run です。

Example) 今日書いた記事をインポートする

ruby memolist2dayone.rb

Example) 2015/01/01 以降の記事を取り込むが、「日報」という文字列をタイトルに含む記事は除外する

ruby memolist2dayone.rb --since 2015/01/01 --exclude 日報

Example) ~/Dropbox/memolist 以外のディレクトリを対象ディレクトリにしたいとき

ruby memolist2dayone.rb --target_dir ~/memolist/

[1]: 前も似たような記事書いてる。 昔の日記を全部 Day One.app にぶっ込んだ - portal shit!