| @散財

 病院の売店でWindows Styleという雑誌を立ち読みしていてビックリ! なんとiPodのHDDを交換する方法が紹介されていた。バッテリーを自分で交換することが可能なことは知っていたけれど、HDDまでも交換できるとは。どうやら4G iPodはHDD故障が多いらしく、ちょっとGoogleで調べただけでも結構な数の方が自分でHDDを交換しておられる。僕の4G iPodも眠らせておくのは勿体ないな、こりゃ。

 必要なのは東芝製のHDDらしい。純正と同じ容量のものだとだいたい16,000円程度のようだ。どうせ分解するならバッテリーも一緒に交換してしまった方が良いから、バッテリー代5,500円と併せて、部品調達に22,000円程度必要だということになる。うーん、これは結構微妙な線だ。あと一万円足せば新品の5G iPod 30GBが買えてしまう。加えてHDDの相性問題や、果たして自分でやって失敗しないかという問題もあるし、22,000円捻出しても必ずiPodが復活するというわけではないのだ。

 一方でいま使っている5G iPodの30GBという容量は若干物足りないのも事実で、近いうちに使い果たしてしまいそうだ。容量をちまちま気にしながら使うのって味気ない。そういうのを気にしなくて良いのがiPodの長所なのに。そういうわけで、リスクをとって4G iPodを復活させても損はないかも知れない。

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| @雑談

 日経の九州経済面を読んでいたら、「九州商う 舌に残る『藩』の記憶」という記事があった。九州七県と東京2000人の消費行動調査をもとにした連載のようだ。九州の消費者の味の好みは行政区分ではなく藩ごとに異なる、というのが主題だったが、ビックリしたのは「どのくらいの頻度で外食に出かけますか?」という質問に対する回答の差。東京では週一回以上と答えた人の割合が52.6%なのに対し、九州では38.2%だった。東京は一人暮らしの人が多いので外食の頻度が高いのは驚きはしないのだが、一回の一人あたりの消費額の差に驚いた。九州の消費額は3200円で、これは東京の半分なのだそうだ。

 九州と東京では物価が違うということもあるけれど、それでも食料品の価格差が二倍あるということはあるまい。「生鮮食品を買うときにもっとも優先すること」という項目でも、東京の人が味をもっとも気にするのに対して、九州人は価格をもっとも気にしている。貧しいのである。

 都市部と地方で格差が広がっていると良く言われるけど、統計による収入格差などよりも、こうした消費意識調査であぶり出される格差の方がショッキングだ。

| @散財

 相変わらず治療はきついです。今回は骨髄抑制が強く、予定していたメニューを最後までこなすことができませんでした。これが災いしなければよいのですが・・・。昨日から物を食べても戻さないようになり、少しずつ回復していっております。

 ところで苦しみながら携帯でHotWiredを覗いていたら、こんな記事を発見。興味深く読みました。なにかと悪者扱いされがちなマイクロソフトのビル・ゲイツだが、ゲイツは寄付や発展途上国への支援に意欲的で、むしろ善玉扱いされることの多いアップルのスティーブ・ジョブズの方がよほど意地汚くてケチで傲慢で自分の利益しか考えていない最悪の経営者じゃないか(笑)、というもの。興味深く読んだのが以下の部分。

 さらに、長期にわたって重要な意味を持つ社会的な問題だけでなく、個人的に大きな意味を持つと思われる事柄についてさえ、ジョブズCEOは支持を表明していない。自転車競技のランス・アームストロング選手と同様、ジョブズCEOはガンを克服してきた(日本語版記事)。だが、アームストロング選手と違って、ガンと闘うための募金や啓発活動を公の場で行なったことは今のところほとんどない。

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| @雑談

 友人がワールドカップを見に行くって言ってたので、もうドイツにいるかなとメールを送ってみました。友人はVodafoneユーザーなので、ドイツにいたとしてもメールが届くはずなのです。そしたらドイツから返事が来ました。いやー、便利ですね。去年旅行したときは携帯がなくて少し不便な思いをしたのですが、頻繁に海外に行く人にとってはVodafoneは欠かせないでしょうね。SoftBankに変わってもVodafoneとは提携関係を維持するらしいので、海外でのサービスも維持されるのでしょう。

 これに関連して、毎日楽しく読んでいる 吉村哲彦さんのブログ によると、DoCoMoは困ったちゃんな会社みたいで、独自規格を押し通すがために3G携帯と鳴り物入りで登場したFOMAも海外では使えないみたいです。ナンバーポータビリティーが始まったら、キャリアを変えることも考えてしまいますね。海外に行く機会なんてそうそうないですけど。

| @雑談

 ちょっと遅れてしまったけど、先週号のNewsweek(2006-6・7)に学歴難民クライシスという記事がありました。これ結構面白かった。基本的には学歴が高くなればなるほど就職が難しくなるという話です。

 僕が面白く読んだ部分を要約すると、

  1. 先進国では大学進学率が高まったため、大卒労働者が増えている。
  2. その結果学歴は就職を難しくすることさえある。イギリスでは熟練配管工の方が大卒労働者よりも給料が高いのだとか。なおかつ大学を卒業するためには高い学費を払わなければならないから、借金をして大学を出て低い給料の仕事にありつくという状態。
  3. 日本では有名大学出身者は「望みばかり高くて打たれ弱いのが難点」という理由で採用を避けられるらしい。慶応SFCのある女の子の例が載っていて、彼女はゼミで中国について研究し中国語も堪能で、海外営業をしたいと企業の門を叩くが、「国内営業で実績を出すのが先とさとされる」。
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| @映画/ドラマ/テレビ

 DVDで鑑賞。冴えない暮らしをしている若者四人の話。主人公エディはこそ泥や盗品商、コックなどちんけな商売をしている友人らから金を募り、カードゲームに挑む。が、いかさまによって悪党ハリーに対し10万ポンドの借金を背負う。ハリーは一週間以内に返さなければ各々の指を一本ずつ切断し、エディの父親が営むバーまで貰うという。一週間で大金を作らなければならない。そんななかエディは偶然、隣の部屋に住む連中の会話を壁越しに耳にする・・・。

 全般的に痛そうな映画だった。「怖おかしい」がキーワードだと思う。殺し屋、ギャンブラー、麻薬の売人などなど、怖いアウトローが出てくるんだけど、破滅的な生活を送っている彼らは自爆してしまう、みたいな。監督のガイ・リッチーは「タランティーノに影響を受けている」なんてネットではよく批評されているけど、トレインスポッティングにとても近いと思った。また脚本が素晴らしいという声も聞かれるけど、僕はストーリー展開よりも雰囲気が気に入った。いまどきマフィアの役を黒人にやらせているのも、イギリス人風の皮肉なんだろう。

| @映画/ドラマ/テレビ

 ジョージ・クルーニーの監督作。冷戦時代のアメリカでのアカ狩りをテーマとした映画。マッカーシーという議員がアカ狩りを提唱し、真偽も定かでない人々が社会的に抹殺されていく。共産主義の粛正にも似た異様な状況に、キャスターのエド・マローらは疑問を呈し、番組で訴えかける。冷戦構造のまっただ中で、少しでも共産主義に利するようなことをすれば世間から批判される状況での勇気ある行動を描いた、実話を元にした作品。

 普通に面白かった。しかし違和感が残る。それはやはり僕が物心ついた頃には冷戦が終わっており、しかも冷戦の最前線ではなかった日本という国に住んでいるからであろう。これはもっぱらアメリカ国民とヨーロッパ人を対象とした映画であり、その他の地域の人が見ても面白くないのではないかと思う。

 映画としては良くできていると思う。白黒画面が役者とスクリーンにマッチしているし、登場人物たちがバカボコと煙草を吸い、50年代にタイムスリップしたような気分になれる。ほかの時代劇と同じように、室内でのシーンが主なのだが、不思議と閉鎖感のようなものを感じない。恐らくテレビがテーマだからだろう。テレビ番組はいつの時代でもスタジオの中で作られるから、室内だらけのシーンでも不自然さを感じないのだと思う。

 もちろんマスメディア論も語られている。スポンサー、政府、軍から圧力がかかるのだが、それに屈することなくマローらは番組を作っていく。メディアがきちんと機能しないと民主主義は守られないのだ。日本の大手マスコミの方々は是非この映画を見て勉強して欲しいものですねぇ。

映画公式サイト:Good Night, And Good Luck.

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