| @技術/プログラミング

 portal shit! : 世間は連休なのに引きこもってブログで遊んでても(・∀・)イイ!で書いた通りcategory.phpをいじって悦に入ってたんだけど、あのやり方では結局ダメみたい。新たな問題に遭遇した :-(

 すなわち、前方一致検索だけ行うようにしていたので、複数のカテゴリーを含む記事のカテゴリーが無視されるのだ。例えばブログ, 日記というタグ付けをされた記事は、“ブログ”というカテゴリー検索ではヒットするが、“日記”のカテゴリー検索ではヒットしないのである。

 結局デフォルトの状態に戻してしまった。queryの仕組みがよく分かるならば対処可能なんだろうけど、もどかしい。そのうち本屋でPHPの入門書を買ってみよう。

| @Mac/iPhone

Journler

 大学に入りたての頃は、テキストファイルで日記をつけたりしていたけど、日付ごとに一つずつファイルを作るとなると量が膨大になり、管理が煩わしかった。ローカルで画像を取り込んだり、クリッピングしたり出来るソフトは無いものかと探したのだけど、そんな便利なものはなかなか見つからなかった。要望としては、MicrosoftのOutlookのような体裁で、スケジューラーと日記帳の機能を併せ持ち、それにクリッピング機能が備わったようなソフトだ。

 見つからないので代わりにウェブ上でcgiを利用して日記をつけることにした。これはこれでなかなか快適だった。その後時代の潮流に乗ってP_BLOGに移行したわけだが、ブログのスタイルをとるようになったことで、新たな問題にも遭遇した。日記cgiはウェブ上に公開していたものの、トラックバックの機能などもないし、他者と積極的に交わろうとはしていなかったから、思ったこと、その日の出来事をありのままに書いていた。リアルスペースの知り合いに対する私信的なものであったからだ。もちろん、個人的な感情について記すことは出来なかったけど。

 ブログスタイルを取るようになってからは、トラックバックやコメント機能で、他のブログと繋がるようになり、完全に独りよがりな個人的駄文だけを綴ることが憚られるようになった。あまり私生活をさらすのもアレですしね。

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| @映画/ドラマ/テレビ

 カンヌでパルム・ドールを獲得したらしいし、予告編も面白かったから期待して見に行ったんだけど、『かもめ食堂』に引き続きこれにも肩すかしを食った。

 フランスのちんぴらブリュノが主人公。恋人との間に子どもができても入院中の彼女の見舞いにも行かず、盗みや物乞いを繰り返す日々。恋人に散歩に連れて行ってきてと子どもを託されると、なんと我が子を売り飛ばしてしまう。本当にろくでなしの話。

 うーん、迫力のある映画ではあった。特にブリュノが盗みを働いた後に、仲間の少年と冷たい川に入って身を隠すシーンがあるのだけど、このシーンは圧巻である。なぜこんな目にあわなければならないのか? そこまでして盗みを働く価値があるのか? 考えさせられる。

 しかしこの映画、とにかく重い。救いがない。全編にわたって音楽が流されることはなく、フランスの街並みも汚い。『かもめ食堂』とは対照的にすごく衝撃的な映画なんだけど、その代わり華やかさがなくて、この映画はエンターテインメントではないと思う。

 モラトリアムというか、青少年の苦悩をテーマにしている点で、『誰も知らない』に少し似ていると思う。そういえばあれもカンヌで賞をもらっていたなぁ。でも『誰も知らない』の主人公の方が、弟や妹を思う気持ちがあって人間的だった。ブリュノが最後に涙を流すシーンでブツリと映画は終わるのだけど、彼は更生できるのだろうか? 恐らく僕は無理だと思う。

<蛇足>

 こちらも、同じ時間に上映していた『タブロイド』を見に行けば良かった。ていうかDenkikanさん、最近上映期間が短いですよ! 『ブロークバック・マウンテン』とか『るにん』は長期上映する割に他の作品の上映期間短すぎるっすよ。多くの作品を上映してくれるのは嬉しいけど。

| @映画/ドラマ/テレビ

 昨日5月8日から入院したのだけど、今回の治療はかなり厳しく、かなり先まで外出・外泊できなそうなので、無理をして映画を見に行った。まずは二本みたうちの一本、『かもめ食堂』。

 フィンランドにおにぎりをメインとした食堂を開業した日本人女性サチエ(小林聡美)の話。客が全然来ない毎日を過ごしているが、ある日やって来たアニヲタフィンランド人青年にガッチャマンの唄の歌詞を教えて欲しいと頼まれ、それがきっかけで街のカフェで偶然見かけた日本人旅行者のミドリ(片桐はいり)に声をかけ、一緒に店で働くことになる。その後、空港で荷物を紛失しフィンランドから離れることが出来なくなっていたマサコ(もたいまさこ)も加わり、ゆるーいテンポで物語が進んでいく。

 見る前はすごく楽しみな映画だった。しかし見てからの感想は・・・。うーん、微妙。無印良品愛好者、Macユーザーは映画で使われているシンプルな家具やシンプルなライフスタイルを好むだろうと思う。とてもお洒落だった。僕は無印良品もMacも好きだけど、それだけじゃつまらないと思った。やっぱり中身がない映画はつまらない。

 僕の感想とは裏腹に、某SNSの熊本映画コミュニティや(あれほどSNSは嫌いだって言ってたくせについに加入してしまった! :-P )、毎日新聞の映画評みんなのシネマレビューYahoo!ムービーのユーザーレビューなどで評価が高い。

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| @Mac/iPhone

 デジカメ持ってないくせに買ってしまいました! と言ってもPhotoshop Elementsなんですが ;-)

 詳細な製品のレビューはoberheimさんのブログにあります。(この世の果て: Photoshop Elements 4.0 for Macintosh レビュー

 oberheimさんによると、全体的にインタフェース周りがリファインされて、3.0に残っていたClassicの名残がなくなったあたりが主な変更点でしょうかとありますが、4.0で初めてMac版Photoshop Elementsに触った身としては、警告アイコンや細かな部分がOS9的に感じらて結構驚きでした。

 あと、すごく重かった。同じくoberheimさんによれば

私の環境に限って言えば、現行のPhotoshop Elements 3.0は非常に不安定で、すぐにクラッシュするワガママソフトなので、これが少しでも安定してくれるならば、5,900円位喜んでお布施したいところです。

という感じらしいですが、4.0で安定性は増しているのでしょうか? 僕のPowerBookでPhotoshop Elementsを動かすのは結構しんどいです。特にマジック選択ブラシを使うと旧OSのiMacでよく見た爆弾マークが表示されるんじゃないかと気が気じゃないです。

マジック選択ブラシ

 しかしOS XにバンドルされてるGraphicConverterとは違う。画像の輪郭に影をつけるエフェクトとかカッコイイです! デジカメが欲しくなった :-D

| @映画/ドラマ/テレビ

 面白い映画だった。九州は全国公開に先がげて先行上映だったらしい。子役たちの佐賀弁が自然で良かった。景色も綺麗。佐賀といえば佐賀新聞を受験するために三回も訪れたのだが、クリークがあって日本のベニス(言い過ぎ)みたいでとても涼しげな街だった。なんでもっとこれを観光のために有効活用しないのだろうかと残念に思った。何しろ佐賀はうらぶれた感じの寂しいところなのだ。

 映画には古い街並みと綺麗な川が出てきたので、一体どこで撮影したんだと興味を持ってエンドロールを見ていたら、どうやら柳川で撮影したみたいである。佐賀の川は昔は綺麗だったんだろうけど、いまはどぶ川みたいのしかないからねぇ。

 この映画は島田洋七がちっちゃい頃の体験をつづった本が原作で、洋七は家庭の事情で母親の元を離れ、佐賀のばあちゃんの家に預けられる。小学生の頃から中学を卒業するまでのビルドゥングスロマン。ばあちゃんは貧乏でひたすらケチなんだけど、おもしろおかしくて明るい。ALWAYS三丁目の夕日的な感動がある。三丁目の夕日を見て良かったと思った人にはオススメである。

<蛇足>

 ばあちゃんと孫ものといえば、韓国映画で『おばあちゃんの家』というのを見たことがある。まだ韓流ブームとかが起こる前に、下高井戸シネマで見た。この映画でも、子どもが水商売(?)をする母親の邪魔になるので田舎のおばあちゃん家に預けられるのだが、このガキは何しろわがままでクソ生意気だし、おばあちゃんは口が利けなくてひたすら可哀想なのだ。孫に虐待されながらも、必死に孫の望みを叶えてやろうと奮励する姿が切ない。最後に孫がコロッと良い奴になるのが興ざめなのだが、総じて良い映画だった。田舎のばあちゃんにしばらく会ってない人は、映画を見てばあちゃんに電話でもかけてやってください。

| @音楽

 iTMSにSONYなどのアーティストの曲がないのは周知の通りです。分かっちゃいてもお気に入りのアーティストの名前や曲名で検索してしまうのが人情ってもの。しかしこれが意外に楽しい遊びになります。

 先日見た『フレンチなしあわせのみつけかた』で、レディオヘッドの"Creep"がすごく効果的に使われていたから、試しにiTMSで検索してみたところ、本人たちの曲は配信されてないのだけど、興味深いカバー曲が何曲か見つかった。面白いので3曲ほどポチしてしまった。

 oasisも大好きなので、無いことを承知で"Wonderwall"で検索してみる。するとまた何曲かのカヴァーが。これ、良い暇つぶしになりますよ。ていうか暇つぶしどころか楽しく時間を過ごせる。カバー曲ってのはだいたいオリジナルが良い曲をカバーしてあるわけだから、ハズレが少ない。そもそも知ってる曲の別アレンジを聞く、っていう行為が楽しい。

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