毎日新聞が昨年末から衝撃的な連載をやっている。縦並び社会・格差の現場から:MSN毎日インタラクティブ
ざーっと目を通してみた。下手くそなまとまりのない文章もあるが、派遣労働業者の悪行を告発する記事では、記者が身分を隠して実際に派遣労働に従事してみるなど、かなり説得力のある血の通った記事である。書き手のことがよく分かる。
それにしてもどの記事も現代の「格差」を露わにしていて、思わず目をそらしたくなるような内容ばかりだ。例えば、『患者になれない』という記事なんぞ悲惨そのものである。僕は「ある程度の格差がある社会の方が活力を生み出す」という個人的信条を持っているが、そんな僕でも「格差」について随分と考えさせられた。
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