| @Mac/iPhone

 とりあえずこれ見た?

 端末のデザインはあんまりカッコイイとは思わないですが、中身スゴイですよね。OS Xが入ってるらしい。Safariによるブラウジングはともかく、僕が驚いたのがMailとMaps。南極旅行中の友人から届いた写真入りのHTMLメールが閲覧できて、ワイフからのお使い依頼メールに返信する際には“マルチタッチ”式のQWERTYキーボードが一瞬で現れ、素早く華麗に返信可能。これまでのスマートフォンやPDAでも同じこと出来るんだろうけど、iPhoneの方が圧倒的にスマート。あと、Google Mapsがシームレスに組み込まれたMapsもイカス。デモムービーでは“San Fransisco Starbucks”と入力すると、スターバックスの店がある場所にポシュポシュポシュとまち針みたいのが落ちてきて指示してくれるところが見られる。そのまま電話をかけることも可能。これじゃ道に迷うことの方が難しいですよ。

 アメリカは今年6月、欧州は第4四半期、アジアは2008年発売予定らしいですが、日本では通信方式の違いのせいで発売される見込みは今のところ薄いっぽいですね。

 さらに気になるのが、Wi-Fiに対応してること。これって独自規格で消費者を囲い込むことが大好きな日本の携帯キャリアのみなさんには相当に面白くないに違いない。だって携帯で無線LANできたら誰もi-modeとかEZwebとか使わなくなるじゃん。もし仮に日本市場で発売されることがあったとしても、電話機能が取り除かれたiPod+PDA(Apple発売)になるか、Wi-Fi機能が取り除かれたiPod+Cell Phone(携帯キャリア発売)になるのではないか。もし前者だったらキャリアから販売報奨金が出ないから、販売価格は激高になるでしょうね。

| @雑談

 あけましておめでとうございます。年末年始をまたいで治療をしていたせいで、挨拶めいたものが遅くなってしまいました。スパマーのせいか、カスタマイズしたソースコードに問題があるのか(おそらく後者)、テレホタイムのエロサイト並みにつながりにくいportal shit!ですが、本年もよろしくどうぞ。

現在の病状

 とりあえず現在の病状。なんと驚くことに、地元の病院で効果のなかった薬が効いているようで、異常なまでの高値となっていた腫瘍マーカーが下がってきています(AFPは陰性化目前、hCG-ßは漸減、LDHは陰性化)。こちらの病院の治療法はかなりスパルタ式で、地元で4週間間隔で行っていたのをきっちり3週間間隔で行い、抗がん剤の量もフルドーズ(規定量満タン)で、治療を受ける方としてはケッコー厳しいです。あまり外出・外泊もできません。しかし癌の治療においては、抗がん剤をギリギリの量まで使い、腫瘍が薬に感受性のあるうちにぽんぽん治療を重ねて癌細胞をやっつけてしまうのが最も効率的な方法なのでしょう。楽観は禁物ですが、いまのところ良い方向に向かっています。

2006年の総括

 2005年末にヨーローッパ旅行から帰ってきていきなり再発していることが分かり、年明け早々化学療法を受けることから始まりました。2006年は病気への対応に追われた一年でした。もちろん2007年もそうなるでしょうが。

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| @雑談

 吉村哲彦さんのブログのコメント欄で、興味深いやり取りがなされていた(ぷーくまのハチミツと海外旅行が大好き: 本のディスカウントセール)。吉村さんがアメリカは本のディスカウントセールがあるので本が安く買えて良い、日本の再販制度は愚かだ、と投稿している記事に対して、Takaさんという方が反論を述べている。以下、Taka氏の主張の要点を箇条書き。

  • 再販制度のおかげで日本の本は安い。新書や文庫は定価がバーゲンセール状態。
  • 再販制度のおかげで日本は本の種類が豊富。
  • 再販制度がなくなれば、弱肉強食現象がおこり大手出版社の寡占的状況が生まれ、本の多様性が失われて読者利益を損ねる可能性が高い。

 これに対して吉村さんがコメント欄で反論されているが、販売価格を維持せよという制度のおかげで本が安く売られているという主張は珍妙だ。

売れない本を普及価格で売る必要があるのか?

 しかしかくいう僕も、学生の頃、出版社に入りたいなぁと漠然と思っていた頃は再販制度は必要かも知れないと思っていた。というのは例えば岩波文庫を考えると分かりやすいのだが、ハッキリ言って岩波文庫は面白くない。あれを自由価格販売してしまうと、恐らく二束三文にもならず、出版社は販売意欲を失うだろう。きっと岩波文庫はなくなる。そうなると、世界の古典や名著を読むために、学生は順番待ちをして図書館で借りて読むか、多大なる書籍代を積まなければならなくなる。500円、600円でギリシャ・ローマの古典から近現代の名著にまで触れることの出来るいまの状況は、売れる本で得られた利益を売れない本の販売活動に補填する再販制度のおかげだ、と思ったのだ。

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| @雑談

 春に二軍の早稲田に勝った慶大ラグビー部ですが、秋も深まりシーズン真っ盛りであります。先週、帝京大に惜しい負けを喫したようです。なんとインジャリータイムが長めに誤アナウンスされ、それを信じて終了間際に得たペナルティーをタッチに蹴り出してしまい、3点差で負けたんだとか。つまりペナルティーキックでコンバージョンを狙っていれば引き分けに持ち込めた可能性があったのに、トライを狙いにいって負けてしまったのです。今後はこういうことがないように選手は残り時間をレフェリーに念を押して確認してもらいたいものです。

 さて、いよいよ5日は慶明戦。正直帝京に負けてしまったので久々の対抗戦優勝の可能性は立ち消えましたが、早稲田に一矢報いるためにも明治には勝っておいてもらいたいです。今年は明治のFWが例年以上に強力らしく(毎年毎年、今年の明治はFWが強力だ、って騒いでる気がするけど)、下馬評では圧倒的に明治優勢なようです。しかし2004年、2005年と慶応は明治戦は下馬評を覆して勝ってきたのでなんとかなるんじゃないかと思っています。

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| @雑談

 SRさんの「ガード下での停車」の 中公新書1646「人口減少社会の設計」 松谷明彦・藤正巌著 にコメントしようとしたのだけど、本文が長すぎて弾かれたのでトラックバックを。

また、本書は人口減少社会においての理想を穏やかで賑やかな地方都市に見出していますが、その前提としての人口の極の分散化・・東京湾・大阪湾・伊勢湾への集中の内陸部への緩和・・の予測は、むしろ逆の方向に動いているという気がしてなりません。2006年10月現在においては、東京、特に都心への回帰が鮮明であり、地方においても県庁所在地や主要な都市への集中が顕著となっています。成長を続けしかし穏やかでない都市部と、穏やかというより衰退していく地方のギャップは埋めがたいように思われます。

「穏やかで活気のある地方都市で、実質所得の向上をもとに余暇を楽しむ」という本書の理想とするところは、自分の理想にもかなり近いのですが、結局実現する事はできないのでしょうか。自分は明日もギスギスした東京で営業せねばなりません。

 たった三日間しか居ませんでしたが、ドイツのハイデルベルク市は良いところでした。

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| @技術/プログラミング

 P_BLOGのカテゴリー検索(category.php)は部分一致検索気味で、例えば"昔の日記"というカテゴリーと"日記"というカテゴリーがあったとするなら、日記のカテゴリーを選択したときに前者まで含まれてしまうのですよね(やっぱりうまくいかないカテゴリー検索)。そういうわけで、後方一致がおきないようにカテゴリー(TAG)をつけるようにしていたのですが、うっかり後方が重複するカテゴリーができてました。"本"と"熊本"です。地名は盲点だった :-!

 しょうがないのでもう一度 category.php いじりにチャレンジしてみました。


//=====================================
// CATEGORY LIST UP QUERY -- HOW?
//=====================================

$patterns = '/(*|+|^|$|?|(|))/';
if (preg_match($patterns, $key)) {
    // (1) Use "LIKE" search
    $listup_query = "BINARY category LIKE '%".$key."%')";
} else {
    // (2) Use MySQL Regular Expression
    $listup_query = "category REGEXP BINARY '^".$key."$|^".$key.",|,".$key.",|,".$key."$|,?".$key.",|,?".$key."$')";
}
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| @料理/食事

 先日みちえさんという、スイス在住でドイツのパンマイスターの資格を持つ方にコメント欄(らいんがるてんよ、お前もか)で教えて頂いたBäckerei Biggiですが、その後行ってきました。パン買ってきました。

 ちゃんと横からナイフを入れて半分に切れるドイツ風のロールパン(ゼンメル)が売ってあり、ハムとチーズを挟んでおいしく頂きました。ドイツパンを売っているお店はライ麦が入っているから云々と色々理屈をつけてやたら強気な値段設定をしていますが、Bäckerei Biggiではそんなこともなく、非常に良心的な価格でパンが売られておりました。

 そうそう、プレッツェル(ブレーツェル)も買いましたが、ドイツ旅行を懐かしく思い出しました。カリカリしてて岩塩が振ってあってドイツの味そのもの。熊本県在住でドイツパンの味に飢えておられる方は行く価値ありです。

 場所は熊本市帯山。日赤のそばで、国体通りからちょっと入ったとこです。車で店の前まで乗り付けるのはちょっと面倒なので、マルキョウというスーパーを目印にしましょう。マルキョウの駐車場を失敬し(スンマセン)、駐車場の裏口から住宅街に抜けられますので、そこから出て三件目です。大きなマンションの脇にぽつんとドイツ国旗が出てて可愛いです。場所が分からないときは電話すると懇切丁寧に教えてくださるでしょう。

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