| @映画/ドラマ/テレビ

 『ヴェラ・ドレイク』はイギリスの映画。テーマは堕胎で重苦しい内容だ。

 大変グロテスクな映画である。それは堕胎を扱っているからではなく、心優しい人物が、困っている人を助けるために良かれと思ってやっていたことが、重大な結果をもたらすことがテーマだからだ。何が善で何が悪なのか分からなくなってくる。見る者を混乱させる映画である。

 エンディングに納得がいかなかった。一般的に映画のエンディングには二種類あると思う。一つはことの顛末をつまびらかにしてくれる観客に優しい映画、もう一つはうやむやなままに終局を迎え、最後は観客の想像力に託す観客に厳しい映画。後者の場合、結末は描かれないが、劇中で与えられた情報をもとに劇中の人物たちはどういう最後をたどるのか予測可能である。

Continue reading...

| @ブログ

 ブログがブームになって久しい。いまや芸能人からNEETまで猫も杓子もブログである。そんな世相を反映した本を今日本屋で見つけた。青春新書の『パソコンで文章がうまくなる!』という本である。

 上手な文章を書けるようになるHowTo本のようなものがいつの時代も本屋の片隅にかならずおいてあることが示すように、上手い文章を書きたいという潜在的な欲望はみんなにあるようだ。友人と話していてもときどき「お前スゲーよな、毎日日記つけてて。俺も文章書けるようになりたいよ」というような言葉を耳にする(とはいえ毎日日記をつけているものの、俺は決して文章がうまいわけではない。上手な文章を書けるようになりたいのは俺も同じだ)。この本はこのような潜在的な文章書きたい願望を持った人をターゲットに出版されたのだろう。

 ちょっと立ち読みしてみると、大まかな内容は文章の類型説明とブログを上手に書くためのコツだった。きちんと段落分けをして文章を書こうというようなことはブログ以前の問題で、この本の大抵の内容は小学校で習う作文の授業の復習と、お父さんのためのMSWord入門、というところである。最後の部分でようやくブログをうまく書くためのコツが紹介されており、その中の一つに文章はブラウザ上で書かずローカルでテキストファイルなどに書いた後、コピペでブラウザに貼り付けるべしとあった。ローカルで記事を書くことの是非はともかくとして、テキストエディターで文章を書くことを推奨するなんて時代錯誤も甚だしい。そもそもブログがはやった要因の一つに、記事を書くのに煩わしい課程が伴わないということがある。知識がない人でもFTPを使わずに手軽に更新が出来ることがブログの売りなのに、記事を作成するのにいちいちテキストエディターを起動するのでは本末転倒である。

Continue reading...

| @ブログ

 トップページを変更しました。どうせ最近はblogしか更新してなかったので、トップページをブログそのものにしました。かつてのコンテンツは(コンテンツらしいコンテンツはなかったけど)、追々phpファイルとして閲覧できるようにしていこうと思います。

 掲示板はいちおう http://www.portalshit.net/cgi-bin/treecrsdx/index.cgi に存在していますが、ブログのフォーラム機能を使って頂いた方が閲覧者の目に付きやすいかと思います。

 cgiファイルのカスタマイズは俺のような知識のない人間にとっては難しかったですが、phpだと俺でもいろいろ出来るくさいです。phpってほんと凄いですね。ていうかP_BLOGの作者さんが凄いんですね。

| @雑談

 GTIは古い車なので、走る曲がる止まるに関しては問題なくても、プラスチックやウレタンなどが経年劣化で相当ボロボロになっている。日本の高温多湿な気候を考慮して設計されていないのでまぁ仕方ない。今日はそういったウレタン、ゴム製部品の補修・交換を行った。

スピーカーDIYリペア

 なかでも一番ひどかったのがスピーカー。低音はすべて割れてしまう。ヤフオクでソニー製のスピーカーを買ったりしたのだけど、ずぶの素人に配線加工なんかができるわけなく、縁側で廃品回収に出されるのを忘れられた粗大ゴミみたいにほこりをかぶっている。(その気になりゃカーショップあたりに持ち込んで取り付けてもらえば良いんだけど、そこまでしてつけたくもない。なにしろデザインがださい)

 そういうわけで車に乗ってヒップホップなどを再生するたびに低音割れに頭を抱えていたのだが、“ゴルフ2、スピーカー”でグーグル検索してたら偶然こういうサイトにたどり着いた。なんとDIYでのリアスピーカーの修理方法が解説してある。どうせ現状でもひどい音しか聞けないのだから、壊れるの覚悟でDIY補修にチャレンジしてみることにした。Continue reading...

| @雑談

 九州地方を台風14号が過ぎ去っていった。けっこう凄かった。というかいまも吹き戻しの風がびゅーびゅー吹いてるんですけどね。

 昼前、もしものときにガラスが割れても飛び散らないよう、ガラスに貼るガムテープを求めて近所のホームセンターに行ったら、ガラスに貼るのに適した布製のガムテープはすべて売り切れ。紙で出来たクラフトテープなら在庫あったんだけど、これだと台風が過ぎ去ったあと剥がしにくい。Continue reading...

| @音楽

 Lunch Time Speaxに興味を持ったのは、四年くらい前に友人にこの曲を聞かせられたからだった。それ以来、LTSに良い曲があることは知っていたのだが、お目当ての曲のタイトルが分からず、かつて耳にした珠玉のメロディーにふたたび巡り会うまでずいぶんと時間がかかった。LTSがメジャーレーベルから出しだ音源は可能な限りチェックしたのだが、どこにも収録されていなかった。

 むしろ、メジャーから出されてる彼らの音楽はまったく俺の興味を引きはしなかった。以前聞いたCoke Escovedoの”I Wouldn’t Change a Thing”のような心地よいギターカッティングは何だったのか? 本当に同じメンバーが音楽を作っているのか?

 その謎が解けた。LTSがインディーレーベルで最後に出したレコード”Blue Print Manuever”をついに手にしたからだ。四年前に耳にして以来、俺の頭から離れなかったあのギターカッティングは、DEV LARGEが作ったトラックだったようだ。なるほどね、そりゃ気持ちいいはずだ。その気持ちよさにすっかりやられちゃいましたよ。

 とにかくLunch Time Speaxの”(オマエもこの気持良さにやられちまいな)止マッテタマッカ-DLRMX-“はやばい。ちぇけらっちょ〜。

| @音楽

 最近、ヤフオクにはまってしまって、ちょこちょこと買い物している。なかでもアツイのが廃盤のCDやレコード。みんなが欲しがる名盤(BUDDHA BRANDの人間発電所など)は12インチシングルなのに一万円とかして買う気になれないのだけど、普通の廃盤なら適正価格で買うことが出来る。

 それで最近、Lunch Time Speaxの”Blue Print Manuever”とNIPPSの幻のソロシングル”ISLAND”を買った。それぞれ2200円と1600円。もちろん両方とも廃盤であるが、LTSのはシールド未開封新品、NIPPSのも中古なのに凄く綺麗な盤質で大満足である。

 さて、レコードを買ったのはいいものの、ターンテーブルは引っ越しのとき梱包したまんまである。面倒くさくて出してなかったのだが、今日一念発起して物置にしまってあったターンテーブルを引っ張り出してみた。Continue reading...