| @Mac/iPhone

面白かったので便乗して書きます。

iPod 、大学3年の頃に友達が買って見せびらかしてまわってたのが最初の出会いだった。当時は自分は Windows 使ってて Apple 周辺の事情に疎く、特に iPod を欲しいとも思わなかった。

初めて iPod を買ったのは就職活動に失敗して留年していた頃だ。家の近所をぶらついていて、確か発売されたばかりで結構品薄だったのを偶然発見し、就職活動が終わって始めた居酒屋のバイトでもらった初めての給料で買った。第四世代 iPod のモノクロのやつで、ディスクの容量は 20GB だった。

iPod を買った年の冬に精巣腫瘍になって翌年の正月に病院に行ってがんだと分かり入院・手術した。病院はおそろしく退屈で病人生活を始めた最初の頃はパソコンとか持ち込んだりしてなくて、 iPod で音楽を聴くか新聞を読むくらいしか楽しみがなかった。抗がん剤の治療をするようになってからは、点滴されながらじっと iPod で音楽聞いてた。音楽聞いて抗がん剤の吐き気とかを紛らわせようとしてた。

第四世代 iPod は Apple タイマーが正常に機能して、購入からぴったり一年後に壊れてしまった。 HDD が死んだぽかったので開腹してハードディスク入れ替えたら良さそうだったけど当時はハードディスクもそこそこ高く、海外に旅行に行く直前に(飛行機に10時間以上乗るのに無音はつらかったので)第五世代の iPod を買った。こちらは 30GB のディスク容量で、カラー液晶になっていて写真を閲覧したりもできた。

第五世代 iPod は京都で半年入院してるときに重宝した。この頃は抗がん剤の副作用で耳鳴り・高音難聴に苦しんでいたのでよく音楽を聞いた。あと当時付き合っていた女性にふられたのでコールドプレイの "Warning Sign" をエンドレスリピートしながら京都の寺社仏閣を一人でふらふらと歩いて回ったりした。退院して北海道まで青春18きっぷで行ったときもひたすら第五世代 iPod で音楽を聞いていた。

第五世代 iPod は液晶から壊れはじめた。縦方向に筋が入るようになり、最終的には筋が広がって筋の隙間からのぞき見るようにして画面を見る必要があった。iPhone 3G を買ってからは歩くときは iPhone で音楽聞くようになったので、 iPod はもっぱら車の中で音楽聞くとき専用端末になった。最後はオートバックスの駐車場でドアポケットの掃除かなんかしてるときになくしてしまったっぽくて行方不明になった。

実は最初にインターネットに接続したパソコンは弟が音楽製作用に買っていた初代 iMac のタンジェリンのやつで、パソコンの原体験は Apple にあった。大学ではレポート提出とかの都合上 Windows を使っていたけど、数年ぶりに Apple 製品に触れて再び Apple 熱が高まり、 AirMac Express を買って Air Tunes で音楽聞くようになった。

iPod が画期的だったのは、 iTunes のライブラリと iPod を同期して使うところだった。それまでの MD や既存の mp3 プレーヤーは、プレーヤーに入れたい曲を選択してプレーヤーに移す、という作業が必要だった。昔の iPod の CM に、家の Mac で聞いていた音楽の続きを出かけるときに iPod で聞く、というやつがあったけど、そういう発想は他のプレーヤーにはなかったと思う。最初は馴染めなかったけど、曲のレートや再生回数が iPod と iTunes で同期される便利さに慣れると、 iPod 大勝利だなと思うようになった。2ちゃんねるで SONY のプレーヤーの悪口を吹聴して回るほどだった。

しばらく Apple 製品使ってないうちに OS X が出ていることを知り、 OS X の GUI の美しさにびっくりした。当時の Windows XP のフォントはアンチエイリアスがきいておらずシャギーだった。 OS X といい、 iPod - iTunes といい、 Mac/Apple の方が Windows/Microsft よりもだいぶ進んでいるなと感じた。 Windows に無理矢理 Osaka フォント入れたりして Mac 化したりしてた。次パソコン買うなら絶対 Mac だなと思うようになっていた。

大学卒業して入院しているときには病院があまりにも暇でノートパソコンが欲しくなったので、 DELL の安いノートとかにしたらと母親に言われたものの、どうしても Mac がいいとだだをこねて PowerBook G4 の 17 インチのやつを買ってもらった。これを使って病院でブログ書いたりしてた。ブログいじりが楽しくて PHP とか少し触るようになり( Mac は簡単にウェブサーバーを立てることができるので病院とかでも PHP のコードいじったりするのに向いてた)、結果的に Web の仕事がしたいと思うようになって今日に至っているような気がするので、 iPod 買ってなかったら Mac を欲しいとも思わなくてプログラミングをやり始めることもなく、何の能力を身につけることもないまま今も親のすねをかじってニートをしていたかもしれない。

| @技術/プログラミング

Rails のログファイルを tail -f で見たいんだけど余計なものはフィルタリングして表示されないようにしたかった。最初は以下のようにしてみた。

⚡ tail -f log/development.log | grep -v -e ‘asset|Cache|Rendered’

これだと条件にマッチする行は表示されなくなるけど改行が削除されずに空行がたくさん表示される。これでは見やすいとは言えない。以下のように sed で空行を削除するようにしてみた。

⚡ tail -f log/development.log | grep -v -e ‘asset|Cache|Rendered’ | sed -e ‘/^$/d’

しかしこうすると必要な情報まで表示されなくなってしまう。 tail ではなく cat とかでやると望んだ通りになる。 tail -> grep -> sed の流れだとうまくいかないぽかった。

“tail grep sed” でググったら以下のような記事を発見したので試しに grep に —line-buffered オプションを渡してみた。

⚡ tail -f log/development.log | grep -v -e 'asset|Cache|Rendered' --line-buffered | sed -e '/^$/d'

これで望んだ通りの出力になった。便利。

| @労働

新卒研修の一環で、若者向けにおっさんエンジニアが座学をするという取り組みが会社にあって、自分も担当したので資料を公開します。自分は技術力低くて技術的に有益な話はできないと思ったので奇行に走ってポエムを吟じた。

うちの会社、技術基盤チームの面々がすごく熱心に教育するし前年に新卒で入った若者たちも研修に絡んで斧を投げてくるので新卒で入ると大変便利なのではと感じる。業務として Rails チュートリアルやらせてくれる会社とかあんまないと思うし、おっさんエンジニアによる座学とかもあって、自分のようなポエムから Go 言語の話とか AWS やらインフラの話まで聞ける。技術的に有名な会社とかだと新卒入社時からエンジニアとしての高い能力が求められたりするのではないかと思うけど、うちの会社は雑魚キャラでも入ってから育てる的な環境がある気がするので、当初は Visual Studio でしかコード書いたことないしコードのインデントは Tab とスペースが入り乱れ、そもそもインデントがおかしい、みたいな状態の若者でも研修後には割とまともになってて一年後には Emacs でバリバリコード書いて何食わぬ顔で新サービスリリースしてたりする。なので今は雑魚キャラだけど成り上がってやりたいという方にもおすすめです。

こちらからは以上です。

| @技術/プログラミング

US キーボードに使うようになってから、JIS キーボードでは単独で入力できるコロン(:)を打つときにシフトキー(Shift)押してないといけなくなった( Shift + の組み合わせでコロン : になる)。 .vimrc で : を入れ替える方法もあるらしいけど、なんとなく抵抗があってやってなかった。(Happy Hacking Keyboard Professional 2 を買った

それでよく起こるのが、ファイルを保存しようとしたときに Shit + を押してコマンドモードに入って w を押すと、 Shift が押されっぱなしの状態になっていて W となり保存できず警告メッセージが表示されてしまう現象や、終了しようとして Shift + ‘ => q したつもりが Shift + ‘ => Shift + q になっていて大文字の Q コマンドが実行されて Quickrun が実行されてしまう現象。プログラムを書いてるときにこういうのでつまずくとイラッとする。

:W:Q がそれぞれ小文字のコマンドと解釈されるようにすればいいわけなので、以下のように .vimrc に記述した。

" 大文字 W で保存
command W w
" Q で quickrun 実行しないように
command Q q

便利。

| @技術/プログラミング

シェルの履歴から適当に拾って

CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline` --with-openssl-dir=`brew --prefix openssl` --with-gcc=clang" rbenv install 2.1.2

とやったら nokogiri のインストールでこけた。

gem install nokogiri
Building native extensions.  This could take a while...
Building nokogiri using packaged libraries.
ERROR:  Error installing nokogiri:
        ERROR: Failed to build gem native extension.

    /Users/morygonzalez/.rbenv/versions/2.1.2/bin/ruby extconf.rb
Building nokogiri using packaged libraries.
checking for iconv.h... yes
checking for iconv_open() in iconv.h... no
checking for iconv_open() in -liconv... no
checking for libiconv_open() in iconv.h... no
checking for libiconv_open() in -liconv... no
-----
libiconv is missing.  please visit http://nokogiri.org/tutorials/installing_nokogiri.html for help with installing dependencies.
-----
*** extconf.rb failed ***
Could not create Makefile due to some reason, probably lack of necessary
libraries and/or headers.  Check the mkmf.log file for more details.  You may
need configuration options.

Provided configuration options:
        --with-opt-dir
        --without-opt-dir
        --with-opt-include
        --without-opt-include=${opt-dir}/include
        --with-opt-lib
        --without-opt-lib=${opt-dir}/lib
        --with-make-prog
        --without-make-prog
        --srcdir=.
        --curdir
        --ruby=/Users/morygonzalez/.rbenv/versions/2.1.2/bin/ruby
        --help
        --clean
        --use-system-libraries
        --enable-static
        --disable-static
        --with-zlib-dir
        --without-zlib-dir
        --with-zlib-include
        --without-zlib-include=${zlib-dir}/include
        --with-zlib-lib
        --without-zlib-lib=${zlib-dir}/lib
        --enable-cross-build
        --disable-cross-build

extconf failed, exit code 1

Gem files will remain installed in /Users/morygonzalez/.rbenv/versions/2.1.2/lib/ruby/gems/2.1.0/gems/nokogiri-1.6.2.1 for inspection.
Results logged to /Users/morygonzalez/.rbenv/versions/2.1.2/lib/ruby/gems/2.1.0/extensions/x86_64-darwin-13/2.1.0-static/nokogiri-1.6.2.1/gem_make.out

Installing REE with rbenv with iconv support and Homebrew — eddorre という記事を参考に、 --with-iconv-dir オプションをつけて Ruby インストールしたらうまくいった。

CONFIGURE_OPTS="--with-readline-dir=`brew --prefix readline` --with-openssl-dir=`brew --prefix openssl` --with-iconv-dir=`brew --prefix libiconv` --with-gcc=clang" rbenv install 2.1.2

| @Mac/iPhone

ApplicationIcon.175x175-75.png (175×175)

MacVim で Markdown 形式で文章を書いて Marked.app でプレビューしてた。 Marked.app 、便利なんだけどリストのネストの解釈が GitHub とかの Markdown と違ってて、スペース 4 つ入れないといけないのがだるかった。あとコードのシンタックスハイライトも GitHub のに比べたら弱い。やはり GitHub Flavored Markdown で Markdown をプレビューしたい。

ここを読めばやり方が書いてある。

GitHub Flavored Markdown と互換にしたいなら結局 GitHub が使っていると公言している redcarpet と pygments.rb (と Python の Pygments )がいることになる。 Docter というその辺の gem をラップする Node.js 製のソフトを使えと書かれているけどいらないものは入れたくなかったので gem install pygments.rb redcarpet するだけにとどめた。

rbenv とか rvm でインストールした Ruby のバージョンで gem をインストールして使おうとすると失敗するらしいのであまり気が進まなかったけど sudo つけてシステムルビーにインストールした。

そんでもって同じ URL に書いてある Docter の Docter/bin/github-flavored-markdown.rb at master · alampros/Docter をパクってちょっと改変してから使うことにした。これをテキトーな名前で保存して chmod a+x する。

なんか HTMLwithPygments#header は引数三つ受け取れるようにしてないとエラーになるっぽい。あと style は Marked で当たるのでここで当てる必要なさそう。

Marked.app 側の設定で Custom Markdown Processor にチェックを入れてファイルのパスを指定すればオッケー。

Marked.app でも GitHub Flavored Markdown に近いかたちで Markdown のプレビューができるようになるのでドキュメント大量生成するしかないですね。

| @技術/プログラミング

Rails で public_activity.gem を使っていて、 activities テーブルにレコードが追加されたタイミングで callback を仕掛けたい衝動に駆られた。ちょっと調べてみたけどやり方が見つからなかったので、チームの人と相談して以下のようにした。 public_activity は PublicActivity::Activity というモデルを gem の中に持っていて、こいつが belongs_to :model になる。

なのでこのモデルクラスを open して以下のように記述した。

# RAILS_ROOT/lib/public_activity/activity.rb

module PublicActivity
  class Activity
    after_create do
      HogeHogeMailer.send_mail(self.trackable).deliver
    end
  end
end

ただしこのファイルを config/initializers/ とかで require してやらないと Rails がファイルを読み込んでくれない。 Rails.application.config.autoload_pathslib/**.rb とかを追加しとけば自動的に読み込まれるんじゃないかなと思ったけどそうじゃなかった。 Rails の autoload は、 ConstMissing という例外が発生したときに定数の名前からファイル名を推測して require するらしい。名前が既に定義済みだと ConstMissing 例外が発生せず autoload では読み込まれないので明示的に読み込む必要があるということらしい。

読み込みされていないクラスを使用すると ConstMissing という例外が発生します。 この部分に介入して autoload_paths の中に規約に合うファイルがあるか確認します。 存在する場合は読み込みします。 存在しない場合は ConstMissing を発生させます。

Rails の自動読み込みの話 - そんなこと覚えてない

ナルホディウスですぞ〜!!!

そのうち忘れそうなのでここに書き記しておきます。