| @雑談

 友人がワールドカップを見に行くって言ってたので、もうドイツにいるかなとメールを送ってみました。友人はVodafoneユーザーなので、ドイツにいたとしてもメールが届くはずなのです。そしたらドイツから返事が来ました。いやー、便利ですね。去年旅行したときは携帯がなくて少し不便な思いをしたのですが、頻繁に海外に行く人にとってはVodafoneは欠かせないでしょうね。SoftBankに変わってもVodafoneとは提携関係を維持するらしいので、海外でのサービスも維持されるのでしょう。

 これに関連して、毎日楽しく読んでいる 吉村哲彦さんのブログ によると、DoCoMoは困ったちゃんな会社みたいで、独自規格を押し通すがために3G携帯と鳴り物入りで登場したFOMAも海外では使えないみたいです。ナンバーポータビリティーが始まったら、キャリアを変えることも考えてしまいますね。海外に行く機会なんてそうそうないですけど。

| @映画/ドラマ/テレビ

 ドイツ降伏前夜、ヒトラーが自殺するまでの日々と、ヒトラーに仕えていた人々が終戦を迎えるまでの話。ヒトラー研究家とヒトラーの秘書だったトラウデル・ユンゲの著作を元にして作られており、劇中でのヒトラーの台詞は記録に残っているものなのだそうだ。ラストの部分ではちょっと納得いかない部分があったが、これだけ迫力がありリアリティーのある戦争映画を撮れるドイツは、同じ敗戦国として凄いと思う。

 同じように戦時期のドイツを扱った『白バラの祈り − ゾフィー・ショル、最後の日々』では室内でのシーンが多く、それが息を詰まらせる。しかし今作は、ヒトラーらはずっと地下壕に隠れており、ともすれば地下室のシーンだけになりがちなのを、爆撃される市街地のシーンも頻繁に登場させ、時代考証、舞台設定も抜かりない。あの破壊され尽くしたベルリンの映像はCGではないように見えたが、どうやって撮影したんだろう? 建物を復刻して巨大なセットを作ったのだとしたら凄い。

 野戦病院の悲惨さを描くことも忘れていない。傷ついた兵士たちの手足を豚肉のように切り落とす医者。最期まで優雅な日々を送るヒトラーや将軍たちと、手足を切り落とされる兵士たちの対比が非常にグロテスクだった。

 この映画はとにかく戦争の悲惨さを伝えてくれる。空襲され包囲されることの恐怖、傷ついた兵士たち、理不尽な暴力、死を目前にしての狂気。スパイ狩りで無実の市民が自警団に殺されたりする。『はだしのゲン』に近いものをこの映画からは感じた。またベルリンがソ連軍によって攻撃される状況は、沖縄戦の状況に近かったのではないだろうか。逃げようにも米英軍とソ連軍に包囲されていて逃げ場がなかった。

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| @音楽

CRO-MAGNON タワレコでJAZZコーナーを覗いていたら、須永辰雄のCD群の隣に謎のダサ格好いいジャケットを発見。試聴してみると、濃いSOUL溢れる音楽が流れ出てくる。しばし試聴し、CDを手にとってレジに向かってしまった。今日はPhoenixの2ndアルバムの値段を調べに来ただけだったのに。

 購入したのはCRO-MAGNONというバンドの同名アルバム。車の中で聞きながら帰ったが、去年DEV-LARGEが出したKUROFUNE 9000にノリが近い。ブラックな男汁満点の濃いアルバムだ。一般受けはしないだろうが、DJ受けは抜群なはず。James MasonみたいなJazz Funkの今日版という感じだ。

 気になったので彼らの 公式サイト を覗いてみたら、なんと元Loop Junktionなんだって。Loop Junktionって活動休止してたらしいんだけど、新たにCRO-MAGNONとして活動再開したらしい。なるほどそういうことか。もうラップは止めたんですね。

 Loop Junktionは確かに素晴らしかった。"Pe:絵:Low"は名曲だと思う。だが、ラッパーの声がいまいち好きになれなかった。石橋貴明みたいな甲高い声なのである。Loop Junktionのトラック自体はとても素晴らしかったから、こういう風にインストバンドとして活動する方が良いかもしれない。クラブでかなりヒットするんじゃなかろうか?

 CRO-MAGNONの成功を祈ります。

| @雑談

 Keizoさんが都市計画法改正について記事を書いておられたので、僕も便乗してみます(感じ通信: 地方分権と改正都市計画法)。

 先日、熊本市東部にイオンが出店を計画していたショッピングセンターの計画に市の認可が下りず、計画が立ち消えになりました。これは地元では結構大きなニュースで、出店計画予定地の近辺に住む人たちの利便性・雇用をとるか、同じ商圏の古くからの商店街の利権を守るかで、熊本市の決断に関心が集まりました。

 これに関連して、出店不許可の決断を下した熊本市の幸山市長が、23日に参院の経済産業委員会に参考人招致されました(TKU News)。

参議院での意見陳述を終えた幸山市長は「国にも注目され、アピールができた一方、地方として今後、さらにまちづくりへの努力が求められていると感じた」と感想を述べたという。

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| @ブログ

 ブログを書き始めて一年になる。エッジな人たちには随分後れをとって始めたブログだが、漸く慣れてきた。そこで最近気になり始めているのが著作権について。僕の書く記事の著作権ではなく、僕が記事の題材にするものの著作権だ。

 僕はよく映画の感想を書くが、そのとき映画のイメージを伝えるためにポスターなどの画像を使っている。公式サイトからキャプチャしたものもあれば、Googleイメージ検索で探して拝借してきたものもある。両方とも著作権を侵害する行為だ。

 過去に公開されDVD化された映画ならば、Amazon.co.jpのアフィリエイトを使うことでDVDのジャケットを表示することが出来る。これならば、ひとまず著作権の問題はクリアしている。問題は公開されたばかりでDVDがまだ未発売の映画の感想を書くときだ。アフィリエイトを使って画像を拝借しようとしても、Amazonのデータベースに作品が登録されておらず無理。こうなるとどうしても公式サイトからのキャプチャか、Googleイメージ検索を利用して拝借してくるしかない。

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| @雑談
馬刺し※
※画像と僕の食あたりを引き起こした馬刺しは一切関係ありません

 先日、馬刺しを食べてあたってしまいました。いやこれが辛いのなんの。抗がん剤治療の遥か上をいく辛さです、といったら言い過ぎかも知れないけど、39度の高熱と吐き気、下痢に悩まされました。

 熊本の人間は馬みたいな知能の高い動物の肉を食べるなんて野蛮だ、食あたりは当然の報いだ、と思っている他県の方もおられるでしょう。そういわれてしまえばぐうの音も出ません。

 ちなみに韓国人は犬を食べるらしいですが、自称騎馬民族の彼らからすれば馬を食べる日本の食文化の方が信じられないのだそうです。むかし新聞で読みました。


| @雑談

Micra 最近の国産車は営業車を除いてバンパー部分まで塗装が施してあり、板金屋さんが儲ける仕組みが確立されております(笑) しかしVW、OPEL、VOLVOなどのヨーロッパ車は、前横後ろのバンパー部分は無塗装が多いです。ドイツではVitz(彼の地ではYaris)やMARCH(彼の地ではMicra)もヨーロッパ人の好みに合うよう塗装済みバンパーの上からプラスチックの緩衝材が張られておりました(写真参照)。

 これはヨーロッパでは激烈に狭い間隔で縦列駐車をするので、その際にぶつけてしまっても平気なための仕様であると思うのですが、この無塗装部分、新車のときは黒々していても時間がたつと色あせてきてカッコワルイです。特に目立つのがVOLVOで、新車時ウン百万した車両でも手入れを怠れば数年で無塗装部分が真っ白になり、間延びした外観になってしまいます。

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