| @技術/プログラミング

 一利用者たる僕がこんなことを書くのは失礼かもしれないですけど、最近、P_BLOGの今後にちょっとした不安のようなものを感じています。

有力プラグイン配布サイトの閉鎖

 というのは、仲良くしていただいていたmacotoさんのtriflesや大変参考にさせていただいていたbeerboyさんのFuture is Nowなど、ドメイン失効などで無くなってしまうサイトがあったから。両サイトでは大変便利なプラグインやTipsが多数公開してあったんですが、それらをいま欲しいと思っても手に入らないですから。

 この二サイトが消失した後、配布されていたプラグインのZIPファイルをPowerBookのなかに大事に保存していたんですが、先日の車上荒らしですべて失いました。サーバーに運用中のファイルが残っていることは残っていますが、こちらは僕による改変が加えてあるのでちょっと信頼性に欠けます。

 あくまでプログラムのライセンス関係に詳しくない素人の妄想なのですが、例えばあるプロジェクトに関するプラグインを開発した人は、フリーで配布するときは自サイトと同時にプロジェクト本体のサイトでファイルを公開する仕組みを作っておけば、作成者氏本人のサイトが何らかの事情で閉鎖になったときにプラグインファイルもろとも消滅してしまうことを防ぐことが出来ますよね。

 P_BLOGはGPLなので、各種プラグインのライセンスもGPLのはず(GNU General Public License - Wikipedia)。ならば配布されたプラグインをプロジェクトの大本営なり他の個人なりが再配布することも可能なのではないかと思うのですが、どうなんでしょうか。もっとも、kazさんが一人でプラグインの配布まで管理するとなると負担が大きいでしょうね。基本的にP_BLOG Projectはkazさんが一人で運営しておられるようですし。

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| @音楽

 色んなところで話題になってるSteve Jobs聖下の "Thoughts on Music" ですが、どうなんでしょうか? 僕は最初読んだときは「さすがジョブズ聖下、言うことが違うなぁ〜」なんて感心したんですが、その後ITmediaの記事を読んで「なぁんだ」という気分にさせられました。有名なノルウェー出身のハッカー、ヨン・レック・ヨハンセンのブログ記事(So sue me)を紹介したものです。

 かいつまむと、以下の通り。

  1. Appleはジョブズのこの書簡が発表される少し前に、DRMなしの音楽配信サービス、eMusicで音楽を配信しているレーベルに対し、iTunesで楽曲を配信するときは(iPodでしか再生できないように)DRMを付けるように要請したと報道された。このことがDRMがAppleの利益のために存在していることを物語っている。
  2. ジョブズはiPodは9,000万台売れ、iTunesで購入された楽曲は20億曲、一台のiPodには平均1,000曲入っていることが分かっているから、これから考えると一台のiPodに入っている楽曲のわずか3%がiTunes Storeで購入されたものであり、これがユーザーを囲い込むことにはならない、としている。しかし9,000万台というのはiPodの累計販売台数であり、実際にいま稼働しているiPodの数ではない。重要なのはiTunesの一ユーザーあたりの購入曲数だが、Appleはこれを公表していない。
  3. AppleのDRM技術、FairPlayの公開はセキュリティ上の混乱を招くとジョブズは主張するが、MicrosoftのWindows Media DRM 10は多くの企業に公開されているのにセキュリティを破られた回数はFairPlayよりも少ない。
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| @音楽

 実家に一時帰宅した折り、アナログレコードを何枚か録音してデジタル化しました。作業にはGarageBandを使用。Get a Macのコマーシャルじゃないですが、iLifeってのは本当に感心なソフトです。

 まず、ターンテーブルにレコードをセットします。

ターンテーブル

 レコード聞く人なら当然知ってると思いますが、ターンテーブルから出てる端子をいきなりMacに挿しても音出ませんよ。ミキサーなりフォノイコライザーなりを用意してください。もちろん、ピンプラグ×2をステレオミニプラグに変換してくれるオーディオケーブル(こんなの)が必要です。これをMacの入力端子に挿します。

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| @Mac/iPhone
kakaku.comランキング

 MacBookを買うとき、kakaku.comで一番安いところかはどこかと調べたのですが、安いところはクレジットカード決済を受け付けておらず、代引きか銀行振込しか対応してないんですよね。結局、届くまでのスピードと決済の利便性を考えてAmazonで購入することにしました。価格ランキングでも定価から一万円引きくらいでランクインしてたので、これにギフト券還元もつくなら文句なしと、Amazonの商品ページへ飛んだわけですね。そしたら数時間前まで16,5999円だった販売価格が定価に戻ってる :-! 先日oberheimさんに教えてもらったところによると、Amazonは週末割引をやってるんですってね。知らなかった。ヨドバシなど量販店への対抗策でしょうか。あと数時間購入を早めていたらと後悔しきりです。

 話がずれてしまいました。この記事の本題は僕の不運を綴ることではありません。パソコンはどこで購入すると一番満足度が高いか、です。kakaku.com上の安売り店か、定価売りの直販ストアか、大手量販店か。僕はずっと安売り店でパソコンを買ってきましたが、PC-Success倒産のニュースを目にして怖いなぁと思った次第です(「突然死」か「緩やかな死」か─アキバから姿を消していくPCショップ)。

 実は僕、東京に住んでいた頃にPC-Successでメモリを買ったことがあって、訪れたときお店は賑わっていたし、PC自作する友達の評判も良かったから実態不明の怪しい安売り店よりも良い印象を持っていたんですよ。だから今回もちらっと、PC-SuccessからMacBook買おうかなと思っていました。でも先述の理由で結局Amazonから購入したわけですけど、その数日後にPC-Success倒産のニュースですからね。もしPC-Successから購入したらと思うとぞっとします。そんなときに限って代引き手数料ケチって銀行振込してたりしてね。お金払ったものの商品送られてこず、みたいな。

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| @Mac/iPhone

PhotoshopElements 4.0

 ちょっと野暮用があって自宅に帰ってるんですが、自宅に置いてきていたPhotoshop Elements 4.0 for MacをMacBookにインストールしてみました。Rosettaのおかげで動くことは知っていました。PowerPC G4チップとIntel Core2 Duoチップでは全然速さが違うので、いくらIntel CPUに最適化されていないといっても、PowerBookよりも速く動いてくれるんではないかと期待してましたが、ダメでした。まだPowerBookの時の方が快適に作業できてた。

 車上荒らしにあってしばらく、盗まれたPowerBookがヤフオクに出てないかどうかチェックしてたんですけど、結構みなさん高値でPowerBookを落札してますよね。状態が良いものだと、保証切れてても20万近くで落札されてる。意外な発見でしたが、Adobe製品が動かないと商売にならない方々がPowerPC機を買い求めてるんでしょう。

 いやしかし、PowerBookにはバンドルされていたGraphicConverterとOmniGraffleがコンシューマーモデルのMacBookにはバンドルされていないということを知って驚きました。改めてPowerBookは偉大だった。ていうかこの二つが入ってないということは、ドロップシャドウ付けたり画像を切り抜いたりはPhotoshop Elementsに頼らなきゃいけないので、Adobeは速くIntel Mac対応版の製品を出して欲しいです。安いソフトのIntel対応はプロ向け製品をリリースし終えた一番最後なんだろうなぁ。

| @Mac/iPhone

MacBook

 車上荒らしにあってから若干の心境の変化がありました。もう盗みの被害に遭わないように、他人を見たら泥棒と思うようになったとか、やたら注意深くなったとかそういうことではなくて、ケチらないようにしようという気持ちになりました。なんというか、物が失われたり損なわれたりするのは一瞬なんですね。MacBookを手にして、2年という年月とIntel CPUが、僕のPowerBookをものすごく時代遅れの代物にしていたことに気がついた。

 だからメモリの増設をケチったり、外付けHDDを購入してバックアップをとるのを延び延びにしたりするのは、愚かというか、旬を逃したMacの使い方のような気がしてきて。これまでシェアウェアに金払うのも結構渋ってたんですけど、テクノロジーは日進月歩であり、手元にあるコンピューターは日々陳腐化していく。そんななかでシェアウェアフィーをケチって不便にMacを使っても意味がないんじゃないか。どうせ陳腐化するんなら、Macがまだ旬を謳歌しているときに便利なシェアウェアなんかをがんがん入れてやって極限まで遊んでやったほうが良いんじゃないか、そう思うようになりました。

 これからは積極的にシェアウェア入れてMacを快適に使っていこうと思います。それでも日本円で5,000円ちかくするYojimboは高いと思うけど。替わりにNotae 2ってのを見つけたからこっちを使うかも。とりあえず、毛唐さんのお作りになったソフトにお金払うためにクレジットカードつくれない人の最後の拠り所、スルガ銀行VISAデビットカードの資料請求しました。廃人街道まっしぐら・・・ :-!

| @雑談

PCカードスロット無いならDD、DDならW-SIM

DD & RX420AL

 僕はPowerBook時代からWILLCOMのAIR-EDGEでネット接続していたので、MacBookでも同じようにAIR-EDGEを利用しようと考えました。PowerBookにはPCカードスロットがあったのでカード端末を買ってきてぶっさしてやるだけで良かったんです。世の中実にシンプルだった。

 しかしMacBookにはPCカードスロットがついてない。カード型端末ではネット接続不可ということですね。そういうわけなんで、USB端子にブッさして通信することのできる"DD"を購入することにしました。

 DDという端末は、それだけでは動きません。W-SIMカードという、WILLCOMの規格で製造されたSIMカードをDDの中にさして使うのです。これは通信機能を備えたFOMAカードのようなものですから、例えばSIMカード式のWILLCOMの音声端末を持っている人がいたら、ちょっとデータ通信したいな、ってときはおもむろにこいつを電話機から取り外し、PCに接続したDDにブッさしてやれば一回線の契約で音声通話もデータ通信もできるということなんですね。もっともたいていのWILLCOMユーザーなら京ポンやその他の音声端末そのものをモデムとして使う人が殆どでしょうけど。でも一部のモバイラーからしたらまぁ結構便利なことなんですよ。

赤いのはやっぱ速い :-D  通常の1.5倍の速さのRX420AL

 DDは通常、W-SIMカードとセットで販売されています。普通はRX410INというカードとセットです。しかし昨年末、RX420AL、通称“赤耳”と呼ばれる新型カードが発売され、これがW-OAMという新しい通信方式に対応している訳なんですね。W-OAMというのはWILLCOMがいま都市部からサービスを始めている高速化通信方式で、これまで1x通信で32kbpsだった回線速度が、最大52kbpsまでアップするという、イカした代物な訳です。シャア専用機よろしく、世の中相場は赤いのが速いって決まってるんですな(笑) どうせ端末を新調するのなら最新式の速いのにしておきたい。しかしRX420ALとDDのセットというのは今のところ販売していない。

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