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Homebrew で入れた SQLite で load_extension() が動かなくなっていた。

どうも以前は --enable-loadable-extensions でビルドできていたらしいが、 Homebrew 全体でオプション指定をできなくする変更が 4 年前にあったみたいだ。

オプション指定できるのは UX として良くない(ビルド済みのバイナリをダウンロードできない)し、オプション指定を Homebrew のチームでテストしていないからだそう。

TF-IDF で関連記事を表示する機能は SQLite の拡張に依存していたので、最近 Homebrew で入れた SQLite だと機能が動かなくなってしまった(エラーが発生する)。

対策としては自分で SQLite をビルドするしかない。 Mac でそれやるのは面倒なのでこういうのは全部 Docker でやることにした。

Homebrew のウリはビルド済みのバイナリをサクッとダウンロードできてローカルでビルド不要なところではあると思うが、ちょっと凝ったことをしようとするとソースコードをダウンロードしてきて手元でビルドしないといけなくなってしまった。依存パッケージをまとめてインストールできてたことも便利だったんだけど、カスタムインストールをしたいときは昔みたいに依存関係を自分で調べて都度都度インストールしていかないといけなくなった。開発チームの考えもわからなくはないがちょっと残念だ。

ちなみに Homebrew のリポジトリ( homebrew-core )の過去のコミットログを調べるのがめっちゃ大変だった。 tig Formula/sqlite.rb しても 3 分くらい反応がなかった。 git log -Sextension Formula/sqlite.rb してそれっぽいコミットのハッシュ値を見つけて GitHub で検索して何とか上記の Pull Request と Issue に辿り着いた。超巨大なプロジェクトのソースコード管理は Git でやると大変そうだ。

| @技術/プログラミング

Homebrew で rbenv と ruby-build をインストールし、Ruby をインストールしている。Nokogiri をインストールしようとするとlibiconv が足りないとエラーがでる。Nokogiri のインストールマニュアルを見ると以下のようなことが書いてある。

homebrew 0.8 or later

brew install libxml2 libxslt
brew link libxml2 libxslt
gem install nokogiri

言われたとおりにシンボリックリンク張って、さらに libiconv にもシンボリックリンクはった。この状態だとちゃんと Nokogiri 入る。入るが、

$ brew doctor

| @技術/プログラミング

シャレオツプログラマーはみんなMacPortsからHomebrewに移行しつつあるっぽいので、真似してみることにした。

なんでHomebrew?

そもそもなんでみんな移行するのか? なんかMacPortsはバッドノウハウの塊らしい。

MacPortsの何がバッドノウハウなのかちょっとよく分からなかったんだけど、でもよく考えてみたらMacPortsは .bash_profile とか .zshrc とかにへんてこりんなパスを埋め込まないといけないし、PerlとかRubyは一行目に

#!/usr/bin/perl

とか

#!/usr/bin/env ruby

とか書くのに使ってるバイナリ本体は /opt/local/bin/ にあるとかは気持ち悪いっちゃ気持ち悪い。

HomebrewはLinuxのパッケージ管理ソフトみたいに /usr/local/bin/ とかに何でもインストールするので精神衛生上ベターだ。

Homebrewのインストール自体はとても簡単。パッケージ管理スクリプトをRubyで書くってのも、UNIXのことよく分かってない僕にはなかなかよいかもしれない。詳しいことは公式Wikiとかを見て下さい。

Vimのインストールではまった

Homebrew自体は簡単に入った。試しにVimをAppleがコンパイルしたVersion 7.2のものから新しめの7.3に上げて、ついでにRubyオプション入りでコンパイルしたかったので

$ brew install vim

してみた。しかしながら

Error: No available formula for vim

と出た。GUI版のMacVimはFormulaパッケージがあるらしいけど、フツーのVimはないらしい。「えー、自分でFormulaファイルを書かなきゃいけないの〜?」って感じだったんだけど、GitHubでテケトーに検索したらいろいろ出てきたので、 /usr/local/Library/Formula/vim.rb を作ってコピペした。

そんで今度は意気揚々と

$ brew install vim

してみたんだけど、なんとmakeに失敗する。Python.frameworkを参照してるときにエラーが出てるっぽい。

ld: warning: in /Library/Frameworks//Python.framework/Python, missing required architecture x86\_64 in file

Appleが配布したのではないPythonを使ってるとこういうエラーが出るとかなんとか外人が言ってる。

要するに64bit版のPython.frameworkを入れれば良さそうだった。何も考えずにHomebrewで brew install Python とかやって /usr/local/bin/python に新しいPythonを入れてみたりしたんだけど、これは意味なかったっぽい。大人しくPython公式サイトからPython 2.7のインストーラーパッケージをダウンロードしてきてGUIでインストールした。

その後、もう一度 brew install vim をしてみたところ、無事make完了。vim --version |grep ruby

+ruby

となった。

まだApacheとかRubyGemsとかはMacPorts版を使っているけど、割と早い段階でHomebrewに移行して、シャレオツプログラマーの仲間入りをしようと思います。